喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



初の夏油温泉に宿泊し、スマホもテレビも見ずいい感じで脱ITして過ごせました。明日は出社なので今日は早めに帰宅しておかないといけないということもあり、そんなにゆっくり観光する時間はありませんが、せっかくなので外湯は改めて入ってきたいと思います。



今日は午後からは雨の予報も出ていたが結果的には晴れでした。これで6月中旬というのに、まさかの4日連続晴れ!旅行的には大変恵まれた天気となりました。それにしても気温が高い。夏油温泉は山の中なので涼しいはずなのに部屋にいると暑く感じます(エアコンがないから扇風機で過ごすしかない!)


(朝食7:30-7:50)


まずは朝食から。和定食で見た目は質素ではあるが、ご飯は1杯おかわりでこれでちょうどよい量でした。





毎日食材を狭い道を通って山の中まで運搬しているのでしょうね。料理人だってそろえるのは難しいでしょうから、これだけの朝食が出てくるだけで十分と思います。



朝食の後は、無料コーヒーで一服。古き日本の宿という雰囲気で、癒されます。



玄関には既にチェックアウトをすませて出ていく客も。どうやら登山客が多いようですね。6人パーティもいれば、ソロ登山客も。この辺りは熊の目撃も多そうだし、個人的にはちょっと危ないんじゃないかと思います。



さて、出発が遅くなってもよくないので、早速温泉に行ってこようかな。昨日は暗くてあまり探索はできなかったけど、せっかくなので夏油温泉のマップに乗っているちょっとした立ち寄りスポットにも寄ってみます。それがこの薬師神社



大湯への道の反対方向に少し歩くくらいなので、さっと観光できますが、奥に生えていた杉がとても多きく迫力ありました。この杉は約900年前に夏油温泉が発見され、この薬師神社ができたと同時に植えられたそうで、かなり古い歴史があります。夏油温泉もそんな昔からあるんですね。

(温泉 8:10-8:45)


昨日は大湯が熱すぎて入れなかったが今日はどうか?うーん、熱い。熱すぎる!むしろ人があまり入っていないから余計に熱いのか。。。



隣を流れる川の水を混ぜて何とか温くできないものか。。。残念ながら水を汲むのは結構大変な上、1杯やそこらで入れる温度にはなりません。。



となるとやはり疝気の湯だな。この温泉はぬるめでちょうどいい。疝気の湯も大湯もこの直下から温泉が湧きだしており、明るいと泡がポコポコあがっているのがみえた。



ちなみに夏油温泉は冬場は2~3メートルもの雪で覆われてしまうため、11月10日までには大湯や疝気の湯の前に組み立てられた脱衣所は取り壊すようだ。ひと手間も二手間もかかっているんですね。

(チェックアウト 9:20)


ということで、温泉も十分堪能しチェックアウト。出発間際にオーナーと「大湯は熱過ぎますね~。川の水で埋められるといいんですけどね。」と、話していると、以前川の水を取り込んで調整したこともあるが、常連さんからクレームが入ったらしい。あと、夏は熱くて入れないが、春と秋は気温が下がるため他の温泉がぬるくなり、大湯がはいりやすくなるんだそうだ。なるほど、うまくバランスが取れているんだなと思った。また機会があったら、涼しい時期に大湯にチャレンジしに来たいと思います!



さて、今は入れないが洞窟蒸し風呂が近くにあるとマップに書いてあったので、夏油温泉を出る前にちょっと見てみようと思い山の中へ。



でも残念ながら見つけることができなかった。橋が崩れ落ちているようなものは発見したので、この先だったのだろうか。。手前には既に廃業となった夏油山荘があり、夏油温泉もなかなか経営が苦しい状況であることが伺えた。



夏油山荘に隣接する形で建っているこの夏油温泉観光ホテルも今シーズンからの営業を見合わせて、新しいオーナーを探している最中とのこと。1~2年で新しいオーナーが決まらなかったらボロボロになってしまうだろう。いい買い取り先が見つかると良いが。。日本の人口も減って、過疎化も進んでインドアの娯楽が浸透している今、多くの観光施設が同じような状態になっているのだろうな。



で、この後は中尊寺に行くことに。最初は歴史公園えさし藤原の郷に行こうと思ったが、帰り道に近い方が良いし、17年前に行ったときの記憶がかなり薄かったので、もう一度ちゃんと見てこようと思いまして。夏油温泉からは一時間もかかりませんでした。結構近いんだな。



㉘中尊寺・金色堂(10:40-12:15)


場所は去年の岩手旅行で来た毛越寺のすぐそば。毛越寺はちょっといまいちだったんだよな。天気が悪かったというのもあるけど。久しぶりの中尊寺に期待です。



最初はこんなに登ったっけ?というくらい登り坂ですね。母は大分疲れた様子。参拝路があって、その両側にお堂がたくさん建っている感じ。



弁慶堂、薬師堂など、両側のお堂を少しずつ見学していく。御朱印もあるが、全部もらっていたらきついから、本堂と金色堂だけ確実にゲットできればいいかな。



こちらが中尊寺の本堂。無料で中に入って参拝できる。にしても陽射しが強い。6月だけど真夏の陽気です。日陰に入りながら進まないとすごく日に焼けそうです。



本堂の御朱印はしっかりもらっていきます。しかし、本堂というわりには大分全体マップからすると手前にある気がします。やはり本丸は金色堂なのか!?



やがて大きな建物が左手に出てきた。これは讃衡蔵(さんこうぞう)といって中尊寺にかかわる資料館のようだ。この建物、前回来たときあったっけ??少なくとも金色堂は入った記憶があるが、この建物は覚えがなかった。今は金色堂とセットで入場料を払うので、前回は別々とかで讃衡蔵には入らなかったということかな。



蔵の内部は薄暗く、涼しく、外の猛暑を避けて一休みするという意味でも良かった。展示物も非常に多く、ビデオもあるし見ごたえありました。讃衡蔵を出るとお土産屋が。かりんとう饅頭がおいしそうと言っているが、さすがにここで買わなくてもよいだろうし、食べ物がジャンキー過ぎるぞ^^;





讃衡蔵を過ぎると、見えてきました「金色堂」。この金色堂は外観を守るために金色堂の周りにお堂を建てているわけでうが、さすがにきれいに保存されています。この金色堂の床等には藤原氏がそのまま安置されているそうでミイラがいるのか?と思うとちょっと怖いな。



そして金色堂の御朱印もゲット。中尊寺って思ったより参道が長く歩き疲れたなということと、やはり一番人気と印象に残るのは金色堂だなということを再認識したのであった。来た道を戻るのも一苦労でしたが、母が頑張ってついてきました。岩手から実家までは4~5時間かかるので、ここで昼食を食べて帰路につくのがよさそうかな。

(昼食 12:20-12:45)


お昼は駐車場に併設されている蕎麦屋でいただくことに。



すごく太い蕎麦だ!しかし、麺をゆですぎなのか食感がよくない。。店も混んでいるから一気に茹でて行かないと間に合わないんだろうけど、この太麺がデロデロしているのはちょっと残念だったかな。ごちそうさまでした。



ここからはガソリンを入れて、眠くならないように父と交代して運転するのみ。大和付近でこの旅行の総走行距離1000キロを達成したのだった。



仙台に入って、今回は常磐道の方から帰ります。ここまでくると、GWの旅行と同じルート。1年で3回仙台まで来ているんだよな、珍しい。

(南相馬鹿島SA 14:35-15:00)


セデッテ鹿島で休憩。コーヒーを買ってここで父と自分も運転交代です。



季節は七夕相馬野馬追は今年は5/26に開催だったようで、開催直後ですね。参加者の熱いメッセージが飾ってあったりして面白かった。



番外編:勿来ドライブ(16:05-16:35)


車の中では、昔勿来に泊まりに来たときの話などで盛り上がっていて、久しぶりに勿来に降りて、宿とか見ていくかということに。弟が高校に入るまで、ほぼ毎年勿来海岸の民宿に泊まっていたんですけどね、そのあたりの宿も今は閉まってしまい、大分新しい施設が立っていました。



特に自分が小学2~3年くらいまでは花車という宿に泊まっていて、この宿の裏手から砂浜に出て海水浴したものです。自分1人でも断片的な記憶がありますが、父母と話していると、そうだったかという気づきがあり、面白いです。あの頃の写真も実家のどこかに残っているのかもしれないけどなぁ。また今度探してみるか。父母も久しぶりに勿来や小名浜で泊まるのもいいかもなんて話していました。敢えて昔に行ったところを回るプランにして懐かしんでもらうというのもいいかもしれないですね。

(自宅着 17:45)


ということで、帰りは渋滞もなく予定通りに帰ってこれました。3月の紀伊半島一周の時と同じく、つくばに戻って、みんなで夕食を食べて解散という流れです。

(夕食 19:20-20:30)


最初はまた寿司がいいという話だったけれど、海鮮は結構食べたし、妻も自分が不在の間は妻の実家に帰省し寿司を食べてきたらしい。なら新しいところに行ってみようということで、あえて中華を選んでみた。近場にある「えん弥」というお店です。入ってメニューを見ると結構安いですね。1人それぞれ一品料理とチャーハンのセットを頼もうとすると、店員さんが「かなり量が多いので、6人なら3~4セットがちょうどいいです」と。たしかにりっくんはそんなに食べないし、妻も小食だから4セットと、追加で豆腐や小籠包などサイドをいくつか頼んでみたが。。。



想定より多く出てきました^^;これはぱっと見、食べきれる気がしない!とりあえず自分は1.5~2人前食べるかと思い、何とか食べていくが、、減らないですwちょっと時間はかかったがほぼほぼ食べたかな。特に陽菜が相当食べてた。このセットをだいたい1人前食べてたんじゃないか??間違いなく妻より食べていたと思います。頼りになるわ。



というわけで、旅行の終わりに中華で満腹という形で無事終わりました。今回の旅行は食も充実していたし、満足満足。父母とは、月末の弟の奥さんとの顔合わせで呼ばれているので、またそこで会う予定。大分この旅行の間も間食していたので、生活リズムを戻して健康に過ごしてほしいと思います。
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今回の旅行も早くも3日目、今日は朝から玉川温泉自然研究路を散策する予定だったので、早めの起床です。自然の力強さを感じられるので、是非母にも見てほしいところだが、大分お疲れのようなので休んでおいてもらうことに。一昨日は登山で、昨日は弾丸プランだったからな、少し厳しかったか。。





今日も良い天気だこと。山の中だからもっと涼しいかも思ったら意外とそうでもなかった。


⑱玉川温泉自然研究路(6:25-7:30)


自然研究路は玉川温泉からは近いのだが、新玉川温泉からは12、3分歩く必要があります。この間に熊が出ないかなという心配はあったが、大丈夫でした。



これはこれで、自然散策路のようで気持ち良いです。右手は高い崖になっていて、左手も切り落ちているから、あまり動物も通らないかな。





おっ、玉川温泉旅館が見えてきた。ここで繋がっていたのか。前回は自炊部に泊まったので、今回の新玉川温泉旅館と比べるのはできないが、何もない一間の部屋で過ごしたのが懐かしい。





自然研究路の入り口へ。奥にはたちこめる白いガスが。ここを見ずには玉川温泉を去れません。



この噴き上げ、9年前に来た時と同じと思うが、その間ずっと吹き出し続けているんだよな。どこにそんなエネルギーが。。と思ってしまう。何事も有限なのに、10年程度では全くそれを感じさせないです。



岩盤浴の場所でなくても、煙が吹き出している所は地盤が温かく、普通に寝転んでいる人も。結構虫もいるので直で寝るのは勇気が要りますね。





川底から湧き出す源泉。源泉は98℃というが、ここの川は何℃くらいあるのだろうか。



特に白いガスが吹き出している穴の周りは黄色く変色している。そしてとどろく轟音。個人にこれが自然研究路の1番の見どころです。



初めてみる父もこの景観には驚いていたようでした。地球に秘められたエネルギー、これでもほんの一部であることを考えるとスケールの大きさを感じます。秋田にはここのような地獄谷的なスポットはいくつかありますが、玉川地区ではここだけなのだろうか?この地盤の下がどのようになっているか気になります。



朝から5000歩以上歩いてお腹もすいてきました。戻って朝食だ。2時間後に再びこの玉川温泉に戻ってくることになるとは、、実はちょっと思っていました。


(朝食 7:40-8:30)


朝食会場は昨日と同じ。朝食もバイキングだが、やっぱり品揃えも料理の味も素晴らしい。バイキングの中でもレベル高いと思います。





今日は昼食もちゃんと食べる時間を確保しているが、つい食べ過ぎてしまう。デザートにマンゴーが出ていたのは珍しい。小岩井ヨーグルトと混ぜると止まりません。ごちそうさまでした。



まずは、田沢湖の遊覧船を11時から予約しているので、最初から制限時間付きの観光地からスタートするパターン。なので、10時に新玉川温泉を出る予定。せっかく玉川温泉に来たのだから、チェックアウトまでの時間を有効に使うためにも、もう一回温泉に入っていきたいというのが、家族全員の意見。問題は、新玉川温泉で手短にもう一度入るか、玉川温泉の方に移動して入ってくるかの二択ということ。


(チェックアウト 9:20)


実は、昨夜フロントで聞いたときに、新玉川温泉に泊まっている人は、玉川温泉の宿の大浴場も無料で入れると聞いたので、せっかくなら玉川温泉にも行ってみるかと考えていたわけです。で、せっかく来たんだし、最終的に両方入っておきたいとなり、ちょっと時間が危ないが玉川温泉に行くことにしたのだった。ということで早めのチェックアウト。前回も同じことを思ったかもしれないが、新玉川温泉と玉川温泉は直線距離の割には車道ではぐるっと迂回して行く必要があるので、時間的には5分は見ておいた方がいいです。しかも今回は道中に2か所も片側通行規制が敷かれていて、最大2分待ち位になるから余計に焦る。



⑲玉川温泉日帰り湯(9:30-10:05)


玉川温泉につくと、今度は日帰り客は下の駐車場までは降りられず、共同の駐車場を使う必要がある。この駐車場から玉川温泉までも3分くらいは歩く必要があるので注意だ。そんなこんなでバタバタしながら玉川温泉のロビーへ。こっちの旅館も棟が分かれていて空中廊下などでつながっている複雑な感じだった。何となく階段の雰囲気とか覚えている気がする。



そして大浴場へ。基本的には温泉の濃度は100%源泉、50%源泉、弱酸性の3パターンで、蒸し風呂や歩き湯などバラエティに富んでいるところまでは一緒。一方、以下のように違いがいくつかあった。
・玉川温泉の浴場は新玉川温泉の浴場の大きさの1/2である。
・新玉川温泉には露天風呂があるが、玉川温泉にはない。
・歩き湯の深さが玉川温泉の方が深い。(広さは新玉川温泉の方がダントツ広い)
・飲泉用の源泉の出が玉川温泉の方が勢いがある。
・打たせ湯は玉川温泉は2か所だが、新玉川温泉は1か所だけ。


温泉の成分は一緒だろうから、基本はやはり新玉川温泉が良いかなと思います。



新玉川温泉から田沢湖までは45分を見込んでいて、11時から遊覧船が出発することを考えると、10時には玉川温泉の建物を出ておきたいが、伝達ミスもあって10時に温泉からあがる形に^^;結果、10時10分くらいに玉川温泉発。朝からこのバタバタ感は印象深いです。

そして玉川温泉を出て田沢湖方面に向かおうとしたところ、、、前の車がパトカーじゃないか!これだと追い抜くこともできないので、この時点で11時の遊覧船間に合わないから、プラン替えるかと考え始めていたが、すぐに別の道に曲がってくれたので、まだツキに見離されてはいない!と思い、頑張って何とか遊覧船には間に合ったのだった。



⑳田沢湖遊覧船(10:45-11:40)


駐車場についてから急いで発券所へ。じゃらんの遊び体験で申し込み済だったから、この辺りスムーズでよかった。事前予約をしておけば、受付の時間節約できるしこれはもっと活用するべきだな。



乗船場は道路を渡って下ったところ。それほど大きい船ではないので団体客が来たら乗れないなんて場合もあるだろうな。ちなみに乗船チケットには、11時から乗船とかそういう記述はなかったから、このチケットを持っていれば、空きがあればどの時間でも乗れるものなんだろうと思う。



魚がたくさん泳いでいるが、この魚はウグイで餌も売っていることを船員が話していた。田沢湖は酸性度が高いので、普通の魚は住めないんだそうだ。玉川温泉の影響もあるんだろうな。





11時ちょうどに出発。「おすすめは右側だけど、後ろに乗るのが180度見られるから一番いいよ」、とスタッフさん。ならばデッキも心地よいし、ここにいようかな。そして、「デッキにいると船の通った後の波が盛り上がるのが面白いですよ」とも。下の写真がその様子。



田沢湖はとにかく水がきれいだからか、湖面が青かった。これは素晴らしいね。レストハウス側に見えるのは、秋田駒ケ岳とのこと。この辺りでは一番高い山かな。



ルートは40分で、御座石神社とたつこ像を通って田沢湖をほぼ半周するコース御座石神社前では青い湖面がさらに青く感じられた。本当に神秘的だわ。



ちなみにデッキにいるとエンジンの音が大きくて、解説がよく聞こえない。解説を聞きたいなら、船内がおすすめかな。





昨日も見てきた、たつこ像。休日の今日はたくさんの人が集まっていました。船から見られるのは後ろ姿か、横顔までです。ここらで大体20分。半分ですね。

元々田沢湖では遊覧船に乗ることだけ考えていたが、駐車場に思ったよりもお土産屋も多いし、秋田犬ふれあい体験みたいなのが気になったので少し見ていくことにした。



㉑秋田犬ふれあい館(11:40-11:55)


土産屋には、稲庭うどんの製麺見学ができるところもあって面白い。稲庭うどんの麺を機織機みたいなところに引っかけているところでした。この後、麺を乾燥させるのかな?

秋田犬ふれあい体験は、お土産を買った人は無料。そうでない人は100円のご協力をお願いしますということだ。ふれあいとは書いてあるが触ったりする体験ではなく近くで秋田犬を眺めたりできる程度かな。



秋田犬、元気がないな~。たくさんの人の目にさらされて疲れるんだろうなと思っていたが、急に元気に吠え始める。どうやら近くに犬を連れてきた人がいたらしい。警戒して吠えていたのか。穏やかそうな顔をしているが、吠える時はしっかり吠えるんだな。



秋田犬以外にも、比内地鶏が展示されていた。この時間なのに、「コケコッコー」と元気が良かったな。普通の鶏に比べると体が大きく、たくましい。なるほど、これで肉の噛み応えが全然違うんだな。(親子丼のイメージが強いので、比内地鶏をみたら親子丼を連想してしまう俺。。。)



わきには秋田犬の墓や、辰の模型の展示などがあり、やや不思議な雰囲気もあったが駐車場には観光バスも停まっていたし、見学客も多く賑わっていましたね。陽菜やリックンへのお土産も購入して次の目的地へ。

次は田沢湖金色大観音という名前だが、田沢湖からは少し離れたところにあります。ナビで行ってみると、、あれ何か変だな。


㉒田沢湖金色大観音(12:20-12:45)


土曜なのに観光客が居ないという点と、どうも見た感じ荒れ果てていて営業している感じがしない。これはもう廃業している??と思い進んでみると。



やはり受付には人はいませんでした。とはいえ、この程度の老朽化を鑑みると廃業したのはコロナ禍になってからかな。



いくつか観光ポイントがあって、基本的にはそれらはそのままの形で残っていた。これは七福神めぐりで、今でも金色に輝いているものの、メッキがはがれてきているものもあった。



そして七福神からさらに進むと、観音の前へ。ホームページを見た感じだと廃業については書かれていなかったきがしたけどな。営業していたころは、この台座の下から入って見学もできたらしい。迫力ある絵などもあったから楽しみにしていたんだけどな。



観音様から展望を眺めてみる。廃墟と言えるほどはまだ朽ちていなく、でもじきに廃墟と言われる場所になていくであろう、なんとも寂しい雰囲気です。ホームページがあったので少し調べてみると、、
・鋳造製としては日本で一番の規模を誇り、昭和62年(1987)に地域の人々の開運招運を願って造られた。
・新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、当面の間、営業を休止する。


これを見ると、潰れたというよりは、休業が継続しているように見える。現にHPは閉鎖せず残っている(サーバの費用も掛かっているわけだから、潰れたならHPも閉鎖するはずだ)。大分外的環境も痛んでいるが、また復活する日が来るのか?今後の行方が気になります。



スイレンの花がきれいに咲いているのを発見。周辺は草ボーボーだが、整備されていればきれいだろうに。小さなところからぜひ復活してほしいですね。



観音の傍には田沢湖レイクリゾートが。こちらは営業していて多くの車が停まっていました。今の状況としてはここに泊まった人が、ちょこっと観音を見に行くくらいでしょうか。



これで秋田の観光も終了。ここからは6月に2年連続の岩手観光に入ります。これまで観光できていない西部方面を中心に回る予定。



あねっこでは昼食を食べる目的で立ち寄った。ここでは盛岡名物冷麺を食べる予定。外気31度の今日にはぴったりだ。





自分は地鶏冷麺。オーソドックスな冷麺だがこれがいいんだよな。コシと味、具材を取っても美味しい冷麺だった。父はつけめん、母はトマト冷麺。どれも結構量が多くて食べきるのが大変だった。(最初から1.5倍とか書いてあるので大盛はよく見てから頼もう。)



母がエスプレッソがかかったソフトクリームを頼んでいたが、コーヒーが苦くてあまり美味しくなかったらしい。エスプレッソってそういうものじゃないか?ちなみにここで食べたソフトクリームがきいたのか、母は後からお腹を壊してました^^;



雫石の国道を走っていて、左に見えるのが岩手山。あちらには小岩井農場や、岩手山神社などがあり、雫石で一泊して温泉に入ったりそのあたりを観光するのもありかなと思う。



㉔宮沢賢治記念館(15:00-15:45)


宮沢賢治記念館へ。この記念館周辺には、宮沢賢治イーハトーブ館とか童話村など、宮沢賢治に関わる観光地が複数あり、まとめて時間をとって散策するのもあり。散策路もちょうどいい歩きごたえっぽいので少し歩いてみたいが、時間がないので、今回は記念館のみにします。



記念館に入るとすぐに、宮沢賢治の生い立ちから生涯までのビデオを上映していました。37歳でなくなったのか、私より若いんだな。詩人や童話のイメージが強いが、教員をやったり農業をやったりいろんなことをやっていたのですね。



記念館の中には宮沢賢治の自筆の詩集が多く展示されていました。この若さでこれほど多くの作品を出しているのだから毎晩机に向かって考えていたのでしょう。昔の偉人が今の時代に生きていたらどんな感じになるんでしょうかね。昔だからこそ有名になったのか、今だったらもっとデジタルを使って力を発揮できるのか?そんなことが気になります。

お次は北上市の鬼の館。16時半までに入館が必要だから急がないと。。今日も結構弾丸ツアーっぽくなってきたなw



㉕鬼の館(16:30-17:05)


到着はなんと16時27分!入館ギリギリ間に合った~。元々は高速を使うルートで時間を見込んでいたが、ナビだと下道を通るルートを提示してきたから、時間かかってしまった。ルートが違うと場合によっては大きな時間差になってしまうから注意だな。



明日はこの建物でイベントがあるらしく、特設会場が用意されていた。これは鬼の館のコンテンツでもないし、ここで鬼のショーをやるというわけではありませんw



入り口は様々な鬼のお面が並ぶ何とも言えない雰囲気。子供は怖いかもしれない。入るといきなり分岐になっていて、「右でも左でも進めます」なんて書いてあると、両方確認したくなってしまう仕様。両方ともディスプレイのある部屋につながっていて、ここで7,8分くらいのビデオを見て進みます。この映像、よくわからなかったな。





雰囲気は先ほどの宮沢賢治記念館に似ている。もちろん鬼の展示が中心だが、中には妖怪も。この河童、色が赤いようにみえるが、赤いカッパと言えば遠野か!そう、ここは岩手だった。あとは、生首というか首だけ展示されている鬼がたくさん。小さな子にはちょっときついかも。





じっくり解説を読んだり、映像を見たりすると1時間くらいかかるが、サクッと流し見するくらいなら20分くらいでも行けるだろう。今回はそもそも16時半に入って17時には出なければいけないから大分速足で観光したつもり。でも、最後の方で鬼にまつわる祭りや伝説などがやっていたので、ビデオを2本観てちょうど30分くらいだったかな。

(ARCSで夕食購入 )


この後は夏油温泉に行くのだけど、夕食がついていないので、どこかで何か食べるものを買って行かないと。北上市のスーパーを探してみたが意外とヒットしない!仕方ないので街中の方まで戻ることにした。そこで見つけたのが、「ARCS」。秋田というとITOKUのイメージがあるが、ARCSはCGCグループということで、店内の音楽とか聴きなれたものが流れていたwさすがCGCは安いです!



北上市というと、古墳で有名なのだが、結構近くに古墳が点在しているということを事前に調べていたので軽く寄ってみることに。ちょっと道路では行きにくかったが、、何とか看板にたどり着きました。



㉖五条丸古墳群(18:00-18:05)


少し散策してみたが、割と荒野になっていて、石が密集しているところがいくつかあるなという感じ。夕日に照らされ何とももの寂しい感じもあります。



通常はもっと厳重なセキュリティというか、入れなくしてあると思うけど、これだけむき出しになっているということは既に発掘されており中は何もないんだろうな。ちなみにこの古墳群はほんの一部。時間があれば他ももう少し見てみたいところだが、なんと言っても夏油温泉の外湯を明るいうちに入っておきたいので、そろそろ宿に向かいましょう!



車も全然いないし、途中までは快適なドライブ。水神温泉の看板を通り過ぎていきます。元々、水神温泉に泊まろうとも思っていたんですけどね。でもせっかくだから一足伸ばして夏油温泉にしようと、1か月くらい前にチェンジしたのでした。



ただ山に入ってしまうと、口コミ通り狭いところが多く、すれ違うのが困難。この時間だから誰ともすれ違わないでよかった。ちょっと崖崩れが心配なところもあったかな。何より熊がいつ出てきてもおかしくないというのもね。ここで車やられたらスマホの電波も入らないのにどうしろと。。。



そして山道を抜けると一気に視界がひらけて夏油元湯の宿が現れた!玉川温泉ほどではないが、結構車が停まってます!これだけの車が来ているということはさっきの道ですれ違う可能性もあると思うと、ここに来る時間帯も結構重要だなと思いました。あんな道をすれ違いながら進むのは結構しんどいです。



㉗夏油温泉 元湯夏油(18:45チェックイン)


秘湯を守る会の提灯が懐かしい。チェックインを済ませ宿泊棟である嶽館に案内されるが、結構歩くな。今は使っていない棟も多そうだが、昔は湯治宿としてにぎわっていたんだろうな。



建物は年季が入っておりも多い。これはうちの妻は絶対ダメなやつだ。。そして部屋も引き戸で履物の脱ぎ場はなく廊下からダイレクトに入る感じ。部屋の名前は「特2」か。他の部屋と比べると広い間取りのようだ。



部屋の特徴はシンプル。
・テレビなし
・エアコンなし
・スマホの電波が入らない
・電気にカバーがかかっていない。

電気にカバーがないのは虫が入ってすごいことになってしまうからと想像。確かにエアコンは必要ないな。一応テレビは共有スペースに行けば見れるし、電波については、フロント近くにいけばWifiが入ります。ちなみに、仕事のスマホも念のため持っていたのだがDocomoは電波が入った。やっぱりDocomoって頼りになるな~。ソフトバンクユーザとしては悲しいが。


外湯巡り(19:15-20:10)


さて、では夏油温泉で最も楽しみにしている外湯に行ってみよう。暗くなる前にちょっと写真も撮っておきたいし。まずは浴衣。赤文字で夏油温泉とシンプルなデザインです。



夏油温泉の入浴についてはチェックイン時にも説明を受けるが結構複雑だ。
・7つある温泉は全て源泉が違う
・そのうち1つはいまは使えないので6つ
・時間により、混浴・女性用が変わる
・結果的に今回男が入れるのは5種類(外湯3つと、内湯2つ)
・外湯のうち、大湯は一番人気でこの温泉に入るためだけに来る人も居る。しかし源泉が47℃でそうそう入れない。
・他の2つの外湯は適温かぬるめ。

大湯がダメでも、他の2つで何とか楽しめそうかな。



ということで、まずは「大湯」方面へ。ちなみに女性専用の外湯もあるので、母にはそちらに入ってもらおうと思います。他は全部混浴だからな。さすがにちょっとね。



大湯へは歩いて3~4分といったところか。薄暗くなってきたが、電灯があるので足元が見えないということはありません





で、これが噂の大湯か。。今日の温度は49℃らしい。先日遠刈田温泉で45℃の熱湯にすら入れなかった自分が、さらに4℃も高いところに入れるはずがないが、、まず足を入れてみよう…



…無理ですね。足くらいはどうにか、とも思ったが足一本すら入りませんわ。宿の主人が「かけ湯をするだけでもどうぞ」と、入るの無理な前提で説明していたくらいだからこんなものか。。そこで、桶を4つ用意して、温泉を汲んでかけてをローテーション。これでも熱いが何とかお湯を浴び続けることができて、大湯に入ったと言えるくらいの気分は味わえた。



お次は大湯の隣の「疝気の湯」へ。これはぬるめと書かれていたとおり、確かにぬるかった。父は「どうして大湯と近いのにこんなにも温度が違うのか?」と不思議がっていたが全くその通りと思う。源泉の深さが違うのかな?同じような階層だと50mくらいしか離れていないのだから混ざってしまうと思うんだけどな。何はともあれ、ここの露天はゆっくり浸かれた。空には月と星。灯りが少ないからこそキレイな夜空が見れました。



ちなみにこちらの建物が女性専用風呂で、熱湯と普通の温度の湯があるようだ。下の露天にだれもいないから、「こっち来てみな」と父が呼んでいたが、建物の中でははっきり聞こえず、母は野性の動物でもいるのかと思って怖くなって早々に出てきたのだとかw



折角なので自分と父はこの後も4つ目の露天風呂「真湯」へ。ここの湯加減が一番ちょうど良かったかな。もうあたりはすっかり暗くなってしまった。適度に浸かって出ます。



ちなみに、昔は橋の先に目の湯というのがあったらしいが今は使えないようだ。見るくらいはできそうだが、この暗さでは危ないしなぁ。ということで部屋に戻って夕食にしよう。


(夕食 20:20-20:50)


先ほどのARCSで購入した惣菜での夕食。案外こういう形式でも楽しく食べられるのでいいなと思いました。ここまでシンプルな部屋は久しぶりというか、これまでなかったレベルなのでいい話のネタになりましたね。やっぱり電波が入らないって不便だ。



雫石の道の駅で買った地酒をさっそくいただく。初日に買ったさくらんぼもついに食べつくしました。3日目にもなるとちょっと傷んできているものもあるので、今日で食べきって良かった!

テレビもないし、スマホも使えないので寝るだけだな。父は早々に寝ていたが、この宿には内湯も2か所ある。これは両方入っておかないとダメだろと思い、まずは1人で近いところにある「小天狗の湯」へ。ツアーの団体が泊まっているのか、廊下に出たら随分と大人数の笑い声が聞こえたな。



(内湯巡り 21:55-22:40)
建物の中は埃臭さというか独特の臭い。夜は灯りをめがけて虫も入ってきます。6月でこれなら8月や9月はどうなってしまうんだろうか?今来れてよかったかもな。



浴室も非常に建物の傷みが気になるが、ちょっと熱めくらいのいい湯だった。



少し時間をおいて、もう一つの内湯「白猿の湯」へ。こちらはフロントから近い。フロントの近くのみWifiが入るので、何名かPCを持ってきたりスマホをいじっている人もいた。漫画なんかもおいてあり、多目的スペースといった感じだな。



白猿の湯は岩から温泉が流れ落ちており、滝のようになっていた。自分は小天狗の湯とあまり違いを感じなかったが、母は一番白猿の湯がよかったと言っていた。自分的にはやっぱり外湯かな。真湯が一番入りやすかったと思う。

ということで、温泉を入り終わったらなんだかんだでいい時間に。やることはないけれど、温泉に入ったり館内散策をしているうちにあっという間に寝る時間になってしまったな。明日の予定だが、藤原の里にいこうと思っていたけど、距離を考えて中尊寺を久しぶりに見てくるプランに変えようかな。

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【関連ブログ】
2015/09/11 秋田旅行一人旅 1日目~尾去沢鉱山・大舘神明社例祭・玉川温泉~
2015/09/12 秋田旅行一人旅 2日目~大場谷地・宝仙湖・田沢湖・角館~

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念願の銀山温泉での宿泊。昨日のうちに温泉街の散策は完了しているので、この日の朝は普通に起床。1分1秒が貴重だなんて言いながら、ぐっすり寝てしまいましたね。チェックアウトギリギリまでゆったりしたいところだが、観光箇所が多いので、9時半には出ます。





今日もいい天気だ、ちなみにこの旅行は4日ともすべて晴れており、6月中旬の旅行としてはかなり異例(うれしい誤算)でした。しかし気温が高すぎる。今日も日に焼けそうです。まずは朝食から。


朝食(7:35-8:05)


朝食は和食御膳。牛肉のしぐれ煮がめちゃくちゃコクがあっておいしかった。これは尾花沢牛を使っているのかな。



総じておいしく、周りの席からはみんな「おいしいおいしい」という声が聞こえました。夜は食べきれない程だったけど、朝はちょうど良かったかな。この豆腐は銀山温泉でも人気の豆腐屋から買っているものらしい。ふわふわしている感じでいつも食べている充填豆腐とは全然違っていたな(比べちゃ失礼か)。


風呂3回目(8:20-8:50)


朝風呂は共同浴場へ。これで永澤平八の3つの風呂は全部入れました。さすがに共同浴場が1番広かったけど、外の空気を楽しみながら入るなら、貸し切り風呂がオススメです。



荷造りをしながら思うのは、これほど名残惜しい宿は滅多にないなということ。母が特に残念がってましたね。確かにゆっくりできるなら連泊したい。まあ、父母は仕事もないし平日来れるからその気になればいつでも行けるんだけどな。


(9:30チェックアウト)


旅館の前でスタッフさんに写真を撮っていただく。お世話になりました。





帰りも宿から送迎車で駐車場へ。この送迎というスタイルも名残惜しさを増幅させます。スタッフさんに聞いたところ、永澤平八は毎月1日で予約がほぼ埋まってしまうので、3ヶ月前の1日が1番取りやすいとのこと。それ以外はキャンセル待ちらしい。自分は今回じゃらんでたまたまキャンセル待ちを見つけて泊まれたんですが、奇跡に近かったな。5000円クーポンも使えたし、3人で52000位だったので値段も安かった。お世話になりました。



さて、まずは山形では未踏の地である鮭川村へ。隠れ人気スポットである、トトロの木を目指します。途中田んぼの脇にたっているシルバーの柵が何のためにあるのかが話題に。風よけかと思ったけど違そうだよなぁ。



ガソリンを給油、レギュラー176円は高いなと思いつつ、逃したらいつになるかもわからないからな。と、思ったらこの先で出てくるガソリンスタンドが、軒並み安くて少し凹んだのだった。ガソリンの相場も事前に調べておくと良いのだろうな。



トトロの木に向かう道中、昨日購入したさくらんぼを食べまくり。一方、やたらと庭月観音の案内が目に付くので気になってきた。事前にチェックしていなかったのでスマホで調べてみると、中々立派なお寺ではないか。ちょうど、トトロの木の行き道だったので少し寄ってみることに。結果的にすごく満足だった。



⑨庭月観音(10:45-11:15)




まず、大きな川の横という立地がいい!広がる田んぼも絶景で、そこに建つ立派な門にワクワクしてきます。



ここ鮭川では秋にはたくさんの鮭が川を上ってくるそうです。東北一の清流で送り盆の日には燈籠流しが行われて、その数は数千に登るんだとか。幻想的でしょうね、これは見てみたい。





本堂の中も自由に見学でき、これがまた静かで、お香の香りが心地よい。



狛犬の消毒液など笑いも取ってくるとは。。隙がないな。実際の燈籠流しの燈籠が飾られていました。ところでこれが数千個川を流れて、その後どうなるんだろう?見た目では水に溶けるようなものではなさそうだけど。



奥には観音堂の標識が、ここからが本番と言っても過言ではないです。登り階段が出てくるがすぐなので問題なし。



仁王像の像の横には、仁王様の足の模型が。人は足から弱くなるとのことで、この足をサスッテ足が良くなるようにとのことだが、この手のオブジェは見たことがないから斬新と共に、ちょっと不気味に感じてしまうな。



鐘がつき放題なので3回ついてきた。NHKゆく年くる年とかいてあったが、ここで中継されたのか!?鐘のつき方まで書かれてます。





お堂の中には木魚などの仏具があり、自由に叩いて良いらしい。あまり仏具に触れる機会もないので、いろいろと試しに叩かせてもらった、結構楽しいですw



ストーンサークルなんかも見つかっているようで、展示も多岐に渡っていたな。見どころ満載でした。旅先で見つけた観光地が、たまにめちゃくちゃ良いことがあるが、ここがまさにそんな感じ。さて、30分使ってしまったから先を急ぐぞ。



⑩小杉の大杉(トトロの木)(11:30-11:50)


トトロの木は、小杉の大杉と呼ばれていて、駐車場も整備されています。トトロの絵がかかれた黒板もあって、ほっこり。駐車場にはトトロの音楽が流れている車が。周りの自然も手伝って、とにかくトトロが出てきてもおかしくない状況が整っていますね。さて、木の方に向かってみよう。





ぱっと見て、どれがトトロの木かわからないぞ。ん、あの杉が広がっているところかな?でも全然トトロの感じではない。季節によって見え方が変わるのだろうか?そして、木の横にある小屋とブルーの網が何とも景観の邪魔になっています。





木の周りに遊歩道用の板が敷かれているから、ここで間違いはないらしい。それにしても太い杉だ。正式には曲川の大杉といい、樹齢1000年だと。この樹齢だとボロボロで修復されていたりするが、非常に活き活きしていた。遊歩道を半周したくらいで撮影スポットの看板が見える。なるほど、あそこから撮らないとダメなわけね。



撮影スポットからの景観はまさにトトロ。これには一同笑った。出落ちで終わる観光地は多いが、その逆でガッカリさせておいてから最後に持ってく観光地は珍しいのでは。ブルーの網もこの位置ならうまく回避できるし、よく出来たものだな。



トトロの木も素晴らしいけど、他にも杉がたくさん生えていて、自然に囲まれたスポットと言うのも良かった。夏は虫の声が凄いんだろうな。そんな状況もこの環境下なら大いにありだろう。いい観光地でした。



一方、観光時間が押しまくって既に1時間押しとは。そもそも、宿から送迎などで20分押して、庭崎観音で大幅に予定外の観光が入り、トトロの木も意外性にやられて予定オーバー。良い意味での時間オーバーなので、これは最後の方を削るしかないかな、なんて思いながら次の横手かまくら館へ向かう。道中はほとんどがバイパスか高速道路で、信号も全然ないから、かなり効率良く進んだ。



⑪道の駅おがま(12:35-12:45)


今日のお昼ご飯は、前後が旅館の料理を挟むからなるべく簡素にしよう(と言いながら観光に充てる時間を増やしたいのが目的)と思い、どこかの道の駅で惣菜でも買おうと思っていた。最初は横手あたりで買おうと思っていたけど予定より時間も押していたので、ちょうど近くに見えた道の駅おがまに寄ることに。



うーん、あまり惣菜らしいものがないなぁ。目に付いたのは「きのこダシおにぎり」。そこそこボリュームもあるし、これでいいか。足りなそうだから焼きそばもついでに買っておいた。これを食べながら横手に向かおう。



⑫横手かまくら館(13:20-13:55)


横手かまくら館はなんと市役所と一体になっていた。秋田の横手といったら有名なのはかまくら。それを-10℃の部屋で体験できるという。外の気温は30℃なので、その気温差はなんと40℃。70代の老夫婦が入ったら逆ヒートショックみたいなので倒れてしまわないかは心配だが、、ここは見逃せません。



入場料は100円。最初の方は普通にかまくらに関わる展示や、横手市の説明動画などを見学。母はウトウトしていたが、車の中でも寝てたのにそんなに眠いのか?



そしてかまくらの入り口へ。扉が二重になっており、冷気を逃がさないような構造になっている。外には「どんぶく」という上着が。一応上着も持ってきたが、こっち来た方がいいよなと思い、全員で着替える。さ、参りましょうか。



さっむ!やはり外気30℃で慣れた体で-10℃はやばいです。どんぶくを着てきて本当に良かった。ある意味かまくらまで一直線ですが、容赦なく冷気が吹き付けてきて凍えましたね。



かまくらの中に入っているところを全員で写真撮りたいが、、暗いしカメラが安定しなかったりでなかなか撮れんwやっとの思いで一枚(でもデジカメでは暗かったので、スマホで撮ったクリアなものを掲載)。実際はかまくらの中は意外と暖かいなんて話を聞きますね。確かに強い風を避けられるので、相対的に暖かく感じるのでしょうかね。

いい体験ができました。見どころはこれくらいなので、売店に出てここで秋田の地酒を買うことに。横手焼きそばも売っていました。先ほど道の駅で買って食べた焼きそばはもしかして横手焼きそばだった??(横手焼きそばってどういう特徴があるのかわかっていない。。)



トイレに行く途中に見つけた展示物。横手のお祭りで使われる梵天てこんなに大きいのか。神への祈願を込めて奉納する行事として300年の歴史があるそうです。

ちょっと時間を巻き返してきたかな。このままだと角館の武家屋敷が17時までなので、まだまだ間に合いません。次のラベンダー畑も効率よくまわるぞ。



⑬美郷ラベンダー園(14:30-14:50)




事前の情報では、まだ満開にはなっておらず見頃まであと少しという話だったが、到着したら見事に紫に色づいていたので十分楽しめました。平日でも出店が出ていたくらいだから休日にはもっともっと賑わうんでしょうね。



ラベンダー畑の敷地はなかなか広い。。ラベンダーというともっと香りがきついイメージがあるけど、父も言っていたがあまり香りはなかった。よく見ると花はあまり咲いていないんだな。だから匂いが少ないのかな。



ラベンダーの紫空も青、そして山々の緑。心癒される配色だこと。この暑さがなければゆっくりしていきたいところだが、、なんだか肌が焼けているのを明らかに感じるので進みます。



おっ、これが白いラベンダー「美郷雪華」か。珍しいですよね、白いのって。最近植えた苗が多いようでまだまだ小さいです。



ラベンダーの店では当然のごとくラベンダーの苗が売っていて、先日実家で買ったラベンダーと比べると少し安いらしい。美郷雪華は家が近かったら買いたいところだけど、さすがにあと3日は持たないだろうからな。



展望台もあり、そこからワイドで撮影。ちなみにこの展望台からの景色はライブカメラで見れる景色と一致しています。俺も一瞬ですがライブカメラに映っていたことでしょう。

サクっと観光してしまったので、時間を浮かせることができた。この調子で行けば武家屋敷の閉館時間には間に合いそうだ。続いて日本三大花火で有名な大曲のはなび・アム(花火ミュージアム)へ。



⑭はなび・アム(15:15-15:40)


縦に長い建物ですな。ここでは大曲の花火のビデオや、職人が花火を作っている映像、そして実際の花火玉の模型などが見られます。



もちろん大曲の花火を現地で見られるのが一番ですがね。それはなかなか叶いませんよね。8月最終の土曜日か、めちゃめちゃ混むんだろうなぁ。



見学している中で感じたのが、まず暑いということ。エアコンはさすがについていると思うが、、節電しすぎだろ!せめて夏の夜と同じくらいの気温にしてほしい。



花火の様子を見れるかと思ったが、残念ながら上映時間に間に合わず。。調べておけばよかった~。



撮影禁止のエリアも意外とあった。実際の花火玉を持ち上げて重さを体験したり、20号玉ってこんなに大きいんだと驚いたり楽しい発見もありました。考えてみると最近花火大会を現地で見てないなぁ。今年はどこか花火大会行ってみるか!という気にさせてくれました。



別館では花火ではなく、切手の展示をやっていた。なぜか戦時中の死亡電報や詐欺まがいの手紙なども展示されていた。なんだかここは怪しかったな。



外に出て、はなびアムの隣を流れる大きな川に気づく。ここが大曲の花火が行われる雄物川なのか??と思って後で調べてみると、丸子川という違う川だったようだ^^;はなびアムのポジション的に雄物川の隣に建っていてほしいところだw

ここで何と、時間の遅れを20分遅れまで取り戻した。では角館の武家屋敷いっちゃうかな。となると、ここからは2015年の秋田旅行一人旅2日目の逆再現に入ります。もちろん完全一致だとつまらないので、田沢湖遊覧船など、新規観光も取り入れて楽しんでいきましょう!



⑮武家屋敷通り・青柳家(16:15-17:15)


角館の武家屋敷通りは専用駐車場があるので、そちらに停めましょう。17時にはほとんどの店が閉まってしまうので、今から入場するのはうちくらいだろうな。



時間も限られているので青柳家に絞って観光していこう。そこに至るまでに古い町並みを通るので武家屋敷の雰囲気は楽しむことができると思います。



入場料は500円。まずは何とか間に合ってよかった。9年前なのであまり覚えていないが、とにかく武器屋防具、レトロなグッズが多く展示されていたのは覚えている(ブログとは別に、写真もあるから見返すこともできるのだが)。



でも、前回と変わったところはいくつかあるなと思った。まずは武器や防具が展示されていた建物の2階。ここが入れなくなっていた。そして入り口すぐに、予約者限定のツアー経路が用意されているところも前はなかったと思う。これ、後から聞いたら二階への階段がお年寄りには危険ということもあり、二階に展示してあったものを予約者限定のツアーの方に移して運営を続けているらしい。なるほど、そんな背景が。。



これだけたくさんの資産を持ってるんだから、子孫も安泰な生活を送っているのかなと思ったが、青柳家はすでに家系は途絶えていて、今は法のもと運営されているらしい。盛者必衰というか、、長い歴史の中にはあとを継ぎたくないという人も居れば、不慮の事件などで血筋が途絶えることもありますからね。事実を知って少し寂しい気持ちにもなりました。



他にも今年5月17日の雨風で武器庫が一部壊れて修復中だったり、樹木のメンテナンスもいろいろ大変らしい。でも、ガチャガチャなど、最近のトレンドを取り入れたりコンテンツも入れ替えてニーズの変化に対応しているのだと。スタッフさんからいろいろ話を聞いて応援したくなりましたね。




帰り際、父がソフトクリームを購入。さすがにこの後夕食だから自分は遠慮しておいたが。女子高生らしき2人組が休憩していたな。この辺りの高校生、武家屋敷通りでスイーツを楽しんだりもするのか、これはこれで特権かも。



駐車場に戻ると車は1台もいなかった。前回の伊勢神宮を思い出したな。ちょっと堤の桜並木の方に行ってみると、これまた夕方の陽気も手伝って素晴らしい景色だった。庭月観音、先ほどのはなび・アムに続き、今日は川辺の素敵な景色が多いなぁ。



さぁ、本日ラストの観光地、たつこ像へ向かいます。一応明日田沢湖遊覧船に乗るときに船上からも見れるのですが、玉川温泉への通り道だし、陸の上から見れる今日のうちに見ておこうと思ったわけです。こちらは途中に遭遇した一両編成の電車。秋田内陸線という鉄道のようです。一両編成は、関東鉄道常総線で見慣れているぜ!



⑯たつこ像(17:45-17:55)


たつこ像って、駐車場に困りますね。5分くらいなら路駐でと思って、邪魔にならないよう駐車。たつこ像は道路から近いしよく見えるのだけど、たつこ像を見た父は、「こぞうじゃないじゃないか」と。どうやら、たつ子像を、立つ小僧と 勘違いしていた様子。めっちゃ面白いじゃんw



あれ、前回見た時はたつこ像の近くまで歩いていけたのだけど、今日は水位が高いな。湖だけど貯水量によって結構深さが変わるんだろうか。水の中には魚がたくさん泳いでいます。さすがの透明度でした。



それはたつこさん、また明日。ここから玉川温泉までは信号もない山間の道ですが、ナビがとんでもない狭い道を案内して、こりゃ絶対熊が近くにいるだろうと思いながら進んだのだった。父も用心してクラクション鳴らしまくりです。結果、熊には遭遇しなかったが、、この旅で一番ドキドキした時間だったのではないだろうか??



⑰新玉川温泉(18:50チェックイン)


そんなこんなで無事到着。武家屋敷は一時諦めかけたが、何とか今日回ろうとしていた観光地を、庭月観音という臨時観光含めて回り切りました!これぞ弾丸ツアーだったな。2015年には玉川温泉に泊まりましたが、実はその時一度間違って新玉川温泉でチェックインしようとしてしまい、ここに来るのは2回目ですね。今回は間違いなく新玉川温泉で予約を取っていますから大丈夫でしょう。ここに来る道中車は全然見かけなかったのに、かなりの数の車が停まっていて驚きです。



館内はA、B、C、D棟の4つに分かれており、ロビーとも離れていて結構複雑。今回はC棟の361に宿泊です。まぁ、先日泊ったホテル浦島に比べたら移動距離は全然マシだよな(ホテルの中だけで合計10000歩は歩いた記憶が。。)。



部屋もとてもきれい。布団がセルフで敷く感じだったので(といってもシーツまでは被せてある)、母が「これどっちが北枕だろう?」と。どっちでもいいじゃんと思ったが、ロビーの方に旅館のマップと方角が書かれたパネルがあるので、そちらで確認すれば大丈夫。さて、チェックインが大分遅くなってしまったので夕食を先に済ませよう。



夕食(19:10-20:15)


ここの夕食はバイキング。メニューが豊富だし、天ぷらやホタテのバター焼きのオープンキッチンもあり、サービスレベルも高いですね。その分激混みではありますが。





料理はどれもおいしかったです。前回玉川温泉旅館に泊まった時も思ったが(その時は朝食だったが)、地場の食材が多いところがいいと思いました。秋田名物である稲庭うどん、きりたんぽ鍋、蕗の煮物、いぶりがっこなど、大抵ここで揃ってましたね。父はもちろん酒を注文。秋田を満喫できます。



デザートもたくさんいただいて、1時間以上食べてしまった。今日は疲れたし、pH1.2~1.3という日本で一番酸性度の高いお湯につかって癒されてくるか!


風呂1回目(20:40-21:20)


ここの温泉は前回の思い出として色々あって、
・酸性度が強い源泉100%のお湯は、体がピリピリした
・飲泉があって、源泉を薄めないで飲んでみたら、歯が溶けたのか衝撃が体に走った
・湯治の人が多いのか、体に手術の痕や発疹がある人が多い印象だった。

といった感じ。ガンに効く温泉としても有名ですからね。



そして1回目入ってみた感想。1回目はそれほど体がピリピリすることは無かった。ここも薄め、源泉50%、源泉100%とあるが、100%以外は全然大丈夫だったかな。飲泉もあったのできちんと決められた希釈度で飲んできた。それでもすっぱいレモンジュースくらいの酸味はあったからやっぱり酸度高いんだろうなぁ。

1つ気づいたのが、新玉川温泉は露天風呂があるのですね。玉川温泉旅館にはなかったはず。やっぱり「新」だけあって、こちらの旅館のほうが色々充実はしているのだと思う。ということで、風呂から出たが。。。父は大分ヒリヒリしたようで、陰部がただれていた!マジか、父がこれなら息子の自分もこうなる可能性はあるということ。確かにおしりはやたらヒリヒリするが。。。



そしてこの後、せっかく玉川温泉に来たのだからと、2回目(22:15-22:45)、3回目(23:35-24:00)に挑戦。結果、温泉に浸かる回数を重ねるごとに、痛みが増していきましたね。デリケートゾーンはやはりダメージを受けていたようです。ブログの記録によると、前回来た時は4回入っていて、そこまでのインパクトはなかったので、歳をとって体が弱くなっているのか、、、
やはり並の酸性度ではないということが分かりました。


明日は秋田の田沢湖を中心に観光して、岩手の夏油温泉に行きます。岩手は2年連続の観光。秋田にはまだまだ名湯がたくさんあるので、3日目も秋田にするかは迷いましたが、岩手はまだあまり温泉を回れていないので、ちょっとマニアックな秘湯という点で、花巻温泉郷でなく夏油温泉を選んでいます。どんな秘湯に出会えるのか?はたまた熊に出会ってしまうのか?それは分かりませんが、温泉をめぐる旅行って楽しいなと改めて思います。

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【関連ブログ】
2015/09/11 秋田旅行一人旅 1日目~尾去沢鉱山・大舘神明社例祭・玉川温泉~
2015/09/12 秋田旅行一人旅 2日目~大場谷地・宝仙湖・田沢湖・角館~

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今回は3泊4日で山形、秋田、岩手の名湯を巡る温泉旅行。一度も行ったことがない山形の銀山温泉、秋田の南部、岩手の西部の新規開拓をする一方で、既に行ったことがある玉川温泉に両親を連れていきたいという想いや、最短では一か月半前に行った蔵王お釜の再訪などいろいろ詰め込んだ旅行です。最近は両親と旅行に行くと朝3時出発が続いていたが、今日は少し遅めで5時半!一日目は蔵王や霞城公園を経て銀山温泉へ。途中、やはりこの時期に旬なサクランボも食べたいかなと。気温は31℃予想とこの時期にしては非常に高いがタオルたくさんもって行ってきましょう。


プロローグ(5:49出発)


昨日の時点でトランクケースに何も用意していない母だったが、何とか準備も終わったようだ。予定通り準備できるかと思ったら相変わらずの20分遅れ。。まぁ、この辺りはもはや想定内だ。車の中では今一番ホットな弟の結婚の話。母は弟の結婚について特に気にしていたからこれでようやく一安心かな。

(7:35-8:00 安達太良SA)


安達太良SAは久しぶり。ここで朝食をとることに。メニュー見てびっくりしたけど高くなったなぁ。朝定食850円に豚汁定植720円!少し前だったら、このくらいの定食なら半額くらいで提供していなかったか??



母は朝定食を注文していたが、塩サバも豚汁もしょっぱくて合わなかったらしい。豚汁定食も、豚汁と温泉卵と漬物だけではねぇ、、個人的に味はそれほど苦手でなかったけど、インフレの影響をマジマジと感じたのだった。

(8:25 福島JCT通過)


蔵王に行くには宮城側からも山形側からも行けるが、万一の蔵王エコーライン渋滞を考慮して、山形側からアプローチすることに
。さすがに6月の平日が混んでいることは無いと思うけど念のためね。山形道の途中、栗子トンネルが長いというのが話題になり、「何キロあるか調べてみて」、と父。母がスマホのAIを使って調べたが、870メートルと回答されて、母も「870メートルだって」とそのまま伝えるから、そんなわけないだろ!と。AIへの聞き方や、おかしな回答が来ても疑わずそのまま鵜呑みにしてしまう、これもAIの使い方のスキルだな。



上山あたりを走っていると突如現れる高層ビル。これはスカイタワー41といって、マンションらしい。このマンションの高層階から見える景色は絶景だろうな~。





さて、下を走っていたときは外気が27℃だったが、山を登るにつれて22℃まで低下してきたぞ。。しかし、やはり登るにつれて絶景が次から次へ現れるから運転していて楽しい!ひぐらしが鳴くような声もするし、前にGW前半に来たときに比べて、たくさんの生き物で溢れてきているなと感じます。



蔵王・熊野岳登山(10:00-12:15)


蔵王のお釜を見る時は、やはり下と比べて大分寒いから上着を持っていたが、今日は出番はなかった。普通に暖かい。


①蔵王リフト(10:10-10:20)




リフトは往復大人800円。受付でチケットを買って、そのままリフトへ。売店も併設されていますが、それほど充実はしていなかったかな。何気にリフトは結構久しぶりに乗る気がする。





久しぶりのリフトは最高。今日は晴れの予報だったけど、ちょっと天気が悪くて心配だったんですよね。でも、よい天気だし、風は寒くなくてちょうどよい感じだし、「ホーホケキョ」と、鶯の鳴き声が鳴り響くのもめちゃめちゃ風情がある。前に来た時も聞こえたな、この辺り多いのか?



②蔵王お釜・熊野岳登山(10:20-11:55)


リフトを降りると、右手には蔵王のレストハウスが!先日来たときは気が付かなかったけど、リフト乗り場とこんな近かったのか。今回はここから左手に進んで熊野岳山頂を目指します。



しっかり熊に注意の看板も。妻から「熊がいるかもしれないから早めに引き返してね」と釘をさされているからなぁ。でも正直東北なんて熊はどこでも出るでしょうからね。。熊野岳は人もたくさんいるだろうし、リスクも低いでしょう。



少し歩くと右手にお釜が。GWに来た時は半分くらい凍っていたが、さすがにすっかり融けているな。



熊野岳への道は、細かい石が多くて滑りやすいので注意。すり減った靴でくると危ないですよ。



母が「そろそろ戻ろうかな?」という、さすがに早すぎるだろ。もう少し進めばお釜がまた違ったか角度から見れて得だよ。とりあえずいつもの母のリタイアポーズを写真。いつもはベロ出したりしてへばった感じですが、今日は申し訳なさそうなポーズですね。じゃあ、父と頂上に登ってくるから、お釜をゆっくり見て戻ってくれ。



目の前の稜線に避難小屋が見える。この時点では山頂がどこにあるか分からなかったので、とりあえず小屋を目指して石がゴロゴロした斜面を登る。これ、下りの時は絶対危ないだろうな。



こちらが避難小屋。石とコンクリートで固められている様子でこれなら風や雨でもびくともしないだろうな。



中にはストーブと、毛布と寝床が。寝泊まりすることもできそうです。壊れた黒電話も置いてあった(思いっきりコード抜けてるし)。



下から見た時に神社のような祠が見えたが、どうやらそちらが山頂のようだな。尾根なのでほぼ平坦な道のりを進みます。





山頂には鳥居と神社が。こちらにも避難小屋があるようだな。小屋の中にはなんと御朱印があったので、スタンプを押してきた。お賽銭も忘れずに。



石で囲まれた神社は風対策!?今は少ないでしょうが、避難小屋に緊急で泊まるような方は、この神社で安全を祈願して泊まるんでしょうかね。



熊野岳1840mの柱の前で写真。ここも日本100名山の1つです。リフトからとはいえ、これで百名山の登頂が1つ増えたのはうれしい!旅行と絡めてこれからも百名山増やして行きたいものです。



うっすら上山市内の町並みが見えた。雲の形状は夏を思わせます。今日は午後1時くらいから雷マークが出ていたが、この後夕立が来るんだろうか。。



さて、ここからどう山を下るか。。。直線距離でいうと神社から直接お釜の方まで進んだ方が早そうだし、それほど急な下りでもないと思っていたら、父が大転倒。大丈夫か!?幸い手を少し切ったくらいの怪我で済んだが頭を打ったら大変だ。とにかく足場が悪いのと、父は靴がすり減っていることもあり、滑りやすいらしい。そのあと何度も転びそうになり、さらに1度転倒して何とか元来た道に戻ったのだった。「2転び3起き、3滑り」って感じ。後ろから見ててヒヤヒヤする。



母は、間違ってレストハウスをリフト乗り場と間違えて進んでいたので、急いで声掛け。リタイア宣言してから結構先まで進んでいて、「また違ったお釜の景色が見えたから良かったよ」と。リタイア宣言してそのままリフトの方に戻っていたら、レストハウスまで行っちゃってただろうな。リタイア宣言してからも、頑張ってさらに先に進んでくれたからこそ途中で捕まえられたと思うし、良かった。



下りのリフト。これはこれで下りの景色は素晴らしかった。何より6月でこの天気だからな。普通ならとっくに梅雨に入っていて雨か曇りだろう。この景色が拝めている時点で幸運だと感謝しなくてはならない!



③ぐっと山形(12:50-13:55)


昼食はぐっと山形で。道の駅と併設されているので、最初は間違って道の駅に停めてしまった。インフォメーションセンターで聞くと、建物の中でつながっているらしいので、ぐっと山形へ向かう。途中いろいろな飲食店が入っていて、この山形プリン美味しそうだ。とりあえず昼飯を食べてから考えよう。



せっかくだから山形名物を食べたい。米沢牛ハンバーグ1350円を注文。





この値段だと、何割くらいが米沢牛だろうと思いながら食べてみると、なかなかイケる!タレでなく、塩で食べるやつだ。一発目から大当たりだな。ちなみに母は山形名物「鳥中華」。ラーメンよりも甘い感じのスープが特徴的だ。父は「ラーメン+カレーセット」。それ、どこでも食べられるやん!



外ではさくらんぼが売っている。ここは山形、買わないわけにはいかないでしょう。パックに詰めまくって1500円だが、サービスしてくれて、パックなしで、そのまま詰め込んでくれた。これで3日は食べられるぞ。



戻りながら先程のプリン屋で、ソフトクリームが乗ったプリンを食べている人を発見。こ、これは食べるしかない。と思いさくらんぼと一緒に食べることにした。プレーンとレトロプリンがあって、硬めが好きならレトロとのこと。3人で別々に頼んで少しもらったが、個人的にはレトロが一番好きかな。何よりソフトクリームが絶品でしたね。さくらんぼも一緒にいただき山形の食を満喫できました。

ここからは北上して霞城公園へ。午後は雷警報もでているが、気温はますます上昇。これが梅雨前とは信じがたい。。



霞城公園散策()


霞城公園の中に入るのに少し手間取った。正解は北側から入る、だ。



野球場に停車。ここでは、山形市郷土館と城跡を見ていきます。まずは郷土館から行ってみよう。


④山形市郷土館(14:35-15:00)


外観からしてかなり特殊な感じ、1878年建立で、ここは元々診療所だったんだな。入館無料。畑では山形の県花や野菜など育てていて日常感があります。





8つの部屋と、2階が展示場になっていて、各部屋に当時の資料なとが展示されている。昔は医療もアナログだったんだと考えると、デジタル化で医療も超絶進歩したなと。



2階に向かう階段は手すりが低くて、当時のまま保存されていることがうかがえた。螺旋階段も登ってみたかったが危険とのことで封鎖。外観からは4階建てに見えるが、実際は3階構造で三層楼というらしいです。階段の上も見てみたかったなぁ。

外は一段と蒸し暑くなってきた、山形城址跡の方へ向かいます。



⑤霞城公園散策(15:05-15:15)


再現された門は中々に新しいな。日本百名城にも認定されているようだが、解説を見ても、いつから城がなくなったのかよくわからなかった。霞城公園はかなり広いので、昔は立派なお城が立っていたのでしょうね。





でも、門から先は草ボーボーで、なんとも寂しい光景が広がっていた。VRで当時の様子も見れるっぽい。井戸の跡らしきものも。綿毛らしいものが木から飛んできて、あれ何だったのか気になったな。



ここからはいよいよ銀山温泉へ。高速を走っている途中、やたら後ろの空が暗いのでアメダスを見ると、さっきの霞城公園のあたりが真っ赤になっているじゃないか!間一髪だったな。ちなみにナビの情報が古く、自分もウトウトしていて降りるところで気が付かず、ICをひとつ乗り過ごしてしまったという。。



標識にもいよいよ銀山温泉の文字が。早くも今回の旅行の本命です。銀山温泉の中でも予約を取るのが難しい長澤平八に泊まります。



永澤平八の駐車場を探すとなんと工事中??座っていたおじさんに聞いたら、臨時駐車場があるらしい。来た道を少し戻って見ると確かにあった!見逃してしまっていたのね。電話をかけるとスタッフの人が迎えに来てくれます。銀山温泉はどこもこんな感じのようですね。



乗車&移動中、若いスタッフの方が色々と銀山温泉の話をしてくれた。
・温泉街を流れる銀山川にはイワナやニジマスがいて、宿の人が餌付けをしている
・この時間にいる人は大体が日帰り観光客で、特にツアーの人が多い。
・永澤平八は大正14年にできて銀山温泉では一番古い宿と言われている。
 その前にも宿はあったそうだけど、銀山川の大洪水があって流されてしまった。

とか。復興を経て今の姿になってるのですね。



これが銀山温泉か。「やはり銀山温泉のよさは、夜を見てほしい」と宿の方がいうように、この景色が夜には幻想的になるんですね。



⑥銀山温泉 永澤平八(16:45チェックイン)


そしてチェックイン。階段がすごいテッカテカ。特長的なのが、スリッパがないのだが、履く必要がないほど綺麗ということなんだろう。そして大正の宿でかなり古いはずだけど、いやな臭いが全くしない。相当しっかりメンテナンスと掃除がされているのだろう。



部屋は狭めだが、爽やかな香りでどこをとっても綺麗に掃除されていた。少し休んだら銀山温泉の遊歩道散策へ出発だ。



夕食が18時からなので、1時間で戻ってこないとな。ゆったり散策コースは90分なので、少し早めに回らないといけない。とは言え、折角来たのだし見るところはしっかり見ていくぞ。


⑦銀山温泉周遊散歩(16:55-17:55)


割と最初から上り坂と階段が続く、熊野岳で結構疲れていたこともあり、いきなりしんどかった。



しかし振り返るとこの絶景。全部きれいな景色ですやん。紅葉の時はもっと素晴らしいんだろうなぁ。





階段の登りがピークに差し掛かるころ、銀鉱の発見者「儀賀市郎左衛門の像」が登場。気温も高くてここまでくるのに汗だくでした。母はさすがにここではリタイア宣言はやめてくれよ?



少し下ると見どころの1つ、銀坑道(延沢坑道)へ。ここから吹き出す風は冷たくて夏は本当気持ちいいが、中まで入ると結構寒い。汗をかいていたらしっかり拭いてから入りましょう。



ここの延沢銀山は、石見、生野と並んで日本三大銀山と呼ばれているようです。銀の取り方も解説されています。





坑道自体は5分くらいだが、これ以上いると寒いし、ちょうどいいかな。外に出ると気温差に驚きます。坑道の中の冷たい空気を持って帰りたいくらいです。





おもかげ園。奥には明治時代から昭和にかけての銀山温泉の様子が飾られています。これが面影ということ?



ちなみに大正2年の銀山温泉。なんとく面影がありますが、先ほどのスタッフさんの話だと、この後洪水が来て建物が壊滅して、最初に立ったのが永澤平八ということかな。遠い昔でありそうでまだ100年ちょっと前なわけですからね。



夏しらずは、洞穴から涼しい空気が吹き出していて、洞穴の前に設置されているベンチに座っていると夏の暑さを忘れられるということなのだろう。坑道の中は寒いけど、ベンチの上ならちょうどいいです。まさに天然のクーラーだ。



瀧見亭の方を通って戻る、帰りに父がヘビを見たといっていたな。基本は山の中の遊歩道だから、ヘビどころか熊が出てきてもおかしくない。万一を考えて、単独では極力行かない方がいいだろうな。



最後に白銀の滝。ここらは瀧見亭がすぐ近くにあるし、銀山温泉街の最終地点といった感じですかね(これまで歩いてきた道はほぼ山の中なので)。この辺りまでは観光客も多く、河原に降りている方もいた。



帰りにお酒のお土産やで、山形の地酒を購入。今週は父の日ということもあり、日頃の感謝を込めて、山形・秋田・岩手で1本ずつ酒を買ってあげることにしていたんです。銀山温泉で山形の地酒を買うなんてシャレていていいなと。



いやぁ、銀山温泉散策楽しかったです。50分くらいで回ったし、疲れました。宿前で記念写真を撮って、一休みして夕食会場へ向かいます。

夕食(18:10-19:15)




口コミでは料理も素晴らしいという評判が多かったけど、その通りだったな。特に尾花沢牛のステーキは絶品。これだけ種類があると2、3種はイマイチなものもあるが、ここは全部おいしかった。



おやつを食べすぎたからか、途中で満腹感が出てきて最後の方はなかなか食べ切れるかわからないくらい量が多かった。父はビールに日本酒にとよく入るな。



デザートはフルーツ3種。この手のものは甘いものを先に食べると、後から食べるフルーツが甘く感じられなくなるので、難しいw父はさくらんぼが一番甘かったようで、さくらんぼは最後に食べろと力説!酔っ払ってるのか?



⑧銀山温泉ライトアップ(19:20-19:50 & 20:50-21:20)
(16:42の写真)


(19:22の写真)


(20:58の写真)


食べ終わる頃には空も大分暗くなってきた。夜景は完全に暗くなる前の、薄暗い時間帯が一番綺麗と言う人もいるくらいだから、今回は日中・夕暮れ・夜の3パターンの写真を撮りたいと思っていた。まずはその3パターンを並べておく。こう見るとやはり夕暮れ時が一番コントラスト的にも美しく見える気がします。(ちなみに16:42はデジカメ、19:22と20:58はスマホで撮影)



銀山温泉には足湯やベンチがたくさんあるので、そこに座っていくらでも見ていられます。やっぱり夜景は必見だと思いました。ガス灯の優しい灯りと、ちょっと路地裏に入ってみたところ。

(永澤平八)


(古勢起屋)


(古山閣)


宿の1つ1つも個性があって素晴らしい。他の宿もいつか来てみたいものだ。



夜でも宿泊客で賑わっています。平日も休日もどこも満員だから、人の数はそれほど変わることはないだろう。



ずっと見ていられる景色だと思いましたね。やはり一番灯りが多めで、プロモーションで使われているアングルは永澤平八から奥の部分かな。足湯のベンチに腰掛けて贅沢だなぁと感慨にふけってました。次はいよいよ温泉だな。


風呂(20:05-20:30 & 22:05-22:30)
永澤平八は3つの風呂があり、そのうち2つは貸切風呂。事前予約はないが、そもそも1日7組しか泊まれないので、貸し切り風呂が全く使えないということはないだろう。まずは部屋の目の前の風呂へ。



銀山温泉は熱いというが、前に誰かが加水したのか、そこまで熱くはなかった。少し濁っていて、温泉らしい泉質です。これは3種全部入っておきたいな。



時間を置いて2回目の入浴。こちらの貸切り風呂の方が、先ほどより広くて4人家族くらいでも楽しく入れそうです。

銀山温泉の夜は噂に聞いていた通り最高でした。ここまでの世界観を醸しているのは銀山温泉だけかな。草津や箱根も温泉街として独特な雰囲気があるけど、建物と街灯だけでここまでのインパクトを出せるとは。。まさに1分1秒が貴重だなと感じます。それだけお金もかかりますからwいい発見ができました。



最近は旅行にPCを持ち込んで、思い出を忘れないうちに残しておくのが定着してしまった^^;(いいのやら、そうでないのやら。。)
明日は山形から秋田に入ってこちらも秋田の名湯である玉川温泉に泊まる予定。朝からもう一回温泉入って、とことん温泉旅行を満喫したいと思います。

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【関連ブログ】
2006/6/23 東北旅行 2日目 ~蔵王・鳴子温泉
2019/8/15 台風に負けない山形旅行 1日目~山寺・天童将棋タワー・東根大ケヤキ・肘折温泉~
2024/04/28 松島・蔵王旅行2日目 ~蔵王エコーライン・お釜・遠刈田こけし館・チーズ工場~

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明日から会社休日と有休をくっつけて4連休になるので、実家の父母と東北へ旅行に行くことに。3か月前も紀伊半島一周したばかりだが、親孝行の一環と、銀山温泉に連れて行くという約束をしていたので(そうとはいえ、さすがにハイペース!)。考えてみると1年前も岩手に連れて行っているので、仕事が終わってから電車で足利へ移動するというのも大分普通になってきたw



リバティりょうもうに乗ったが、どうも特急りょうもうより200円高いようだ。特にサービスには違いはないが、何が200円違うのだろうか。

今回の旅行の見どころは、やはり「銀山温泉」。自分もずっと行きたかったが、そもそも土日は宿が取れないし、木曜宿泊でようやく希望の宿がとれたので叶った感じ。2日目は「玉川温泉」。これは9年前に自分が秋田一人旅行した時にインパクトのあった温泉をやはり父母に入ってもらいたいということから選んでいる。そして3日目は岩手の秘湯「夏油温泉」。露天風呂を見る限り自然のままの温泉ということでこちらもかなり楽しみ。ということで、山形→秋田→岩手と東北をぐるっとするので、3月の旅行に準えて、東北ぐるっと温泉旅行楽しんできたいと思います。

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今日は福島県伊達市で32.3℃まで上がったという、4月にしては異常な高温でした。一方、蔵王は標高が高いがゆえにちょうど過ごしやすい気温となり良かったと思います(10℃以下を想定して、ダウンジャケットを持ってきたくらいですから)。さらに天気も快晴。ベストなタイミングでしょう。



昨日は曇っていたが、快晴だと部屋からの景色も見違えるくらい素敵ですね。これから向かう蔵王連峰が遠くに見えます。暑いとはいえまだまだ雪が残っていそうです。



朝早く起きて散歩と行きたかったが、移動で疲れたのか起きれず。。しばしだらけて朝食会場へ。

朝食(7:50-8:50)


朝は和定食。りっくんが最初食べようとしないから何とか食べさせようとすると。。



最後にはすごい勢いで食べだした。最初からちゃんと食べてくれよ~。りっくんが遅いので、妻と陽菜は先に部屋に戻ってもらったところです。



マイカメラをもって、撮影するりっくん。傍から見ると自分も同じような感じですからね。もっといいカメラを買ってあげて、写真を撮るのをりっくんに任せるかな。

チェックアウト(9:35)


ゴールデンウィークということもあり、蔵王エコーラインはかなり混雑が予想されます。10時チェックアウトだと完全に出遅れだと思って、チェックアウトを9時半にしました。この30分だけでも大分違うと思います。旅館の外に出てみると、紅葉したような木が。これはカエデだよな、なぜ赤くなっているのだろうか?



旅館前のブランコで1枚。



赤い鳥居をくぐって蔵王エコーラインへ入っていきます。やはり、同じ方角へ向かう車が多いです。ここからは一本道なので順番に駐車場に並んでいく感じですね。



素晴らしい新緑。天気も良いからか、これでもかというくらい明るい緑でした。





だんだん雪が積もってくる。この時期は蔵王エコーラインでは雪の回廊といって2~3メートルくらいの雪の壁が道路の両側に立っています。ぱっとみると寒そうですが、そこは今日の高温のおかげで薄い長そでを羽織っておけば全然普通に観光できます。



最後の方はさすがに渋滞していました。それでも、待ち時間は30分くらいだったか。過去に来たときはもっと待ったと思うし、口コミを見ると数時間待つことも普通ですからね。やはり遠刈田温泉に泊まって早めに出発するという作戦は成功だったと思います。


⑧蔵王エコーライン・お釜(11:00-12:30)




「山なんていきたくない!」と言っていた子供も、雪があるとなんだかんだで楽しくなるのか、はしゃいでました。とりあえず、俺に雪のボールを投げるのは止めてくれ!りっくんはミニ雪だるまを作って写真を撮ってましたね。



蔵王レストハウスでトイレをすまし、お釜の方へ。一昨日お釜の様子を見た時は、お釜の水が凍ってました。昨日今日で大分気温が高いので少しは融けていることを期待するがどうだろう!?



やはり半分くらい凍っていました!でも、確実に数日前より融けていたと思います。ともあれ、久しぶりのお釜。半分ですがコバルトブルーが見れて良かった!





この辺りの写真はどこを撮っても絵になります。りっくんはアドベンチャーだといっておおはしゃぎ!一方陽菜は、お釜の方が崖になっているので怖くて近寄れないということで上の方で待っていました。さすがにこれは高所恐怖症とは関係ないんじゃ。。



もっと近くまで行きたい!というので、雪道もありますが隣のお釜の展望台へ。雪はだいぶ融けていたので結構滑ったり危ない状況。「うわっ、これあぶね!」とかキャーキャーいいながら走っています。



お隣の展望台の方は大分雪が残っていました。少し近くなったかな。このまま、熊野岳の方へ歩いていくとまた違った角度からお釜を臨むことができそうですが、今回は雪も残っているのでここらでUターンすることにしよう。



刈田嶺神社の方にも行ってみます。こちらも道の上に雪が大分残っている。それでも神社には多くの方が参拝していました。。



ように見えたが、列を見てみるとどうも御朱印を目当てに来ているのかな?自分は御朱印帳を持ってくるのを忘れてしまいましたが、蔵王お釜の近くの神社の御朱印。。よく考えたらこれはぜひもらっておきたかったな。



刈田岳の山頂。蔵王も日本100名山の1つなので、ここに登ったということは、100名山の一角に登ったということにもなりますね。今回は何よりお釜が半分凍っていたのを見ることができたという点で新しかったし、たくさんの雪とお釜の組み合わせもきれいだったので印象に残りました。あとは紅葉の時期のお釜かな。機会があればまた来てみたいと思います。



帰りは来た道を戻りますが、渋滞がすごい。来た時とは比べ物にならないくらい並んでいます。右の写真の駐車場あたりまで並んでいましたね。まぁ待っている間ゆっくりと絶景も楽しめるのはいいところかもしれないです。



⑨不動滝(13:00-13:05)




道の途中に不動滝を見るために降りていく道があります。専用駐車場に車を停めていきますが、この不動明王像は前回来た時もあった。そうか、不動滝の入り口にあったのか。



ちょっと遠くなので迫力は写真からはわかりませんが、かなり大きな滝です。別ルートを使って近くまで行くこともできそうだけど、このあたりは熊もいるだろうから危険ですね。



さぁ、遠刈田温泉に戻ってきた。入り口ではこけしが迎えてくれます。そう、ここ遠刈田温泉はこけしの発祥の地でもあるようです。そのルーツを探りに、こけし館にでも行ってみますか(行き当たりばったりのようだが、元々予定していました)。



⑩みやぎ蔵王こけし館(13:35-14:20)




蔵王と違って大分気温が高い。確かに夏のような暑さだな。一方館内はひんやりしていて少し寒かった。見学だけなら大人300円とかなり安い。もちろんこけしの絵付け体験もできるが、うちには鳴子で作ったこけしもいるので、今日は作る方はいいかな。





こけしの展示数は世界一と謳っているように、館内はこけしが密集しています。東北にはたくさんの系統がありますが、それらが全部展示されているようで、遠刈田だけでなく、鳴子や青森のものまでいろいろ展示されていました。造りや模様が特徴があるんですよね。鳴子のこけしは、首を廻すとキュキュっと鳴るので、鳴子のこけしと呼ぶというのは聞いたことがあります。ちなみに、遠刈田のこけしは「赤い放射線状の花弁模様や様々なお花のモチーフの胴模様」が特徴の様です。





けん玉やコマなど昔の玩具で遊べる広場があり、子供はそれが楽しかったみたいです。けん玉は結構うまくやってました。個人的には、こけしの後継者が気になりました。ここに展示されているこけし職人が飾られているのですが、年齢を見ると大分高齢のようで、後継ぎ問題もいろいろ大変なのではないかなと。ただでさえ少子化、かつ、日本の伝統がオンラインの娯楽で取って代わられるような時代ですから、こけしだけでなく、他の伝統も危うくなっているはずですからね。

一方、自分位の世代でもこけし職人を目指して修行に取り組む人もいるようで、その方が作った作品などが売られていました。長い目で見ると、地方によって特徴あるこけしは、少しづつ統合されていく可能性はあるでしょうが、若い世代が魅力を感じでこけし職人を目指そうという取り組みも行われているようですし、日本の伝統工芸には頑張ってほしいと思います。

さて、そろそろお腹もすいてきたので、この旅行の〆として蔵王のチーズ工場に行ってチーズ料理をいただいてきます。本当はきつね村に行きたかったのだけど、時間の都合と、きつねが放し飼いになっているので危ないという口コミを見て却下になりました。。残念。



⑪チーズ工場(14:40-16:35)


到着するとまだまだ飲食店は待ちが5組あって人気店であることが窺えます。実は最初はチーズシェドという店に行く予定だったのですが、場所を間違たあげく、間違った場所にあったお店をチーズシェドと勘違いして入店してしまったのですよね。食べている最中に気が付いたのですが、この店はこの店でおいしかったからよしとしますw



こちらの店はラクロネットというスイスの家庭で出てくるチーズ料理を提供しています。1人前1320円とそこそこするが、せっかくなので頼んでみます。



チーズの他に、えびや野菜が提供され、これらをチーズと混ぜて焼いて、パンに乗せて食べるようだ。パンは12切れに対してチーズが多いので、パンを追加した方がよいかもしれません。



チーズを食べている感じが強くて、とても濃厚でおいしかったです。チーズって量はそれほど多くなくても、食べると大分胃もたれしてくるからこれほど食べてしまっていいものか心配だったけど大丈夫でした。他にバジルピザやチーズパイなどを注文して完食。これは相当なカロリーでしょう。



ちなみにラクロネットで提供されたチーズは量が多くて食べきれなかったので、持ち帰らせてもらいました。帰りにお土産を買って、クリームチーズの試食(100円で2種類をちょっとずつ食べられる)をして帰路へ。


17:19 白石蔵王ICイン


帰り道にも、宿泊した「さんさ亭」が見えました。遠刈田温泉もよいところでした。蔵王観光もですが、近所の登山をするときにも便利そうだと思います。

18:21 郡山JCT通過


帰り道は常磐道までは渋滞もなく順調。空に筋のような雲が縦に並び、なんだこれ?を話題に。飛行機雲でもなさそうだし、縦にクロスしたりするのって珍しい気がします。天気が下り坂になる前兆かな。

20:47 自宅着


最終的には友部SAあたりから断続的な渋滞が発生して、土浦北あたりまで混んでいるということだったので、石岡千代田で下道に降りることにしました。下道は全然混んでいなくて、全部高速で帰るよりは早く帰れたのではないかなと思います。初日は天気がイマイチでしたが、今日は快晴かつ、高温というのも蔵王の寒さを打ち消してくれて最高のコンディションだったなと思います。

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■今回の観光地ベスト3
1.蔵王エコーライン・お釜
2.松島遊覧船
3.さんさ亭

蔵王の景色は天気とこの季節が相まって、素晴らしかった。松島も久しぶりで楽しかったです。さんさ亭は老朽化こそ目立つものの、部屋の景色はきれいだったし温泉もよかった。次点でこけし館かな。

■グルメ賞ベスト3
1.1日目昼食 利久
2.1日目夜 さんさ亭の会席
3.2日目昼食 チーズ工場

久しぶりの牛タンはやはり最高。高いメニューだけあったな。チーズ料理もとてもおいしくて、ラクロネットは自宅でもやってみたい料理の1つになりました。

■残念だったで賞
今回は特になかったと思う。

■旅の忘れ物
・チーズシェド
・蔵王登山
・アクアテラス錦ケ丘
・みやぎ蔵王きつね村

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【関連ブログ】
2006/6/23 東北旅行 1日目 ~仙台・松島・秋保温泉
2006/6/23 東北旅行 2日目 ~蔵王・鳴子温泉
2009/8/12 仙台・山形旅行 其のⅡ
2016/4/29 りっ君初旅行1日目~仙台アンパンマンミュージアム・仙台城址・仙台大観音・鳴子温泉~ ※プロローグ部分のみ
2024/04/27 松島・蔵王旅行1日目 ~松島遊覧船・かまぼこ焼き体験・雄島・遠刈田温泉~
2024/04/28 松島・蔵王旅行2日目 ~蔵王エコーライン・お釜・遠刈田こけし館・チーズ工場~~

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今回の旅行は久しぶりに松島・蔵王方面へ。終わってみれば2006年に家族旅行でいったルートとほぼ同じコースになりました。観光1発目から遊覧船ということで、じゃらんの遊び体験で予約していたので遅刻するわけには行きません!w今年のゴールデンウィークは人出が相当多いことが予測されていたので、少し早めに出発です。



ちなみに1日目は天気がちょっと心配だったけど傘を使うことなく行って来れてよかった。日本三景の松島はやはり晴れていないと(しかし肝心の遊覧船に乗っている間は霧がかかって視界悪かったが)。


プロローグ(6:30出発)


朝から雨が降り出しそうな天気。関東には線状降水帯が発生するので、間もなく降るのだろうが、仙台のほうはかろうじて晴れているはず。。。実は最初湯河原に行こうかということも考えていたので、東北を選んだこと自体は良かったと思う。渋滞を覚悟していたが、少し交通量が多いことは仕方ないにしても、幸いにもひたちなか海浜公園の渋滞は今回はなかった

日立中央PA(7:25-7:45)


朝食をはやめに買っておこうと思い、日立中央PAへ。一旦高速を降りつつ途中の分岐でPAに入る形なので、高速を降りてしまわないか少し心配だったが大丈夫だった。ファミリーマートでは抹茶スイーツ祭りがやっていて、抹茶メロンパンを買ってみたが、これが甘くて朝食というよりはおやつだった。。

鹿島南相馬SA(9:15-9:25)


鹿島南相馬SAまではかなり時間も順調。ガソリンを入れ忘れていたので、190円とちょっと高いがSAのガソリンスタンドで10Lだけ入れておいた。



セデッテ鹿島に来たのは8年振りか。相馬市は観光したことないので、何かのタイミングで来てみたいところです。2か月前に浪江まで来たときにちょこっと寄っておけばよかったか。



このまま渋滞なく順調に松島に行けそうだと思っていたが、、事故があったようで仙台に入ってから渋滞が発生していた。下道を通って行っても間に合いそうだが、ルートを変えるのも面倒なのでそのまま高速で進むことにした。ひたちなかで渋滞があったらトータルで間に合わなかったかもしれないな。やはり長距離の旅行は余裕を持った移動が必要だなと。



松島観光(10:35-)


雄島前の駐車場に到着。天気も関東から北上するにつれて回復してきたな。意外と集合時間が近くなってきたので急いでいこう。



途中間違った建物に入ったりポカミスがあったが、集合場所である松島遊覧船のチケット売り場に到着。今回のチケットは遊覧船と焼き牡蠣とかまぼこ焼き体験チケットがついて1500円というお得なチケットです。遊覧船自体は1000円とのことで、他の観光地に比べて安いですね。



あと10分で出発ということで、桟橋には多くの人が集まっていました。ここから遊覧船に乗るのは実に18年振りか。まだ社会人になる前だったんだな。



①松島遊覧船(10:50-11:55)


今回のチケットでは1階、2階まで。3階に行くには追加で1000円かかるようだが、2階でも十分だろう。4人掛けの席について出発の時を待ちます。



11時発のところ少し早く出発したようです。まず右手に出てきたのは双子島。今回は干潮のため、コースを一部変更するようです。確かに島々の海から出ている部分が浸食されており、干潮である様子が見てとれる。



50分の観光船なので、船の中ではずっと見ているのも飽きる。ハーゲンダッツが食べられるようなので2つ買って食べ回し。デッキに出てみようと思ったけど窓が開けられるので、席についたままデッキにいるような気分になれたから結局デッキには出ませんでした。



ガイドさんが生実況をしてくれていて面白かった。「右手に見えますのが、、、何も見えませんね」みたいなくだりはこの天気ならではですね(なんか遊覧船に乗っているときだけ急に天気が悪くなったような、、)。

・島の数は260あまり
・鐘島は4つの穴が貫通しているところを同時に観れるタイミングがある(上写真がそのタイミング)
・人が住んでいる島が4つある。小学校もあって、授業で潮干狩りがあったり
 運動会のバトンの代わりにナマコを使っている(妻が爆笑)
・震災の時、松島は遠浅のため津波がゆっくりで避難する時間があった。
 また、島々に守られて被害も少なかった。


ガイドさんの話を聞きながら乗る遊覧船もよいですね。ちなみに、前回来たときにウミネコに餌をあげていましたが、そちらは今はやっていないようです。ウミネコに襲われたとかそういう事故が起こったのか!?



50分の遊覧、あっという間でした。景色はあまり見えなかったけどやはり松島に来たからには遊覧船は欠かせないでしょう。他の船は、また違ったアナウンスがされている(最低限のマニュアルはあるが、知識はガイドさんが自分で勉強している)そうなので色々乗ってみると面白いですね。



昼食 利久(12:15-13:05)


昼食はやはりここまで来たなら牛タンにしよう。松島の付近には利久が2店舗あり、それぞれメニューも違うので両方見比べたうえで松島海岸店の方へ。



せっかく来たのだから、ここは奮発して牛たん極定食だ。とろけるような食感には、当然「うまい」しか出てこない。昔の人はこれを捨てていたというのだからもったいないねぇ。お腹もいっぱいになったが、まだかまぼこ焼き体験と焼き牡蠣がついている。お金は払っちゃっているから食べに行ってくるぞ。



②瑞巌寺(13:10-13:25)


五大堂方面に行くのに、瑞巌寺を通っていく。2006年にも瑞巌寺には来ているが、ここを通るのは初めてな気がする。



りっぱな岩窟。松島はこんな感じの岩窟が多い気がするな。「お腹が赤い蟻がいる」といってりっくんが虫に見入っていた。危ない蟻じゃないだろうな?後で調べたらムネアカオオアリというようだ。



瑞巌寺の入り口。時間の都合上、今回は中に入るのは断念。



津波到達点の看板が。先ほどの遊覧船で、遠浅や島のおかげで他より被害が少なかったとはいえ、ここまで来ているんだな。





入り口の方にも岩窟が。ここの岩窟は特に大きなものでいくつも並んでおり迫力があった。



鰻塚の碑。松島は天然鰻の産地であり、この鰻塚を供養塔として建てたようです。どちらかというと牡蠣のイメージがあるが、牡蠣塚なんてものもあるのだろうか?



③松島蒲鉾本舗(13:35-13:55)


仙台・松島といえば笹かまぼこが有名だが、松島で蒲鉾の焼き体験ができるのはここだけだそう。まだお腹が空いたわけではないが、チケットを持っているのでここで食べておこう。ちなみに1本300円払えば、すぐに焼いて食べることもできそうです。生地から作る体験は事前に予約しておかないとできないくらい人気があるみたいですね。



手順は簡単。串付きのかまぼこをもらって、焼き場で焼くだけ。7分くらい焼くと焦げ目がついてくるので、両面焼くと少し時間はかかりますが、焼き立てのかまぼこはプリプリ感と、皮がパリっとしていて別格のおいしさだと思います。生のものは食べていないから食べ比べはできていないけど。





かまぼこ焼きは人気のようで、店内はかなり混んでいました。大きなかまぼこの串と一緒に写真を撮ることもできますが、これがなかなか重い!りっくんは体を持っていかれてましたね。さて、このまま焼き牡蠣の方も食べてきちゃいましょう。



焼き牡蠣は、「みちのく伊達政宗歴史館」の横にある店で1人1個交換できます。個人的には生カキの方が好きなのだけど、焼き牡蠣もおいしいですよね。



妻は昔牡蠣にあたって以来、食べられなくなったというのと、陽菜は牡蠣がそもそも好きではないということで自分とりっくんで2個ずつ実食。何もつけなくても塩味が効いていておいしいです。牡蠣ってすごい深い味ですよね。あとは、、、せっかく来たんだからずんだもちも食べて行こうと思って、利久のずんだ団子串を食べてしまった。これが結構重くて晩御飯までお腹が空かなかった。。味は美味しいんですがね、食べ過ぎたな~



④五大堂(14:45-14:50)


五大堂は来たことがありましたが、ちゃんとした写真が残っていなかったので、妻や子供がお土産など買い物している間に一人で回ってきたwこの赤い橋、板が敷いてあるので落ちることは無いが、隙間が空いているのでスマホを落としたら取りに行けない!人によってはかなり怖がっていたので、小さい子など連れていくときは気を付けたほうがよさそうです。







現在のお堂は1604年建立ということでかなり歴史があります。お堂の中にある五大明王像は33年に一度開帳されるとのことで次回は2039年とのことです。五大堂は海に突き出した形になるので、景色良かったです。お堂を見ているうちに妻たちの買い物も終わったようなので、そろそろ戻ります。



改めて広場を見渡すと、いろんな記念碑が経っている。来たときは遊覧船に乗るのに忙しくて、降りてからは昼食の場所を探すのに集中していたからちゃんと見れていなかったんだな。



大分予定が押してしまっているが、最後に定番の雄島を見ていきます。



⑤雄島・松島海岸(15:10-16:00)


これまでは、渡月橋を渡って雄島に入っていたが、今回は遊覧船乗り場方面からなのでこれまでとは違った入り口から入ります。雰囲気あっていいですね。陽菜は虫が居そうといって拒否っていたが。



坂を走って転びそうになるりっくん。日当たりが悪いから地面が滑りそうだし気を付けて。



あ、渡月橋は結局渡るんだったか。この島に入るのは14年振り!印象に残っている島です。



入って分岐にああたり、どっちにいくか決めているところ。右に行くと展望台、まっすぐ進むと跡地がたくさんあります。





まず右に行って、奥州御島頼賢碑へ。この碑はなんとお堂の中に保存されています。ここからの景色もきれいですね。虫もたくさんいる島なので、ここで陽菜は戻るという。じゃあ自分1人で駆け足で1周していくかな。







先ほどの分岐をまっすぐ進むと、跡地がたくさん出てくる。雄島も昔は修業の島ということで色々施設もあったんだろうな。岩窟がたくさんあり、相変わらず不思議な雰囲気です。



遠くに福浦橋が。この辺りが天気も回復してきて一番視界もよかったかな。





タイムトンネルのような抜け穴。今回は逆側から抜けましたが、また違った雰囲気を楽しむことができました。ところで、ここはどういう目的で使われていたんだろうか。。



急ぎ足で回ったつもりではあったが、さすがに妻や子供は雄島からは出ていて、海岸にいるとのことなのでちょこっと海岸にも寄っていくことに。



面白かったのが、ワカメのようなビニール。写真に写っている緑の物体はどう見てもワカメですが、触ってみるとビニールであることが分かります。りっくんも最初はワカメだと思ってさわって気が付いたようです。ビニールがいい具合に藻がついたんだな。他に養殖の牡蠣と思われる牡蠣の殻がたくさん打ち上げられていました。まだ生きている牡蠣もありましたね。沖の方に投げておきましたw

おまけに急に強い波が来て、りっくんはおしりまでずぶ濡れ!時間も大分押しているし、この後水族館に行く予定だったけど、こんな状態じゃ行けないからもう宿に行きますかね。



今日の宿は、遠刈田温泉のさんさ亭。明日蔵王に行く予定なので、蔵王から近めの温泉地を選びました。遠刈田温泉は公衆浴場もあるようだし、時間があればぜひ入ってきたいところです。



⑥さんさ亭(17:10 チェックイン)




まず宿に着いたときに見えてきたのが黄色の古い建物。妻が思わず「え~っ!」と絶叫していたが、、どうやらこれは別館の方で本館はきれいな感じ。今日泊まるところはどっちだ…??



結果的には泊るところは本館の方で、別館は客室としては使われていない様子でした。とはいえ本館も結構年季が入っている。基本的には清潔になっていますが、壁にはヒビが入っていたり少し臭うところがあったりしました。個人的には泊るには十分ですけどね。





全室、蔵王連峰が眺望できる部屋ということで天気はいまいちですが川も見えるしいい眺め。カウンターがついていて、座ってのんびり眺められるよう工夫されているのも良いです。



ちなみにちょっと館内を散策してみたが、来たときに見えて黄色い壁の建屋は従業員の寝室になっている様子。特に入場禁止になっていなかったので、別館にも入れたが、赤いライトがついていて明らかに不気味な雰囲気だった。これはちょっと怖いな。



UNOや黒ひげ危機一髪、ジェンガ、将棋といった遊び道具が無料で貸し出しされているので、黒ひげ危機一髪をレンタルしました。他に卓球やカラオケなどは有料ですが、いろいろと娯楽が揃っている旅館だと思いました。

(夕食 18:35-19:30)


夕食は「蔵王」の間で。入り口には熊のはく製が。1m50センチくらいで、パパはこれに勝てるのか?という謎の話題に。ちょっとこの大きさは無理だろうな。爪の鋭さがすごいし、これがすごい速さで突っ込んでくるとなるとどう戦ったらよいものか。。普段登山しているからには、そういったシミュレーションもしておかないといけないよな。とりあえず飯だ!





夕食はかなりの量。これ全部食べられるだろうか、、松島でずんだ団子を食べたことを少し後悔。結構変わった料理もあって、全部おいしい!という感じでもなかったが、刺身やお肉はもれなくおいしかったし、食べたことがなかったホヤを食べられてよい経験になった。釜飯が炊き上がるのに30分くらいかかっていたから、最初にある程度炊いておいてくれたらおかずと一緒に食べられたんだけどな。





子供の料理も豪華。特にデザートのパフェは大人のデザートより豪華だったし。生卵がついていたが、これどこで使うの??というのが分からなかった。結局卵かけごはんにしていたが。。とにかくお腹いっぱいです、ごちそうさまでした。



⑦公衆浴場 神の湯(19:55-20:25)


遠刈田温泉には神の湯壽の湯という2つの公衆浴場があり、ここに来たからにはぜひ入っておきたいところです。どちらも営業は20:30までで、最終入場が20:00までなので急がないと。両方に入っている時間はないので、とりあえず神の湯の方に入ってきます。ホテルから神の湯に向かう途中、用水路からは湯気が。温泉が流れているんでしょうかね。



神の湯には「ぬる湯」と「あつ湯」の2つの浴槽がありますが、ぬる湯でも42~43℃と結構な高温です。あつ湯は44~45℃ということで、さらに一段あつい。ちょうど風呂から出たお客さんが、ぬる湯ですら入れなかったという話をしていました。確かに42℃はきついな、、と思いましたが何とか入ってきましたよ。でもあつ湯はさすがに無理でした。45℃あったら、ちょっと使っていたら皮膚やられちゃいますからね。



夜のさんさ亭の外観、きれいでした。もちろん、この後さんさ亭のお風呂にも入りますよ。


さんさ亭の風呂(21:10-)




遠刈田温泉の効能について。特に臭いはなかったが、少し褐色の色がついている感じかな。水面に位置するところに固い結晶ができていた。さんさ亭の温泉も「ぬる湯」と「あつ湯」で分かれていたが、正直さんさ亭のあつ湯は、神の湯のぬる湯よりもぬるかったな。遠刈田温泉がどこも熱いというわけではないようだ。りっくんはゆる湯の方につかって、暑いと言っていました。自分はあつ湯でちょうどよかったです。

温泉から上がって、なんだか疲れがどっと出たのか、この日は早々に寝てしまった。ちょっと勿体なかったなぁ。

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ついに最終日。これまで天気には頗る恵まれてきた今回の旅行だが、ここでついに悪天候に見舞われる!まぁ天気予報を見て雨なのはわかっていたからなぁ。今日の予定は御在所ロープウェイから山頂のリフトなどに乗って軽くトレッキングして、琵琶湖や運がよければ富士山が見られたらいいなと思っていたが、、少なくとも景色は期待ができなさそうだ。



窓からの景色。朝の散歩も予定していたが、外は結構寒いしこの天気では無理だ。。仕方ないから温泉にでも入ってこよう。



昨日の夜は、露天の方に打たせ湯があったのだが、朝は稼働停止していた。。。それでもこの旅行最後の温泉だからな。露天で雨に打たれながら入ってきました。

朝食(7:55-8:30)


朝食は和食膳。打ち上げ客が多く宿泊しているのかテーブルはいっぱいだったので座敷の方へ。座敷から山が見えて時々晴れ間がのぞいているもののすぐ曇りになってしまう。でも、これなら天気がもっと回復すれば普通に行けるんじゃない??と兆しが見えてきた。



和食膳はこんな感じ、こうしてみると精進料理のようだ。(レンコンの裏に鮭が隠れていますが)


9:00 チェックアウト


さて、今日の予定はどうするか。。。御在所ロープウェイの行けるならもう出発した方が良いし、動いていないなら10時まで旅館にいてゆっくり帰るのもありか。と思ったら、ロープウェイがなんと動いているじゃないか!よく見たら断続的だったので、従業員が山頂に向かっているだけかなと思ったが、いずれにせよ明日は仕事だし、早めに帰らないとだからもう出るか。



チェックアウトの時に、オーナーに「この後どこに行かれるのですか?」と聞かれたから「ロープウェイに行ってみようと思います」と答えると、なんと今のところロープウェイが運営していないことが発覚。やっぱり止まっていたのかぁ。。でもこの後動くかもしれないし、少し時間稼ぐか。雨もやんでいたので、せっかくだから早朝散歩で行こうと思っていた大石公園へ。オテル・ド・マロニエを振り返るとこんな感じなのか。夜の雰囲気とは全然違ってヨーロッパ風なのね。



少し道路を歩いてみたが、既に廃墟となった旅館や研修センターもあり、もの寂しい雰囲気だなぁと。歩いている人も何人かいましたが、みな登山者のようでした。この天気で山に登るのか、道がぬかるんでそうだが。。そして、歩きながら御在所ロープウェイの先を見ると、、なんと雪が積もっている??これ、天気が回復したところでまだ雪だらけだとしたら歩けるのか??とさらに心配になってくる。



㊵大石公園(9:00-9:25)


そんなこんななうちに大石公園到着。赤い橋が目印です。



川がとてもきれいで、川に転がっている大きな石も印象的。公園の奥には梅の花が満開でした。やっぱり湯の川温泉自体、標高が高くて多少気温が低いんだろうな。



川に転がっている大きな石が、大石公園を表しているのかと思ったけど、この大石に因んでいるっぽい。大石内蔵助という人が、湯の川温泉に立ち寄った時、この石を訪れてこよなく愛したと説明されていました。どこから流れてきたんでしょう。



特にこれといってみるところはないですが、きれいな空気の中の早朝散歩で訪れると良さそうでした。



そして車に戻るとこの青空(ただし、全体的には雲が多い)。まだロープウェイが動いている気配はないが一応行くだけ行ってみるかな。


㊶御在所ロープウェイ(9:35-9:40)


向かう途中、何台か車が戻ってきたので、この時間で戻ってくるということは。。。。と思っていたがやはり運転停止していました。しかも、山頂は風がめちゃくちゃ強くて、運転の見通しが立たないと。ここにいても結構寒いのに、山頂に行くと風が強くて、雪もある。これじゃ、どちらにせよダメだったということか。もし天気が良かったとして、まだ雪があるとは誤算でした。仕方ないので戻ります。



で、いよいよこの後どうするかと考えていると。急にが降ってきた。しかもすごい量!これには父も驚いたようで、「スタッドレスタイヤじゃないから気を付けないと!」ってテンパっていましたね。まぁすぐに止んだのでよかった。このまま帰ってもさすがに早すぎるので、近場でさがしたところ、長島スパーランドの方にあるなばなの里が見つかりました。せっかくだから、三重県内の観光地で締めたかったんですよね(他に信楽焼きでも見てくるかという案もあったが滋賀県なので。)



ということで、なばなの里へ。東に向かうにつれて天気も回復してきたような。。



㊷なばなの里(10:45-12:45)


なばなの里は植物園のようだが、ここに来るのは全くの想定外だったのでどこが見どころかいまいちわかっていない。でも大人1人2500円は高いな。どんなところだろうか。。(と思ったら、うち1000円は飲食代クーポンでした)



一番のみどころはなんと夜のイルミネーションだったっぽい。確かにイルミネーションの仕掛けが至るところにありました。なるほど、一日居れば花も見れてイルミネーションも見れて、食事してで2500円というのも納得。でもこの時間にきたらちょっと元を取るのは厳しいと思う。



見どころの1つであるしだれ梅苑も残念ながら散ってしまった後か~。水仙はまだ見頃でしたけどね。母は、しだれ梅を大分珍しがっていましたが、確かにあまり見ないですね。満開だったらきれいだろうな。



ネットで調べた時に気になっていた空中散歩。残念ながらこちらも停止していました。空中散歩ってどういうことかなと思ったが、この富士山の形をした乗り物が空中に上がって、そこから景色を楽しめるいうことか!見た感じあまり園内できれいに咲いているものがないですが、動いているなら乗ってみたかったですね。



やたらと白いトンネルが。これもイルミネーションかぁ。はぁ、2500円のうちいくら元を取れるだろうか^^;



と思ったら、ここから素晴らしいチューリップ畑が登場。こんなに広いチューリップ畑は見たことがない!しかもほぼ満開です。自分の家にも小さなチューリップ畑があるので、比較して圧倒されましたねw





そしてチューリップの種類もすごく豊富。個人的にはこれが見れただけで満足だったかも。同じ色のチューリップを一列に並べるというのもありだなぁ。



昼食は園内にあって、和食・中華・イタリアンといろいろあります。どこにするか結構まよった末に、この旅行では一度も行っていないイタリアンへ。コース料理で、ステーキがついていたり、ピザ・パスタもついて豪華でした。





味も美味しい。旅行って和食が多くなりがちだけど、さすがに5日もいるといろいろ食べてみるのがいいなと。個人的には中華でもよかったですからね。でもこの店で良かったと思います。さて、お昼も大分まわっているし、帰るのが遅くなるとまずいからそろそろ出るか~。5日間の旅行もとうとう終わりだな。でも名残惜しさというよりは、さすがに疲れたからそろそろ家で寝たいという気分だw十分すぎる程満喫できました。

(12:55 湾岸長島ICイン)


帰ると言ってもすぐ帰れる距離ではありません。渋滞なしで5時間、渋滞があれば6時間くらいかかる見込み。妻から、つくばは天気が荒れているという情報が入っているが、、今日は全国的に荒れ模様なようですね。



来るときにも通った長島スパーランド。まさに紀伊半島ぐるっと一周旅行だったなと思います。



帰りは新東名高速で快適に。しかし横風が強くて、120km制限速度までスピードを出すと、風に煽られるときの影響が大きくちょっと怖かったな。この区間を120kmで走り抜ける前提で到着予定時刻が組まれていたのか分からないが、だんだん予想時刻が遅くなり18時を過ぎてきてしまった。遅くなると明日が大変だからなぁ(帰ったら、家族と夕食に行く予定なので。)

駿河湾沼津SA(15:10-15:30)


半分来たので、ここでコーヒータイム。駿河湾沼津SAは初めて降りた気がするが、祝日ということもあってか非常に混んでいたな。



駐車場から見える駿河湾が広大。この辺りの景色が良いところで天気が良かったのはツイていたかもしれない。この後崩れたり、また晴れたり慌ただしい天気だった。

(16:26 海老名JCTを圏央道へ)


海老名JCT辺りはいつも混んでいるが、今日はそれほどでもなかった。しかし珍しく圏央道に入ってからが渋滞していたな。事故渋滞だから仕方ないが、このあたりはいつも混むことはなかったから、ここも到着時刻の誤算の原因だった。

(17:35 鶴ヶ島JCT付近通過)




つくばは土砂降りというが、確かにずいぶんとおおきな入道雲が出ている。この時期にしては珍しいですよね。暗くなってくると赤っぽい色を帯びて不気味だった。局所豪雨なんでしょうか。ということで、最後まで強風に煽られながら何とかつくばへ。父と交代で運転していたからやはり疲労感もあまりないし、長距離運転もなんとかなったな。



エピローグ(18:45 つくば着)


父と母が、うちに来るのはかなり久しぶりだったと思う。ちょっと一休みしたら、あまり遅くならないように夕食に行ってこよう。

夕食 くら寿司(19:05-20:15)


陽菜が、ちぃかわのイベントをやっているからくら寿司に行きたいというので、意外と4日目、今日は海鮮は食べてないなと思い、くら寿司へ。なんとちぃかわのグッズは大人気なようで品切れになってしまっていましたが、さすがに今更店を買えるわけにも行かないだろう。



くら寿司のカプセルにちぃかわがくっついていたり、一応イベントっぽいものを見ることはできた。くら寿司はシャリの酢の加減がちょうどよく、なんだか前よりもおいしく感じた。ちょっと前来たときは少し落ちたかなとも思ったが、たまたまだったのかな。

(21:15 父母 足利へ出発)


家に戻って、しばし団らんして父母は帰路へ。りっくんはじいちゃんとサッカーで遊んでもらいました。この時間で運動して明日学校大丈夫か?布団とか揃っていれば泊まってもらっても良いのだけど、父も母も既に仕事を引退しているので、多少帰りが遅くなっても問題ないようです。今回の旅行は観光数も多いし、距離も長いということで少し心配だったけど、見たいところはほぼ回れたし、最後の御在所ロープウェイを除けば100点に近い観光ができたんじゃないかと思います。いやぁ、楽しかった。ハイライトは以下でしっかり振り返りましょう。

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投票制による、この旅で良かったところベスト5を決定!今回は観光数も過去最多でした。

■今回の旅行のベスト5
1.熊野古道巡り(㉗㉘㉙㉚)
2.奈良の寺院巡り(③④⑤⑥)
3.高野山の寺院巡り(⑩⑪⑫)
4.ホテル浦島(㉚㉛㉜)
4.伊勢神宮(㊱㊲㊳)

【詳細】


今回はいいところが多くて、どう点数を付けたら良いかみんな悩んでいたようですが、やはりもともと行きたい期待が高く、見ごたえ的にも間違いなかった熊野古道が一番だったかなと思います。奈良の東大寺もこんなに立派だったんだと改めて驚いたり、シカのハプニングがあって、印象に残りました。3位の高野山めぐりは特に金剛峯寺。見事な庭園と襖絵でした。実は高野山の奥の院含めて寺院巡りにするか迷いましたが、日にちも違ったので、奥の院は別にしたんですよね。その奥の院が6位だったということは、「トータルで見ると、高野山が一番だった」という考えもできそうです。4位に入ってきたのが宿泊施設であり、忘帰洞のインパクトがすごかったホテル浦島。でも忘帰洞だけでなく、ホテルの広さや、日本一長いエスカレーター、展望台とみどころたくさんでこれまで泊ってきたホテルの中でもそのスケールはけた違いだったと思います。これで4位なんだから逆に驚きです。5位は伊勢神宮。王道中の王道ですが40歳を超えてようやく行けてよかったですw
個人的には南紀白浜の観光や、本州最南端もよかった。小原洞窟恐竜ランドや鬼が城など、普通の旅行なら全然TOP3に入ってもおかしくないところが10位以下になるんだから今回は本当にレベルが高かったと思います。さすが世界遺産巡りでした。


■グルメ賞ベスト3
1.2日目夜 松風の夕食
2.1日目夜 高野山宿坊の精進料理
3.3日目夜 ホテル浦島のバイキング

1位と2位がダントツだったと思います。松風の夕食は刺身盛り合わせと大盛すき焼き。これは圧巻でした。精進料理も味付けが優しく最高でした。道の駅や観光地などいろんなところで買ったみかんを食べたのもいい思い出です。


■残念だったで賞
・御在所ロープウェイ
 →何と言っても、この時期に雪がまだ積もっていることを事前に確認できなかったのは調査不足でしたね。天気が良くても結局行けなかったかも。


■旅の忘れ物
・御在所ロープウェイ
・南紀白浜の観光
・友ヶ島
・ホテル浦島の船、外観写真
・伊勢神宮周辺の観光
・熊野本宮大社
・龍神温泉方面  など

ぐるっと一周はしてみたが、まだまだ見たいところはたくさんあります。次に来れるのはいつか分からないけど、機会があったらホテル浦島にまた止まって、熊野本宮大社や龍神温泉なども行ってみたいな。


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いよいよこの旅行も4日目。普段ならばとっくに帰っているんだが、まだまだ続きます。ただ本来は伊勢神宮を観光したら帰る予定だったんですけどね、そのまま帰ると深夜になってしまうので、足利に戻るなら伊勢の近くで一泊して次の日早めに帰った方がいいかなと思ったわけです。ということで今日も結構遅い時間までフルで観光を楽しみたいと思います。



今日もいい天気。海辺のドライブが多いので、ありがたい。昨日といい、本当に天気に恵まれました。



せっかく念願のホテル浦島に来たので、朝からフルに散策と温泉を楽しもうと決めていました。まずは朝起きて、山上館から続いている狼煙山の散策ルートへ。その後は温泉に行って、この旅行では初のチェックアウトぎりぎり10時までホテルに滞在します。



㉜狼煙山遊歩道(7:05-7:40)
なぎさ館から狼煙山へは徒歩でも結構あります。既に何度往復したかわからないが、まずは本館へ移動。それにしても今朝は寒い。。浴衣から着替えてきて正解でした。



世界で一番長いエスカレーターが7時から動いているので、このタイミングで乗っていこう!実際は1つのエスカレーターではなく、短いエスカレーター2基と、長いエスカレーター3基が連続する形になっています。それらのトータルが世界一長いということですね。単体で考えると多分もっと長いエスカレーターはあったと思います。(長野のパラダとか、野沢温泉の遊ロードとか)



外に出るとやはり寒い!標高高いだけに少し気温も違うのか?でもきれいに整備された道です。筋トレしている外国人も。なんか赤い手摺で懸垂していたけど、大丈夫か?



これだけの遊歩道がホテルの庭にあるという感じでしょうか。ホテル浦島はホテルもめちゃくちゃ大きいが敷地もとても広くて驚きました。国内最大級!?



遊歩道からの分岐でいくつか展望台がありますが、那智勝浦の街が展望出来て素晴らしい。こうしてみると結構船で行き来する場所って多そうに見えます。





浦島稲荷神社。昭和38年に作られた赤い橋です。結構歴史がある神社です。ホテル浦島が1956年設立されたとのことなので、ホテルができた後に作られたということですね。





そして最終地点には展望台が。ここからの景色も非常によかったです。何より草などであれていないしよく手入れが届いているというのにも関心。ホテル浦島、一体何人の従業員が働いているのだろうか!?「相当な雇用を生み出しているんだろうね」と父の言葉にも納得です。



いやぁ、朝から気持ち良い散歩ができました。戻って朝食にしよう。この長い廊下、実は岩の中を通っています。格子越しに見えるのは岩肌。この通路自体が洞窟の中みたいなものですね。考えてみるとすごい!


朝食(8:10-8:55)




朝食もバイキング。品数も多いのでなかなか迷う所。一皿目は大分和食中心に選んでます。



朝食ではまぐろのぶつ切りが提供されていてまぐろ丼にして楽しめました。ちょうどパイナップル食べ放題したかったところなので、パイナップルがあったのはうれしかったですね。





初日の精進料理から始まって、すき焼き・刺身から、勝浦でまぐろ食べまくりと大分食は満喫した気がします。父も母もちょっと食べ過ぎではないかな、お昼はその分控えめにしたいと思います。


朝風呂(9:00-9:35)


最後に忘帰洞にもう一度入ってこよう!忘帰洞は日が変わると男女入れ替えになりますが、入ってみてびっくり。全然地形が違っている!昨日は手前から温泉が4つくらい海に向かって続いていただけだったけど、今日は洞窟が大きく2つに分かれていて、その洞窟間をつなぐ通路があり、各洞窟に温泉が2~3あるという、より洞窟感の強い造りになっていた。こっちの方が面白いですね。そして最高だったのが、青い海が見えること。やっぱり海を見ながらの硫黄泉は別格でした。「これ、ずっと入っていたいなぁ。」そんなことを考えていたのがチェックアウト直前の9時20分。忘帰洞と言われる理由を再認識しましたね。



ついでにまだ入っていない滝の湯にも入ってきた。名前の通り温泉内に岩があって、そこを滝のように温泉が流れていました。忘帰洞や玄武洞に比べれば地味ではあるけど、外湯もあるし、これだけでも十分立派な温泉でしたね。本当贅沢すぎる温泉だ。これでスタンプもコンプリート。全部集めると、チェックアウト時に入浴剤がもらえます。かっこいいパッケージだ。


(10:10 チェックアウト)


ホテルの中は最初は迷路みたいでわからなくなったけど、最終的には地図なしであるけるようになった!ホテルの中だけで10000歩くらい歩いただろうからな。これまでで一番広いホテルだったのは間違いない。



まだまだこのホテルは知らないところ、探索したいところがあります。絶対また来たいわ~、でもいつ来れるかなぁ。。



帰りもシャトルバスで。せっかくだから玄関からでて写真でも撮ればよかったな。結局外観を見ないまま去ることになったホテル浦島なのであった。さすがバスも満員です。発車時間を見ると20分に1本なのかな、予定が詰まっている場合はチェックアウトの時間もうまく調整した方がよさそうです。



さて今日は紀伊半島ぐるっと一周のうち、反時計回りに勝浦から伊勢神宮まで上っていきます。昨日の熊野那智大社や青岸渡寺の方角に卍マークが見えるな。昨日の思い出話で車の中で盛り上がりましたw



㉝熊野速玉大社(10:55-11:25)


割とすぐに熊野速玉大社に到着。昨日の熊野那智大社に続いて、2つめの熊野三山になります。ここまできたら本宮大社にも行ってみたいが、ちょっと距離が遠く、今回は断念です。ちなみに熊野速玉大社でちょうどこの旅行の走行距離を1000キロ記録しました。





熊野三山にしては、熊野那智大社に比べるとアクセスも簡単(街中!)だし、全体もこじんまりとしていて観光もしやすいところだなと思いました。ここにも八咫烏今年「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産登録から20周年を迎え、令和10年に御創建1900年を迎えるとのことで益々盛り上がっていくことでしょう。



御朱印とお守り。カラスのお守りは「勝」と書かれていてかっこよいです。





こう観光していて思うのは、熊野三山についてもっと事前に由緒など調べておけばよかったなということですね。世界遺産にもなっているほどの場所ですが、予備知識がないので「何か神々しいわ~」という感じで観光してしまってますので^^;
熊野三神(熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美都子大神)を神殿を建てて迎えしたことに創始する、と説明されていますがこの熊野三神がどんなものかもわかっていないからなぁ。



最後に鳥居の前で写真撮影。鳥居の外には普通にお店や家が建っていて、本当に街中という感じです。帰りに駐車場横で売っていた、みかん(せとか)3個500円を購入。和歌山の旅行だからかやたらと車の中でみかんを食べている気がします。父はさらに三宝と言われるみかんを何と1000円分も買っていました。みかんというより夏みかんに近いそうで。。車の中だから種を出したり、皮をむいて食べるのは難しいと思うのだけど。

続いて、日本最古の神社といわれる花の窟神社へ。歴史的な名所が近いところに点在しているものですね。



㉞花の窟神社(12:00-12:25)




入り口からしてなかなか神々しい雰囲気です。少し歩くと、売店や食事処があって軽食を食べたりもできる様子。あ、ここでテイクアウトして食べて行くのでもいいなと思ったが、あまりテイクアウトできるようなものは売っていませんでした。。めはり寿司は昨日食べたしなぁ。





奥に待っていたものはこれまた見上げる程の大きな岩。岩の壁の上を仰ぐと、何やらロープが垂れ下がっている。お綱掛け神事といって、2月2日と10月2日に藁縄7本を束ねたものと、花をつけた3本の縄旗が吊るされるとのこと。今ぶら下がっているものがそれなのか?



日本最古なら、、、ここはやっぱり御朱印もらっておくべきだろ!と思い、この旅何回目の御朱印かわからないが手帳を差し出す。。父は御朱印帳を忘れたといって、車に取りに帰ってました。こじんまりとしていますが、何となく印象に残った場所だったかな。



お昼ご飯は花の窟神社のとなりのファミリーマートで。この旅行、お昼ご飯は捨ててますからねw自分はサラダラップにしておきました。



㉟鬼ヶ城(12:50-14:04)


花の窟神社からすぐです。実はこの観光地はずっと前から気になっていたんだけど、天候不良だと途中で閉鎖されていたり、そもそも天気がよくないと景色も一気にトーンダウンしてしまいますが、まさに快晴の今日に来られてよかったなと思ったところです。



穴場だと思っていたが、かなりの車だ。観光バスまであるぞ。少し進むと鬼と、真実の口のようなオブジェが。是非突っ込んでみたいけど、このご時世なかなか入れにくいですな。(まさかコロナやインフルエンザウイルスが!?)





で、なぜここに来てみたかったかというと、鬼ヶ城は海沿いの歩道を歩く景勝地でまさに冒険しているような地形を歩くことと、ものすごい絶景と書かれていたので。期待していた通り、入口からいい感じの雰囲気です。



さすが鬼が城!鬼が口を開けているように見えなくもない。ここから素晴らしい絶景となかなか恐ろしい岩場道が続きます。注意事項にもあるけど、ハイヒールとか歩きにくい恰好では来ない方がいいです。





最初の方は結構緩やかな道ですが、、、



だんだん険しくなってくる。道はどんどん細くなってきます。



この辺りで引き返す人も多いようです。母は、どちらかというと体力が厳しそう。「もう戻ろうかな…」と言うので、一応区切りの良いところで父は母には戻ってもらうことに。これは子供がきたら無理だったろうなぁ。陽菜は特に最初の時点でムリってなりそうだ。そして、悪天候だと滑る危険もあるので、ちょっと歩くのが憚れるというのはわかる。これはいつ崩れてもおかしくないぞ。。





峠を越えると、割と緩やかな道に戻ってくる。絶景が続くんだが、単調なのでだんだん飽きてきて、まだ続くんかなぁという気分になってきますw



蜂の巣という名の地形。これも海蝕地形か!?昨日の三段壁や虫食い岩で見たものに近いので驚かなくなってきたが、後から見返してみると、やはりすごい模様だなと思う。



どこまで続くやら、、、と思っていたらようやく鬼ヶ城の遊歩道が終わったっぽい。ここから上がると神社があるんだろうな。父も母を待たせることになってしまうので、さすがにここで引き返します。一応国道に出てぐるっと一周するルートもあるのですが、、せっかくだから早足で何分かかるかタイムトライアル。対向から来る人には道を譲って、休まず歩いて帰りは14分でした。初めて来る時は景色を楽しんで休みながらだと片道40分くらい見ておいた方がいいと思います。かなり急斜面で焦ったりもするので。



帰りにレストハウスによって一休み。復路は急ぎ足ということもあり、汗だくになってしまった。気持ち悪いので服を着替えて、神聖な気持ちになって、伊勢神宮参りと行きましょう!



伊勢神宮まではさすがに結構時間がかかる。さきほど買ったせとかを食べながら行こう。こちらもはるみのように、オレンジとみかんの中間のような感じで、酸味と甘みがちょうどよかった。みかんの大トロとも言われるが、大トロと言われると、よくわからないが^^;おいしかったです。



㊱伊勢神宮外宮(15:40-16:15)




伊勢神宮も有名で行きたいなと思っていたのがようやく叶いました。外宮と内宮があるが、基本的には外宮→内宮の順番で回るようです。ちなみに父は伊勢神宮は来たことがあるが、それは内宮で、外宮には来たことがなかったので、内宮だけまわるということもあるのでしょう。ということでまず外宮へ。



外宮は内宮に比べるとこじんまりとしていますが、いろいろ宮があって、全部回っているとそれなりに大変そうです。帽子被っていたが、何回脱着したかwここも熊野速玉神社同様、各お社が何を祀っているのかわからないので、ただ巡っている感じになってしまった^^;



広い空き地もある。将来個々に何か建物が経つのだろうか。



こちらが本宮。さすがに内部は写真撮影禁止になっていました。この時間でも人がたくさんいて、多くの人が何かしらの想いを持ってここに参拝に来ているのかなと思うと共に、伊勢神宮ようやくこれた~という達成感もありました。



ぐるっと一周して駐車場へ。帰り際に建物があり、「神馬の健康を害するのでフラッシュ撮影は遠慮ください」と書かれていたので普段はここに神馬がいるのだろうか?時間が遅くていないのか、普段からいないのかは分からなかった。。

さて、今日も大分歩いてへばってきましたが、最後の観光地にして大物、内宮に行きます。ちなみに内宮に行く際に駐車場がどこかちょっと迷ったが、すぐ横に大きな駐車場があったのですね。



㊲伊勢神宮内宮(16:45-17:25)




時間的に人いないかなと思ったが、この時間でもまだまだ入っていく人がいるのに驚きました。割と子連れの地元っぽい人もいます。内宮にも、外宮と同じように入り口に大きな鳥居が。父はこれを見て、「そうそう、この鳥居の向こうに大きな橋があったんだよ」と思い出したようです。もう何十年も前の話ですね。





驚いたのは、内宮のスケールの大きさ。特に通路などスペースは外宮に比べても断然広い。なんだかすべてが小さく見えてしまいます。多くの人が参拝することを考えてキャパシティ持たせているのでしょうか。



時間的に御朱印は無理かなと思ったが、営業していた!ちなみに伊勢神宮の御朱印はハンコと日付記入のみです。普段すごく混んでいるし、格式も高いところだから、人によって御朱印のスキルにばらつきがでると良くないという考えからなのだろうが、これはちょっと悲しいなぁ。(まぁ御朱印の文字通りではあるが)



そしてかなりの距離を歩いて拝殿へ。広い階段の前で一枚と、参拝を終えて広場で一枚(TOP写真)です。内宮は外宮の何倍もの広さがあったような気がします。宿への到着もちょっと遅れそうなので、この辺りで到着が20時くらいになりそうな旨を連絡。薄暗くなって、燈籠にも灯りがつき、いい雰囲気になってきました。



さて、今日の宿は夕食を付けていないのでどこかで食べて行く必要があります。ちょうど内宮を出たところに、おかげ横丁というお土産や飲食店が密集した大通りがあるので、そちらで伊勢の名物でも食べて行こうかなと思っていたのだが、、、


㊳おかげ横丁(17:30-17:50)


なんと閑古鳥が鳴いている!というか、店が閉まっているようです。夜はやっていない店が多かったのか、、というかむしろこの人通りを見ればやっている店なんてないんじゃないかな、、と思いながらとりあえず歩いてみることに。



で、結局店はやっていないことが判明しました^^;仕方ない、こうなったらどこか地場の食堂でも入って食べるしかないか。。一件だけ丼物屋さんがやっていたな。松坂牛丼とか、イセエビ丼とかおいしそうなメニューもあったが、もう少し探してみるか。。で、車を少し走らせてみたが意外とないものですね。ちょっと範囲を広げてみたら、高速のサービスエリアである安濃SAにいろいろと飲食店が集まっているらしい。しかもおかげ横丁の雰囲気を出しているんだとか。

ならば、おかげ横丁のリベンジとして行ってみるか!


安濃SAで夕食(18:45-19:30)


安濃到着!まったくのノープランで来てしまったが、なにか地元のおいしい食事が食べられるでしょうか!?外に確かに出店みたいなものがあったが、夕食にするにはいまいちの量だなぁ(串ものとかが多い印象)



中に入ると定食屋があって、松坂牛定食や、味噌カツ定食などが注文できそうなので、そういえば名古屋も近いよなと思って味噌カツ定食を注文!



ちょっとしょっぱかったが久しぶりの味噌カツでおいしかった。陽菜とりっくんへのお土産をまだ買えていなかったので、SAでちぃかわのグッズを買ってそろそろ宿に向かいましょう。



菰野ICで降りて、湯の山温泉方面へ。途中、地元っぽい料理店がいくつかあって、こっちで食べてもよかったなぁなんて思ったり。写真は湯の山温泉駅前だが、ここから先の道は急に暗くなり、なかなか分かりにくく、そして狭く難しい道だったな。ナビの案内が悪かったのか、後半はとても対向車とすれ違えそうにない道ばかりだった。



㊴オテルマロニエ(20:20チェックイン)


ホテルに到着して驚いたのが、なんと駐車場が空きがない!ホテルの支配人に確認すると今日は団体客が入っていて、宴会をしているそうだ。確かに外にいてもどんちゃん騒ぎの様子が聞こえる。明日は祝日だからなぁ、近場の人がお疲れ会でもやっているのかな。そして駐車場がちょうど1台空いたので、そこに停めてなんとかチェックインを済ませられたのだった。。



部屋は405号室。今回はホテルのアニバーサリー割引とかで30%オフという大変お得なプランであるがゆえに、部屋はお任せという内容。和室になったのは良かったのだが、アメニティはないし(歯ブラシもなし)、布団を敷くのも自分でということで、疲れた一行には厳しかった^^;母がほとんどやってくれたのですけどね。



さて、気を取り直して温泉でも入るか。ここの温泉は無色透明で無臭だったので忘帰洞の温泉とは大分違ったが、打たせ湯があって、疲れた足を湯に打たせてリラックスできた。夜になって雨が降ってきたので、露天風呂は雨に濡れながら気持ちよかったな。



晩酌は2日目に買った日本酒と紀州南高梅の酒漬け。いよいよこの旅行もラストが見えてきた。明日は御在所ロープウェイに乗って、山を少し歩いたりリフトに乗ったりしようと思っているが、、明日はついに天気が崩れる予報になっています(2日目も午後は大雨だったが)。雨が降るとさすがにロープウェイでハイキングは無理だぞ。。。天気は祈るしかないですが、代わりのプランは何か立てておかないとなと思ったあたりで眠くなってきました。明日考えるか~。



宴会が終わって、一部の人は帰ったみたいですが、大多数は宿泊なのでしょうね。しばらく海の近くを観光していたので、部屋から見える山の雰囲気が懐かしいです。明日は多少早めに出発して、早めに観光して夕方には自宅に着くようにしないとな。同時にリフレッシュ休暇も終わりか~。あさっては出社だし、やることも溜まってきてるからな。明日は祝日だし、せめてあと1日は休暇気分で楽しく旅行を終えたいものだ。

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今日はいよいよ和歌山ぐるっと一周の中の中核本州最南端~熊野古道を観光。天気によって印象も大きく変わるところだけど、幸運なことに今日は快晴!朝起きて天気が良かったことが何よりです。南紀白浜は観光するところはたくさんあるけど、今日も観光箇所が多いのでせめて散歩で白浜の風を味わってきましょう。

南紀白浜散策(6:20-7:10)


と思ったが、これでもかというくらい風が強い!オーナーに聞いても今日は特別強風のようだ。風も冷たいのでちょっと外に出るのも迷ったが、この機に行かないとしばらく来れないからな。まずは千畳敷へ。


⑱千畳敷(6:30-6:35)


千畳敷は海辺ということもあり、より一層風が強かった!でも水平線がきれいで見晴らしも良いです。



ここはドラマの撮影なんかでも使われることが多いようで、ロケもよくやっているのだとか。長い歴史の中で波に削られてこのような滑らかな岩肌になっているのでしょうね。横から見ると層になっていて模様もきれいです。



父と記念写真。カメラは岩においてタイマーかけてシャッタ―押していますが、飛ばされないか心配なくらいです。朝はかなり寒いので、ずっとここにいると頭が痛くなってしまいそうだ。せっかくなので、もう少し町の方まで歩いてみます。



南紀白浜はさすがホテルが多い。昔はハネムーンで南紀白浜というのもよくあったみたいですからね。その頃の名残か。。コロナで大分施設も減ってしまったと思うけど、今残っているところは頑張ってほしいものです。



お、これが有名な「崎の湯」か。こんなところにあるんだ。崎の湯は、海を眺めて温泉につかれる露天風呂です。父が「これはぜひ入りたいな」というので、今日のプランには入っていないが、後で来てみるかなと、この場では思ったのだった(そして結局自分も入ることに。)



こちらは白良浜方面。さすがにここから歩いてさらに1.2kmとなると遠いなぁ。白良浜もぜひ見たいので、この後行ってみるつもりです。さて、大分歩いたので戻ります。ここまででもう5000歩歩いてしまった。この旅行はホントよく歩いてます。


朝食(7:10-7:30)


昨日の夕食は肉と魚がっつりという感じでしたが、朝は完全な和定食。おかずが少しずつ乗っているワンプレーとタイプでしたが、おしゃれでやはりセンスあるなぁと思いました。



何よりこの雰囲気の個室で音楽を聴きながらというのもよいです。自分が欲しかった暖炉型のストーブもあり、インテリアとしても参考になりました。


8:35 チェックアウト


この宿もゆっくりしていたいなと思うところでした。プレミアムルームだもんな、ここに泊まれてよかったと思います。


⑲三段壁(8:40-9:20)


宿から程なくして三段壁へ到着。相変わらずすごい風だ。三段壁への道には店も出ていてみかんなど売っていた。平日だからかあまり賑わいはなかったかな。





これはすごい景色。やっぱり天気の悪い昨日に来なくてよかった!3日目が一番海沿いを走るし、今日が晴れてくれたのが一番うれしいです。



三段壁へはエレベーターで28メートル下ります。エレベーターには解説員も付いていて、想像していたよりスタッフの数も多いし、謎解きのイベントともコラボしていたり盛り上がってます。



エレベーターで最下層に着くと、イルミネーションで彩られた部屋に着き、海蝕地形をバックに写真サービスも。





驚いたのが牟婁大辯財天。洞窟の中にこんなものまで作ってしまうとは!昨日の小原恐竜洞窟も良くできているなと思ったが、ここはお金も相当かけているんじゃないだろうか。自然に「いや~すごいわ」っと声が出ながら歩いてます。



熊野水軍小屋の再現。源氏と平家戦いの中で、熊野水軍は源氏に加勢し、勝利に貢献したそうだ。そして熊野水軍が船を隠したところが、ここ三段壁だったといわれているとのこと。





海蝕地形もたっぷり。波がザバっと大きな音をたてながら洞窟の奥に当たって、飛沫が飛んでます。荒れている時には、展望ゾーンにいても濡れることがあるのかな。そして漣痕(リップル)。海底の潮の流れで畝ができて、そこに泥が積みかさなって、こんな地形になっているようです。その場所なりの自然条件に沿った地形ができるものなのですね。



一方、こちらは最近できた自然の造形物。2018年の超大型台風21号が去った後に突如現れた岩ということで驚きです。さすがに海から打ち上げられたというのは、そこまで水位が高くなっても考え難いと思うが、空から降ってくるわけでもないし、、何があったのだろうか。



三段壁洞窟内は、見学が終わると1周まわってもとのエレベーターに戻ってくるので、気が済むまで周回できますねw思っていた以上に手の込んだ展示物もあり、見ごたえありました。帰りに売店でまたみかんを購入。車の中ではみかん食べまくりの旅となってます。



⑳崎の湯(9:35-9:50)


崎の湯は1400年前に湧き出していて、大正時代ぐらいにボーリングでちゃんとした温泉施設として作られたという非常に歴史を持った温泉です。源泉は80℃とかなり熱め。最初は父が温泉に入っている間に、自分と母は白良浜でも観光してこようと思っていたのだが、、崎の湯を見ているうちに自分も入りたくなってきた。これは行くしかない!



タオル1本だけ持って突入。とにかく風が強くて冷たいので早く湯に入らないと風邪ひいてしまう!脱衣所から先は撮影禁止だが、あまり風よけのようなものもないので、急いで脱いで入ってきます。



この写真は温泉の外から撮ったものですが、雰囲気はこんな感じです。露天風呂が2つあるだけで洗い場もないので、湯につかるだけですが、海辺の岩場と海中展望台を見ながら入ることができて最高です。やっぱりせっかく来たからには、入らないとと改めて思います。いい経験になりました。



㉑白良浜(9:55-10:05)


続いて白良浜へ。駐車場に停めて白良浜に降りると一同おぉ~となりました。とにかく浜が白い!名前の通りでしたね。青空と白良浜の素敵なコンボが見れたこと自体に感謝。



ちなみになぜこんなに白いかというと、調べるとたくさん情報が出てきます。この砂、オーストラリアから輸入しているらしいです。「昭和の終わりごろ浜の砂が減り、平成に入ってから同質の砂が13万トン以上、輸入された。」とのことですが、地元の人からは「昔はもっと白く、踏むと音がなる『鳴き砂』だった」と不満の声も聞かれる。といった記事もありました。これよりきれいな砂浜だと…?これでも十分きれいなんだけどな。



白良浜では、どこかの部活がトレーニングしていたり観光客が歩いていたり賑わっています。夏は海水浴場としてより人が集まるのでしょうね。時間があれば、、、ゆっくり座ってコーヒーでも飲んでいたいが…この先もビッグな観光地が続きますからね。また白浜に来れることを祈って出発だ!



本州最南端への道のりも快晴で、快適な海辺のドライブでした。しばらくは無料高速区間を走りますが、降りてからはまさに昨日オーナーから聞いた、千葉の房総半島に似ている雰囲気の道を運転する感じだったな。



偶然にも特急列車(くろしお)が!正面がパンダの顔をしているのがかわいいですね。父も母も一生懸命写真を撮ろうとしているがうまく撮れず。。昨日の和歌山城に続き、なかなか難しいですな。



㉒潮岬灯台(11:15-11:35)


最南端が近づいてきた。潮岬灯台は日本では限定的な登れる灯台の1つ。駐車場から少し歩いたところにあります。まずはトイレ休憩だ。



テンションあがってきた。この天気で灯台は最高のシチュエーションです。



近くの小学生が書いたスイミーの絵が。懐かしい!



階段を上る前に、資料館もあるので見学してきました。串本は黒潮が本州とはじめて合流する町だそうです。カツオやトビウオが豊富なのだとか。あ、だから昨日の宿でもトビウオの刺身が出てきたのか!



通路が他の灯台に比べて非常に狭いなと思いました。すれ違うのは問題ないですが、壁に張り付かないと厳しい!そして極めつけは登った後も展望台も狭い!これは太っている人は通れないのではないだろうか??





でも景色は最高です!何やら森の中に神社の境内らしきものがあるぞ。こういうのを見ると、観光時間に見込んでいなくても行ってみたくなりますからね、行ってみよう(行ってみると潮岬神社でした)。



ちなみに灯台の内部はこんな感じ。最後の階段が急で子供が居たら怖がって登れなかっただろう(そもそも陽菜は高所恐怖症なので灯台自体ダメかもしれないが)



㉓潮岬神社、見晴らし(11:35-11:50)


灯台を出て左に進むと、早速潮岬神社の石碑発見。事前に調べた時は潮岬灯台が有名すぎるからか、神社が知名度が低いのかわからないが、ヒットしなかったところなので、どうなっているか楽しみです。



大正3年に建立された鳥居。歴史ありますね。





本殿は立派でしたが人はいませんでした。でも本殿に入ると、無人販売で御朱印やお守りが売っていて、特にいいなぁと思ったのが、主が「ご自由に持って行ってください」と書き記したメッセージ。
「どんなものをもらったかより、どんな気持ちで送ってくれたかを気にすること」これ、いい言葉じゃないですか。そもそもこの主はどんな気持ちでこのメッセージを書いていたのか?そこを考えるところから始めましょう。



ちょっと気になる「潮岬の鯨山見 80m」。当然時間は押しているが行ってみます。



岬の先端に近づいているはずなのに木々に囲まれている。しかし、海辺の近い雰囲気を感じる。これ、私が大好きなヤツですね。



良い景色だ。ちなみに木がなかったら断崖絶壁になっていると思います。さーて大分寄り道してしまったな。戻ろう。



㉔本州最南端の碑(12:00-12:15)




潮岬灯台から本州最南端まではすぐです。駐車場に到着すると、ちょうどお昼のサイレンが。父は「ここで食べて行くのかい?」とお腹が空いたようだ。そうなんだよな、あまり遅くなると今夜はバイキングだからもったいないし。。次の観光地で食べることにしよう。



本州最南端は、この辺り一帯を指すようで、記念碑がいくつかありました。Top写真に乗せているのが多分一般的な本州最南端の碑だと思います。これでようやく、本州の東西南北制覇です。
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本州最東端 魹ヶ埼 2013/04/06 
本州最西端 毘沙の鼻 2013/11/2
・本州最北端 大間崎 ①2012/05/02 ②2018/07/14
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父も母も最東端以外は制覇。魹ヶ埼はちょっと特殊ですよね(片道4kmくらい歩くんだった)



このあたりは一面芝生。観光タワーが目立っているが、灯台も登ったし今回はパスすることにしよう。



無料の資料館もあります。本州最南端のスタンプをゲット!まぁ来てしまえば、すごく見どころがあるわけでもないので、最南端の碑と写真を撮って帰れば10~15分といったところですかね。

朝から予定していなかった崎の湯に入ったり、潮岬神社に行ったりで大分時間が押してます。次は、、、



㉕橋杭岩(12:35-13:10)


これも紀伊半島の奇岩群。串本に来たら外せないでしょう。ぱっと見、岩手の浄土ヶ浜のような雰囲気がありましたが、大きさはそこまで大きくないのと、数が多いところが違います^^;道の駅が併設されているので、父もお腹空いているようだし、まずは食べますか。



道の駅の売店にはあまりテイクアウトできそうなものがないなぁと思っていたら奥に食堂があった。入ってみると、橋杭岩を眺めながら食べられるようだし、ここいいじゃんと思い注文。



頼んだのは和歌山ラーメンと、めはり寿司というご当地グルメの組み合わせ。めはり寿司は初めて食べたが、味を付けた葉でおにぎりを巻いたもので、目を見張るくらい大きいとか、食べる時に大きいので目を見開くように食べることからこの名前が付いたという由来があるようです。和歌山ラーメンは醤油とんこつ系であっさりしていておいしかったな。母は2日連続ラーメンということで、しょっぱすぎると嘆いてましたw



食堂を出て、橋杭岩の看板と共に1枚。





ところどころ水たまりはありますが、結構岩の近くまで行くこともできそうです。でも、歩いているとなんだかんだで水たまりに入ってしまって、濡れてしまったようですね。それにしても見事な景色。このような岩群がなぜここにだけ列をなして残っているのか。不思議なものだ。

お次の目的地は虫喰岩。自然地形が続きます。海辺を離れて山の方に入っていきます。



㉖虫喰岩(13:35-13:40)


こちらも道の駅併設です。着いた瞬間に穴が無数に空いた岩が現れるのでおぉ~となるでしょう。でも、橋杭岩と違って観光客は少なめです。



穴のあいた小石に糸を通して願掛けをすると、耳の病気が治る言い伝えがあるようでよく見ると糸が通された跡がいくつもありました。この地形は雨風の浸食によるものとのことですが、やはりここの岩肌だけこうなっているのが不思議だなと。





天井を見上げると、スズメバチの巣がいくつかありました。こういう地形だから壊されにくいしハチにとっても危険が少なくて好都合なのでしょう。そんなところもまさに自然ですね。



ちなみに道の駅の中には食べ物はほとんどなかった。橋杭岩で食べておいて正解だった!気になったのはロケットの旗。串本町でのロケット発射(カイロス)はまさに先週の3/13に行われたわけですが、失敗してしまったとニュースになっていましたね。がっかりしたろうなぁ。そんな時事的な話に触れられるタイミングに来れたのも縁ですね。



お次はこの旅行の目玉(いくつもあるが)である熊野古道。ここは母が5年位前から行きたいと言っていたところだし、自分も世界遺産として注目してましたからね。熊野古道は和歌山に広く渡っているので全部歩ききるのは難しいですが、今回は一番有名ともいえる、大門坂~那智大滝まで見学できる2時間半コースを予定しています。今日は歩数すごいな!



熊野古道散策(14:20-17:25)


まずは観光案内所に到着。どこからが熊野古道かよく分からなかったので観光案内所で聞いてみようと思ったら、スタッフさん昼食中でした。まさかの外国人の方が案内してくれたがとても流暢な日本語でした。



㉗大門通り(14:25-15:05)


スタッフさんからもらった地図をもって、大門坂へ。昔の人の衣装に変装した方が歩いています。当時の衣装になりきって参拝するのも気分がのって良さそうです。





いよいよ熊野古道らしくなってきた。夫婦杉を過ぎれば、遠い昔の時代を思わせる古道が続きます。この夫婦杉は太すぎです。両手でさわってパワーを吸引したくなる!



多富気王子跡には、九十九王子 最後の王子跡と記載されています。九十九もあるというのか?いきなり最初に出会った王子跡が最後というのも珍しい。



ここで杖が登場!母は既にバテ気味なので、ありがたく持っていきましょう。階段になっているからそれほど急斜面というわけもないが、あとどれくらい続くのか?そんなことを考え始めた頃…



杉の並木を抜けました!大体40分くらいでしたかね。ちなみに階段の数でいうと267段だそうです。階段が広いので間に数歩歩きます。そのため267段と聞くと、もっとあったんじゃない?となります。



しかし那智大社まではまだ階段が続く。。。父は昔職場の旅行で来たことがあるらしく、その時はこの大門坂は通らず、上の駐車場から階段を上ったようです。大門坂から那智大社までの参道の階段は全部で「467段」とのことだから、ここからまだ200段あるのか~



途中には売店も。那智黒石で作られた置物などが多く売られていました。真っ黒ですね。碁石なんかに使われるようです。





さぁ、那智大社まであと一息。鳥居のあたりまでくるとツアー客も増えてきます。やっぱり駐車場までバスで来るのがスタンダードなのだろうな。大門坂は健脚者向けってところですかね。


㉘熊野那智大社(15:15-15:30)




やっと到着。これが熊野三山の一社か。やはり祀られているのは八咫烏熊野の神様のお使いですね。今回の旅行では三山のうち、もう1つ熊野速水大社も観光します。事前に観光ルートを調べた時は、熊野那智大社と青岸渡寺も少し歩いて移動するのかと思っていたけど、階段は別々だが、上でつながっているようなの観光時間的にも少しゆっくりしていけそうだ。



樟霊社(しょうれいしゃ)と言われるご神木。樹齢850とのことです。なんと、ここを胎内くぐりできるようだ。たしかに老木は内部が空洞化して、充填されているのはよく見るが、胎内くぐりに応用するとは。入り口は狭いが、内部はそこまで狭くもなく、はしごを登って出口へ向かうという面白体験でした。


㉙青岸渡寺(15:30-15:50)


続いて、西国三十三所第一番札所である青岸渡寺へ。看板には青岸渡寺と熊野那智大社は江戸時代(1603年から1867年)お終わりまで那智山と総じて信仰されてきたが、明治時代になって仏教と神道が分離されてから僧侶が追放され、その後1874年に空になったお堂を青岸渡寺として新たなお寺として使う許可を得たという歴史があります。




御朱印は本堂の中に。世界遺産に登録された寺院の御朱印は確実にゲットしていきます。ここまでで大分歩きましたからそろそろ足も疲れてきましたが、那智の滝もやっぱり見て行かないと勿体ないからな。時間もちょうどいいしもうひと頑張り歩きます。



ちなみに青岸渡寺からも那智の滝は見え、有名な写真スポットになっています。3人で撮りたかったが、カメラ置くところがなかったんですよね、残念。



那智大滝・飛瀧神社までの距離はなかなか長い。。でも下り坂なので体力は問題なし。三重塔の正式名称は那智山青岸渡寺三重塔ということで、青岸渡寺に属しているようだ。看板の解説によると、中に入ることはできないが、各階に仏像が安置されているようです。


㉚那智大滝・飛瀧神社(16:15-16:30)


石段をくだると、また道路に合流。バス停があって結構な待ち行列ができていました。帰りはここからバスに乗って帰るという手段もありますね(結局徒歩で帰った訳だが)。那智大滝への参道があるが、下り階段だな、最後は上りか~。



長い距離歩くことになるか心配だったが、割とすぐに到着。それでも母は大分遅れてきたな、大丈夫か!?さすが大きな滝だ。これほど大きな滝を間近で見たのは久しぶりだな。お金を払えばさらに近くの展望台から見学したり、延命水を飲めたりするが、も階段を上る気が起きないなぁ。。でも下から見るだけでも十分な迫力でした。



さて、これでここのチェックポイントも制覇かな。ちょっと上の売店で甘味でも買って休んでくるか。



道路沿いにはお土産やがたくさん並んでいる、さすがに16時以降になると店も閉まり始めてくる。この辺りの名物は黒飴のようで、結構どの売店でも見かけます。黒飴ももちろん買ったが、黒飴ソフトも売っていたので購入。黒蜜風味のソフトクリームだがなかなかに甘くて疲れた体には良かった!



他にもみかん団子とかいろいろ売っていて、5000円分くらい母が買っていきました。この後帰り道もあるから、何もここでそんなに買わなくてもねwこの時間でも、熊野那智大社への階段を上っていく人が何人かいたな。この辺りに宿泊するお客さんもいるんでしょうか。



自分らはここから大門坂を下っていきます。行きに比べると半分くらいの時間で戻れました。母は持っていた杖を中間地点で返却したが、下にも杖置きがあったのをみて「あの子、1本だけ中間地点で置いてきちゃって、かわいそうだったん」と嘆いてましたね。杖はそんなこと思ってないから大丈夫だって。



さて、ここまでで既にスマートウォッチの万歩計では2万歩を超えています。今日は朝からずいぶん歩いたからなぁ。しかし、この後ホテルについてからもまだまだ歩くことになるのだった。いよいよこの旅行の楽しみの1つ、忘帰洞のある「ホテル浦島」へ。ホテル浦島は島に経っているので一般車では直接行くことができず、亀の遊覧船に乗って島に上陸する方法と、ホテルから出ているシャトルバスに乗って、一般車進入禁止のルートでホテルに向かう2つの方法があります。ホテル指定の駐車場につくと、遊覧船で行くには少なくとも15分待つ必要があるとのことだったので、早く行けるシャトルバスで向かうことにしました。子供と来ていれば船で行こうと思っていたんですがね。大人だけだし、遊覧船じゃなくてもいいかって。


㉛ホテル浦島(18:00チェックイン)


ホテルの裏口のようなところに到着し、そこからイン。ホテル浦島は、山上館、なぎさ館、本館など合計4つのエリアに分かれていて、全体フロントでチェックインして、詳細はエリアごとのフロントでルームキーや食券を受け取るというシステムになっていた。



今回はなぎさ館に泊まるのだが、フロントからものすごく距離があります。外も通るから寒いし。ホテル浦島の広さにまず圧倒されましたね。エリアのフロントでチェックインした後も結構な距離w両サイドはゲームセンターやお土産やになっています。なんと賑やかな。



部屋は6617号室。荷物置きようの小部屋とわかれていて、広さも清潔さも快適な部屋です。1日目といい、2日目のサプライズプレミアムルームといい、今回の旅行はいい部屋が多いです。



全室オーシャンビューで、なぎさ館は那智勝浦町方面を見渡せる位置になります。ちょうど薄暗くなってきたタイミングで那智勝浦の複雑な地形が幻想的に見えました。少し休んで夕食会場へ。


夕食(18:30-19:25)


ホテル浦島は広いだけにバイキング会場も複数あるようですが、そのうちの1つの会場だけでも人がたくさんでした。那智勝浦はまぐろが名産というだけあって、まぐろの刺身やまぐろのから揚げ、まぐろメンチカツなどまぐろ料理も豊富。



自分もせっかくここに来たんだからまぐろたくさん食べて行こうと思って、刺身中心にいただきました。宿泊客はやはり外国人が多いようだな。アジア系も中国や韓国の人が多かったように見えます。



母はいつも、「バイキングだと食べ過ぎちゃうん」といっているが、今日も大量摂取。結局バイキングの料理を目の前にすると意思が変わってしまうのでしょうw昼食はなるべく控えめにできるようにプランを調整してますが、ラーメンなど割としっかり食べてますので、旅行が終わった後体重計に乗るのが怖いものですねw



さて、部屋に戻ったら温泉。今日は本当いろいろ観光地を回ったし夜も深まってきたところですが、実はここからが本番という説もあるくらい楽しみなホテル浦島の温泉巡りへ出発!


洞窟風呂巡り:忘帰洞・玄武洞・磯の湯(20:30-22:10)


ホテル浦島には分っただけでも温泉が5つあって。洞窟温泉である「忘帰洞」、「玄武洞」と、内湯である「滝の湯」「磯の湯」「ハマユウの湯」から成り立っています。(山上館にももう1つ温泉があるみたいです)。忘帰洞と玄武洞は両方ともぜひ入りたいところだが、結構距離が離れているので、ハシゴするにも結構大変。まずは忘帰洞から。



忘帰洞は山上館の方なので、また長い廊下と一旦外に出て向かいます。残念ながら脱衣所から先は撮影禁止で(どっちにしろ常に人がいるので)、外の雰囲気だけだがやはりすごい温泉だった。





洞窟自体はかなり人工的に作り直したものとは思うが、海に続いていて、4つくらい温泉があってそれぞれ熱め、普通みたいな感じで違った温度管理がされている。そして温泉も白色で硫黄の臭いがして、いかにも温泉という感じの温泉で雰囲気もよかったです。ちなみに次の日の朝にもう一度入ったら、全然違う地形になっていました。男女入れ替え制なので忘帰洞は2日連続で入るべきですね。



さすがにすべての温泉に入るのは難しいから、今日は玄武洞ともう一つくらいにしておこう。上記で書いた通り移動が大変です。ホテル浦島の中にはローソンもあるし、日本で一番長いエスカレーターなど見ておくべきところはいろいろあります。エスカレーターは午後8時までということで停止していたので、明日の朝身に来ようと思います。



そして玄武洞。こちらは忘帰洞と比べるとやや縦長で狭い浴場でしたが、同じように海に面した通路が続いており、温泉に入りながら海を眺められるような温泉でした。こっちは朝には入らなかったから昼間の景色がわからないが、温泉からホテルが見えたのでまた忘帰洞とは違った景色が見えるのでしょう。男女入れ替え制ではないみたいなので、同じ構造になっているのかな。



温泉めぐりのスタンプラリーなんかもあります、この後内湯の磯の湯にも入ってきました。こちらは無色透明でしたが、硫黄の臭いがして、また泉質が少し異なるようですね。ホテル浦島の温泉めぐり、日帰りでもできるみたいなのでここは温泉好きなら一度はやはり来ておくべきところだと思います。

ということで、ホテル浦島でも歩き回って、今日の歩数はなんと25000越え。これはここ数年でも一番だったと思います。登山してもこんなに歩かないからなぁ。母もよくついてきてくれました。明日も引き続き歩き回る観光地が多いですが、温泉効果で体力回復して旅行の後半戦、楽しんでいきたいと思います。

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