POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 李氏朝鮮(1392年~1897年)は、朝鮮半島を8つの行政区画に分けました。それが「八道(팔도、バルド、朝鮮八道)」です。咸鏡道(ハムギョンド) 、平安道(ピョンアンド)、黄海道(ファンヘド)は現在、北朝鮮領内にあり、京畿道(キョンギド)、江原道(カンウォンド)、慶尚道(キョンサンド)、全羅道(チョルラド)、忠清道(チュンチョンド)は韓国領内にあります。



(注) 韓国語の数詞には、日本と同じように漢数詞と固有数詞があります。日本語の「いち、に、さん、、、」にあたる漢数詞は、一(일、イル)、二(이、イー)、三(삼、サム)、四(사、サー)、五(오、オー)、六(육、ユク)、七(칠、チル)、八(팔、パル)、九(구、クー)、十(십、シプ)です。(注の終わり)

 行政区画には、「道(도、ド)」のほかに「広域市(광역시、グァンヨクシ)」があります。市人口が100万人以上であると広域市となることができ、道の所属から独立し、市内に自治体としての地位を持つ「郡」や「区」を置きます。慶尚道には、大邱広域市、蔚山広域市、釜山広域市の3つがあります。その一つ、元は慶尚南道に属した「釜山 (부산、プサン) 」で妻が旅行中です。

 (あみ) およそ1年ぶりに釜山を旅行中です。非常に安い航空券を手に入れたので、やって来ました。航空券を手に入れるときには、夫は釜山に行くことに関心がなく、出発が近づいたときに再度誘ったら、「行ってもいいよ」との返事。安い航空券をいろいろと探してみたのですが、間近で手に入るわけはなく、またまた、一人旅です。

 ひたすら地下鉄やバスで移動し、気になる韓国コスメを買い、名物を食べ歩き、日帰り温泉を楽しんでいます。ホテルでは、夫がそのためにと買ってくれたスマホでホテルのwifiに繋ぎ、情報収集。ホテルのロビーにあるパソコンでブログを編集。6日間という日程では、とても足りない。



 昨日は、カニ市場で有名な機張市場で「ウニ(성게、ソンゲ)」を食べて来ました。機張市場ではタラバガニ、ズワイガニ、毛ガニなどが扱われていますが、カニ(게、ケ)はやはり「旬(しゅん)」に食べたい気分です。タラバガニの旬は冬、ズワイガニの旬も冬、毛ガニの旬は、秋から春にかけてです。「1キロ10,000ウォン(日本円で680円ほど)だよ!」と威勢のいい「アジュマ(아줌마、おばさん)」の声が聞こえて来ます。カニは日本より安いですが、でも旬の物がやっぱり食べたい。

 ウニの旬は産卵時期の前で、海水温で「旬(他の時期よりも新鮮で美味しく食べられる時期)」は異なるのですが、例えば、夫の出身地、北海道ではウニの旬は7月頃です。8月にウニの産卵時期になるからです。



 市場の奥の方に新鮮な「ウニ」を売っているお店がありました。一盛り10,000ウォンなのですが、食べ切れないので半分にしてもらいました。韓国語はあいさつ以外は、全く話せないので身振りでお願いしました。


 
 この「ウニ」を何処かに持ち込んで、お昼ご飯に出来ないかと思い、ウニを買った店のアジュマに聞いてみることにしました。アジュマに紹介してもらったお店でご飯を出してもらうことが出来ました。ご飯におかずがついて5,000ウォンです。市場にしてはちょっと高いと思いました。新鮮なウニは、おいしかった。今度は、醤油とわさび持参で来ることにします。

(妻のためのハングル講座-その1)

 ハングルという文字を読むには、まず母音字を覚えなければなりません。母音字は、丸い空を表す点(・)の「天」、水平な地面である横棒(―)の「地」、人が立っている形の縦棒(|)の「人」という3つの要素を組み合わせて作られています。縦棒(|)だけでは「イ」、横棒だけでは「ウ」(円唇音)であり、縦棒の右に点(・)を打てば「ア」、縦棒の左に点(・)を打てば「オ」(広い母音)です。

 また、横棒の下に点を打てば「ウ」(非円唇音)、横棒の上に点を打てば「オ」(狭い母音)になり、縦棒を2本並べ、その左に点を打てば「エ」(狭い母音)、その間に点を打っても「エ」(広い母音)です。この2つの「エ」の違いはソウルでは失われているそうですから、縦棒が2本並べば日本語の「エ」で発音していいようです。

 この母音字を力技で覚えましょう。「ウ」には円唇音と非円唇音、「エ」と「オ」には広い母音と狭い母音の2種類ありますが、まずはそれを無視して、覚えていきます。日本語の5種類の母音をカタカナで表し、その筆画の一部とハングルの母音字を関連づけました。カタカナ「ウ」は、180°、カタカナ「エ」は反時計回りに90°回転させて、ハングルの母音字をイメージさせました。



             (健人のパパ)

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