最近よくペット関係のテレビを見たり、本を読んだり、またあちこちのブログを覗いたりしていると…
「うちの子は、他にはいない誰よりも素敵な最高の子です。」
といったような飼い主さんの言葉を目や耳にします。
無論それは絶対間違いではないけれども、
もう1つ大切なことも頭に入れておいて欲しいなといつも感じます。
それは、
他のどの子であっても、そのようなかけがえのない一匹になる可能性を秘めているということ。
うちの奥さんは、昨年旅立ったランという老犬のことを思い出すたびに、
「あんなにおりこうで、いい子は他にはいない。」
といいます。
無論私もそれに異論はなく、同じくそう思っております。
でもそのときに私はこうもいうのです。
「たぶん、ランではなく他の子が来ていたとしても、あなたはきっとそう言うと思う。」
といいますのも、ランはとある保健所で処分寸前であったのを、たまたま見つけて引き取った子でした。
だから少しタイミングがずれていれば二度と出会うこともなかったのですが、
反対に全く別の子を見つけてしまっていた可能性もあります。(かなりの高確率で。)
でもおそらくそうであった場合も、やはりその別の子に対して、
「こんなにおりこうで良い子は他にいない。」
といっていたと思うのですよ。
ただ誤解のないように言うと、ここでいう「おりこうで良い子」とは、
特に芸ができたり、しつけが楽であったり、性格がとても温厚だとかそういう意味ではありません。
飼い主に対して、ひたすらまっすぐな愛情で答えてくれる良い子という意味です。
ひどい虐待を受けて対人間不信になっている場合や先天的な問題を持つ場合を除いては、
犬は人間と違い、与えられた愛情には必ずそれ以上の愛情を持って答えてくれます。
本当に、こちらが心苦しく思うほどに。
だからこちらが手を伸ばし愛しさえすれば、世界中に散らばっているどの犬も、
本当に無作為に選んだ一匹さえ、「この世に二匹といないかけがえのない子」になることが出来ます。
ただしこれには条件があり、これを満たさない限りそれに気付くことはできません。
それは「人間側からの愛情」。
これなくしては、犬たちも返してくるべき愛情を作り出すことは出来ません。
テレビなどで見るきれいで可愛いい犬を見てうらやましがり、
「うちのは汚いばか犬だ!」と口にする人たちは、
たとえ、今までに何匹を犬を飼っていても、きっとそれに気付くことはないでしょう。
そこで私は少し考えて欲しいと常々思っているのです。
もしあなたが今犬(いや、他のペットも含んで)を飼っていた場合、
無論その子をすごく愛していることと思います。
そして、「この子は世界で一番!」と感じておられることと思います。
でももう少しだけ踏み込んでイメージしてみて欲しいのです。
あなたの愛犬以外の犬。
今誰にも愛されることもなく、さまよっていたり、収容されていたり。
そういう犬たちのこと。
きっとあなたはこう感じることと思います。
「かわいそうに、誰か助けてあげてくれないかな。」
でもその子が自分の愛犬ならば?
夜中だって病院に駆け込んだり、寒さなんか気にせず探し回ったりするでしょう。
だって、かけがえのない子なんですから。
でもでも、でも…
でももしかしたらその子たちも、少し時間と場所がずれていたら、
あなたの愛する世界一の子になっていたのかもしれないのです。
だから、そういう目で見てみれば・・
今までは他人任せであったり、画面や紙面の中の出来事であった事柄が、
いきなり、自分自身に関わるリアルな問題(現実)に見えてくることと思います。
もしかしたら、こういうイメージをすることが、
不幸な子たちを救うための最初の一歩を踏み出すきっかけになるかもしれない。
無論、無理して自分自身で愛護活動をする必要はありません。
でも、そういう活動しておられる方々への支援ならどうでしょう?
可能にはならないでしょうか?
そういう活動が、
関係のない人たちの他者への奉仕ではなく、自分自身の問題
と受け止めることもできるではないでしょうか?
(人間の子の場合でも全く同じで、よその子も叱れるし、反対に褒めてあげることができる。)
遠い意味での「情けは人のためならず」だと思います。
また、いつか必ずある、愛する子との別れの時にも、
その子を特別視しすぎないように、気持ちを散らせることもでき、
ぽっかり開くいた心の穴を少しは埋める手立てになるかもしれません。
ただいま我が家には犬が8匹。
それぞれに個性豊かで、おとなしい子もいれば、問題行動の目立つ子もいます。
無論私の性格でひいきをしたりはしておりますが、
どの子もどの子も、比べようもなく、最高のかけがえのない子達です。
だからいつも思うのです・・
きっと、また別の子を拾ってきても、その子も必ず、かけがえのない最高の子になってしまうんだろうな・・
_| ̄|○ 「こうしてまた増えてゆくのか・・?」
「自分の人生の中では、誰もが皆主人公」という歌がありますが、
同じく、
「どの子も各家庭では、それぞれの時代において最高の子」
だと思います。
(*^人^*) 「非常な長文ですみませんでした。」
「うちの子は、他にはいない誰よりも素敵な最高の子です。」
といったような飼い主さんの言葉を目や耳にします。
無論それは絶対間違いではないけれども、
もう1つ大切なことも頭に入れておいて欲しいなといつも感じます。
それは、
他のどの子であっても、そのようなかけがえのない一匹になる可能性を秘めているということ。
うちの奥さんは、昨年旅立ったランという老犬のことを思い出すたびに、
「あんなにおりこうで、いい子は他にはいない。」
といいます。
無論私もそれに異論はなく、同じくそう思っております。
でもそのときに私はこうもいうのです。
「たぶん、ランではなく他の子が来ていたとしても、あなたはきっとそう言うと思う。」
といいますのも、ランはとある保健所で処分寸前であったのを、たまたま見つけて引き取った子でした。
だから少しタイミングがずれていれば二度と出会うこともなかったのですが、
反対に全く別の子を見つけてしまっていた可能性もあります。(かなりの高確率で。)
でもおそらくそうであった場合も、やはりその別の子に対して、
「こんなにおりこうで良い子は他にいない。」
といっていたと思うのですよ。
ただ誤解のないように言うと、ここでいう「おりこうで良い子」とは、
特に芸ができたり、しつけが楽であったり、性格がとても温厚だとかそういう意味ではありません。
飼い主に対して、ひたすらまっすぐな愛情で答えてくれる良い子という意味です。
ひどい虐待を受けて対人間不信になっている場合や先天的な問題を持つ場合を除いては、
犬は人間と違い、与えられた愛情には必ずそれ以上の愛情を持って答えてくれます。
本当に、こちらが心苦しく思うほどに。
だからこちらが手を伸ばし愛しさえすれば、世界中に散らばっているどの犬も、
本当に無作為に選んだ一匹さえ、「この世に二匹といないかけがえのない子」になることが出来ます。
ただしこれには条件があり、これを満たさない限りそれに気付くことはできません。
それは「人間側からの愛情」。
これなくしては、犬たちも返してくるべき愛情を作り出すことは出来ません。
テレビなどで見るきれいで可愛いい犬を見てうらやましがり、
「うちのは汚いばか犬だ!」と口にする人たちは、
たとえ、今までに何匹を犬を飼っていても、きっとそれに気付くことはないでしょう。
そこで私は少し考えて欲しいと常々思っているのです。
もしあなたが今犬(いや、他のペットも含んで)を飼っていた場合、
無論その子をすごく愛していることと思います。
そして、「この子は世界で一番!」と感じておられることと思います。
でももう少しだけ踏み込んでイメージしてみて欲しいのです。
あなたの愛犬以外の犬。
今誰にも愛されることもなく、さまよっていたり、収容されていたり。
そういう犬たちのこと。
きっとあなたはこう感じることと思います。
「かわいそうに、誰か助けてあげてくれないかな。」
でもその子が自分の愛犬ならば?
夜中だって病院に駆け込んだり、寒さなんか気にせず探し回ったりするでしょう。
だって、かけがえのない子なんですから。
でもでも、でも…
でももしかしたらその子たちも、少し時間と場所がずれていたら、
あなたの愛する世界一の子になっていたのかもしれないのです。
だから、そういう目で見てみれば・・
今までは他人任せであったり、画面や紙面の中の出来事であった事柄が、
いきなり、自分自身に関わるリアルな問題(現実)に見えてくることと思います。
もしかしたら、こういうイメージをすることが、
不幸な子たちを救うための最初の一歩を踏み出すきっかけになるかもしれない。
無論、無理して自分自身で愛護活動をする必要はありません。
でも、そういう活動しておられる方々への支援ならどうでしょう?
可能にはならないでしょうか?
そういう活動が、
関係のない人たちの他者への奉仕ではなく、自分自身の問題
と受け止めることもできるではないでしょうか?
(人間の子の場合でも全く同じで、よその子も叱れるし、反対に褒めてあげることができる。)
遠い意味での「情けは人のためならず」だと思います。
また、いつか必ずある、愛する子との別れの時にも、
その子を特別視しすぎないように、気持ちを散らせることもでき、
ぽっかり開くいた心の穴を少しは埋める手立てになるかもしれません。
ただいま我が家には犬が8匹。
それぞれに個性豊かで、おとなしい子もいれば、問題行動の目立つ子もいます。
無論私の性格でひいきをしたりはしておりますが、
どの子もどの子も、比べようもなく、最高のかけがえのない子達です。
だからいつも思うのです・・
きっと、また別の子を拾ってきても、その子も必ず、かけがえのない最高の子になってしまうんだろうな・・
_| ̄|○ 「こうしてまた増えてゆくのか・・?」
「自分の人生の中では、誰もが皆主人公」という歌がありますが、
同じく、
「どの子も各家庭では、それぞれの時代において最高の子」
だと思います。
(*^人^*) 「非常な長文ですみませんでした。」