喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



陽菜の視力が悪くなっているようで眼鏡を新調。やはりデジタル時代の弊害なのだろうか、視力低下がここまで進むとは。スイミングの時は眼鏡を掛けられないので、先生の合図なんかもわかりにくいらしい。新しい眼鏡をかけたら、良く見えるようにはなったが、これでまた目が悪くなると負のループだよな。休憩をはさんだり、目に負担がかかるような本の読み方は、ますます気を付けさせるようにしないと。

自分は毎日目を酷使しているが、0.15くらいからは下がらなくなってきた。レーシックやってみようかとも思っていたが、40歳も半ばくらいになってくると老眼も入ってくる場合もあるみたいだし、歳をとるごとに遠くのものは見やすくなってくるというから、しばらくは様子見かな。子供もレーシックという手はあると思うけど、失敗する可能性とか考えるとなかなか手を出しにくいものだな。

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弾丸の岩手旅行を終え、ゆっくりしたいところですが、仕事も忙しい中なのでゆっくりもしていられません。一応休暇は取っていますが、16時から参加が必要なMTGもあるので、間に合わせるために帰らないと。。とはいえ、午前中くらいは旅行の話でもしながら団らんとしましょうか。久しぶりの旅行で父母も感動してました。どこが良かったとか、宿のここがよかったとか。とにかく2日目が晴れてくれてよかった。他は雨でも風情があっていいところもありますが、浄土ヶ浜と釜石観音はやはり青空に映えますからね(そういう意味では北山崎も晴れてほしかったが。。)



海鮮はずいぶんと食べたような気もしますが、昼はスシローへ。



寿司もいいんだが、やはり違ったものがいいかなと思い。ラーメンへ手を伸ばす。替え玉もあってそれなりに食べ応えあります。海老味噌ワンタン麺、もう少しコクが欲しいところですな。パインのパフェはとてもおいしかった。



仕事しながら帰るのに特急へ。一応PC持ってきてたんですがね。仕事の他に研修もあって課題図書を読む時間に充てました。旅行のことしか考えていない3日から、仕事モードへ切り替わり!メリハリ効いていてこれはこれでよいのですがね。




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弾丸ツアー岩手旅行もあっという間の最終日。ここまで来たら最後まで弾丸で走りぬこう!朝から遠野市内を散歩するぞ~。宿泊したあえりあ遠野から近いところに遠野駅と、南部神社があるのでそちらをちょっくら見てこようと思います。大丈夫とは思うけど、遠野では熊の目撃も多いからあまり山の方には近づきたくないな。




遠野市街散策(6:55-7:30)


ホテルを出てすぐに「おおてばし」を渡る。地元の人が犬の散歩をしてる、こういう日常感がとてもいいです。駅近だがのどかでいいところですな。



あえりあ遠野を振り返る。外から見ると旅館っぽいけど、中はホテルなんだよな。大きなホテルが少ない遠野ではここの役割は大きいでしょう。


㉒遠野駅(7:00-7:10)


歩いて程なくして遠野駅へ。外観はまぁ普通の駅だけど、ここは遠野の駅。。かっぱがたくさん隠れているに違いないぞ。



隠れているというか、かっぱを探していますのポスターが貼ってある。1974年の7月中旬ごろ、附馬牛町で目撃されて以降はカッパが目撃されていないらしい!目撃情報を基にカッパを再現した絵がこのフクロウみたいな顔をした生物。本当にカッパなのか?



遠野駅はこの時間はまだ無人の様子。7:52発の次は10時台か~。遠野に電車で来るというイメージないからなぁ。ホームに入れるようになっていて少し散策。



ロータリーにはスラっとしたカッパが談笑をしている。この河童は赤っぽいから遠野らしいな。しかし、さっきのポスターとは明らかに違うカッパに見える。カッパのオブジェもいろいろあるんだな。



街散策は普通に歩いているだけで楽しい。次はホテルの裏手にある南部神社へ。すぐ隣が博物館になってるんだな、博物館へはホテルチェックアウト後に向かう予定。

㉓南部神社(7:20-7:30)


長い石段を登って境内の方へ。七福神がずらりと。昨日の釜石観音でも7体ご挨拶してきましたからね。ところで南部というと、岩手の南部鉄器とか南部せんべいと関係があるんだろうか?後から調べたら、南部鉄器は盛岡市と奥州市が産地のようなので、この南部神社とは関係なさそうだな。遠野南部家を御祭神としてお祀りすることから南部神社のようです。



お参りした後に、鍋倉山をさらに登ると城跡があるようなのでそちらへ行こうか少し迷ったが。。



クマ出没注意の看板が!これはさすがに止めておくか。帰りは別のルートから階段を使わずに下る。さりげなくカッパ淵で見たカッパ像も。こういうのを見つけながら歩くのも遠野の醍醐味じゃないでしょうか。

(朝食 7:50-8:35)


戻ったら早速朝食。ホテルの朝食という感じだな、昨日のビン丼とかカツサンドなどがある朝食と比べると物足りないが、昨日の夕食は満足だったし値段からすればこんなもんだろうな。



ウニ椎茸が甘じょっぱくてご飯がいくらでも食べられる。それにしても朝食の時間は7:30~9:00だったが、ずいぶんと空いていたな、もっと泊っている人多いと思っていたが。みんな朝早くチェックアウトしてしまったのかな?



ここでも岩泉ヨーグルトが!昨日の朝食でもあったが、名前は同じでもなめらかさとか随分違った。こりゃ本場を食べてみないとどちらが本物に近いかわからん^^;帰りにテイクアウトコーヒーをもらって部屋でしばし休憩。

(9:20チェックアウト)


帰りの時間を考慮すると早めにチェックアウトしておきたかったので、適度に休憩後出発!と思ったが、金庫の鍵がないぞ!?どこだどこだと朝食会場まで探しに戻ったりしたが、ちょうど廊下で掃除のおばちゃんが、「これどこのだろう?」と鍵を持っていたので、それ私のです!と。危ない危ない、鍵が落ちてしまっていたのね。拾ってくれたのが掃除のおばちゃんで良かった=3



まずは先ほどの南部神社の階段を左に入ったところにある博物館から。ホテルの人が、見どころたくさんですよと言っていたので期待も高まります。


㉔遠野市立博物館(9:25-10:30)


博物館は遠野物語の内容から遠野の伝統的な行事や暮らしぶりまでさまざまなものが展示されていた。遠野物語についてもたくさん紹介されているので、ここで予習してから遠野を観光するというのもよいかもしれない。



遠野物語が遠野市のどの地域発祥なのかを地図を使って表現しているこの空間は、見た目もインパクトがあって雰囲気もよかった!



遠野の昔の暮らしぶり。よく見ると、大正という文字が見られるから、大正時代~昭和初期の暮らしぶりを表しているようだ。今から100年前か。そう考えると、長い歴史の中ではつい最近という捉え方もできる。最近の時代の流れが速すぎるんだろうな。



遠野物語については柳田国男や、佐々木喜善といった要人たちの生い立ちやどこで接点が生まれたかなどの解説が詳しくされていた。そして、二階には遠野物語の中からいくつかピックアップして、アニメ化された映画を見ることができた。カッパ伝説、おしらさま、ざしきわらしと有名どころを見ましたが、アニメだと改めて理解が深まるというかザシキワラシも2人いたのか、など新たな発見もありました。天気がよくても悪くても楽しめるスポットだし、時間をかけて見学していくのもよさそうだな。



映画を見ていて予定より大分時間が押してしまった!ホテルに停めてある車を取りに行って、人気の道の駅「遠野風の丘」へ向かう。


㉕遠野風の丘(10:40-11:10)


この後にクーポン使えるところがあるか調べられていなかったから、昨日のようにクーポンを使うところが見つからないという状態に陥らないように、この道の駅で使ってしまおう。ここで、昨日みた銀河鉄道が、間もなく運転終了となることを知る。記念グッズなんかもたくさん売っていましたね。もちろん乗ることはないですが、昨日写真が撮れたのはラッキーだったかも。そっかぁ、銀河鉄道といえば宮沢賢治が岩手出身(花巻)だから、それにちなんで運行していたんだな。



この道の駅は品数も多いし、飲食店も入っておりさすが人気の道の駅だなと感じた。とにかく人の数が多くてびっくり。昨日カッパ淵の近くでホップ畑があったのを見たので、せっかくだから遠野ホップを味わってみようと思い1本購入!に、苦い!アルコールは入っていないものを選んだが、ビールっぽい味でした。



ここまでくると岩手旅行もいよいよラストが近づいてきたな。高速道路に乗って、次の目的地に向かうまで非常にのどかな道が続く。ネットワークが通っていれば、こういうところでテレワークすることもできるんだよなぁ。数日住んでみたいと思うくらい、のどかで落ち着いた地域でした。


㉖正法寺(12:15-13:25)


この観光地は母がもともと行きたいと言っていて、組み込んだもの。結論としては想像以上に雰囲気があってよいお寺でした。日曜だが駐車場には全然車がなく、穴場スポットでもありますね。



門を抜けると、急な階段が。この階段はお殿様の乗った馬が登れなかったという話もあるくらい。大人でも大股で登っていく感じ。



今日は曇っていて、ぽつぽつ雨が降る時間もあったが、このお寺は雨もよく合うと思います。池にはハスの花が咲いていて、季節感も高い。何より空いているので、ゆっくり見れてよかった!



お寺の見学料は500円。なかには休憩場もあり、ドリンクとお菓子が提供されていてそこでくつろいだりできるのでこの入場料はむしろ安い方ではないかなと。先に御朱印を差し出して帰るまでに書いておいてもらいましょう。



ちなみにお寺の中は写真撮影禁止。本堂のりっぱな様子や、このお寺で修業する人の道場などが見学できます。本堂の屋根は茅葺だが、裏側は雑草がすごい!こういった屋根は定期的に変えているのかな?松の若木もところどころ出ていたし、管理がとても大変そう。近くには虻が飛んでいたので注意です。



休憩所では、サブレを食べたりお茶やカフェオレのサービスがあります。映像鑑賞や、座禅練習などができるようになっていて、ちょっとゆっくりするには落ち着いてとても良い空間でした。観光としてくると時間に追われがちですが、本来は十分な時間の中で、座禅など心を落ち着かせる目的で来てみるのもよいかもしれないな。

(13:25-14:00 月江庵で昼食)


正法寺を後にして、あまりお腹は空いていないが蕎麦屋が近くにあったのでそこで食べて行くことに。つい最近正法寺の隣に設立された新しい建物だった。ガーデンハックルベリーのジャムが売っていたな。結構な値段だったから、自宅で育てている我が家も、いい値で売れるのか!?



メニューは、きつねうどんと、ざるそばのみ。なんてシンプルな。自分はざるそばを注文したが、大盛にしてもそれほど量が多くなく、男なら大盛でちょうどいいくらいだろう。日曜というのにお昼時人があまりにいないのも気になるが。。正法寺、いいお寺だからもっと人が来てもいいと思うんだけどな。店を出ると雨が強くなってきた。最後の毛越寺が外歩きなので、大雨はもう少し待ってほしいところだが。


㉗幽玄洞(14:15-14:50)


正法寺から一関に向かう途中、幽玄洞を通るので、一度行ってみたいと思っていたこともあり迷わず寄ることにしていた。日本最古の鍾乳洞で、化石も豊富に含んでいるんだとか。ただしつくころには大雨で、人気は全くなし。日曜の午後だしもう少し賑わっていても。。傘を置いていきたかったが、入り口と出口が違うので洞内に持っていく必要がありそうだ。荷物が増えてしまったな^^;



料金所から少し離れたところにあるようで、途中に展示室なども。母はそろそろ疲れてきたか?この旅行、一昨日から結構歩いてるからな。



入り口が見えてきた。龍泉洞は10℃くらいとかなり寒かったが、幽玄洞はそこまでは寒くなく普段着でも大丈夫だった。この鍾乳洞の気温の違いはどこから来ているんだろうな。



幽玄洞は龍泉洞とは異なり、基本的には狭い空間をくぐりぬける(少し頭を下げたり体を横にしたり)感じ。しかも階段も多く、まさに洞窟を歩いている感じだった。個人的にはこういうのが如何にも鍾乳洞っぽいというか好みです。



ここでもコウモリが登場!しかも結構多いし狭いからスリルもある。途中に「老齢・高所恐怖症の方は左へ」という看板があったが、高齢2人に、高所恐怖症の自分ということで人数構成では間違いなく左だが、きっと右の方がワクワクするコースになっているだろうという期待で右へ



右の道は、これまでの道よりさらに狭いところを抜けていく感じ。あまり高所恐怖症という要素はない気もするが地底湖入り口で合流ということは、おそらく左に行くと平坦な道、右に行くと高いところから下っていく感じになっているんだろう。



ここが地底湖かな。水深は10m。龍泉洞の98mに比べたら1/10だが、普通に考えたら10mだって相当なもんだ。



そして、この地底湖にはハシゴがかかっている!当然一般観光客のための者でないが、このはしごを使ってメンテナンスとかをしていると考えると、これを運用している人ってすごいなと。



地底湖のあたりは大分空間的には広がっていてバラエティに富んでいるなと。



後半には、この鍾乳洞が日本最古だと思わせるような化石を含んだ鍾乳石が。他に、ノッチと呼ばれる水流の跡が残っていて、かつてはこの洞内が水流の中にあったことを示していた。今は水が引いて地底湖にたまっているくらいとなったが、長い歴史の中でこの鍾乳洞も少しずつ変わってきたということだな。



100mくらい離れたところに出口があり、近くには売店が。洞内がせまくてかなり手をついたから、まずは手を洗いたいところだ。結局、自分らがいた時間帯は、後から1人旅のような方が1名きたくらいで、他には見かけなかったなぁ。この鍾乳洞はすれ違うこともできないくらい狭いので空いているのはありがたいが、もっと人気があってもいい鍾乳洞だと思いましたね。



いよいよこの旅行も最後の観光地か。車の中では、年金生活が始まって、これから無駄遣いしないという話とか、無駄遣いしないなら、ヤクルトとかまずはルーチンで使っているものを見直そうよとかいろいろ議論したが、基本的には年金以上の金を使わなければ、貯金が尽きることはないわけなので、年金以内でうまく抑えてもらいたいところだ。


㉘毛越寺(15:30-16:30)


結局雨が止むことは無く傘をさして突入。でも日本庭園なら風情が増すし、雨もありでしょう。



毛越寺は世界遺産にも登録されているんだが、実は事前の予習ができておらず、どんなところが評価されて世界遺産となったのか理解していない自分。そこを理解してこないと、広い庭園とお寺の跡が多いなぁという感想になってしまうので注意!



そんな予習をしていない中でも、大泉ヶ池と呼ばれる中心にある大きな池は絶景だった。金のしゃちほこのような船がたくさん浮いているぞ!そして木の根が地面に浮き出ているのが目立つ。庭園の中には雨の中でも一生懸命掃除や整備をしている人が目立った。世界遺産だからな、手入れが相当されているんだろう。



菖蒲園は2分咲き。場所によっては半分くらい咲いていて、見頃な所もあった。結構奥の方まで続いていて、ぐるっと回ると結構菖蒲園だけでも広いです。園の中?外?っていうところまで広がっていました。



後半は、~跡みたいな、跡地が続く。予習をしていないので単なる空き地にしか見えないのが残念。これには父母も想像よりも何もないという印象だったろうな。遠野もそうだけど、背景を十分調べておかないと、単なる場所にしか見えないからこの辺りはもう少し背景を知ってから来た方がよさそうだ。



帰りに御朱印をもらって、あまり出るのが遅いと、帰るのも遅くなるのでこの辺りで行きますか。最後に宝物館に行くのを忘れていたのを門を出た時に気づいたが、まぁ今見ても価値がわからないでしょということで。



駐車場に建っていたお土産やさんで、ずんだソフトを購入。あと、帰りながらつまめるよう煎餅や、名物だというがんづきを買っていった。岩泉のコーヒーもおいしそうだ。



帰りの高速も父が運転する気満々だ!3日目は全部父が行くつもりか?その前にガソリンを。。と思ったがなかなかガソリンスタンドが見つからない。見つかっても、別の場所をご利用くださいという看板がでていたり、苦労したな^^;挙句の果てに、ガソリンスタンドを見つけたはいいが、父がクレジットカードをお札を入れるところに入れてしまい出てこなくなるというハプニングが起きて、スタッフさんに助けてもらうなど、高速に乗るまでに結構ばたばたしたのだった。。

(16:52 一関ICイン)


でも何とか一関ICから乗り、そこからは順調。途中1車線になる工事のところで渋滞があったが、父も大分余裕で運転していた。結局自分は1日目の高速以外と、2日目の大部分を運転したくらいなので、距離でいうと父が頑張ったというところだ。まだまだ乗れそうだなと思う一方、無理はしないように頼むよ。

(19:50-20:20 那須高原SAで夕食)


那須高原SAに寄って夕食。豚スタミナ丼おいしかったです!

(21:40 自宅着)
こうして総走行距離1300kmを超えるビッグ旅行が完了。3日間弾丸旅行で走り抜けたな~。充実感は十分です。父と母は既に次の旅行の話もしているが、どこに行くんだろうか。沖縄、北海道、熊野古道など前から話していたところはもちろん、すぐに実行しやすいところだと新潟の佐渡島かねぇ。秋には京都にも行きたいと言っていたな。自分もお供できるところは行ければ行きたいと思うし、北海道や熊野古道は三世代旅行の予定も組んでいたところだからぜひ近々予定していきたいところ。父も引退して、計画は組みやすくなったから早めに予定たてて全国制覇したいと思います!

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■今回のベスト5
久しぶりに投票制による、この旅で良かったところベスト5を決定!

1.浄土ヶ浜と青の洞窟散策(⑫、⑬)
2.龍泉洞(⑦)
3.御所野縄文公園・博物館(①)
4.遠野伝承園(⑰)
4.釜石大観音(⑮)


ということで、1位は全員が1位に挙げた浄土ヶ浜・青の洞窟!文句なしの1位でしょう。青の洞窟も初めての体験だし、浄土ヶ浜は2回目だけれどやっぱり白くて奇麗だった!
2位は龍泉洞で父母が2位に挙げてます。個人的には2回目で新鮮さには欠けたのと、探検している感としては、幽玄洞を推したいところですね。(まぁ初めて行ったときの感想で比べたら龍泉洞が少し勝つと思いますが)
3位は父と私が3位に挙げた、御所野縄文公園・博物館。正直想像以上の味わいがある観光地でした。竪穴式の住居から上がる煙や、博物館も印象的だったな。
同点4位の遠野伝承園も想像以上によかったし、元々はプランに入っていなかったことを考えると、行けてよかったなと。個人的には釜石大観音は大満足でした。トップ5は1日目と2日目で占めていますが、6位~8位は3日目の観光地が並ぶところを見ると、どの日もしっかり見どころがあって、いいプランだったなと。



■グルメ賞ベスト3
1.2日目夜 あえりあ遠野の会席料理
2.2日目朝 休暇村の朝食 ビン丼
3.1日目昼 山海里 海鮮丼


終わってみればおいしいものはたくさんいただいたが、岩手に来たんだからウニをもっと食べてみたかったな。


■残念だったで賞
・黒崎灯台と北山崎
 →天気がよければ絶景間違いなしなのに、雨で視界が悪かったのは残念すぎる。。
・道の駅 仙人峠
 →道の駅が残念だったというより、ここでお土産を買いこんでしまったのが失敗(クーポンの使いどころ間違えた)


■旅の忘れ物
正直今回のルートであれば見たいところはほぼ見たが。
・陸前高田まで足を伸ばして 奇跡の一本松
・久慈の北限のあまの実演
・晴れた日の北山崎
・安家洞
・猊鼻渓の舟下り


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1日目へ
2日目へ
3日目へ

【関連ブログ】
2013/4/5 岩手旅行一人旅~遠野・宮古~
2013/4/6 岩手旅行一人旅 2日目 ~本州最東端(魹ヶ埼)・浄土ヶ浜・龍泉洞・盛岡~

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一日中ぱっとしない天気だった昨日と変わって、今日は晴れ間が見れそうな予報です。ルートは宮古から釜石へ南下して、遠野に泊まるという三陸海岸と山に囲まれた自然を巡ります。せっかく岩手まで来たんだから、朝の時間も有効に活用したい!ということで、朝早く起きてホテルの周りの遊歩道を散策だ。


⑪休暇村 陸中宮古 ウォーキングコース:展望台巡り(5:50-6:50)


このホテルはかなり海岸に近いところに建っているため、遊歩道コースが整備されていて、途中に展望台もあり良い景色が楽しめるのが特徴。昨日は天気が悪くせっかく黒崎灯台や北山崎にいっても視界がイマイチだったので、その分ここで絶景が見られればなと思っていたが、、朝から結構靄がでている!後から知ることになりますが、宮古の海岸沿いは霧がかることが多いようです。やませの影響なんだとか。キャンプ場から海沿いの道を歩くルートを選択。



キャンプ場を抜けると、自然遊歩道っぽい道になってきて階段まで出てきた。プチ登山しているかの気分にさせてくれますw



1つめの展望台は姉ヶ崎展望台。見晴らしはよさそうだけど、この霧です。肉眼だともう少し見えますがね、これなら昨日の北山崎の方がマシなレベルか。



ヤマボウシなんかも咲いていて、自然が飽きさせません。加えて時々聞こえる、ウグイスの声。視界の条件は悪いですが、朝の散歩としてはとても心地よい時間だな。時間が経つにつれ、少し霧が晴れてきたような。崖が急で、波が岩にぶつかる音が聞こえ、なかなかの迫力。



2つ目の展望台は、浄土ヶ浜展望台。角度的にも雰囲気的にも昨日の北山崎にちょっと似ているような。。



展望台を過ぎると、そのまま宿に戻る近道もあるが、せっかくなので野鳥観察小屋まで足を伸ばしてみることに。枯れ木にはキノコが生えていたり、相変わらず自然にあふれた道だ。父はキノコを平気で触っているが、毒かもしれないから軽々と触らないでほしいところだ^^;



野鳥観察小屋に入ってみた。印象に残ったのが「トリは環境を測るものさし」というポスター。そこに住んでいる鳥の種類でその周りの環境がよいか悪いかわかるようだ。カラスとかいたらあんまりいいイメージはないけどなぁ。蛍がいる川はキレイとかいうのと一緒かな?



広い芝生の広場を抜けてホテルへ。ちょうどいい運動になったな。昨日の夜もお腹いっぱい食べたので少し歩かないと体も心配ですからね。戻って早速朝食にするか。

(7:05-8:00 朝食 )


朝食は7時から9時の間で自由に取れるが、このホテルの朝食は何と言っても目玉商品があるんですよ。



それがこの宮古の新ご当地グルメと言われる「ビン丼」の具。下の方はめかぶになっていますが、鯛の刺身やいくら、ウニが入っていて、それがバイキングのメニューに並んでいるのがすごい!道の駅とかで値段見ると1杯1000円くらいはしますからね。



ここでも母は、欲に負けていろいろと大盛で取ってきていた。朝にたくさん食べる分には一日の活力源になるわけだから悪くはないですがね。他に岩手の短角牛入りハンバーグや、カツサンドなどちょっと変わったメニューが盛りだくさん。ビン丼もおいしかったし、朝から大満足の食事だったな。



今日はまずは浄土ヶ浜に行くので、少し早めにチェックアウトしておきたいのだが、なぜかここでポケモンが始まる。ポケモン仲間に電話し始めるし何してるんだ!?自分は今のうちに全国旅行支援のクーポンをRegionPayにチャージ。平日の宿泊なので3人で6000円分と非常にお得だったのだが、この後発覚するが、意外と今日はRegionPayが使えるところが少なく、変な意味でお金使いに苦戦したのだった。。。

(9:05 チェックアウト)


ホテル前で記念撮影。ホテルの看板が植木でちょっと隠れている。


浄土ヶ浜(9:30-11:30)


せっかくだから、浄土ヶ浜は昨日のナイトツアーと同じルートで回ってみようと思いビジターセンター(第一駐車所)へ。昨日は暗くてよく見えなかったが、全然雰囲気違います。ビジターセンターへ入ると、昨日のツアーガイドさんが受付をしていた。「昨日はお疲れさまでした」と声を掛けられて我々も確信。建物の中から外へ。そうそう、昨日はこの坂が雨でぬれていて滑って危ないなぁと思ったのだった。昨日と比較しながら歩けるのって結構楽しいな。



海の透明度もすごい。暗くて雨が降るシーンと、明るくて晴れているシーン、まさに対極ですからね。明るくて晴れている浄土ヶ浜は本当にきれいで引き立ちます。でも波打ち際ではちょっと不気味なくらい泡立っている。



遊歩道を俯瞰する一枚。ビジターセンターから浄土ヶ浜まで15分ほどの遊歩道。せめて片道はバスを使わず歩くことをお勧めしますね。


⑫青の洞窟(9:45-10:35)


ちょっとここで心惹かれるアクティビティが。青の洞窟ざっぱ舟です。実は時間の都合上、青の洞窟に行く予定はなかったのだが、思い起こせば10年前の岩手旅行一人旅で、青の洞窟に次は行きたいと考えていたことに気づき、これは乗っておかないとと思った。



どれくらい待つのかが気になったが、聞いてみると15分待ち位ですと。しかもGWの時は2時間待ちだったという話も聞いて、いつ乗るの?今でしょ?と覚悟を決め申し込み。一人1500円で、手続きすると救命胴衣とヘルメットを渡されたので、さっそく装着して待機。最終的には20分くらい待ったかな。





いよいよ乗船。ここからは壮大な景色が続くので、基本大写真で。こちらは浄土ヶ浜方面。手前の岩山がドクロに見えるそうだ。あとはライオンのように見える部分があるという話だったかな。ライオンの方はわからなかったです。



正面に見える岩場。白い岩が特徴的。流紋岩というようだな。



この岩場の上には子安地蔵が祀られている。よく見るとお堂があるな。天然記念物だから一般人は降りることはできないだろうが、こういう岩場をちょっと散策できたら面白そう。



いよいよ青の洞窟へ。遠くに青の洞窟の入り口が少し見える。



洞窟に近づく。RPGなんかだと洞窟に切り替わるシーンだ。意外と天井が狭いけど大丈夫か??



洞窟の奥には、定期的に波が吹き出す穴があった。この穴は青森の八戸まで続くと言われており、八戸穴という名前のようだ。この穴に迷い込んだ犬が、八戸で発見されたのが由来だとか。犬よ、泳ぎすぎだろう。。



振り返ると、そこには青の洞窟たる所以である、青い水面が。初めて見ましたがきれいだなぁ。青の洞窟だけでなく、それ以外の景色もすごくきれいだったので、ざっぱ舟に乗っている間、感動の連続でした。父は「ずっと乗っていてお尻が痛くなったよ」と、的外れなコメントをしてましたが、母は「サイコー」と言ってましたね。


⑬浄土ヶ浜散策(10:40-11:15)


いやぁ、時間はオーバーしてしまったけど、青の洞窟はやっぱり行って正解だった。そして浄土ヶ浜へ。やっぱり昼間は白いな~。そして驚いたのが、あれ、陸がつながってる??昨日は浄土ヶ浜の岩までは海で行けなかったのだが、干潮なのか岩場まで歩けるようになっていた!



もちろん普段は見ることのできない地点からの写真は必須!ただ岩は天然記念物なので触ったり登ったりしてはいけないそうです。近くへ行けても見るだけにしましょう(後で、登ろうとしている人が居て監視人に注意されてました^^;まぁ知らないと登りたくなる気持ちはわかるが)



浄土ヶ浜の白い石は流紋岩で、平べったいのが特徴。浄土ヶ浜自体が火山噴火でマグマが吹き出してできた地形のため上から見ると、丸く、波による海蝕で今の形になったんだとか。監視員さんに浄土ヶ浜の看板の前で写真を撮ってもらった(Top写真)。監視員さんの写真の掛け声は、「イチ、ニ、ゴ!」となぜか3と4を飛ばしていたのが謎だった。



浄土ヶ浜を高いところから俯瞰するのもまた格別です。10年前に来た時も白い浜と青い空を見て、なんてきれいなところだと感動しましたが、10年ぶりに2回目の来訪でも感動させてもらいました。やはり岩手の名所の名は間違いありませんな。



既に周遊バスが到着してますね。15分と45分発ということで、11時15分出発のバスでビジターセンターへ。乗車客は我々だけ。移動中はガイドさんが話しかけてくださって、今日は遠野に泊まることを伝えると、「遠野の河童は普通の河童とは違うんです、どこかわかりますか?」。答えは色が赤いということ。さすがガイドさん、近隣にも詳しいんですね。バスからも絶景が見えるポイントがいくつかあるが、霧がかかっていてよく見えないところがあった。これが"やませ"による影響であることもここで知ったのだった。



ということで、大満足の浄土ヶ浜でした。やませの霧も、見え方によってはかなり幻想的できれいだな。車のナビが三陸道に対応していなかったので、看板を頼りに三陸道へ。うーん、ナビ任せだとこういうとき大変。三陸道に乗っても、分岐点があったり油断できない。釜石に着くまではどこで降りるか含めて気が抜けなかったな。


⑭いのちをつなぐ未来館(12:25-13:10)


お次は釜石の鵜住居にある鵜住居・トモス。この旅行の1つのポイントである震災の記憶をたどる観光地。まずはいのちをつなぐ未来館へ行ってみます。



津波が着たタイミングで停まった時計。津波の後から出てきた品々。生々しい。。広島の原爆資料館を彷彿させます。三陸を襲った津波って自分が思っていた以上に回数が多くて、江戸時代くらいから数えると、10回くらいは起きている。東日本大震災は当然その中でも大きな地震ではあるが、デジタルに残せる時代だからこそ、被害をしっかりと伝えることができているのだと再認識しました。



ゾッとしたのが「津波が二階の天井近くまで押し寄せ、引いた後には重なるような遺体があった」という実録。
・大津波が来るということで、鵜住居地区防災センターに196名が逃げ込んだ。
・しかし建物の2階の天井まで津波が押し寄せ、必死で息をするために人は天井ぎりぎりで息づきをした。
・天井を壊すために、天井を搔きむしる人も居た。
・しかし多くの人が力尽きた。生き残ったのは196名中34名だった。

生々しすぎです。当然、イベントがあってたまたま鵜住居に帰省なり来ていた時に被災して亡くなった方も大勢いらっしゃいます。人生ってなにがあるかわかりませんね。変わらない日常のありがたみを改めて考えさせられました。



外にはメモリアルパークが。原爆ドームとは規模こそ違えど、それと同等の気持ちで見学させてもらいました。



高台から鵜住居の街を臨む。今はまだ復興道半ばで、ほとんど家も建っていませんが、時間が経てばまたここに家を建てる人が現れ、街ができていくのでしょうか。遠くに見える小学校も安全な場所に再建されていますが、もう二度と被害を受けることがないことを望むばかりです。



そろそろお昼を食べるなら食べないと!正直朝食の量が多かったので、自分はあまり腹が減っていない。一方でさすがに夕食までは何も食べないのも、、、と思い結局セブンイレブンへ。自分のお昼はあんぱん1個ですwしかも、ここでもRegionPayが使えなかったとは。時間も押しているし、釜石観音へ向かおう。


⑮釜石観音(13:45-14:50)


釜石観音は、この旅で行ってみたいと強く思っていた場所の1つ。ここも白い観音と青い空・海のコントラストがきれいなので晴れていて本当に良かった。閑散とした商店街を背中に見て、赤門へ。



観音様は結構遠くに見えるなと思っていたが案の定道のりも長い。エスカレーターまで出てきたぞ。



あと一息!どんどん上るので、海も一望でき景色はどんどん良くなってくる。これは楽しみだ。



観音様を前から臨む。後光が差しているかの様だな。穏やかな表情で魚を抱えている姿が印象的。豊漁を祈るという想いが込められているのでしょう。



海をバックに父と母の2ショット。赤い橋と、青い空と、やませによる霧と、山の緑といろいろ組み合わさってまさに極楽浄土。



線香は1本20円と、バラでこの値段で売られているのは見たことがなかった。1本お供えしていよいよ胎内へ。



入るとすぐに御芯観音の20分の1像が。伝説のロープが横に置いてあり、これを使っていろいろ写真を撮れるようになっているようだ。若者だとインスタ映えを意識していろいろやりそうだ。



ここから階段数200段。往復時間約11分という螺旋上の階段をのぼりながら七福神めぐりが始まります。父は小銭を母から受け取っている。まさか全部賽銭をあげるつもりか!?



2階~10階の七福神巡りをしたら、11~12階で観音上部へ。螺旋階段は太くなったり細くなったりを繰り返しながら進みますが、行きと帰りは同じ道なので混んでいるときはすれ違うのが大変そうだなと思った。12階で胎内から外へ



胎外からの景色も素晴らしい!昔これに近い観音様を見たことあったなと思ったが、千葉の東京湾観音だ!同じく外に出ながら写真を撮ったりしたなぁ。と懐かしいことを思い出しましたね。



一応、胎内の螺旋階段は続いていたが、すぐに行き止まりになりました。この先もちょっと行けそうだけど罰が当たるもんな、引き返しておきます(どこまで登れるんだろう)。そして、来た道を戻って入り口へ。一応御朱印がありますが、直接書いてくれるわけではなく、あらかじめ書かれたものをもらう形。でもせっかく来たんだし買って貼り付けておくか。



ということで、釜石観音も期待を上回る感動でした。2日目の観光地はどこもグッとくるものがあります。見ごたえあるわ~。さて、課題はここまでRegionPayが全く使えていない。さらに有効期限は今日中ということもあるので、万一宿で使えないとアウトだぞ(まぁ使い切らないと死ぬわけでもないんだが)。と思い、予定にはなかったが道の駅に向かうことにした。途中で列車に遭遇。ずいぶん特徴的な列車だなぁ。後にこれが間もなく運転を終了するSL列車だったといことに気づく。もっとじっくり見ておけばよかったな。


⑯道の駅 仙人峠(15:15-15:35)


で、道の駅に言ったはいいが、ここの道の駅はあまり品揃えがいまいちだなぁ。お菓子でも酒でも、グッズでもこの際いいのだが、どれもいまいち欲しいと思えるものがなかった。とはいえ、買わないといけないのでお菓子関連のお土産をチョイス。この日初めてのRegionPayを使ったのだった。いやぁたまたま2日目だけ使う機会が少なかったなぁ。そして次の目的地は「旧釜石鉱山事務所」だったんだが、なぜか道を間違えて高速に乗ってしまい、遠野に向かわざるを得なくなったという。。まぁ時間が浮いた分、時間の都合上省いていた遠野伝承園に寄ってみようかな。



遠野も10年振り。ちょっと怖いのは最近熊の目撃情報が相次いでいるということかな。そして遠野IC着。降りると、「ようこそとおのへ」のアートが出迎えてくれます。遠野物語の始まりだ!


⑰遠野伝承園(16:10-16:55)


遠野を楽しむには、遠野物語を事前に知っていると、その場所に行ったときに感慨深いものになるかもなと、前回の旅行で感じました。遠野伝承園は当初は予定に入っていなかったけど、ここを最初に観光することで遠野の雰囲気と伝説をいくつか知れるのはいいかもしれません。そして、なんとここの入場料やお土産やはRegionPayが対応していた!道の駅で無理に買うことなかったんじゃんorz



この先にかっぱはいないようです」。遠野物語57~59話はかっぱの話になっていて、河童の子どもをみごもった女がいたとか、馬を川に引きずりこもうとしたなど、いくつか伝説が残されています。



板倉は、「壁がすべて板で作られている納屋」のことで、農作業を行う場所のようです。味があっていい建物だったな。奥にはおしらさまとカッパの絵が。



母も含めた1枚。「カッパの絵が不気味だ」と言っていましたが、カッパとおしらさまがいることで遠野らしさが出ていますね。



そのままおしら堂へ。オシラサマのはじまりの話は69話で語られており、「馬と結婚した娘に、娘の父が激怒し、馬を殺したら、馬の首と一緒に娘が天に昇って消えたと。」馬と結婚したり、かっぱの子を身ごもったり、非常にオープンなストーリーが続きますが、それで、馬と娘が着物を着て並んでいるわけですね。



おしら堂へ。途中には蚕の展示



一番奥の部屋には、願い事が書かれた布がすごい数展示されていました。様々な色がありカラフルでなかなかのインパクト。真剣な願いから、ちょっと笑いが入ったようなものまでいろいろ書いてありました。よくある旅日記的な役割もあるのかな。



遠野物語にちなんだオブジェもいろいろ展示されていました。びっくりしたのが、娘入浴中の風呂桶。あけてみると、娘が入ってました!母はこれを見て、トイレの蓋をあけるとこの仕掛けを連想してしまうようになったんだとか。そんなの洗濯機でも冷蔵庫でも同じですやん。



伝承園、なかなか見ごたえがあってよかったです。ここからは実際に遠野物語に登場している場所を巡っていくが、逆に遠野物語を理解していないと「ふーん」で終わってしまうところが多い^^;そろそろホテルにつかないといけない時間なのでスピード出して回っていきますwまずは伝承園からすぐのカッパ淵へ。畑では遠野ホップを育てており、ビールの原料にされているようだ。



この時間は常堅寺が閉山されていて、お墓の横から遠回りして、カッパの小路からカッパ淵へ向かう。すごく太い木があったりカラスが死んでいたり何かと不気味な雰囲気。


⑱カッパ淵(17:05-17:20)


カッパ淵は前回来た時も夕方で、葉と葉がこすれる音を聞きながらの川辺の散歩が心地よかった記憶があります。ただ前回は橋の工事中で川の水が停められていて、カッパが棲んでいるとは思えない状態だったので、今日の水がたっぷりあるカッパ淵が見れてよかったですね。



前回来たときはなかった、カッパを釣る釣竿や、きゅうりの用意が!常設されているのは、カッパ釣りのプロ用で、一般用に釣竿もたくさん用意されているので、大人数でカッパ釣りもできそうですwざっと見た感じカッパはいなかったけど、川魚の群れはいました。きゅうりで釣れるとは思えないですがね^^;



かっぱの祠。祠の中には初代のカッパおじさんが飾られていますが、今は2代目のかっぱおじさんがいるんだとか。



集合写真。母はずっとカッパ淵に行ってみたいと言っていたが、背景を知らないとこんなものかと思うだろう。だからこそ、遠野物語を事前に知っておいて、ここで馬とカッパが戦ったのかなとか想像しながら回ることで感情を場所に移入していくことが大事。個人的には2回目に見るカッパ淵は、観光要素も増えていたし、水も増えてカッパがいそうな雰囲気もあってなかなか面白かったです。


⑲山口の水車(17:35-17:40)


この水車は2015年に修理され、実際に使える水車として復活したようです。過去は脱穀や製粉のために昼も夜もフル稼働していたようですね。遠野物語との関係は?と思って調べてみたが、水車が出てくる物語はなさそうでした。遠野の田園風景の象徴として残されているものですかね。



田園風景に水車小屋。こういうところの古民家に一泊してみたいものです。ちなみに、水車小屋の裏にはとびらがあって、そこは鍵がかかっていないので、中を見ることはできるようです。真っ暗なので入るのは止めておきましたが。。

番外編 遠野物語に関わる場所(17:45-17:55)


遠野物語18話で出てきた、ザシキワラシが2人出たという孫左衛門の旧家跡。ザシキワラシがいなくなったことで、一家全員がキノコの毒で死んでしまったという、ザシキワラシはいれば栄えるが、いなくなると滅ぶというちょっと怖い話の舞台。



ちかくにはカッパ淵200mという看板が。カッパ淵ってさっきのところだけではないの??と思い向かってみる。



その先には橋と川が。この辺りは熊も目撃情報があるしこれ以上は進めないな。解説の看板があって、遠野物語58話では、ここ姥子淵にいたカッパが「新屋」という屋号の家の馬を川に引きずり込もうとしたんだとか。ん、ということは、さっきのカッパ淵とは別のカッパなのか。土淵という地名もあるし、xx淵が多いということで、どうやらカッパはいろんな川に住んでいたということですね。



手元のスマートウォッチでは歩数は既に12000歩を超えています。母もそろそろ疲れてきたか?ちょっと後ろから熊がこないか心配な1枚


⑳デンデラ野(17:57-18:10)


お次は姨捨山伝説が残るデンデラ野。遠野物語111話によると、60歳をこえた人を、このデンデラ野へ追いやる習わしがあったという。なんて罰当たりな風習。うちの母は70歳になりましたが、このようにおんぶして連れてこれるほど痩せてはいないので、今回のように車で来てもらうしかないでしょう。



デンデラ野にあがってみてびっくり。10年前は単なる草原でしたが、今は畑が作られて、おじさんが何かを出荷準備している最中でした。父が「ここは本当に姨捨山だったんですか?」と堂々と聞いていたが、おじさんの返答は「いや、わかんねぇ。そうは言われているけどな」と。煙のないところに火は立たないので何かしらそういう話があった可能性あるが、その火が、しっかりと文書で残されていたのか、ある人のうわさが基になっていたのかで大分変りますからね。119話ある遠野物語。そのうちの幾つが事実なんだろうか。



あがりの家は健在。デンデラ野に戻ることをハカアガリと呼ぶらしく(逆にデンデラ野に居る人が里に戻ることをハカダチという)、あがりの家もそこに由来しているのかなと。



デンデラ野からの見事な田園風景。夏になると、セミやひぐらしの声がすごそう。



デンデラ野は心霊スポットとも言われていますが、その様子も大分薄れている感じがしました。もはやあがりの家がなかったら、普通の畑ともいえます。さて、予定していたチェックインの時間も少し過ぎてしまいましたがそろそろ宿に向かいましょう。体力も限界でしょう。


㉑あえりあ遠野(18:25 チェックイン)


遠野というと民宿などが多いイメージだが、あえりあ遠野はビジネスホテル仕様。到着が遅かったということもあり、夕食は19:30~ということで少し時間があるから先にお風呂に入ってくるかな。ちなみに、18時から語り部が遠野の昔話をしてくれるというイベントをやっているが、今日はちょうど間に合わなかったな。

(18:50-19:15 風呂)


風呂は沸かし湯。この旅行では温泉は入らなかったな。みんな食事中なのか、この時間なのに1人しか他に客がいなかった。ほぼ貸し切りのような感じで快適!

夕食(19:30-20:40)


夕食は会席料理で遠野名物のジンギスカン。会場の雰囲気もよく、1泊12000円くらいで会席料理がつくんだからこのご時世ではかなりリーズナブルなプランだと思う。



どの料理もおいしかったんだが、残念だったのはご飯がすぐに食べられなかったこと!ごはんは銀河のしずくというかっこいい名前なのだが、釜炊きになっていて火をつけてもらったのが一番最後!蒸らす時間をいれると30分くらいかかるので、ご飯がなくても食べられるものから先に食べて行ったが、、やっぱりご飯は最初から出してほしいと思う!



献立の一覧。量はかなり多い方です。お昼をほぼスキップしておいてよかった!一般女性だと食べきるのはかなり大変だと思うが、母は70歳にも関わらず完食していた。すごい!



デザート盛り合わせも種類が多くてよかった。満足満腹!結構味の濃い酒のつまみ系も多かったので、お酒つけても楽しめそうです。



ロビーを見ながら部屋に戻る。天皇陛下が宿泊されたようで写真が飾られていました。伝承園に行って、ここに泊まられたのかな。



今日は大分疲れもたまっていたが、夕食を食べてすぐ寝るわけにも行かないので、せっかくなので伝承園で購入した遠野物語の本を少し読んでみることに。最初は気合入れて119話全部読んじゃうかと思っていたがウトウトしながら気づいたら日付が変わる位になっていたので結局寝ることに。カッパは見るものでなくて会うものだとチラシに書いてありましたが、まぁ遠野に来てカッパ淵に2つ言って、いろんなところでカッパという言葉を見たり聞いたり、なおかつ遠野のカッパは赤いなんてことを知ると、不思議とカッパを想像したりイメージしたりするものです。そういう意味だと遠野に来てカッパに会うというのはその通りだなと。もう少し時間があれば遠野物語の舞台をさらに回ってみても楽しいんですがね。奥が深い場所だと思います。

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母がずっと行きたいと言っていた岩手旅行。一方父も高齢で岩手までは旅行できるかわからないということで、自分が連れて行こうということになり実現。岩手は本州で一番大きな県ということもあり、とても2泊3日では回り切れないが、母が行きたいという場所を中心に極力名所を回れるようプランを作成したが、内容は超ハード。久々の弾丸旅行だ。あいにくちょうど梅雨入りのタイミングということで、初日は大雨が予想されているが、、、高速道路は気をつけていかないとな。



プロローグ(3:12発)


2泊3日で30カ所近くの観光地を回るため、初日は3時出発がマスト。2時半に起きて、準備して14分遅れで出発!我が家で14分遅れというのはかなりマシな方で、みんなかなり気合いが入っていたということだろう。



梅雨入りのタイミングだけあって、朝からすごい雨。これは予定通りの速度ではいけないことが想定されるな。平日だからか工事も多く、対面通行も多い。渋滞していることはないのでそれほど問題ないが。



東北に行くときは利用率が高い長者ヶ原SAで休憩。ここで朝食も取ってしまおう。自分はそばで軽めに調整。父は車の中でせんべいも食べていたが、普通に朝食も食べきっていた。70歳近くでこの食欲はすごいな。



東北道は長い。大雨でスピードも出せないので到着も遅れるかと予想していたが、予定より10分程度の遅れで一戸ICに到着。父が見せてくれました。ICを降りれば今回最初の観光地、「2021年に世界遺産に登録された御所野縄文公園」はもうすぐ。今回は母の「サイコー」が何回出るだろうか!?

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3:26 岩舟JCT
4:27 白河IC
5:55 村田JCT
6:37-7:07 長者ヶ原SA休憩
7:56 北上JCT
8:56 安代JCT
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①御所野縄文公園・博物館(9:20-10:35)


この観光地は世界遺産に登録される前は知らなかったのだが、実は旅行の直前(1週間前くらい)にWebで見つけて、面白そうと思って急遽久慈のもぐらんぴあと入れ替えたのだった。縄文時代中期後半の集落遺跡ということで、竪穴式の住居がたくさん再現されているようです。世界遺産だけあって駐車場もきちんと整備されています。「きききのつりはし」というトンネルを通って公園へ。



このきききのつりはしが、中々味があっていい!下を川が流れていて、蛙の声が聞こえてきて自然の中を歩いてるなという感じがした。ここを抜けてタイムスリップする秘密が隠されていると書いてあったが秘密とはいったい何だったのだろう。。

キキキを抜けると博物館があったが、この後少し雨が弱まる時間があったので、先に外をみてから雨が強まる頃に博物館に入ろう。こんな日はアメダスも見ながらスケジュールしないといけないから大変だ。



外は西の村、東の村といった感じで複数の村に分かれており、それぞれ竪穴式の住居に入れるようになっていた。中には火も焚かれていて煙が出ているものも。パノラマ写真の1枚。



竪穴式住居の中は暖かく、一軒一軒がきちんと作られていた。煙がいぶいところもあるが、煙が抜けるように工夫されていて、天井に通気口が空いていた。



観光客は金曜だからかほとんどおらず学校の団体さんがいるくらいで、ほかはほとんど見かけなかったな。見学する分にはラッキーだが、世界遺産がこの様な感じだと寂しい気も。



東のむら、中央の村を見て時間も結構経ったので、博物館にいくか西村も見ていくか迷うが、母が西村も見ていきたいようなので全部見ることにした。西村の近くには火災実験跡があり、平成9年に再現した竪穴住居を実験的に燃やしてそのままにしているそうだ。もう30年近く前になるわけで、くぼみが目立つだけだった。たった30年でこうなるのだから、何千年前となるとどれだけわからなくなってしまうか想像に難いところだ。



やはり雨が降っていることもあり、草むらを歩いているとつま先が濡れてくる。そろそろ博物館へ。この博物館は世界遺産登録により新設されたのかな、すごく新しくてきれいな博物館だ。



出土した土器とか展示だけでなく、図や映像など、建物の構造を活かした造りで見応えがあった。



縄文時代の春夏秋冬を表現したシアターが10分おきに開始。縄文時代の生活は本でしか見たことがないが、映像で見ると、冬はこれで寒さを実際凌げていたのか、病気になったらどうしていたのか?とかいろいろ気になるな。今は娯楽も充実しているが、当時は鬱になったり自殺する人なんてのも少なかったんじゃないだろうか?どちらの生活が幸せなのかは比べることはできないだろうな。



展望室からの景色。周辺が開発されていない岩手だからこそ、なんとなく当時の生活がイメージできるのだろうな。北東北の遺跡群は他にもたくさんあるので、近くに行く機会があったら行ってみたいな。
ということで見どころがたくさんで、予定より40分くらいオーバーしてしまったが、価値が高かった!



お次は久慈の琥珀館。時間オーバーした分取り戻さなきゃというのもあったが、とにかくこの辺りの道路は信号がない!雨も弱まってきたし一気に進もう。



②久慈琥珀博物館(11:30-12:15)


琥珀って、宝石の一つくらいかと思っていたが、久慈は琥珀の産地のようで、ここで琥珀のことをたくさん知ることができた。国内唯一の琥珀博物館のようだ。入館すると、新館と本館があることを伝えられる。ここも見どころたくさんのようですね。



まずは新館から。いきなり大きな琥珀が迎えてくれると思ったら中に入れるようで。中に入るとギラギラしてます。まさに宝石のタイムカプセルや!きききのつりはしといい歴史を感じる旅になってます。



琥珀は天然素材で燃えるということ、初めて知りました。琥珀のにおい体験、すごく素敵じゃないですか。ハーブみたいな香りでしたね。樹脂が原料だから虫を巻き込むことが多いようで、アリや蚊を含んでいる琥珀も展示されていました。白亜紀のものらしいからその当時の虫が残っているってすごいことだ。さっきの縄文時代が霞んでしまうよ。



琥珀により、岩手の世界遺産、金色堂を表現した作品。こんな感じの作品もたくさん展示されていた。琥珀は産地によって色の濃さに違いがあり、久慈のものはやや濃いらしい。英語ではアンバーというそうな。



中にはシュールな作品も。野外太古の森博物館という扉があったので、楽しみに開けてみたら、外は普通の森で、恐竜の写真が置いてあるだけとはwまぁ岩手の森の中は確かに太古と通じるものがあるから恐竜が居そうではあるが、写真ってのはね^^;



新館を出てもう一つの建物に向かっていると、琥珀の採掘跡があるではないか!大正7年ごろに採掘した場所のようですが、久慈では他のところで現在も採掘がされているようですね。坑道は見学時間5分くらいとあったが、歩くだけならぐるっと回って2、3分かな。



八木沢くんのこほっぱ跡。「くんのこほっぱ」とは琥珀採掘所のこと。これを知らないと、八木沢君の、こほっぱ跡と読んでしまいがちだろう。八木沢君ではなく、八木沢の琥珀採掘所跡ってことですね。



本館はずいぶんとカラフルな外観。古いのかなと思ったが、プロジェクションの部屋もあり、乗ると絵が変化するという面白い仕掛けもあった。



基本的には琥珀を使ったアートが多数展示されています。久慈の恐竜の化石など琥珀以外の歴史に関わる展示もありますね。海のイメージが強いが、琥珀や化石などもたくさん採れることがわかりました。



休んで行ってくださいと書かれていた扉の先にはまさかの先客が!爆笑の一枚でした。琥珀館だけあって、ちゃんと猫の色も琥珀色でしたね。



ここも見どころたくさんでした。時間がやっぱり押しているので、水族館のもぐらんぴあは飛ばして、道の駅くじへ行くことに。


③道の駅くじ(12:25-13:35)
昼食 山海里(12:30-13:05)


まずは、昼食。はじめ久慈がどれくらい混んでいるかわからなかったのだが、店に着くと全然混んでいなかったので、さすがに平日であれば空いているのだなと。昼食が混んでいると後の予定がずれるのでこれだけは心配だったんですよね。注文は「三陸ずっぱり丼」!岩手まで来たんだから、上位の海鮮丼にしようと。ごはんは大盛にしなくても十分な量。満足な一杯だった。



久慈の名物「まめぶ汁」も追加。これは、すいとんのようですが、団子の中にくるみと黒砂糖が入っていて、汁は結構とろみがついているのが特徴。「まめまめしく健康で暮らせるように」という先人の想いが込められているのだとか。郷土料理を食べるのも楽しみですからね。いい体験ができました。父は酒を飲んでしまったのでここから先は自分が運転するのが確定ですな。



軽く道の駅を観光。立派な山車ですね。祭りの時に出動するのでしょうか。



久慈というと海女と、やはり震災の時の展示などが多いですね。今回は海や、海女関連(小袖海岸など)は特に観光予定はないですが、またくる機会があれば海岸沿いも見てみたい。


④昭和レトロ館(13:15-13:30)


この道の駅の中に併設されている昭和レトロ館へ。受付は少し離れたところにあるのだが、入場料を払うと、特典のシールのようなものを大量にもらった。めっちゃ余ってますやん^^;手前のパスタ屋は満席。ここ気になるな。



いきなり銭湯の暖簾が登場し、男湯と女湯で違うところに行くのかと思いきや、行先は同じだった。どうやら銭湯で使われていた資材をそのまま展示しているようですな。そうそう、小袖海岸とつりがね洞も行ってみたかったんだけどね。



髪が伸びる人形だったり、レトロ神社など変わったものもおかれていた。レトロの神とは一体?



こんな感じでレトロなコレクションなどがたくさん展示されているところでした、平成のものもありましたが、もはや平成もレトロなものになってしまったのですね。昭和~平成~令和を生きる自分としても時間の流れを感じますなぁ。最近こういうレトロなものへの興味というか引き込まれ方が強くなってきたと思います。



レトロ館を出て1Fは物産館になっていました。岩手の地酒飲み比べ。これいいですね、父が早速購入。



さてここからは、海岸を通って北山崎など景勝地へ向かいます。ただこの天気だとなぁ。。ここまでは降ったりやんだりの不安定な状態。雨が止むことを祈りつつ三陸道を南下。ガソリン給油も忘れずに。北山崎の少し手前に陸中黒崎灯台とあったので、ついでにそちらに寄ってみよう。


⑤黒崎灯台(14:30-14:45)


駐車場に着くと、誰もいない!こんな天気だし平日だとこんなもんか。北緯40度のシンボル塔、カリヨンの鐘、灯台と天気がよければすごくきれいそうなんだけどな。



北緯40度のシンボル塔。ということは、ここが北緯40度なのか。灯台も遠くに見えるが長い階段が。。



母は「これまた登るのやだなぁ」といいながら降りていく。この後の北山崎はもっと長い階段があるぞ。とりあえずカメラを手摺におけそうだったので、全員で写真。風が結構強い上に、雨がぱらついているのでずっといると濡れますね。



長い階段を上り、カリヨンの鐘を鳴らして、これで全部チェックポイントは見れたかな。北山崎はここからすぐのところなので、同じような天気なのだろうな。


⑥北山崎(14:50-15:40)


こちらも駐車場を見る限りほとんど人はいなそう。北山崎は駐車場からも展望台まで結構歩くが、途中にお店がたくさんありました。レストハウスは後で寄っていこう。



さぁ、展望台へ。うわ、クマ目撃情報があるぞ。最近ニュースで岩手の熊の出没情報はチェックしてましたが、割とどこでも出てるからなぁ。。第二展望台へは300段以上下るのでちょっと熊が出るとなると、、辞めとくかな。ちなみに第二展望台へは第一展望台の左手から下っていく感じ。



こちらが北山崎の景色。ここからの景色は多くの海蝕洞と200m級の断崖が連なる様子が見え、全国観光資源評価で最高評価も得ている絶景なのですがね。ただこの天気でも、すごい景色だと思いましたし、天気が良い時と比較することもできるので、天気が悪くても足を運んでみる価値はあると思いましたね。



ビジターセンターで休憩。ここでは田野畑のアイスクリームが売っていたので3つ購入。地元の牛乳を使っているということで、ホームランバーのアイスに味は近いですが、おいしかった。ビジターセンターの裏手にはシロバナシャクナゲの群生地になっているそうな。



面白いのが、毎年観光者がどこから来たのかシールを貼ってもらうことで見える化しているようだ。遠方から三回目以上来ている人も多いようですね。ぜひ熊がいない時期に第二展望台や海岸に降りて景色を眺めてみたいものだ。もちろん快晴の時で!



ちなみにアイスを食べている間に第三展望台へもアプローチを試みたが、、結局こちらも熊に注意の看板があって、引き返したのだった。みちのくトレイルを歩く人は常に熊に気を付けながら歩く感じになるのか。熊なんとかならんかねぇ。

続いては日本三大鍾乳洞である龍泉洞。自分は2回目の来訪。日本三大鍾乳洞も制覇したことだし、二巡目と行きますかw


⑦龍泉洞(16:15-17:10)


駐車場がわからなくなったので、新洞科学館の駐車場へ駐車。予定より大分時間が押しているので新洞科学館に行く余裕はないが、岩手に来たら龍泉洞は外せないですね。



龍泉洞はWebのクーポンを印刷して見せると1100円のところ930円で入れました。洞内は9.3℃か。今日は外気も涼しくそんなにギャップはないが、お年寄りが入るときは体調管理も気を付けないといけないですね。



入り口から急激に気温が下がってきます。上着を着てきたので問題ないですが、夏場に汗をかいてそのまま入洞するとキツイだろう。



入洞して右手に川が流れ、その川が超透明できれいなこと。以前来た時よりもLEDのギラギラ感というか派手さが少なくなって、落ち着いて観光できるようになった気がします。本来こうあるべきですね。



前回も見た地蔵岩。何千、何万年とかけて造られたものが、10年で変わるはずがない。



地底湖見学へ。第一地底湖が深さ35m。写真だとどうしても奥行きが見えないのが残念。スマホやカメラを落としたら確実に回収不可だし、大事な文化財を汚してしまうことになるので最新の注意を持って撮影してます。



第三地底湖は98m。第三地底湖前で集合写真。今日は混雑していないので、余裕で撮れます。



案外フラッシュを使うと水の感じがきれいに映った。



ここから第二の見どころ、登り階段165段、下り階段107段の縦移動山ぶどうワインの貯蔵庫があり、ミニ写真展があったが、入れず。。



後ろを歩いていたら蝙蝠が!危ない危ない、びっくりして足を滑らせたら危ないですからね。しっかり手摺を持って進みます。



三原峠を過ぎて、高いところから第一地底湖を覗けるのもチェックポイント。龍泉洞の調査は現在も進められていて、2019年時点で4088mを越えているとのこと。現在は第三地底湖までの公開ですが、第八地底湖まで発見されている様子。夢がありますね、岩泉町にふるさと納税したら、龍泉洞の開発に貢献できるならぜひ納税したいところだ。



やっぱり素晴らしい鍾乳洞でした。洞を出て、飲料水を空きペットボトルに汲んで、地下連絡道を通って駐車場へ。ちなみに、父と母もこれで日本三大鍾乳洞を制覇。ただやはり一番は山口県の秋芳洞で、あの広さは忘れられないとのこと。秋吉台も含めてもう一度行ってみたいところです。



今回は時間がないので後にしますが、遊歩道やミネラルハウスなど面白そうな見どころがありますね。コーヒーなんかも飲んでみたいし、もう少し時間をとってのんびりしたいところではあります。さて、今日は宿についてから浄土ヶ浜のナイトウォークツアーを控えているので、夕食を考えると18時半には宿についておきたいのですよね。自分は運転なので、父に宿に電話したところ、「今のところ決行する予定です」と。ちょっとくらいの雨なら傘をさしてやる感じなので、ほとんど時間がないということで、震災の遺構を1つだけ見て宿に行くことにします。


⑧津波遺構たろう観光ホテル(17:50-17:55)


田老は津波の被害が大きく、今なお家はほとんど建っておらず空き地が多いように見えました。そんな中にぽつんと佇むこのたろう観光ホテルは2階まで津波で流され、津波の恐ろしさを伝えていました。逆に言うと4階や5階は残っているのでここに避難した人は助かったということでしょうかね。ここに逃げ込んだ人は幸いだったのかもしれません。周りには何も高い建物は残っていませんでしたから。



新しくて高い堤防が遠くに見える。ただ自然の力は想像をはるかに越えてきますからね。どんなに頑丈な堤防ができてもやはり絶対安全ということは無いのだと思います。


⑨休暇村 陸中宮古チェックイン(18:15着)


田老から宮古へはすぐ。とにかくほぼ予定通りにつけてよかった。龍泉洞のあたりではさすがに厳しいかと思いましたがね。普段なら宿について一息だが、今回はここからの予定もハード。19:30に浄土ヶ浜行のバスが出発なので、19:20までに夕食を食べて、準備をして19:25へロビーへ行かないと。



部屋は302号室。目の前は山であまり景色は期待できないが、朝も早いしどちらにせよ景色を楽しんでいる時間はないからな。昔ながらの旅館という感じの部屋でしたね。

(18:30-19:15 夕食)


さぁ夕食だ。北山崎で食べたアイスクリームが重かったからか、母は「あのアイス食べなきゃよかったんだけどな~」と言っておきながら、ずいぶんと大盛で持ってきましたw言ってることとやってることのギャップがでかい!海鮮焼きやステーキや刺身などタンパク質はラインナップが豪華で片っ端から食べているとすぐ満腹になってしまうな。



デザートも充実。岩泉ヨーグルトはやはりおいしい。他にウニプリンなんかもあったが、醤油とのトッピングがおすすめとのこと。でもやっぱりプリンは普通のプリンが一番だな。父はここでもアイスクリーム!2段重ねにして、食べ方は子供と一緒ですw



さて、そろそろ出発の時間だ。部屋に戻ると布団がなぜか2つしか敷かれていない!自分らで1つ出すのも面倒なので、フロントに電話してツアー中に敷いておいてもらうことに。



ロビーに行くと、自分らの他に2名のおばあちゃんが参加するようで、よろしくですと。あまりに少人数で夜の浄土ヶ浜ツアーも不気味ですからね。人は多い方がいいに越したことはありません。ホテルの外に送迎車が停まっており、早速夜のツアースタートだ。



⑩浄土ヶ浜ナイトツアー(19:30-20:45)


ホテルから浄土ヶ浜までは15分くらい。ビジターセンターに停まると女性のガイドさんが居てその人が案内してくれるようだ。これ人数構成によっては危険じゃないか?今日は全部で6名。これくらいいれば問題ないけどなぁ。



ビジターセンターから浄土ヶ浜までは徒歩で15分くらい。最初は坂も階段もあるし、雨の日だと少し危ないかな。途中からは海辺の遊歩道を歩くのだが、なんといっても津波の被害も大きかったところですからね、心霊現象とか起こっても不思議じゃない雰囲気です。



夜の浄土ヶ浜に到着!自分は2回目だが、前回来たときは砂浜が白くて、空は青くてまぶしくて、まさに極楽浄土という感じだったが夜でしかも雨が降っているという対極の状況で見る浄土ヶ浜はすごく新鮮。



レストハウス前で、ガイドさんに当時の状況をいろいろ聞くことができました。
・浄土ヶ浜ビジターセンターは、地下が半分くらい浸水してエレベータが壊れたが、スタッフやお客さんは全員無事だったこと。
・観光船が3隻あったが、うち2隻は市内に流されてしまったこと。
・このレストハウスも天井近くまで津波が来て、壊滅的な被害だったが、津波で浄土ヶ浜の形が変わることは無かったこと。

やっぱりガイドさんの話を聞きながら観光すると深く状況が知れるのでいいですね。ここでツアーに参加しているおばあちゃんが小山在住でいることがわかる。同じ栃木県民でしたか。そうこうしているうちにホテルに戻る時間に。浄土ヶ浜は明日もまた来るので、その時に今日通った道を歩いてみて対比しながら楽しんでみようと思います。

(21:25-22:30 風呂)


ホテルに戻ったのは20:55でした。さっそく風呂へ、ここは温泉ではないがラジウム人工泉とのこと。露天風呂はないがサウナがあったのでのんびりできました。いやぁ今日は朝3時からハードだったなぁ。父と運転を分担できたので何とか乗り切れましたが一人で運転していたら持たなかったでしょうね。分担できると移動中寝れるのがやっぱり大きい!



風呂上がりに父はビール。一日中食べたりのみすぎだろ。自分は疲れてしまったので今日はもう寝よう。ということで、自分は早めに寝たが、私の家族の恐ろしいところはみんなイビキがすごいこと。最後に寝るということは、他の人のイビキの中寝るわけで下手すると寝られないことも。今回最後になることになったのは母。案の定いびきがうるさくて寝にくかったとのこと。「nbtも結構うるさかったよ」と後から言われたが、私も陽菜やりっくんにうるさいとよく言われてますからね。運転で疲れた私と父のイビキがうるさかったのは言うまでもありませんね。

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今日は大忙し。仕事も急に大きくて短期のものが発生し、メンバ総出で対応しましたが、私もちょうどタイヤ交換の予約の時間になったり実家に帰省する電車もあまり遅くにはずらせないので仕事をしながら作業をこなしていましたね^^;

まずはタイヤ交換。これは至急変える必要があるとのことから16時からアポを取っていました。タイヤ交換っていろいろ方法はあるが、前に検討した通りネットで安く買って、タイヤ取り付けを持ち込みでできるところでお願いするのが結果的に一番安上がりと思います。



タイヤが42000円なので工賃10890円を加えて約53000円。タイヤはPayPayポイントバックが10%つくし、ホームセンターで買うより12000円くらい安かったかなと。作業は1時間くらいでスムーズにやってもらえたし、サービスも問題ありませんでした。一応100kmくらい走ったら、念のため空気圧の点検をしてくださいとのこと。

今後のためにまとめておくと以下。
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【タイヤ】 エナセーブEC204
Yahoo ショッピング 42000円
※ここからPayPayポイントバックが10%つく

【工賃】
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タイヤ交換料金(4本)7370円
タイヤ廃棄(4本)  2200円
バルブ交換(4本)  1320円
計         10890円
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さて、スマホでチャットなど返しながら、帰省。さすがにこの時間帯は満員電車なのでPCで仕事もできず、研修の課題図書を読みながら時間を無駄にせず移動です。帰省の目的は父母を連れて久しぶりの旅行のため。岩手を本格的に観光するのは実に10年ぶり。その時は、一人旅だったこともあり、一人でないと行かなそうなところというコンセプトで廃墟や荒れ地、心霊スポットを巡りましたが、今回はその旅行の中でも、やっぱり岩手に来たら外せないというポイントを4つ残して、これまで回ったことがない場所を観光することにしました。明日は朝3時出発という超ハードスケジュールなので、帰ったら早く寝ないとなぁ。でもちょっと仕事もしておかないと。。



22時ではあるが、実家で鳥重をいただく。というか、この時間にこんな大量に食べていいのか!?父も母も同じの食べているし、寝る前に食べるもんじゃないぞ?明日の段取りなどを説明して、仕事もきっちり区切りをつけて、さぁ寝るぞと思ったら、父のいびきがうるさくて寝れないという^^;結局1時間くらいしか寝れなかったので、自分が運転じゃない時に寝るしかないな。



外は雨が強まってきています。明日は天気が期待できそうにはないが、大雨の高速も予想されるのでとにかく気を付けて行ってきたいと思います。

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面白いことが起こりました。飼っているカナヘビの片方がずいぶんと太っていたのですが、急に痩せてしまったのでこれは卵を産んだのでは?と思い、枯れ葉の下を探してみると、本当に卵があった!なるほど、大きい方(ニョロッチ)はメスだったのか!有精卵かはわからないが卵はかなり大きく膨らんでいる感じだったので、孵化することを期待して、後日別のケースに移そうと思います。何でもカナヘビは育児本能はないようで、赤ちゃんを食べてしまうこともあるようなのでね。



自分は明日から旅行で不在になるので、山新でコオロギを買ってまとめてケースに入れておきました。

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子供の日が過ぎてもう1か月。兜が出しっぱなしだったのだが、ちょっと梅雨っぽい感じで雨も多かったので、天気のいい日にしまおうと思っていたら6月になってしまった。。

雛人形はしまい遅れるとお嫁に行くのが遅れるとかいいますね。兜はそういうのあるのか?世の中も晩婚が進んでますからねぇ。

あと、車のタイヤ交換をしないとまずいということで、急いでタイヤを交換しようと考えてます。発端は先日車のオイル交換をしたときにタイヤの空気圧も見てもらったのですが、チェックしてもらったときに「タイヤの溝がもうすり減ってしまっていてこれでは次の車検が通りません」と指摘を受けていたんですね。特に口頭での説明がなかったので、自分は気づかなかったのだけど、そこはさすが妻。領収量をちゃんと見ていて、「これやばいんじゃない?」ということで発覚したのだった。

山新で見てみたらタイヤ4本交換を工賃込みで安いもので61600円かぁ。もう1つ日本製の候補があったのだが6月で値上がりしてしまったらしい。タイミング逃したわー。他にイエローハットも見てみたけど、山新よりも高かったので、ちょっとネットを探したところかなり安い。少し検討した結果、タイヤをネットで注文して、持ち込みで取り付け可能なショップで取り付けることにしました。とりあえずタイヤはエナセーブ(前回使っていた次世代のバージョン)を4本で42000円PayPayポイント10%バックで変えたので、多少工賃が高くついてもトータルでは安いだろう。水曜にタイヤが届くので、木曜に取り付けできるよう予約を入れておきました。なんとか今週中に取り付けまで終えるぞ!

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昨日の季節外れの台風で、畑の被害が心配でしたがアスパラの樹の先端が数本折れたくらいで、他に甚大な被害はありませんでした。しかし、朝に子供をスイミングに連れていくときに衝撃の光景が!

調整池にすごく水が溜まっている(Top写真)!うちの周辺はどんなに雨が降ってもこの調整池(というか湿地帯)に水が流れるように設計されているとは聞いていたが、確かにその通りだったようだ。でもこれ、80mm/hくらいの雨が降ったらさすがに危ないんじゃないか?



さて、今日の畑仕事は桃の本摘果から。1本の枝の長さに応じて、最大でも3個くらいに絞りました。30cmくらいの枝ならそれこそ1個まで。それなりに大きく育った実を摘果するのは残念ですが、これも大きな桃を育てるため。17個まで絞りましたが、実際これでも多いか?まぁこれから落ちるかもしれないし、6月はこれで様子を見よう。



今日は玉ねぎの収穫です。葉の部分が折れ曲がって倒れたら収穫の目安。いい感じの大きさに育っていました。



一方、虫(ワラジムシ)に食べられているものも。虫って玉ねぎ食べるのか!?辛いから食べないと思っていたが、、やはりこいつら害虫か。。



にんにくもいい感じで成長していました。先日のバーベキューでも収穫したけど今年はきちんと大きく育ってくれてうれしい限り。



玉ねぎは十字に切り込みを入れてコンソメをまぶしてレンジでチン。にんにくはオリーブオイルと、バターでそれぞれホイル焼きにして食す。玉ねぎはトロトロで、にんにくはホクホク。もちろんうまい!不思議なのは、玉ねぎは同じ条件で育てているのに、大きさに大分バラツキがあるんだよなぁ。プランターで育てたのが小さいなら納得いくんだが、地植えでも大分差が出てしまった。ちょっと原因を調べてみる価値がありそうだ。

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5月なのに猛烈な台風が沖縄の方に接近していたというニュースが気になっていたが、この時期にしては珍しいルートで本州の方にカーブしてきたことで、梅雨入り前としては記録的な大雨に。関東も線状降水帯が発生して特に夜中は強い雨が降ってましたね。





夕方くらいには警戒レベル3が発令され、これが夜中にはレベル4まで上がっていました。取手や竜ケ崎は特に注意警報がニュースなんかでも出されていてちょっと場所が離れたくらいのところでも線状降水帯が発生すると被害の大きさも大分かわるなと。風も相当強かったこともあり、昨日のうちに倒れそうな植物は軒下に置いたり玄関に入れたので、甚大な被害にはならなかったが。。毎年自然の恐ろしさを思い知らされます。

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