別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

夏の日

2012-06-01 | 夢見鳥

 今日から六月   クールビズ   
   花のうえに  衣替えした蜜蜂かな  
    せなかのファンで 風を送る
    

 五時過ぎて暮れちかき夏の日は血に染みし呼鈴の聲のごとくふりそそぎ、
  嫋(ナヨ)やかなる風は蜜蜂の褐色(カチイロ)に、 
   蜜蜂のつぶやきはかろく花粉を落す。     (北原白秋 東京景物詩)


 ・ 雨がくるまえに散歩、  団地の裏庭で

      
  
 高木に 赤い実がたくさんなっている
  山桑だろうか  携帯写真にぼんやり写った 
   もし桑の木なら これほど大きくなるだろうか 

   

・ 日除けに、 はじめてゴーヤを植えた。 今は草丈50㎝くらい。 早くも花がつき実がなった。 小指の頭くらいのかわいいの。 それでも姿は立派なゴーヤ。 
  ナニゴトノ 不思議ナケレド 

 

   夏萩の花ほつほつと濃く小さし   橙黄子

 

 

 ・ 木洩れ日の奧で ブラックベリーの花が咲く 
   ことしもジャムが出来るかな


 

       白い静かな食卓布(テエブルクロース)、
       その上のフラスコ、
       フラスコの水に  
       ちらつく花、釣鐘草。  (六月 北原白秋)

   
  明るい初夏の光り  フラスコの水  
  ジューン ブライド、 ジューン ドロップ、 六月の雨・・・ 

 

 

 

 

 

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