別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

黒の日

2008-09-06 | 犬のブロンコ・ダン

  彼は黒しか着なかった  たぶん黒しか持たなかったのだろう。 黒は引き締まって見えたし  モダンで 高級感もあった。 其処が気に入ってた。
  散歩でお会いする奥さんは 「品がいいワ…」 などと誉めるし ますます着替えられなくなった                       

                   -☆-

 黒のイメージを壊すのは 埃。 見すぼらしくなる。 清潔感こそだいじで クリーニングは欠かせなかった。  紳士の身だしなみね。
 抜け毛がいっぱいついてるなんて 興ざめ。  晴れの黒のために どれほど苦労したか  
 努力もしたワ。 
  黒で決めれば貫禄も出て 何でもできそう。 指揮者 僧侶。 裁判長。
    
     
    
  とっておきの 「黒」 は      若き日のじまんになるけど…            

     

  上質の黒よ 天鵞絨のような光沢で 視線を集めた。  お付きさえ誇らしげで。
  

    

   どう このツヤ                   まぶしいでしょ   9月6日         降参?

 

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2 コメント

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これは、これはプリンスでしたか。 (うしろの正面)
2008-09-09 12:26:10
写真が出てくるまでは、お知り合いのダンディな紳士の話かと・・・。

ダンディというよりキュートなラグちゃんのことでしたか!紳士というよりプリンスね。
なんちゅうツヤ!さぞかし手触りもしっとりですね。手触り良し、しかも温かいときたら、冬、一緒に寝てもらったら湯たんぽがわりに最高ねえ。
プリンス・オブ・湯たんぽだ。


私としては、蛙さんの以前の記事から、中段左の写真が一番ラグちゃんらしい写真ではないかと、勝手に想像しています。
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サラブレッド ()
2008-09-09 21:59:53
 内輪だけの恥ずかしい写真。 今ならすこしは動きのある瞬間をねらうとか、背景など工夫したかも知れません。この頃はただ撮った。 かわいらしさも愛想もない。

 
「プリンス・オブ・湯たんぽ」うしろの正面さんたら見抜かれましたね。 飼い主より品が良く、生まれも良かったのは事実です。 
 温か、冬の友、 最高です。家族で争奪戦。

 見返り美人。 一番しぜんかな。 ありがとうございます。 
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