POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





※ この記事のほか、「ベトナム語を学ぶ - ベトナム語で検索する方法」もご参照ください。

以前、「ベトナム語の入力は難しい」という記事で、ベトナム語の入力について書いたのですが、調べていくうちに簡単に入力する方法を見つけました。



人の知識には限界があり、「それは、君が知らないだけ。こういうことなんだよ。」とか、「こういう方法があるんですよ。」とか言われることがあります。これもそれと類似したことの一つ。“Vietnamese Keyboard”で検索して見つけました。

Online Key Board for Vietnamese」を使えば、容易にベトナム語を入力できます。後は、「コピー&ペースト」をするだけ。妻「あみ」の書いた記事にせっせとベトナム語を入れています。

最低限、ベトナム語で書かれた表示が読めれば、ベトナム旅行での不自由の少しは解消できそうだからです。タイでは、タイ語に完全に挫折し、何を扱っている店なのかすら「看板」ではわかりませんでした。ベトナムでは、「看板」で何のお店かはわかるようにしたいところです。



これ(妻「あみ」がダラット(Đà Lạt)で撮った画像)は、“mứt”「ジャム」、“đặc sản”「トクサン(特産)の」ということでしょうね。看板の「絵」と「文字」から、「イチゴのジャム」は手に入りそうです。



赤い文字“Hồng”は、多分、人名で「ホン(紅)の店」ということで、“phở mì”は、米ではなく小麦で作った「フォー・ミー」がありますよ、ということでしょうね。(妻「あみ」がニャチャン(Nha Trang)で撮った画像)

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 「ベトナム語は日本語の仲間?」(方言1)
 「ベトナム語は日本語の兄弟?」(漢越語)
 「不思議なベトナム語(5)」(摩擦音と破擦音)
 「不思議なベトナム語(4)」(子音2)
 「不思議なベトナム語(3)」(子音1)
 「不思議なベトナム語(2)」(母音)
 「不思議なベトナム語(1)」(声調)

       (この項 健人のパパ)

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日本では、東京方言をベースにした標準語は地方でも通じます。地元の高齢者が話す方言がわからないとしても、こちらからは情報を送り出すのに苦労はしません。

ベトナム語もそうだと考えていたのですが、そうではないようです。政治の中心「ハノイ」の方言をベースにした北部ベトナム語を標準語と考えて、学習を進めていたのですが、北と南との地域感情も絡み、南部で北部ベトナム語を話すより、やはり南部ベトナム語を話す方がよさそうです。

そこで、大きな違いのない母音は後回しにして、子音を調べてみました。



“d”,“gi”,“v”は、すべて/j/(ヤ行の頭子音)でいいようです。すると、“áo dài”(アオザイ、“d”は北部音では/z/(ズ))は、「アオヤイ」となるのでしょうね。

ベトナムでは、「ノン」(nón、帽子)を被り、白い「アオヤイ」を身につけた女学生が「セーダップ」(xe đạp、自転車)に乗って、颯爽と通り過ぎて行く、、、なんて表現することになります。



「はい」や「ええ」と丁寧に返事をするとき、北部では“Dạ”(ザー)と言うようですが、南部では、英語の“Yes.”が崩れたときの発音、“Ya.”(ヤー)(「そう。」とぞんざいに返事をする感じの語)で返事をすればいいことになりますね。

Anh là người Nhật bản, phải không?”(アン ラー グォイニャッ(ク)バン、ファイコン(グ)) 「日本の方ですか。」
Dạ.”(ヤー) 「ええ。」

(注)「ニッポン(日本)」→「ニャッ(ク)バン(Nhật bản)」、「人(người)」+「日本(Nhật bản)」=「日本人(người Nhật bản)」(ベトナム語は後置修飾)



メコンデルタを流れる2つの大河「前江(Tiền Giang、ティエンザン)」と「後江(Hậu Giang、ハウザン)」は、「ティンヤン」、「ハウヤン」ですね。人格を持った2つの河、「ティン」やんと「ハウ」やん、親しみが持ててきました。



(注)“iê”という二重母音は、北部では「イエ」ですが、南部では「イ」になるようです。だから、“Tiền”は、北部では「ティエン」で、南部では「ティン」になります。“uô”、“ươ”は、ともに「ウ」、特に唇音(m,p)、円唇母音(u)、前舌狭母音(i)の前では必ず。口の動きの節約なのでしょうね。

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 「不思議なベトナム語(1)」(声調)

      (この項 健人のパパ)

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