退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

超資本主義について

2009-12-05 00:35:22 | Weblog
晴れ。寒さはあまりなし。

ロバート・B・ライシュ「暴走する資本主義」を途中まで読む。

1950年代のペンタゴンが生んだ技術発展が安定的な寡占システムを破壊し、
グローバル化と新しい生産方式、規制緩和をもたらした。

消費者は少しでも安い商品を買い求め
投資家は少しでもリターンの大きい投資先を求めた。

個人利益の徹底的な追求が
かつては存在した「中間層」を没落させたのだと。

その結果ウォルマートの隆盛とともに地域の商店街は姿を消し
株主にすぐさま利益をもたらさないCEOはクビをすげかえられることになった。

ウォルマートの隆盛はさらなるグローバル化と人件費などの削減を生み出し
CEOたちは莫大な利益を上げたり上げなかったりしつつ巨額の給料を手に入れる。

消費者でもあり投資家でもあるわれわれは
そうした行動によって自らの首を絞めつつあるらしい。

さて。
この続きは明日以降に。
コメント
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