POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 「嵐の前の静けさ」という言葉があります。暴風雨が来る前にしばし雨もやみ、風も吹かない状態になりことがあることから、「変事」の前に「平穏」なときが先行することがあることを意味しているようです。この「平穏」なときに「変事」に備える必要があるとも言っているのでしょうか。きょうは沖縄と奄美地方を除いては、曇りの予報です。

 台風14号(CHABA)が日本に接近しています。気象庁が10月29日2時40分に発表した29日2時の実況では、中心気圧が945hPaの台風は奄美市の南南東約270kmにあって、北東方向に時速20kmで進んでいます。この台風、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は60m/sなのだそうです。

 (5時間後の7時の実況、中心の位置:奄美市の南東約270km(奄美の東の海上を進んでいる。25m/s以上の暴風域は北西側で170km、15m/s以上の強風域は北西側で440km)、進行方向:北東20km/h、中心気圧:955hPa、中心付近の最大風速:40m/s、最大瞬間風速:55m/s。
 その10時間後の17時の実況、中心の位置:四国沖、進行方向:北東30km/h(スピードを速めている)、中心気圧:965hPa(勢力を徐々に弱めている)、中心付近の最大風速:35m/s、最大瞬間風速:50m/s。
 その5時間後の22時の実況、中心の位置:足摺岬の南南東約390km、進行方向:北東30km/h、中心気圧:970hPa(勢力を徐々に弱めている)、中心付近の最大風速:30m/s、最大瞬間風速:45m/s。
 その7時間後の30日5時の実況、中心の位置:潮岬の南約280km、進行方向:北東30km/h、中心気圧:975hPa(955hPa→975hPaと勢力を徐々に弱めている)、中心付近の最大風速:30m/s、最大瞬間風速:45m/s。
 その7時間後の30日12時の実況、中心の位置:八丈島の西約190km、進行方向:北東35km/h、中心気圧:980hPa、中心付近の最大風速:30m/s、最大瞬間風速:40m/s)

 2004年は台風による死者を多く出した年です。9月26日、台風21号と秋雨前線に伴う大雨で、死者26名を出し、10月7日、台風22号で、死者7名、10月18日の台風23号では、死者を95名も出しています。2004年は、「平成16年新潟県中越地震」(10月23日発生)で、死者51名を出した年でもあります。

 文部科学省が所管する「国立情報学研究所」は、「デジタル台風」というウェブサイトを公開して、台風のデータベースを提供しています。そのデータにみると、日本に接近している台風14号(CHABA)は、2004年10月13日に発生し、18日に死者95名も出した台風23号の進路と似ています。



 「デジタル台風」には、台風の発生から消滅までをブログで記述する「台風ニュース・ウェブログ」があります。そこからの引用です。

 2004年10月14日:台風23号(TOKAGE)は発達しながら太平洋を西に進んでいます。
 2004年10月15日:台風23号(TOKAGE)は雄大な広がりをもつ大型の渦巻きに発達してきました。今後どこまで発達するかはまだわかりませんが、大物へと発達する素質(?)は備えているようにも見えます。
 2004年10月16日:台風23号(TOKAGE)はここ1日ほど発達が止まっています。眼は見えてきましたが、まだ輪郭がぼんやりとしています。
 2004年10月17日:台風23号(TOKAGE)は広大な強風域をもっており、「強い台風」というよりも「大きな台風」という形容の方がよく当てはまるような感じです。今後は沖縄に接近するとの予報が出ています。
 2004年10月18日:台風23号(TOKAGE)は、超大型の強風域を維持しながら沖縄に接近しています。気象庁の予報によると日本列島に上陸する可能性もあるようですが、10月に上陸した台風は、1951年以来の約50年間に10個強しかありません。
 2004年10月19日:台風23号(TOKAGE)は、沖縄本島から奄美諸島・大隅諸島を経由して九州・四国・本州・北海道へと、「日本国縦断コース」を進む可能性が高くなりました。小笠原以外の日本全域が強い風雨の影響を受けることになります。また今回の台風は大型であることから、上陸後に急激に衰える可能性よりも、意外にしぶとく勢力を保つ可能性の方が高そうです。
 2004年10月20日:台風23号(TOKAGE)は高知県・土佐清水市付近に上陸しました。今回の台風は大型であるために、中心からかなり離れた地点でも強風が吹いているようです(例えば長崎県・雲仙で最大瞬間風速63.7m/sを記録)。また台風の東側(進行方向前方)に活発な雨雲が広がっているようで、四国や紀伊半島などで雨量がかなり増加しています。今後は、強い風雨の地域が、近畿・中部・関東に移っていきそうです。今シーズンに上陸した10個の台風で既に被害を受けている地域での再度の災害が懸念されます。
 この台風に関する主な台風シーズン記録(1951年以降 / 南西諸島については1955年以降):
 •日本に上陸した台風:10個 (これまでの記録6個:1990年と1993年)
 •南西諸島(沖縄)に接近した台風:13個 (これまでの記録12個:1966年)
 •上陸した時期の遅さ:3位(1位:台風199028号の11月30日、2位:台風196734号の10月28日)

 2004年10月21日:台風23号(TOKAGE)は中部山岳地帯で砕け散ったような格好となりましたが、時間の経過とともに死者・行方不明者の数は増加し、台風による人的被害としては死者・不明115人に達した台風197920号に次ぐ規模に達しました。今シーズンの度重なる台風襲来によって、すでに災害への耐性が弱まっていたのかもしれません。
 それに加え、今回の台風は異例でした。異常に広い強風域(超大型)、台風の北側での強風と大雨(通常なら可航半円とよばれる領域で風は弱いはず)、中心から離れた場所での強風、このような特徴が大きな被害に結びついた一つの要因であるに思えます。
 以下は単なる推測に過ぎませんが、これには季節的な要因が関係しているのかもしれません。10月下旬ですでに寒くなった日本を暖かい空気をもつ台風が突っ切ることになったため、日本全体が暖かい夏に比べると台風の北側での寒気と暖気の温度差がより大きくなり、より激しい気象現象が発生してしまったのではないでしょうか?
 ともかく上陸時期や被害の大きさも含めて異例の台風で、何が本当に起きたのかに関する科学的説明が、今後の台風対策にとって有用な知識になると思います。


 台風200423号では、京都府で死者15人を出しています。また、由良川の流れる舞鶴市では国道175号が冠水、渋滞で止まっていた観光バスが立ち往生、37人がバスの屋根の上で一夜を明かし、救助されています。これを「台風ニュース・ウェブログ」(2004年11月3日)は次のように述べます。

 地元の人は洪水が発生した場所が危ないことを知っており、水位が上昇すると車を捨てて素早く逃げたのだそうですが、たまたまそこを通った車(観光バスもそう)は的確な情勢判断ができずに、逃げ遅れてしまったとのことです。このことは、自分がなじみのない場所では災害に巻き込まれるリスクが高まることを意味します。このような場合、どのように情報を入手し、また伝達すればよいでしょうか?

 兵庫県では、円山川、出石川、洲本川、志筑川、三原川、加古川、美嚢川、武庫川などが決壊または氾濫し、死者26名を出しています。「台風ニュース・ウェブログ」(2004年11月3日)は次のように述べます。
 
 多くの家庭に防災行政無線が配備されていたにもかかわらず、無線を通した災害避難情報では情勢の緊迫が伝わらず、多数の人が逃げ遅れてしまったとのことです。当初の「避難勧告」を後で「避難指示」に格上げして住民に避難を呼び掛けた、とのことですが、これらの言葉の意味の違いをどれだけの人が正しく理解できるでしょうか。「水が溢れそうだとの情報があれば避難したのに」との意見がありましたが、もっともな意見だと思います。

 専門用語を理解している人は多くはないと思います。「勧告」と「指示」の違いを分かれと言うのは無理です。「このままで行くと、堤防から水が漏れ始めるまでには後~時間もありません。至急避難して下さい。」という表現で、「避難指示」をしてもらいたいものです。台風200423号は、香川県では、土砂崩れなどで11名、高知県8名、岡山県7名、岐阜県6名、愛知県5名、山口県3名、、、という死者を出しています。

 兵庫県西脇市は、加古川と支流が合流する地域に河川の氾濫による浸水被害が集中しました(床上浸水989戸、床下浸水282戸)。市災害対策本部が正式な避難勧告を出したのは、市街地で冠水が確認されてから約5時間が経過した午後7時30分になり、「避難勧告が早ければ、たとえ10分の1でも被害が防げた」との批判が、また、市水防計画に定められていたサイレンも「住民の混乱を招く」として鳴らさなかったことから、「なぜ鳴らさなかったのか」との批判が出たようです。その反省に立ち、西脇市では、河川が一定の水位を超えた場合に、サイレンを鳴らすと取り決めたようです。

 防災対策は過去の反省の上に立ちます。このまま行くと2004年の台風23号と同じような進路を辿る2010年台風14号で、浸水被害は避けられないとしても、死者の出ないことを切に祈ります。

               (この項 健人のパパ)

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 埼玉県の狭山市下奥富にある「奥富小学校」の正門の前から南に伸びる通りの両側は、水田です。すでに稲穂は10月中旬に刈り取られ、根元から20cmほどの丈のある切り株がまだ青さを残して何列も続いています。そこを会場として、「第23回奥富かかし祭」が開かれています。かかし祭は、2010年10月24日(日)に始まり、11月3日(水・祝)に終了します。主催は、「奥富かかし祭実行委員会」で、狭山市観光協会、奥富地区まちづくり推進会議、青少年育成奥富地域会議といった団体や組織が後援しているのだそうです。



 行ってきました、10月24日の初日に。出品作品は子どもたちの手になる物が多そうに見え、伝統的な案山子(かかし)が並んでいると言うより、世相を映したものや「ゲゲゲの鬼太郎」といったキャラクター物が多く並んでいます。「地デジカ」は、2011年7月に完全移行が予定されている「地上デジタルテレビ放送(地デジ)」に対する対策を視聴者に進めてもらうために作られたキャンペーン用のキャラクターです。かかしに「地デジカ」が採用されているところを見ると、子どもたちの間では、地デジ移行は認知されているようですね。



 「戦場カメラマン」は、戦場で起っていることを画像や映像で世界に伝えることをその使命としている人たちを言います。「戦場カメラマン」の撮影した画像や映像は、反戦という「国際世論」の形成に大きく貢献します。狙撃を受ける、地雷を踏むといった「死」に直結するリスクを負っています。ベトナム戦争を撮影した「安全への逃避」でハーグ第9回世界報道写真コンテスト大賞などを受賞した「沢田 教一」は、カンボジア戦線を取材中に狙撃され、34歳で亡くなっています。
 
 戦場カメラマンは、スペイン内戦、日中戦争、ヨーロッパ戦線(第二次世界大戦)、第一次中東戦争、および第一次インドシナ戦争の5つの戦争を取材した「ロバート・キャパ(Robert Capa)」がよく知られています。「ライフ」誌から第一次インドシナ戦争の取材依頼を受け南ベトナムに渡ったキャパは、地雷を踏んで、40歳で亡くなっています。



 低い声で丁寧にゆっくり、深刻な話題もユーモアを含めて話す「渡部陽一」さんは最近よくテレビでトークを展開していますが、彼も戦場カメラマンです。ルワンダ紛争、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、イラク戦争などを取材しているようです。死と隣り合わせの「戦場カメラマン」という職業とあの陽気さにギャップを感じて面白いですね。

                (健人のパパ)

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 文部科学省が所管する「国立情報学研究所」は、職員、研究者それぞれ200名ほどを擁し、年間予算100億円ほどで運営されている研究所ですが、「デジタル台風」というウェブサイトを公開して、台風のデータベースを提供しています。その中のページに、台風の発生から消滅までをブログで記述する「台風ニュース・ウェブログ」があります。そこからの引用です(一部省略)。

 台風13号(MEGI、中国語音訳「梅姫」)がマリアナ諸島で発生しました。まだ小さな渦巻きではありますが、発生場所としてはかなり発達の余地がある場所ですので、今後も発達を続けるとの予報が出ています。進路としてはヤップ島の北方を西北西に進む見通しです。(2010年10月13日 22:30 JST)

 3日後 台風13号(MEGI)はフィリピン東海上で着実に発達を続けています。まだピークに達した感じはありませんが、中心付近と東側には厚い雨雲が広がっています。もう少し発達を続けた後、フィリピンのルソン島北部に上陸するとの予報が出ています。最強クラスの台風ではありませんが、発達途中での上陸となりますので、フィリピンでの風水害が懸念されます。(2010年10月16日 22:30 JST)

 この大型で非常に強い台風13号(フィリピン名:ジュアン(Juan))は、10月18日正午近くに、フィリピンのルソン島北東部のイサベラ州に上陸し、夕方過ぎまでに西南西に進行しました。中心付近の風速は時速180kmもあったといいます。そのため、収穫が近い農作物(米など)が壊滅的被害を受けたようです。死者も26人に及んでいるようです。(10分間の平均風速が159km/時から184km/時までは、中華圏では「強烈颱風(三級)」に分類されます。)



 1日と9時間後 台風13号(MEGI)はついに「最強クラス」の台風にまで発達しました。中心気圧は890hPaにまで低下しましたが、中心気圧が890hPa以下の台風を検索によると、台風199019号(FLO)以来、ほぼ20年ぶりの強い台風ということになります。…その後も台風は発達を続けて、…中心付近の雨雲もぶ厚く広がっています。フィリピン・ルソン島北東岸は暴風域に入りましたが、ルソン島北部では台風が島を抜ける明日の朝まで、想像を絶するような風雨になると考えられます。

 このクラスの台風になると、事前の避難や対策は政府をあげて最大限におこなわれるでしょうから、それによって被害が少なくなることを願います。そしてもう一つ懸念されるのが自然への影響です。おそらく今回の台風による強風で、ルソン島北部の森林は壊滅的な打撃を受けるものと予想されます。その倒木が流木となって2次的な災害を引き起こすこともありますし、再生には長い時間を要するかもしれません。(2010年10月18日 07:30 JST)


 3時間後 台風13号(MEGI)の中心気圧は885hPaにさらに低下しました。中心気圧が885hPa以下の台風を検索によると、台風198422号(VANESSA)以来、26年ぶりの強い台風ということになります。…いくら台風常襲国のフィリピンとはいえ、今回の台風は前例のない試練となりそうです。…今回の台風はマニラの北方を通過するため、マニラは強風域には入るものの、暴風域には入るかどうかというところです。人口密集地帯への直撃とならなかったことがせめてもの救いですが、大雨に対する警戒は依然として必要です。(2010年10月18日 10:30 JST)

 14時間後 台風13号(MEGI)はフィリピン・ルソン島を間もなく通過して南シナ海に入ります。台風が上陸したフィリピン北部の状況は、通信状況が悪化しているため、まだ状況はよくわかりません。…台風は上陸直前まで勢力を維持していたようです。(2010年10月19日 00:30 JST)



 強い台風13号の影響で、「宜蘭(イーラン)」、「蘇澳(スーアオ)」といった地域のある台湾北東部では10月21日、一日の降水量が観測史上最多となる1,000㎜を超える豪雨となったようです(梅姫颱風昨天在宜蘭和蘇澳地区降下驚人雨量,蘇澳気象站測得雨量甚至破了設站以来最高紀錄。而根拠中央気象局的資料顕示,21日0時至22日14時,宜蘭縣蘇澳鎮出現1143毫米的累積雨量,相當驚人)。10月21日深夜、台湾東部を走る高速道路で豪雨による地滑りが起き、観光客を乗せたバス2台が巻き込まれてしまったようです。バスに乗車していた珠海市からの中国人観光客19人が行方不明となっています(根拠観光局上午最新的統計資料,目前総共有12団約255名大陸客受困,其中創意旅行社整個旅行団仍然有21人失聯,讓旅行社和家属很緊張,受困的民衆和車両,幾乎都是在蘇花公路台九線113-114K附近,也是坍方最厳重的区域)。

 この台風13号は、停滞する秋雨前線を刺激し、奄美地方に豪雨をもたらし、奄美地方に人たちの生活を破壊しています。台風13号がすみやかに消滅することを願っています。

 台風13号は中国大陸に上陸したことで勢力を弱め、10月23日20時20分現在で、中心風速が23m/秒(27時間前の22日17時頃で40m/秒)、暴雨半径が80km(22日17時頃で250km)の「軽度台風」になっています(台湾の中央気象局による)。日本の気象庁が23日21時50分に発表したところによると、台風13号は中心気圧が998hPa、最大風速が18m/秒、最大瞬間風速が25m/秒、15m/秒以上の強風域が全域190kmとなっています。

(追記) 台風14号(CHABA、中国語音訳「佳芭」、フィリピン名“Katring”)がフィリピンの東で発生しました。発生位置としては前の台風13号の経路の近くですが、今後の進路としては北上することが予想されています(2010年10月24日 22:15 JST)。(「台風ニュース・ウェブログ」から)

(参考) フィリピンでは、台風は2010年度は、次の順で名づけられていきます。Agaton、Basyang、Caloy、Domeng、Ester、Florita、Glenda、Henry、Inday、Juan、Katring、Luis、Mario、、、

(追記) 台風14号(CHABA)は進路を北に変えて沖縄に接近しつつあります。今後は徐々に進路を北東に変えながら沖縄の南方を進むとの予報が出ています。先日の大雨で大きな被害を受けた奄美大島でも、強風と大雨への警戒が呼び掛けられています。ただしレーダー画像を見る限りでは、現在奄美大島にかかっている雨雲はまだそれほど強いものではなさそうです。(2010年10月27日 18:30 JST)(「台風ニュース・ウェブログ」から)

            (この項 健人のパパ)

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 2010年10月21日、羽田空港は、「新国際線旅客ターミナル」をオープンさせます。それに合わせて、「タイ国際航空(Thai Airways)」は、2010年11月1日から「羽田-バンコク線」を開始します。TG661便は「羽田空港」を深夜0時20分に出発し、タイのバンコクの「スワンナプーム空港」に早朝5時20分に到着します。仕事が終わってからの出発が可能で、実にいい時間の設定です。

 往路の到着空港と復路の出発空港を別にできる「オープンジョー」が可能です。旅行開始の21日以上前に航空券を購入する「Wクラス」で、バンコクならば、2010年11月1日から2011年3月31日までの間は座席数限定ですが、往復40,000円、チェンマイ、プーケット、チェンライ、ハジャイ、クラビ、コンケン、スラタニ、ウドンタニのタイ8都市でも、往復46,000円です。



 往路では、バンコクに入り、復路は、ヤンゴン、プノンペン、ビエンチャン、ホーチミン、ハノイ、シンガポール、クアラルンプール、ペナンの東南アジア8都市のいずれかにすることもできます。「途中降機」も可能ですから、羽田→バンコク→チェンマイを往路にし、バンコクの観光を組み込み、陸路の移動、LCC(格安航空会社)の利用をも入れると、東南アジアの8都市→バンコク→羽田で再度のバンコク観光ができます。東南アジア8都市では、往復47,000円です。

 しかし、この運賃の他に、各国政府・空港によって課せられた税金・手数料、航空保険追加料金、および燃油特別付加運賃を航空券発券の際に徴収されることを承知しておく必要はあります。この追加費用は、出発地、行き先、旅程により異なりますが、14,000円から18,000円程度はかかる(1ドル90円かつ1タイバーツ3円換算のとき)ようです。バンコク往復で、54,000円くらいにはなります。

 さらに、出発日の翌日から数えて2日以上、最長14日までの往復航空券しか買えません。14日を超える予定を組んで、この「航空券」を購入することはできません。購入しても出発までは、取消手数料を支払って、払い戻しを受けることはできますが、大人 10,000円(小児で7,500円)かかります。経路変更も購入後ではできません。まあ、このような不利益は、安さと引き換えなのですから仕方がありません。

 この航空運賃は、LCCのアジアでの代表とも言える「エアアジア(AirAsia)」で、2011年2月6日の Haneda (HND) to Kuala Lumpur (KUL) で、30,000円、2月20日の Kuala Lumpur to Haneda で、諸費用入れて、55,000円ほどかかる(“Regular”の運賃で、“Promo”があれば、もっと安くは済みそう)のですから、それと比べて、同じくらいと言えそうです(距離から言うとクアラルンプール(D7-2653便夜23時45分発、早朝6時30分着)よりバンコク(TG661便深夜0時20分発、早朝5時20分着)の方が近い。2時間弱の差)。

 外務省の「海外安全ホームページ」では、「タイ」の「最新スポット情報」が頻繁に出されています。日付が遡って行きますが、2010年10月20日現在で、10月8日に「反独裁民主戦線(UDD)によるデモ・集会実施に関する注意喚起」、10月6日に「非常事態宣言の延長について」、10月4日に「非常事態宣言対象地域の一部解除(その4)」、9月16日に「反独裁民主戦線(UDD)によるデモ・集会実施に関する注意喚起」、9月1日に「バンコク都内での爆弾事件発生に伴う注意喚起」が出されています。「タイに対する渡航情報(危険情報)の発出(2010/10/13)」では、バンコクは「十分注意してください。」(継続)という扱いになっています。

 9月1日に発出された「最新スポット情報 バンコク都内での爆弾事件発生に伴う注意喚起」を読んでみましょう。

1.現地時間8月31日(火)13時頃、バンコク都内ウィパワディー・ランシット通りにあるタイ国営放送(11チャンネル)の駐車場でM79擲弾銃(グレネードランチャー)から発射されたと見られる榴弾が爆発し、死傷者は出なかったものの、同駐車場に駐車中の車が4台程度破損する爆弾事件が発生しました。

2.本事件の犯人や目的等は不明ですが、今後も同種の事案が発生することも否定できないところ、タイ治安当局は、不測の事態に備え、更なる警備体制の強化を発表しています。

3.つきましては、バンコク都に滞在中の方及び渡航予定の方は、最新の治安情報の入手に努めるとともに、今回標的となった報道機関、又は、治安当局等タイ政府関連施設等へはできるだけ近づかないなど、不測の事態に巻き込まれることのないよう十分注意を払ってください。また、バンコク都内は非常事態宣言が継続発令中であり、7月25日、同30日及び8月26日にも爆弾事件が発生していることにも留意してください。


 7月25日には、夕刻バンコクのパトゥムワン区内のバス停(Big-C ラーチャダムリ店前)付近で爆発が起こり、数人が負傷しています。7月29日深夜(日付は30日)、バンコクのラーチャテーウィー区のソイ・ラーンナム内(ソイの入り口)のキングパワー・コンプレックスの正面で爆発が起こり、付近にいた男性が重傷を負っています。

 さらに、8月26日深夜(日付は同日)、同じキングパワー・コンプレックス前で爆発が起こり、警備員男性が重傷を負っています。当初は、「M67手榴弾(アメリカ陸軍およびカナダ軍で使用されている破片手榴弾。15メートル範囲に殺傷能力のある破片が飛散する)」が時限装置と組み合わされて用いられた形跡があるとされていましたが、後にパヤータイ交差点またはサヤーム・シティー前から大口径の散弾銃のような外観した「M79 グレネードランチャー」で榴弾が打ち込まれたものとされました。

 国家警察本部及び首都圏警察本部の合同捜査チームは、3月27日夕刻に発生したバンコクにある陸軍系テレビ局ch5付近での爆発、3月30日夕刻に発生したプレーム枢密院評議会議長系の功労政治家財団での爆発、7月30日深夜に発生したキングパワー・コンプレックス前での爆発、9月21日早朝に発生したバンコクのドゥシット区ナコンチャイシー通りソイ・ミトラアナンにあるコンドミニアム「スパワディー・タワー」駐車場での爆発は、同一グループの犯行との確信を得たようです。

 タイの政情不安は、階級対立に根ざすもののようで、その解決の糸口は容易に見つかりそうもありません。バンコクでは、政治テロでなくても、いざこざで不満を抱くと爆竹や爆弾で憂さを晴らすようで、爆発騒ぎは珍しくはないようです。首都圏の有権者に対して行った世論調査でも混乱する政治に対する関心を失っていく反面、「爆弾の爆発」に強い懸念を示しているようです。

 食べ物でタイが気に入り、幾度となく再度タイに出かけようとして暴徒化するデモなどの政情不安で諦めてきた私たちですが、バンコクをスキップして、チェンマイ(チエンマイ)に入るという方法で、タイ旅行を楽しむことを研究すべきなのかも知れません。

                 (この項 健人のパパ)

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 「国立感染症研究所 感染症情報センター(IDSC)」のサイトの「インフルエンザウイルス分離・検出速報 2009/10シーズン(季節性+AH1pdm) 」のページによると、「2010年第35週(8/30-9/5)~2010年第39週(9/27-10/3)(2010年10月7日現在報告数)」で、新型インフルエンザ(AH1pdm)のウイルスが10県から43例分離・検出されたと報告しています。沖縄県が9例と多く、報告例の21%になります。次いで、5例の福島県、4例の千葉県、神奈川県、3例の静岡県、奈良県と続いていきます。



 しかし、検出されるインフルエンザウイルスは、A型(AH3亜型)の方が多く、16都県から72例報告されています。これも沖縄県が16例とと多く、報告例の22%になります。次いで、9例の千葉県、8例の奈良県、7例の熊本と続いていきます。B型(ビクトリア系統株)は例年と同様少なく、5県から5例報告されています。

 インフルエンザウイルスの分離・検出例は122例で、A型が全体の59%、新型(AH1pdm)が35%を占めていることになります。海外に渡航中に感染して、帰国後発症した「輸入例」は、122例のうちの12例で、A型(AH3亜型)が6例、新型(AH1pdm)が5例、B型(ビクトリア系統株)が1例報告されています。

 インフルエンザウイルスを感染した細胞内に閉じ込めて増殖を阻止する「ノイラミニダーゼ阻害薬」である「オセルタミビル(oseltamivir、経口薬、商品名「タミフル」)」は、中外製薬から供給されています。中外製薬は、「新型インフルエンザが大流行した前季に引き続き警戒が必要」として、今季(2010年10月~2011年3月)は前季並みの1,240万人分を生産したそうです。



 新型インフルエンザが大流行した昨シーズンの患者数は約2,000万人で、「インフルエンザ治療薬」を供給する4社は、2010/2011年シーズンに備えて約2,300万人分の治療薬を供給する態勢を整えたようです。ザナミビル (Zanamivir、吸入薬、商品名「リレンザ」) は「グラクソ・スミスクライン社、ラニナミビル(Laninamivir、吸入薬、商品名「イナビル」)は「第一三共」、ペラミビル(Peramivir、点滴注射薬、商品名「ラピアクタ」)は「塩野義製薬」がそれぞれ供給します。

 この4種の「ノイラミニダーゼ阻害薬(Neuraminidase inhibitors)」にはすべて“-amivir”という接尾辞がついていますが、“-vir”という接尾辞は「抗ウイルス薬」につき、“-ami-”はノイラミニダーゼ(Neuraminidase)に由来します。なお、オセルタミビルの商品名「タミフル(Tamiflu)」は、“oseltamivir”+influenza”に、ザナミビルの商品名「リレンザ(Relenza)」は、“relieve influenza”(インフルエンザを緩和する)に由来しているようです。

 インフルエンザに感染する可能性を低くするには、手洗い励行、人込みでのマスク着用などの対策とともにインフルエンザワクチンの接種が必要です。感染しても、ワクチン接種で免疫がついていれば、症状が軽く済みます。そこで、インフルエンザの本格的なシーズンに入る前に、我が家では昨日、いつものように、インフルエンザワクチンの接種を受けてきました。

 インフルエンザワクチンは、「財団法人化学及血清療法研究所」(化血研)、「学校法人北里研究所生物製剤研究所」(北里)、「財団法人阪大微生物病研究会」(微研)、「デンカ生研株式会社」(デンカ)の4社が製造していますが、私たちが接種されたのは、「化血研」のロット番号「L45B」というもの。

 費用は、大人用に0.5mlで1人3,000円、12歳になった我が子「健人」に0.3mlで2,500円(1回目)で、合計3,000×2+2,500×2(子供は免疫が大人と比べてつきにくいので数週間あけて2回接種)=11,000円となりました。注射は痛くはなかったのですが、財布には痛かった。妻は「あら、3,500円のところもあったのよ。予約がいらないから、そっちにしようとも思ったんだけどね。かかりつけの小児科になんとか無理を言って、今日の予約が今日とれたのよ。」と言い、1,000円以上の節約に満足げです。

 我が家には、身体が丈夫とは言い難い「健人」がいるので、感染症には警戒し、ワクチン接種のおかげか、または普段の感染症に対する予防対策(帰宅時の手洗い励行、人込みでのマスク着用など)のおかげか、ここ10数年、インフルエンザに感染しないで済んでいます(感染しても症状にでない場合(不顕性感染)があるから、「発症」していないというのが正しいのでしょう。発症の度合は、体調の異変を感じないところから死に至るところまであり、連続しています)。

 厚生労働省のサイトに「新型インフルエンザワクチン接種事業(平成22年度)に関するお知らせ」というページがあり、次のように書かれています。

知っていただきたいこと~インフルエンザワクチンのメリットと注意点

 発症や重症化などをある程度防げますが、100%ではありません。インフルエンザウイルスが体の中に入って細胞で増える(感染)と、数日後に熱がでたりのどが痛くなったりするインフルエンザの症状があらわれます(発症)。ワクチンには、この発症をある程度おさえる効果がみとめられています(感染したら必ず発症するわけではなく、症状がでないまま済んでしまう人もいます)。
 
また、かかっても重症になる(肺炎や脳症などの重い合併症があらわれること)のを防ぐのに一定の効果が期待できるほか、まわりの人に感染が広がるのをおさえる効果も期待できます。

【注意】ワクチンだけで100%、新型インフルエンザを防ぐことができるわけではありません。「ワクチンをうったから、もう大丈夫」「絶対に新型インフルエンザにかからない」と考えず、手洗い、せきエチケットなど、基本的な対策とあわせて、新型インフルエンザの予防に努めてください。


 「新型インフルエンザワクチン接種事業(平成22年度)に関するQ&A」というページには、次のようなQ&Aが書かれています。

(問7)昨年、新型インフルエンザにかかった人でも、インフルエンザワクチンを接種したほうがいいですか?

 新型インフルエンザに対する免疫は、ワクチンを接種すること以外に、実際に新型インフルエンザにかかることでも獲得されます。平成21年度に新型インフルエンザにかかった方は、すでにいったん免疫が獲得されたと考えられますが、時間がたつにつれ、抗体価(免疫力をあらわす指標のひとつ)は少しずつ低下していきます。このため、今年度もインフルエンザワクチンの接種を受けられたほうが、免疫力は高まると考えられます。


 ワクチンを接種しても抗体価の上がらない(免疫がつかない)人がいます。抗体価を上昇させることは、ウイルスを侵入させないためと侵入を許しても身体中に広がせないために必要です。 しかし、人の身体はいろいろのようです。私は花粉症で毎年、花粉の飛ぶ時期にはくしゃみ、鼻水などで悩まされます。花粉症が広く知られていなかった頃は、毎日のマスク姿に怪訝な顔をされたこともありました。私は、ウルシの木に近づくだけでウルシにかぶれますが、ウルシの木の枝を手にしてもかぶれない人もいます。抗体価の上がらない体質の人にはワクチン接種は効果がありません。ワクチンを接種したのに感染して重症化したという事例もありうるわけです。

 ワクチンを接種して抗体価が上がったとしても、インフルエンザに感染しないという保証はありません。免疫には「細胞性免疫」と「体液性免疫(液性免疫)」の2つがあります。抗原(インフルエンザウイルス)を認識して結合する働きを持つ「抗体」が血清中に溶解して存在する「液性免疫」は、「不活化ワクチン」を接種することで獲得できます(できることが多い)。しかし、この免疫は長持ちしません。ワクチン接種後、徐々に低下し、5か月ぐらいで効果を発揮しなくなるようです。日本のワクチンはこの不活化ワクチンです。

 これに比べ、ウイルスの毒性を弱めて接種する「生ワクチン」は「細胞性免疫」も同時に獲得すると言われています。細胞性免疫は長持ちします。インフルエンザに感染すると、当然この細胞性免疫をも獲得します。徐々に低下するとしてもかなり長く存続します。そこで、「今年度もインフルエンザワクチンの接種を受けられたほうが、免疫力は高まる」という表現になっていると思われます。

 現在はアメリカでのみ使用されている点鼻スプレー式のインフルエンザ弱毒生ワクチン(Live Attenuated Intranasal Vaccine 、LAIV)の「フルーミスト(Flumist)」は、2歳から5歳までの幼児を対象に行った2004/2005年シーズンの大規模な研究では、注射式のワクチンと比べ、インフルエンザ感染率が半減したと報告されています(注射式ワクチンの接種群と点鼻式ワクチンの接種群でインフルエンザ感染率を比較した。“In a study of kids 2 to 5 years of age, compared to the flu shot, FluMist cut the risk of getting the flu in half. 出典は製造販売元の「メドイミューン(MedImmune)」社のサイト)。

(参考) 「点鼻インフルエンザ生ワクチン」も日本で使われるようになるのでしょうか。

            (この項 健人のパパ)

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 私たちは、「パワフルママのページ(POWERFUL MOM'S PAGE)」というサイトを持っています。そこに『「パワフルママのページ」の掲示板』という“blog”を利用した掲示板を用意しているのですが、掲示板へのコメントが頻繁にあるわけではないので、ログインしてコメントを確認する作業がおろそかになってしまうことがしばしばあります。最近では、9月14日にログインして以来、忙しかったためもあって、2週間ほどログインしていませんでした。

 こういうときに限って、コメントの入力があるもののようで、前回と同じ失敗をしてしまいました。前回は2010年5月21日にコメントの入力があったのですが、お返事できたのは6月7日で、2週間ほど開いてしまいました。今回も9月15日にコメントの入力があったのですが、確認したのが10月3日で、内容から遅きに失しています。

エアアジアメルアド誤記 (18日に出発します) 2010-09-15 07:53:38

 エアアジアの予約フォームに入力するメールアドレスを誤記して予約してしまいました。こちらのサイトをみてから予約すればよかったと後悔しています。。

 予約は完了できたようですが、予約確認メールを受信できていません。こうした場合、メール再送等といった問い合わせはどこへどのようにすればよいのでしょうか。ご存知でしたら教えていただけますか。


 掲示板に書き込みを頂いた方のご覧になった ページ は、更新日でも2006年2月28日とかなり古く、エアアジアのサイトはすでにリニューアルされています。日本にも就航すること(2010年12月)になりましたのでやがて日本語でも表記されることになる(予約画面は入り方によっては日本語になる)でしょうが、いまのところ日本語表記はありません。そこで、以前の記事を2010年10月時点のサイトに合わせて手を入れ再掲することにしました。何かの参考になれば嬉しいです。

(2012年8月2日追記) エアアジアは以前は日本語に対応していなかったのですが、いまでは「Country(国)」から「Japan」を選択すれば、「日本語」でサイトが表示されます。ANA(全日本空輸)とAiaAsia(エアアジア)が共同で出資し、AirAsia Japan(エアアジア・ジャパン)が設立されました(2011年8月31日)。AirAsia Japanは、2012年8月1日から国内線を就航開始し、2012年10月1日から国際線の就航開始を予定しています。成田国際空港を拠点とすることになっています。

 会員登録も日本語でできるようになりました。このページもその役割を終えようとしています。しかし、以前はこのように苦労をしていたという記録のために残そうと思います。(追記終わり)



 2006年2月28日更新のページの記述です。⇒ AirAsia を紹介して、1年以上経ちますが、エアアジアを利用される方が増加している印象を受けます。しかし、それとともにチケット購入が上手くできなかった方も増えているようです。当サイトでは、チケット購入のアドバイスをするページを作成しました。どうぞ参考になさって下さい。このページでは、会員登録の方法、次ページでは、チケット購入方法を解説してあります。まず、疑似体験をして、失敗をなさらないようにして下さい。

 必須ではありませんが、会員登録をすることをお勧めします。 eメールのアドレスを誤って入力したために、エアアジアからのチケット購入情報(“travel itinerary”というPDF文書)をメールで受け取れないという事態を未然に防ぐためです。(注)エアアジアからのeメールを受け取ることは必須ではありません。しかし、このPDF文書をプリントして持って行き、チェックイン時に見せると,手続きが円滑に運びます。



 会員登録は、上の画面の右下にある“Sign Up”をクリックします。すると、“Member registration”(会員登録)というページが開きます。そのフォームに必要事項を記入していくことになります。



 最初は、“Login details”(ログイン情報)です。“User ID (Email)”(ユーザID(Eメール))、“Password”(パスワード)、“Re-enter password”(パスワード再入力)の3項目は必須(“Denotes required field”)で、パスワードは英数字8文字以上になります(“Password must be alphanumeric with minimum 8 characters”)。



 次は、“Personal details”(個人情報)です。“Title”では、「敬称」を選択することになります。でも、男性は“Mr”を、女性は“Ms”を選択すればいいでしょう(既婚女性を表す“Mrs”という選択もできます。“Please select Mr Mrs Ms”)。“First name”は「名」で、“Middle name”は日本人には基本的にはなく、“Last name (Surname)”は「姓」です。「紺野 亜美」さんなら、“First name”に“Ami”と入力します。“Last name (Surname)”に“Konno”と入力します。パスポートの記載と一致させましょう。“Date of birth”(誕生日」)を選択します。“Nationality”(国籍)を選択します。「日本人」は“Japan”を選択です。“Gender”は「性別」です。男性は“Male”を、女性は“Female”が“Title”を選択することで、自動的に反映されます。

 “Mailing address”は、郵便物の受け取り先で「住所」です。番地・町名の順で入力します。例えば、「千葉県千葉市美浜区若葉町5丁目4番地23号604号室」なら、5-4-23-604(1行目) WAKABAMACHI(Wakabamachiでもよし。2行目)、MIHAMA-KU(Mihama-kuでもMihamakuでもよし。3行目)です。“City”(市)は、「千葉市」なら、CHIBA(Chiba)です。“Country”(国)は、もちろん“Japan”を選択します。“State”(県)は、日本の各県のデータが入っていますので、“Tiba(Chiba)”を選択します。“Postcode”(郵便番号)は、例えば“261-0014”と入力します。

 エアアジアから郵便物を送ってくることは基本的にありませんから、それなりの入力でかまいません。そもそも、日本国内に入った郵便物の住所は、日本人が読み取るのです。郵便番号が間違いなく記入されていて、番地が入っていれば、配達されます。



 “Contact details”(連絡先)では、“Mobile phone”(携帯電話番号)の記入が必須です。国内の通話を意味する先頭の“0”を取り,代りに日本の国番号を意味する“81”を先頭につけます。090-5678-1234なら81-90-5678-1234になります。“Secondary email address”(予備のEメールアドレス)は、記入が任意ですが、入れておいた方がいいでしょう。“User ID(Email)”に使うEメールアドレスとともに「フリーメール」のアドレスが便利です。

 インターネットに接続できる環境であればどこからでもメールのやり取りができる「Yahoo!メール」や「Gmail」で、電子メールアカウントを取得して、それで会員登録をすると、旅先で(ネットカフェやホテルのビジネスセンターなどで)容易に「チケット購入情報(“travel itinerary”)」を確認できます。 



 “Newsletter”(ニュース配信)は、“I hereby agree to receive future communication & newsletter from AirAsia and its partners”(エアアジアとその関連企業からのニュースレターを受け取る)のチェックボックスの“Yes”にチェックを入れ、受け取っておいた方がいいかも知れません。エアアジアからはニュースレターが頻繁に送られてきます。その情報には、あなたが旅行好きなら、十分な価値を感じるでしょう。人より早く情報を手に入れられれば、旅行費用を低く抑えられます。移動にかかる費用は旅行にかかる費用の大きな部分を占めますからね。ここまで入力して、ようやく送信(“Submit”)です。

 会員登録が完了すると,“AirAsia Team”(アドレスは,info@airasia.com)から“Registration”という題名のメールが自動送信で送られてきます。これが送られて来ないときは,メールアドレスを誤入力したと考えられます。ログイン(“Log In”)して,“My profile”(プロフィール)の画面の下部にある“Edit”(編集)をクリックして訂正して下さい。



 ログイン後、“My travel details”のページの“Travel information”には、パスポート情報を入力することになります。



 “Manage my booking”のページでは、“Confirmation and itinerary”で、次のような表示がされます。

Booking number : X3R4RL
Reservation status : Closed
DepartPenang (PEN) to Johor Bahru (JHB) /Promo/Wednesday, 7 January 2009/Flight AK 6533
Depart from Penang Int'l Airport (PEN) at 1205 (12:05 PM) and arrive in Senai INTL Airport (JHB) at 1310 (1:10 PM)


 2009年1月7日のペナンからジョホールバルへのエアアジア利用は、3人で機内預けの荷物2個の代金(10MYR)を含んで総額304MYR(マレーシアリンギット)かかったことになります。「プロモーション(“Promo”)」の料金でしたが、1MYR=27円換算で、8,200円ほどでした。



 書き込みを下さった方への返答です。今からでは、すでに事が遅いのですが、“My flights”のページの中の“Resend itenerary”(旅行日程再送)に必要事項を入力なさって送信してください。 

(参考)LCC関連記事
  「ベトナムへ」日記1-ようやく見つけた格安航空会社(前編)」(2007年09月09日)
  「「ベトナムへ」日記2-ようやく見つけた格安航空会社(後編)」(2007年09月10日)
  「「LCCで空の旅」-格安航空会社「One Two Go Airlines」の事故」(2007年09月16日)
  「「ベトナム」旅日記14-ハノイからバンコクへLCCで」(2008年01月16日)
  「LCCのエアアジア(AirAsia)で、クアラルンプールに行く方法は?」(2010年09月15日)
  「マレーシアのイポーからエアアジア(AirAsia)でシンガポールに移動」(2010年09月17日)
  「「エアアジア」のモデルは、「サウスウエスト航空」なのでしょうか?」(2010年09月18日)
  「12月9日、ついに日本の空にもLCCのエアアジア(AirAsia)が飛びます。」(2010年09月21日)

                 (この項 健人のパパ)

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