喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



母がずっと行きたいと言っていた岩手旅行。一方父も高齢で岩手までは旅行できるかわからないということで、自分が連れて行こうということになり実現。岩手は本州で一番大きな県ということもあり、とても2泊3日では回り切れないが、母が行きたいという場所を中心に極力名所を回れるようプランを作成したが、内容は超ハード。久々の弾丸旅行だ。あいにくちょうど梅雨入りのタイミングということで、初日は大雨が予想されているが、、、高速道路は気をつけていかないとな。



プロローグ(3:12発)


2泊3日で30カ所近くの観光地を回るため、初日は3時出発がマスト。2時半に起きて、準備して14分遅れで出発!我が家で14分遅れというのはかなりマシな方で、みんなかなり気合いが入っていたということだろう。



梅雨入りのタイミングだけあって、朝からすごい雨。これは予定通りの速度ではいけないことが想定されるな。平日だからか工事も多く、対面通行も多い。渋滞していることはないのでそれほど問題ないが。



東北に行くときは利用率が高い長者ヶ原SAで休憩。ここで朝食も取ってしまおう。自分はそばで軽めに調整。父は車の中でせんべいも食べていたが、普通に朝食も食べきっていた。70歳近くでこの食欲はすごいな。



東北道は長い。大雨でスピードも出せないので到着も遅れるかと予想していたが、予定より10分程度の遅れで一戸ICに到着。父が見せてくれました。ICを降りれば今回最初の観光地、「2021年に世界遺産に登録された御所野縄文公園」はもうすぐ。今回は母の「サイコー」が何回出るだろうか!?

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3:26 岩舟JCT
4:27 白河IC
5:55 村田JCT
6:37-7:07 長者ヶ原SA休憩
7:56 北上JCT
8:56 安代JCT
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①御所野縄文公園・博物館(9:20-10:35)


この観光地は世界遺産に登録される前は知らなかったのだが、実は旅行の直前(1週間前くらい)にWebで見つけて、面白そうと思って急遽久慈のもぐらんぴあと入れ替えたのだった。縄文時代中期後半の集落遺跡ということで、竪穴式の住居がたくさん再現されているようです。世界遺産だけあって駐車場もきちんと整備されています。「きききのつりはし」というトンネルを通って公園へ。



このきききのつりはしが、中々味があっていい!下を川が流れていて、蛙の声が聞こえてきて自然の中を歩いてるなという感じがした。ここを抜けてタイムスリップする秘密が隠されていると書いてあったが秘密とはいったい何だったのだろう。。

キキキを抜けると博物館があったが、この後少し雨が弱まる時間があったので、先に外をみてから雨が強まる頃に博物館に入ろう。こんな日はアメダスも見ながらスケジュールしないといけないから大変だ。



外は西の村、東の村といった感じで複数の村に分かれており、それぞれ竪穴式の住居に入れるようになっていた。中には火も焚かれていて煙が出ているものも。パノラマ写真の1枚。



竪穴式住居の中は暖かく、一軒一軒がきちんと作られていた。煙がいぶいところもあるが、煙が抜けるように工夫されていて、天井に通気口が空いていた。



観光客は金曜だからかほとんどおらず学校の団体さんがいるくらいで、ほかはほとんど見かけなかったな。見学する分にはラッキーだが、世界遺産がこの様な感じだと寂しい気も。



東のむら、中央の村を見て時間も結構経ったので、博物館にいくか西村も見ていくか迷うが、母が西村も見ていきたいようなので全部見ることにした。西村の近くには火災実験跡があり、平成9年に再現した竪穴住居を実験的に燃やしてそのままにしているそうだ。もう30年近く前になるわけで、くぼみが目立つだけだった。たった30年でこうなるのだから、何千年前となるとどれだけわからなくなってしまうか想像に難いところだ。



やはり雨が降っていることもあり、草むらを歩いているとつま先が濡れてくる。そろそろ博物館へ。この博物館は世界遺産登録により新設されたのかな、すごく新しくてきれいな博物館だ。



出土した土器とか展示だけでなく、図や映像など、建物の構造を活かした造りで見応えがあった。



縄文時代の春夏秋冬を表現したシアターが10分おきに開始。縄文時代の生活は本でしか見たことがないが、映像で見ると、冬はこれで寒さを実際凌げていたのか、病気になったらどうしていたのか?とかいろいろ気になるな。今は娯楽も充実しているが、当時は鬱になったり自殺する人なんてのも少なかったんじゃないだろうか?どちらの生活が幸せなのかは比べることはできないだろうな。



展望室からの景色。周辺が開発されていない岩手だからこそ、なんとなく当時の生活がイメージできるのだろうな。北東北の遺跡群は他にもたくさんあるので、近くに行く機会があったら行ってみたいな。
ということで見どころがたくさんで、予定より40分くらいオーバーしてしまったが、価値が高かった!



お次は久慈の琥珀館。時間オーバーした分取り戻さなきゃというのもあったが、とにかくこの辺りの道路は信号がない!雨も弱まってきたし一気に進もう。



②久慈琥珀博物館(11:30-12:15)


琥珀って、宝石の一つくらいかと思っていたが、久慈は琥珀の産地のようで、ここで琥珀のことをたくさん知ることができた。国内唯一の琥珀博物館のようだ。入館すると、新館と本館があることを伝えられる。ここも見どころたくさんのようですね。



まずは新館から。いきなり大きな琥珀が迎えてくれると思ったら中に入れるようで。中に入るとギラギラしてます。まさに宝石のタイムカプセルや!きききのつりはしといい歴史を感じる旅になってます。



琥珀は天然素材で燃えるということ、初めて知りました。琥珀のにおい体験、すごく素敵じゃないですか。ハーブみたいな香りでしたね。樹脂が原料だから虫を巻き込むことが多いようで、アリや蚊を含んでいる琥珀も展示されていました。白亜紀のものらしいからその当時の虫が残っているってすごいことだ。さっきの縄文時代が霞んでしまうよ。



琥珀により、岩手の世界遺産、金色堂を表現した作品。こんな感じの作品もたくさん展示されていた。琥珀は産地によって色の濃さに違いがあり、久慈のものはやや濃いらしい。英語ではアンバーというそうな。



中にはシュールな作品も。野外太古の森博物館という扉があったので、楽しみに開けてみたら、外は普通の森で、恐竜の写真が置いてあるだけとはwまぁ岩手の森の中は確かに太古と通じるものがあるから恐竜が居そうではあるが、写真ってのはね^^;



新館を出てもう一つの建物に向かっていると、琥珀の採掘跡があるではないか!大正7年ごろに採掘した場所のようですが、久慈では他のところで現在も採掘がされているようですね。坑道は見学時間5分くらいとあったが、歩くだけならぐるっと回って2、3分かな。



八木沢くんのこほっぱ跡。「くんのこほっぱ」とは琥珀採掘所のこと。これを知らないと、八木沢君の、こほっぱ跡と読んでしまいがちだろう。八木沢君ではなく、八木沢の琥珀採掘所跡ってことですね。



本館はずいぶんとカラフルな外観。古いのかなと思ったが、プロジェクションの部屋もあり、乗ると絵が変化するという面白い仕掛けもあった。



基本的には琥珀を使ったアートが多数展示されています。久慈の恐竜の化石など琥珀以外の歴史に関わる展示もありますね。海のイメージが強いが、琥珀や化石などもたくさん採れることがわかりました。



休んで行ってくださいと書かれていた扉の先にはまさかの先客が!爆笑の一枚でした。琥珀館だけあって、ちゃんと猫の色も琥珀色でしたね。



ここも見どころたくさんでした。時間がやっぱり押しているので、水族館のもぐらんぴあは飛ばして、道の駅くじへ行くことに。


③道の駅くじ(12:25-13:35)
昼食 山海里(12:30-13:05)


まずは、昼食。はじめ久慈がどれくらい混んでいるかわからなかったのだが、店に着くと全然混んでいなかったので、さすがに平日であれば空いているのだなと。昼食が混んでいると後の予定がずれるのでこれだけは心配だったんですよね。注文は「三陸ずっぱり丼」!岩手まで来たんだから、上位の海鮮丼にしようと。ごはんは大盛にしなくても十分な量。満足な一杯だった。



久慈の名物「まめぶ汁」も追加。これは、すいとんのようですが、団子の中にくるみと黒砂糖が入っていて、汁は結構とろみがついているのが特徴。「まめまめしく健康で暮らせるように」という先人の想いが込められているのだとか。郷土料理を食べるのも楽しみですからね。いい体験ができました。父は酒を飲んでしまったのでここから先は自分が運転するのが確定ですな。



軽く道の駅を観光。立派な山車ですね。祭りの時に出動するのでしょうか。



久慈というと海女と、やはり震災の時の展示などが多いですね。今回は海や、海女関連(小袖海岸など)は特に観光予定はないですが、またくる機会があれば海岸沿いも見てみたい。


④昭和レトロ館(13:15-13:30)


この道の駅の中に併設されている昭和レトロ館へ。受付は少し離れたところにあるのだが、入場料を払うと、特典のシールのようなものを大量にもらった。めっちゃ余ってますやん^^;手前のパスタ屋は満席。ここ気になるな。



いきなり銭湯の暖簾が登場し、男湯と女湯で違うところに行くのかと思いきや、行先は同じだった。どうやら銭湯で使われていた資材をそのまま展示しているようですな。そうそう、小袖海岸とつりがね洞も行ってみたかったんだけどね。



髪が伸びる人形だったり、レトロ神社など変わったものもおかれていた。レトロの神とは一体?



こんな感じでレトロなコレクションなどがたくさん展示されているところでした、平成のものもありましたが、もはや平成もレトロなものになってしまったのですね。昭和~平成~令和を生きる自分としても時間の流れを感じますなぁ。最近こういうレトロなものへの興味というか引き込まれ方が強くなってきたと思います。



レトロ館を出て1Fは物産館になっていました。岩手の地酒飲み比べ。これいいですね、父が早速購入。



さてここからは、海岸を通って北山崎など景勝地へ向かいます。ただこの天気だとなぁ。。ここまでは降ったりやんだりの不安定な状態。雨が止むことを祈りつつ三陸道を南下。ガソリン給油も忘れずに。北山崎の少し手前に陸中黒崎灯台とあったので、ついでにそちらに寄ってみよう。


⑤黒崎灯台(14:30-14:45)


駐車場に着くと、誰もいない!こんな天気だし平日だとこんなもんか。北緯40度のシンボル塔、カリヨンの鐘、灯台と天気がよければすごくきれいそうなんだけどな。



北緯40度のシンボル塔。ということは、ここが北緯40度なのか。灯台も遠くに見えるが長い階段が。。



母は「これまた登るのやだなぁ」といいながら降りていく。この後の北山崎はもっと長い階段があるぞ。とりあえずカメラを手摺におけそうだったので、全員で写真。風が結構強い上に、雨がぱらついているのでずっといると濡れますね。



長い階段を上り、カリヨンの鐘を鳴らして、これで全部チェックポイントは見れたかな。北山崎はここからすぐのところなので、同じような天気なのだろうな。


⑥北山崎(14:50-15:40)


こちらも駐車場を見る限りほとんど人はいなそう。北山崎は駐車場からも展望台まで結構歩くが、途中にお店がたくさんありました。レストハウスは後で寄っていこう。



さぁ、展望台へ。うわ、クマ目撃情報があるぞ。最近ニュースで岩手の熊の出没情報はチェックしてましたが、割とどこでも出てるからなぁ。。第二展望台へは300段以上下るのでちょっと熊が出るとなると、、辞めとくかな。ちなみに第二展望台へは第一展望台の左手から下っていく感じ。



こちらが北山崎の景色。ここからの景色は多くの海蝕洞と200m級の断崖が連なる様子が見え、全国観光資源評価で最高評価も得ている絶景なのですがね。ただこの天気でも、すごい景色だと思いましたし、天気が良い時と比較することもできるので、天気が悪くても足を運んでみる価値はあると思いましたね。



ビジターセンターで休憩。ここでは田野畑のアイスクリームが売っていたので3つ購入。地元の牛乳を使っているということで、ホームランバーのアイスに味は近いですが、おいしかった。ビジターセンターの裏手にはシロバナシャクナゲの群生地になっているそうな。



面白いのが、毎年観光者がどこから来たのかシールを貼ってもらうことで見える化しているようだ。遠方から三回目以上来ている人も多いようですね。ぜひ熊がいない時期に第二展望台や海岸に降りて景色を眺めてみたいものだ。もちろん快晴の時で!



ちなみにアイスを食べている間に第三展望台へもアプローチを試みたが、、結局こちらも熊に注意の看板があって、引き返したのだった。みちのくトレイルを歩く人は常に熊に気を付けながら歩く感じになるのか。熊なんとかならんかねぇ。

続いては日本三大鍾乳洞である龍泉洞。自分は2回目の来訪。日本三大鍾乳洞も制覇したことだし、二巡目と行きますかw


⑦龍泉洞(16:15-17:10)


駐車場がわからなくなったので、新洞科学館の駐車場へ駐車。予定より大分時間が押しているので新洞科学館に行く余裕はないが、岩手に来たら龍泉洞は外せないですね。



龍泉洞はWebのクーポンを印刷して見せると1100円のところ930円で入れました。洞内は9.3℃か。今日は外気も涼しくそんなにギャップはないが、お年寄りが入るときは体調管理も気を付けないといけないですね。



入り口から急激に気温が下がってきます。上着を着てきたので問題ないですが、夏場に汗をかいてそのまま入洞するとキツイだろう。



入洞して右手に川が流れ、その川が超透明できれいなこと。以前来た時よりもLEDのギラギラ感というか派手さが少なくなって、落ち着いて観光できるようになった気がします。本来こうあるべきですね。



前回も見た地蔵岩。何千、何万年とかけて造られたものが、10年で変わるはずがない。



地底湖見学へ。第一地底湖が深さ35m。写真だとどうしても奥行きが見えないのが残念。スマホやカメラを落としたら確実に回収不可だし、大事な文化財を汚してしまうことになるので最新の注意を持って撮影してます。



第三地底湖は98m。第三地底湖前で集合写真。今日は混雑していないので、余裕で撮れます。



案外フラッシュを使うと水の感じがきれいに映った。



ここから第二の見どころ、登り階段165段、下り階段107段の縦移動山ぶどうワインの貯蔵庫があり、ミニ写真展があったが、入れず。。



後ろを歩いていたら蝙蝠が!危ない危ない、びっくりして足を滑らせたら危ないですからね。しっかり手摺を持って進みます。



三原峠を過ぎて、高いところから第一地底湖を覗けるのもチェックポイント。龍泉洞の調査は現在も進められていて、2019年時点で4088mを越えているとのこと。現在は第三地底湖までの公開ですが、第八地底湖まで発見されている様子。夢がありますね、岩泉町にふるさと納税したら、龍泉洞の開発に貢献できるならぜひ納税したいところだ。



やっぱり素晴らしい鍾乳洞でした。洞を出て、飲料水を空きペットボトルに汲んで、地下連絡道を通って駐車場へ。ちなみに、父と母もこれで日本三大鍾乳洞を制覇。ただやはり一番は山口県の秋芳洞で、あの広さは忘れられないとのこと。秋吉台も含めてもう一度行ってみたいところです。



今回は時間がないので後にしますが、遊歩道やミネラルハウスなど面白そうな見どころがありますね。コーヒーなんかも飲んでみたいし、もう少し時間をとってのんびりしたいところではあります。さて、今日は宿についてから浄土ヶ浜のナイトウォークツアーを控えているので、夕食を考えると18時半には宿についておきたいのですよね。自分は運転なので、父に宿に電話したところ、「今のところ決行する予定です」と。ちょっとくらいの雨なら傘をさしてやる感じなので、ほとんど時間がないということで、震災の遺構を1つだけ見て宿に行くことにします。


⑧津波遺構たろう観光ホテル(17:50-17:55)


田老は津波の被害が大きく、今なお家はほとんど建っておらず空き地が多いように見えました。そんな中にぽつんと佇むこのたろう観光ホテルは2階まで津波で流され、津波の恐ろしさを伝えていました。逆に言うと4階や5階は残っているのでここに避難した人は助かったということでしょうかね。ここに逃げ込んだ人は幸いだったのかもしれません。周りには何も高い建物は残っていませんでしたから。



新しくて高い堤防が遠くに見える。ただ自然の力は想像をはるかに越えてきますからね。どんなに頑丈な堤防ができてもやはり絶対安全ということは無いのだと思います。


⑨休暇村 陸中宮古チェックイン(18:15着)


田老から宮古へはすぐ。とにかくほぼ予定通りにつけてよかった。龍泉洞のあたりではさすがに厳しいかと思いましたがね。普段なら宿について一息だが、今回はここからの予定もハード。19:30に浄土ヶ浜行のバスが出発なので、19:20までに夕食を食べて、準備をして19:25へロビーへ行かないと。



部屋は302号室。目の前は山であまり景色は期待できないが、朝も早いしどちらにせよ景色を楽しんでいる時間はないからな。昔ながらの旅館という感じの部屋でしたね。

(18:30-19:15 夕食)


さぁ夕食だ。北山崎で食べたアイスクリームが重かったからか、母は「あのアイス食べなきゃよかったんだけどな~」と言っておきながら、ずいぶんと大盛で持ってきましたw言ってることとやってることのギャップがでかい!海鮮焼きやステーキや刺身などタンパク質はラインナップが豪華で片っ端から食べているとすぐ満腹になってしまうな。



デザートも充実。岩泉ヨーグルトはやはりおいしい。他にウニプリンなんかもあったが、醤油とのトッピングがおすすめとのこと。でもやっぱりプリンは普通のプリンが一番だな。父はここでもアイスクリーム!2段重ねにして、食べ方は子供と一緒ですw



さて、そろそろ出発の時間だ。部屋に戻ると布団がなぜか2つしか敷かれていない!自分らで1つ出すのも面倒なので、フロントに電話してツアー中に敷いておいてもらうことに。



ロビーに行くと、自分らの他に2名のおばあちゃんが参加するようで、よろしくですと。あまりに少人数で夜の浄土ヶ浜ツアーも不気味ですからね。人は多い方がいいに越したことはありません。ホテルの外に送迎車が停まっており、早速夜のツアースタートだ。



⑩浄土ヶ浜ナイトツアー(19:30-20:45)


ホテルから浄土ヶ浜までは15分くらい。ビジターセンターに停まると女性のガイドさんが居てその人が案内してくれるようだ。これ人数構成によっては危険じゃないか?今日は全部で6名。これくらいいれば問題ないけどなぁ。



ビジターセンターから浄土ヶ浜までは徒歩で15分くらい。最初は坂も階段もあるし、雨の日だと少し危ないかな。途中からは海辺の遊歩道を歩くのだが、なんといっても津波の被害も大きかったところですからね、心霊現象とか起こっても不思議じゃない雰囲気です。



夜の浄土ヶ浜に到着!自分は2回目だが、前回来たときは砂浜が白くて、空は青くてまぶしくて、まさに極楽浄土という感じだったが夜でしかも雨が降っているという対極の状況で見る浄土ヶ浜はすごく新鮮。



レストハウス前で、ガイドさんに当時の状況をいろいろ聞くことができました。
・浄土ヶ浜ビジターセンターは、地下が半分くらい浸水してエレベータが壊れたが、スタッフやお客さんは全員無事だったこと。
・観光船が3隻あったが、うち2隻は市内に流されてしまったこと。
・このレストハウスも天井近くまで津波が来て、壊滅的な被害だったが、津波で浄土ヶ浜の形が変わることは無かったこと。

やっぱりガイドさんの話を聞きながら観光すると深く状況が知れるのでいいですね。ここでツアーに参加しているおばあちゃんが小山在住でいることがわかる。同じ栃木県民でしたか。そうこうしているうちにホテルに戻る時間に。浄土ヶ浜は明日もまた来るので、その時に今日通った道を歩いてみて対比しながら楽しんでみようと思います。

(21:25-22:30 風呂)


ホテルに戻ったのは20:55でした。さっそく風呂へ、ここは温泉ではないがラジウム人工泉とのこと。露天風呂はないがサウナがあったのでのんびりできました。いやぁ今日は朝3時からハードだったなぁ。父と運転を分担できたので何とか乗り切れましたが一人で運転していたら持たなかったでしょうね。分担できると移動中寝れるのがやっぱり大きい!



風呂上がりに父はビール。一日中食べたりのみすぎだろ。自分は疲れてしまったので今日はもう寝よう。ということで、自分は早めに寝たが、私の家族の恐ろしいところはみんなイビキがすごいこと。最後に寝るということは、他の人のイビキの中寝るわけで下手すると寝られないことも。今回最後になることになったのは母。案の定いびきがうるさくて寝にくかったとのこと。「nbtも結構うるさかったよ」と後から言われたが、私も陽菜やりっくんにうるさいとよく言われてますからね。運転で疲れた私と父のイビキがうるさかったのは言うまでもありませんね。

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