退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『教科書』にふさわしい本と好ましい『B級映画』」について

2024-03-28 02:42:34 | Weblog
快晴。透き通った青空。

林要「温かいテクノロジー」を読む。

LOVOT」製作者が語るテクノロジー。
副題に「22世紀への知的冒険」。

中高生に是非とも読んでもらいたい内容。
文章がやさしく。

テクノロジーのみならず科学や哲学、生物の知見も織り交ぜつつ。
著者の教養が伺える次第。

例えば。

「植物=植えるもの」という名称は「plant」からなのか。
「動物」に対してむしろ「静物」と呼ぶのがふさわしいのかも。

それらは「自ら栄養を得る手段」を持ち。
「動物」のように移動する必要がないのだから。

本書には「さまざまな視点」があって素晴らしい。
まさに「教科書」にふさわしい内容。

ジングル・マー「レイダース 欧州攻略」(’18)を観る。

トニー・レオンの「洗練」が魅力(冒頭の髪型は変だけれど)。
「007シリーズ」に似た雰囲気で。

「Mが用意する最新兵器」に代わって「3人組」が登場(それらしい「兵器」も)。
「ボンドガール」にはティファニー・タン。

「神の右手と左手」など。
イタリアが舞台でちょいと「欧州にウインクしてみた」趣き。

ただし「非常に面白いか」と言われると微妙。
「よく出来たB級映画」だと思えばよさそう。

アクションも爆破もそこそこ楽しめる。
監督は「東京攻略」(’00)や「ソウル攻略」(’05)といった作品もある模様。

興味のある向きは確認すべし。
自分がそうするかどうかはいつものように気分次第。
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