いつも元気で、そして頑丈だと思っていたジョイも、
気が付くと今年で14歳になる高齢犬。
だから当然足腰も弱るし、目も片目はほぼ見えなくなり、
以前のように元気に走ることはできなくなってきております。
また体のあちらこちらに、老人(犬)性の大きなこぶもできており、
当初はあわてて獣医さんへ走りましたが、検査の結果悪性のものではなく、
体に負担をかけてまで切除する必要はないだろうとのことでした。
ですので今もブラブラと大きいなこぶをぶら下げて歩いております。
そういうわけで、見た目はすごくおじいちゃんで大変そうに見えますが、
幸いなことに内蔵の方はいたって元気で、毎日よく食べ、そしてムリムリと良いものを出しております。
また、足腰こそ衰えたものの、自力というか、パワーは相変わらず健在で、
散歩の時は、まるで地面をつかむかのように、ワッシワッシと力強く進みます。
また、うっかり溝に足を踏み入れたりした時も、驚くほど素早く体勢を立て直すので、
そういう反射神経はまだまだしっかりしている様子で、ちょっと一安心できております。
そしてまたこの子には、数年前から悩まされているアトピーという持病があります。
一昨年の春先には全身の毛が抜け落ち、丸裸になったうえ、
全身を掻きむしり血だらけになったこともありましたが、
幸いその後症状に合う薬に出会え、今ではまた毛が生え戻り、カイカイの症状もずいぶんましになりました。
ですが今でも定期的に薬は飲まねばならないし、足先のむくみは相変わらずで、
以前に比べれば足先は驚くほどに腫れております。
ですので、一日の終わりの夜の散歩が終わると、
足裏を拭くついでに、全体をモミモミとマッサージをしております。
この時は、気持がいいのか悪いのか、
ジョイは何とも言えない表情で、「ふきゅ~~ん…」となさけない声を出すのです。
(実はそれが結構面白いので楽しい。)
この子は近所で生まれので、親兄弟も近所の各家庭で暮らしておりました。
ですので、昔は早朝に近所の公園に集合し、みんなで楽しく遊べていたのです。
左奥より、ポン太(弟)、デグ(父)、ラッキー(母)、ショコラ(妹)、レモン(弟)
(このほか、近県に、さつき、桜という妹犬がいます)
しかしまあ、揃いも揃って濃い顔してるね~!
ですが、ここ数年で次々に逝ってしまったので、
今残っているのは、ジョイと、その弟妹の3頭のみ。
実はつい最近、こういうことがありました。
体内時計が異常に正確なジョイが、お昼の散歩の時間を私に大きな声で知らせるので、
「わかった分かった、そうせかすなや、今行くがな…」
とぶつくさ言いながら表に出ると、こちらを見詰めにこにこしている女性の姿。
でも、ニコニコ顔なのに、どこか泣きそうな眼をしているなと思っていたら、
「あっ!デグんちの奥さん!」
そう、その女性はジョイの父犬デグと弟犬ポン太を飼っておられたお家の奥さん。
一年前にすでにポン太をなくしてしまい、以来デグと暮らしておられたのですが、
実はこの日の前日にデグも逝ってしまってしまったとのこと。
だからかなり落ち込んで歩いていたところに、ジョイの大きな声が聞こえてきたので、
ついうちの店の方へ寄ってこられたとのことでした。
そしてジョイの頭を何度も撫でて、
「少しでも長く元気でいてな…」
と、そう言いながら立ち去られました。
その気持ちは、私としても痛いほどわかってしまうので、
あまり多くの言葉をかけることはできなかったのです。
さて、そういうわけでその後の散歩は、私もジョイに甘くなってしまい、
ゆっくりとジョイの好きなように歩かしてやることに。
で・す・が!
あいつはこういう時、本当によく頭が回るので、
「ん?いま、なんか父ちゃん甘い?」
とそう察知し、あっちをふがふが、こっちをふがふが好き放題に引っ張ろうとしだすので、
結局
「こら~!ええ加減にせいよ!」
といつものように私に叱られるのですよ。
(=^^=)ゞ
さて、ここ数日はすごく寒くて、
表はもちろんのこと、暖房の入っていない部屋だとまるで冷蔵庫の中にいるような感じ。
だから、最近たくさんいただいている野菜も冷蔵庫に入れる必要はなく、
その部屋に放り込んでおけばいいので、助かるといえば助かるのですが、
やはり順番に消費していかないともったいない!
そういうわけで、昨晩は野菜をモリモリ食べれる野菜炒め!
ここのところもっぱら、セラミックのフライパンを使用しておりましたが、
こういう炒め物はやっぱ鉄の中華鍋で一気に作る方が美味しいね。
そういや、セラミックのを買った時も同じこと言ってたな~。
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-2376.html
そうそう、買ったといえば、昨日買ったUSBブランケットは調子がいいです!
ただいまも、このようにぽちを膝に乗せ、その上にかけておるのですが、
もうすでにお布団気分でスヤスヤと大変よく寝ております。