くもりときどき晴れ。やや風が吹く。
宮口幸治「どうしても頑張れない人たち」を読む。
「頑張った者たち」は自らの努力に意味を見出すのだけれど。
彼ら彼女らが決して思い付かないことは。
「そもそも頑張らなくても生きて行ける環境」が大切なこと。
実は彼ら彼女らに「頑張らせる現実」がおかしいのかもしれないこと。
そして「自分の正しさ」は必ずしも正しくないこと。
その事実を認めるとおそらくは「崩壊」するので認め難いだろう。
要するに。
「われわれの世界認識」などたかがしれている。
著者の記述ぶりは「矛盾」しているように思われるかもしれないが。
そもそも「法則」を見つけようとするわれわれの脳がシンプルなだけで。
次の瞬間に何が起きるかわからないのが実は「世界の法則」だったり。
出来ればあくまで「謙虚」に。
チェ・ジェフン「ヒプノシス 催眠」(’21)をそれと気付かず再見。
「記憶が嘘をつく」のは虚心坦懐に振り返れば「事実」。
そもそもわれわれは「記憶が定着するシステム」を知らず。
それにしてもよくもまあこんな陰気なお話を思い付くもの。
やはり「恨の国」ゆえか。
もっともホラー映画はそうした部分を持っていて。
かの国の「生き難さ」をあらためて思うのみ。
助けようとした子どもたちに「裏切られ」。
「復讐」をする大人の姿はもって「他山の石」としたいところ。
それは自分の思い通りにならない子どもを虐待するのに似て。
これまた出来ればそのようなことはしないでいたいもの。
仮にその種の過ちを犯したとしても。
それを「過ち」だと認識できる存在でありたい。
宮口幸治「どうしても頑張れない人たち」を読む。
「頑張った者たち」は自らの努力に意味を見出すのだけれど。
彼ら彼女らが決して思い付かないことは。
「そもそも頑張らなくても生きて行ける環境」が大切なこと。
実は彼ら彼女らに「頑張らせる現実」がおかしいのかもしれないこと。
そして「自分の正しさ」は必ずしも正しくないこと。
その事実を認めるとおそらくは「崩壊」するので認め難いだろう。
要するに。
「われわれの世界認識」などたかがしれている。
著者の記述ぶりは「矛盾」しているように思われるかもしれないが。
そもそも「法則」を見つけようとするわれわれの脳がシンプルなだけで。
次の瞬間に何が起きるかわからないのが実は「世界の法則」だったり。
出来ればあくまで「謙虚」に。
チェ・ジェフン「ヒプノシス 催眠」(’21)をそれと気付かず再見。
「記憶が嘘をつく」のは虚心坦懐に振り返れば「事実」。
そもそもわれわれは「記憶が定着するシステム」を知らず。
それにしてもよくもまあこんな陰気なお話を思い付くもの。
やはり「恨の国」ゆえか。
もっともホラー映画はそうした部分を持っていて。
かの国の「生き難さ」をあらためて思うのみ。
助けようとした子どもたちに「裏切られ」。
「復讐」をする大人の姿はもって「他山の石」としたいところ。
それは自分の思い通りにならない子どもを虐待するのに似て。
これまた出来ればそのようなことはしないでいたいもの。
仮にその種の過ちを犯したとしても。
それを「過ち」だと認識できる存在でありたい。