退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「数十年ぶりの体験と残念な作品あるいは戦争の現実」について

2019-10-01 02:25:49 | Weblog
晴れ。34度だとか。

休みだったので近所のシネコンに出かける途中。

数十年ぶりに自転車で転ぶ。
右折の道が砂地だったことに加え前ブレーキをかけたせい。

向こうから出てきた車の運転手に「大丈夫ですか」と聞かれる。
「大丈夫です」と答えて何事もなかったように立ち上って走る。

小学校の頃原付にはねられた時の記憶と似ている。
気が付いたら転んでたという趣き。

左の掌と右の腰にやや痛みが残る感じ。
どうってこともなく映画を観る。

三谷幸喜「記憶にございません!」。

これだけのキャストを使ってこの出来とは。
全く笑える部分がないのだからいやはや。

吉田羊の胸元と木村佳乃の英語の発音ぶりにふむふむ。
せっかくの中井貴一の起用も活かされず。

山口崇の「現在」については最初気付かず。
ローリーについても同様に。

「現在の政治批判」を真面目に描きすぎたような。
ラストの「謎解き」も微妙で。

ピーター・バーグ「ローン・サバイバー」(’13)を観る。

05年のアメリカ海兵隊によるアフガンの「レッド・ウィング作戦」を描いたもの。
無線の不通が原因で海兵隊4人に対して圧倒的な人数のタリバンが襲いかかり。

追い詰められた挙句の「フォール」いう名の身の投げ出し方が何ともはや。
岩場を転がり落ちるだけなのだから。

二十代の若い兵士たちが犠牲になっていることを忘れずに。
パシュトゥーン人の「ルール」によってひとりだけが生き残った事実よ。

恋人のために金を稼がなければならない「現実」もあり。
冒頭に描かれる「海兵隊の訓練の凄まじさ」たるや。

何とも「痛い描写」が続くので直視しがたいところも。
なぜこういう場所に「追い詰められてしまうのか」を考えたいもの。

こういう「現実」もあるのだということ。
それを覚えておこう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする