学校教育における音楽


 日本ポピュラー音楽学会が名古屋であったので行ってきました。

 上は名古屋駅のイリュミネーションです。

 いつも見てる方々にとってはどうってことないんでしょうが、旅行者にはほんとに美しく見えます。

 さてこの学会では金沢大の西島千尋さんのご発表を聞いてきました(念のため申し上げておきますが、彼女はわたしとは師弟関係はありません。彼女は三井徹先生のところに勉強しに来たのです)。

 彼女の研究テーマは日本の音楽教育に関するもので、わたしにとって大変刺激的なものなのです。非常にかっちり調べておられますので、信頼のできる研究だと思います。

 日本の音楽教育の一貫したドイツ古典音楽志向についてはいろんな要因があるのですが、日本の音楽教育のグランドデザインを構築した人たちがドイツ音楽に心酔していただけじゃなくて、ドイツ社会を理想視して、日本をドイツのようにしようとしたというのが大きいのかな、と思います(これはわたしがそう解釈したということであって、西島さんがそのように主張したということではありません。お間違えなきよう)。西洋クラシックでも日本民謡でもいい音楽はいい音楽だ、と一応は言っていた人もいたのですが、現実には学校教育では日本人のルーツである音楽の保護、育成のためにはあまり力を入れられたことはなかったということかと思います。

 そして結局いまの音楽教育体制は、学生たちがワールドミュージックに興味を持つため、ひいては世界の文化に興味を持つようにするためにも、あんまり適した形のものではないのですね。

 ここは人が思うより大きな問題を含んでいるとわたしは考えてます。

 でもまあそれはまた別の形で考えてみたいと思います。西島さんの説を受け売りする形になっちゃ悪いですし、なんか彼女に迷惑かかりそうですからね。 (^_^;)

 彼女の次の発表の加藤徹也さんの、高校の音楽鑑賞教育についての現場からのお話は、学会の News Letterにわたしが報告を書くことになったので、ちょっとブログに書くのは差し控えます。
 でも加藤さんのお話も、ほんと面白かったですよ。日本の高校生たちの心情がよく見えて。 (^_^)y

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たばこ


 学会発表の休憩の間に、ベルチエさん、○○潮さんとおしゃべりしてました。
 ベルチエさんからタバコをもらって、吸ってました(↑こんなの)。
 
 タバコは、むかしはよく吸ったものでしたが(修論書いてたときなんか、徹夜明けに下宿の部屋の窓を開けたら、タバコの煙がもわーっと外へ流れ出ていったもんでした。 (^_^;) )、今は人にもらって一、二本吸うくらいなものです。

 そういえばわたし、ラシード・タハからも一本せびったっけ。 (^_^;)

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rai info/ライ・ニュース 118

BEST OF KHALED

 ハレドのBest Of 入手しました。

 いわゆるひとつの、ベスト盤です。先にお伝えした通り未発表曲も入ってますけど。

 ・・・でも、だからってどうってことないです。 (T_T)

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Radioheadがミクシィに!

 きのう Mixi開いてみて、ちょっとびっくりしました。

 「Radioheadとマイミクシィになろう!」という宣伝が出てるんです。 (*o*)

 なるほど。考えてみれば、これほど当然のことはないです。CDという媒体からの脱却ということを考える人たちがミクシィみたいなSNSを利用するというのは。

 おそらくマニュ・チャオも似たようなことやってくるでしょう。彼はもうCDは出さないと宣言してるんだから必然性はレイディオヘッドより大ですし。

 もしわたしが彼らをマイミクに加えたとすると、わたしのトップページを訪れたひとは一番上にある「マイミクシィ最新日記」の中のRadioheadのニュースを否応なく目にすることになります。うーんこれも当たり前だ。(^_^;)

 なんか抽象的に考えていた話が一気に身近で具体的なものになった感じがします。

 さて、わたし的にはどう対応しようかな・・・

[追記] Musique Info Hebdo12月7日号によるとマニュ・チャオのLa Radiolinaは10月末時点で19万5千枚売れてます。こういうアーチストがもうCDは出さない、と言ってるわけですね。

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