POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





先日、歯科衛生士さんから「歯垢と歯石の違いまだ理解されていない患者さんがいますよ」と説明を受けました。

歯垢とは、歯の表面についた白っぽいネバネバした物質。これが虫歯や歯周病の原因となるわけです。

歯石とは、プラークに唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して石灰化したものをいいます。
歯垢は日頃の手入れでコントロールできますが、歯石となると専門家の手を借りなければ、除去することが困難になります。

歯肉のポケット(歯と歯肉の溝状の隙間)に入り込んだ歯石の除去は歯周病の治療上大変重要です。

もし自分でうまくプラークが取れないようであれば、水圧で歯垢を取るデンタルビートプチ・ウォーターピック(アメリカ製) などを利用するも一つの方法ではないでしょうか。(特に肉の繊維などが歯に挟まった時など、大変重宝します。)

私は、歯の手入れに時間をかけても、痛い虫歯の治療と歯槽膿漏にかからなければ、うれしいと思って努力しています。

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 先日の朝テレビを見ていたら、かきの臭みの消し方は片栗粉を大匙一杯加え洗うだけで「でんぷん」がかきの生臭さを取り除いてくれると言っていました。

 我が家では、冬になると「海のミルク」と言われて牡蠣をよく食べます。私は、臭みを消すために、塩水でよく洗う、又は、大根おろしとかきとあえて、汚れを落として料理をしていました。上記の方法の方が良いのであれば、試してみようと思いました。お塩を入れたお湯で10秒ほど湯通しするという方法もあるようです。レモン汁を使う方法もありますね。

 また、小ぶりなかきは、2個重ねて衣を付けて、2分間揚げるとジューシーに仕上がるそうです。

 そこで買い物のついでにスーパーでかきを買って帰り、夕食にかきフライを作りました。(片栗粉を大匙一杯加え洗うだけの方法を利用しました。)今までより手間がかからず簡単でした。

 「僕は、カキ嫌い」と何度も繰り返し言っていた我が子「健人」が揚げたてを食べて「かきって案外おいしいんだね」と言ったほど好評でした。夫と二人分であれば十分だと思って1パックしか買わなかったのが予想外の食べっぷりにあっという間になくなりました。

 その後にも「僕は食べないよと」言ったはずの栗ご飯を3杯も平らげたようです。いったいあのスリムなからだの何処に入るんでしょう。

 夫と私は我が子の食欲に負けておりました。

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我が子健人も小学校3年生になり、歯磨きを自分からする習慣がついてきましたが、磨き残しがいつもあるので、夫か私のどちらかが「仕上げ磨き」を毎日してから寝せるようにしています。

小さな頃は、歯磨きを嫌がり、泣きながら抵抗を試みていましたが、妥協はせずに、乳歯が生え揃う頃までに習慣にさせました。最初はトゥース・ペーストを嫌がり、やや慣れると子供用ペーストの味に好みがでてきて(嫌がった味は夫がいやいや使っていました。小学校に入る頃には大人用になりました)、上の息子に比べて手がかかりました。

今日私が歯科に行った際に購入してきた、歯の手入れ用品に関心を示し、自分で歯の手入れを始めていました。

初回の歯垢チェックで書いた記事「歯を大切に!」(2007年11月18日)です。

ここ数年で口腔衛生技術は更に進歩したようです。強い好奇心で、今まで知らなかった専門用語を歯科衛生士さんから教えていただいてきました。(ここから2度めのケアでの記事です。)

歯のクリーニング「PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」の手順

(1)歯磨きチェック剤の歯垢染色液や歯垢染色ジェルで、歯の汚れ(プラーク)を赤く染めて、磨き残しをチェックします。磨き残した歯垢の残っている部分が赤く染め出されます。自分だけでは完璧な歯磨きは難しいものでどうしても磨き残しが出てきます。染めることで自分の歯磨きの弱点を把握します。(私の場合、きょうは省略しました。)

(2)歯垢(プラーク)を取り除いてから、歯の表面と歯肉で隠れた歯の根元の汚れを磨き落とし、歯を磨き上げていきます。微粒子研磨ペーストを使用して、歯の表面と根元の部分を回転ブラシなどできれいに磨き上げるわけです。歯ブラシで落とすことができなかった部分や、歯石ではない汚れの塊はきれいに除去されます。

(3)歯と歯の間もデンタルフロス(弾力性のある細いナイロンの極めて細い繊維を撚り合わせたもの)などを使用して磨き上げます 。日頃取りにくい部分も取り除かれます。

(4)水や空気などを吹きつけて研磨剤をきれいに洗い流します。

(5)フッ素を歯の表面に塗り、コーティングをすることで虫歯を予防して歯を強くします。

「PMTC」の効果は、自分の歯磨きと比べると、70倍ほどの虫歯予防の効果があるそうで、歯茎の健康にも効果があるそうです。

汚れを取って磨くだけなら、自分の歯磨きと大きな違いはないようですが、歯磨きで落とすことができない汚れがあります。「バイオ・フィルム」という細菌の薄い膜があるそうです。これは、こびり付いた状態の細菌の塊で、歯磨きでは取れないそうです。「バイオ・フィルム」は、歯周病や虫歯の温床になってしまうため、「PMTC」で研磨剤や専用機器を使用して磨き落とすことが、歯周病や虫歯の予防には大変効果があるようです。

歯のエステをしていただいた気分で歯がツルツルになり大変すっきりしました。「予防医療」は、非常に大切です。結果として、医療費の圧縮になります。また、半年後に歯科医に伺うことになります。

このページが参考になりました。→「東京予防歯科研究会」のサイトです。

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 べトナムでは、2か月ほど前にも洪水被害がありました。

 2007年10月3日、べトナム中北部ハーティン省の南部に上陸した台風14号(Lekima、Bão số 5)は、中部を広範囲に暴風雨に巻き込んだ。中北部のハーティン省、中南部のダナン市、クアンナム省、クアンガイ省などで多数の死傷者を出した。この台風は、45年ぶりの大洪水を呼び、北部山岳地域と中部に大きな被害を出した。



 これはいまからおよそ1か月前の2007年10月16日にフエを訪れていた旅行者の書いたものです。

 Still raining, was a storm overnight and everything is flooded.(まだ、雨が降り続いていた。一晩中、嵐が吹き荒れていた。すべてものが水をかぶっていた。)
 Nothing to do in the morning so we all rather foolishly decided to go to lunch across the bridge .(朝、することもないので、なんとも愚かなことに橋を渡って昼食を食べに行くことに決めてしまった。)
 After lunch it transpired that we were stranded on the wrong side of the bridge with no way of getting back because the taxi driver said it was now too deep to drive.(昼食後、帰ろうとして足止めを食らった。今は水位が深くて、車は渡れないとタクシーの運転手が答えたので、戻る方法がなくなってしまったのだ。)
 The“rescue”was a motorbike through knee deep floodwater. And alot of wading through water inches from being run over by motorbikes every step.(膝の深さの水の中をバイクで「救出」された。徐々に徐々にバイクは水の中を進んだ。)
 Then of course we had to do the whole thing again to get to the train station(さて、当然、すべきことは列車の駅へ駆け込むことだけ。)
Everyone was so stressed but we made it with a few minutes to spare. So that was the last overnight train to Hanoi.
(すべてのことが大きなストレスだった。しかし、数分を残してそれをやり遂げた。ハノイへの夜行列車は、我々が乗ったものが最終だった。)

 この時期、雨季であるべトナム中部にあっても、今年は異常に雨が多いようです。地球温暖化の影響で、世界規模で異常気象が起こっているのでしょう。これが常態化し、「異常」の文字がとれないことを切に願うところです。

 熱帯地方特有の病原菌が温暖化の影響で「宿主」とともに北上し、日本に常在化すると大変なことになります。例えば、「デング熱」が「ネッタイシマカ」や「ヒトスジシマカ」とともに日本に上陸する可能性もあります。

       (健人のパパ)

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 べトナム中部地方で洪水の被害が拡大しているようです。次の記事は、2007年11月16日のものです。

 On Nov. 10-15, flooding caused by torrential rain in Vietnam's central region killed 45 people, 7 missing, and injured 61 others. (11月10日から15日にかけて、ベトナムの中心地域で、豪雨による氾濫で、45人の死者、7人の行方不明者、61人の負傷者がでている。)
 Quang Nam province suffered the biggest human loss with 20 fatalities, Quang Ngai province, 10, Binh Dinh province, 6, and Thua Thien Hue province, 4.(クァンナム省の死者は20人に及び、クァンガイ省では10人、ビンディン省では6人、トァティエンフエ省では4人である。)
 The floods inundated some 376,000 houses, damaged over 2,500 hectares of paddy rice, causing total property losses of hundreds of million U.S. dollars.(洪水で、約37万軒が浸水し、2,500ヘクタール以上の水稲が被害を受けた。数億米ドルの被害と見積もられている。)
 The region may face a new wave of flooding, after a spell of torrential rain is forecast to occur there on Nov. 16-25, according to the National Hydro-Meteorology Forecast Center.
(中央気象予報センターによると、べトナム中部地域は、11月16日から25日にかけて、豪雨によって新たな洪水があるという。)



 この洪水による被害状況は、次のサイトに画像があります。 → “flickr



 新たな台風が発生しています。

 2007年11月21日-台風ハギビス(HAGIBIS、24号、Bão số 7)が南シナ海で発生した。南シナ海を西に進み、ベトナム南部へと接近すると予想される。

 2007年11月22日-台風は、南シナ海を西に進んでいたが、西への動きはこのあたりで止まり、その後は東に引き返し始めると予想される。ベトナム南部の一部は強風域にかかっているが、予報によれば、暴風域に入る可能性は低くなる。



 台風がそれることを願うばかりです。以下は、2007年11月13日の記事です。

 Parts of Vietnam have suffered an outbreak of acute diarrhoea, including cholera, in the past three weeks. Dengue and bird flu are also present in the Southeast Asian countries.(べトナムでは、コレラなどの急性下痢(それまでなんともなかったのに急に起こる下痢)がここ3週間、多発している。デング熱と鳥インフルエンザは、東南アジア諸国には常在してる。)

 Rains have disrupted the coffee harvest in the Central Highlands in the past two weeks. (豪雨で、ここ2週間、中央高原でコーヒー豆の収穫ができないでいる。)

 Meteorologists estimated water levels were higher than in October in several northern and central provinces, which were some of the highest in two decades. (気象学者は、北部や中部の省では、河川の水位が10月よりも高い地域があり、20年間での最高水位になると予測している。)

 This week, the main north-south railway and roads were flooded, confining about 2,500 foreigners among 3,000 tourists to hotels in Hue and other popular destinations. Nearly 150 old houses have been submerged in Hoi An, a World Heritage site. (今週、べトナム統一鉄道と国道1A号線は冠水し、3000人の旅行者のうちのおよそ2500人がフエなど有名観光地のホテルに缶詰にされた。世界文化遺産のホイアンでは、およそ150棟の旧家が浸水した。)

         (健人のパパ)

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今日、夫の生まれ故郷、北海道から宅配でジャガイモが届きました。夫のいとこが送ってくれたものです。

私がおいしいと思ったジャガイモでも夫は誉めたことがありません。今日、その理由がわかりました。

金時」という品種のジャガイモを生まれて初めて、食べました。(夫の母に品種を教えてもらい、ネットで調べました。)私は、初めサツマイモかと思いました。「男爵」とは違い、紫色で大きさも大きめでした。

私はこの「金時」を洗って、適当な大きさに切り、器に入れ、ふたをし、レンジを10分かけてから、ゲランドの塩を入れた沸騰したお湯の中で茹で、串が通ったら、お湯を茹で溢し、再度なべの水分を飛ばし、「金時」をホクホクさせました。

学校から帰ってきた息子「健人」に食べさてたら、「おいしい、最高だね!今までこんなの食べたことがなかった。」と興奮状態でした。シンプルな味付けで(素材のおいしさを味わうことができる)ここまでおいしいとは! 感動しました。

仕事から帰ってきた夫に食べさせたら、「うん、美味しいね。茹で立てにバターを乗せて食べるともっと美味しいんだよ。」と、サラッというだけ。感動がない!

わかりました。休日にそうしてあげます!

しかし、夫はどんな食生活をしていたのでしょう。
「今から考えると貧しい暮らしだったよ。その当時は、それが当然だと思って「貧しい」とは思っていなかったけれどね。」と夫は言いますが、漁港に揚がったばかりの「魚」・「蟹」・「ウニ」、、、収穫したばかりの「野菜」、おやつ代わりだったという「もいですぐ茹でたトウモロコシ」・「炉辺で焼いたトウモロコシ」、「味噌をつけて食べるもぎ立てのキュウリ」、「抜いてすぐかぶりつく大根」、「家の後ろの栗林から拾ってきて囲炉裏にくべて焼いた栗」、、、

「季節のものしか食べられなかったんだ。それも殆ど毎日同じものを食べることになるんだよ。」
「蟹が取れる時期になると毎日蟹だよ!感動はないね。」
「本当に美味しい食材ではないとしても、毎日違ったものが食べられることは幸せと思わなくっちゃ。選択肢があるのは、喜びだよ。」
「なんと言っても、いまはお米が美味しいね。昔は美味しい米は出荷していたから、ぼくらが食べる米はね、くず米というマズ~イお米だったんだ。」
「保存がきく食材は、いいものは食べられなかったね。当時は冷凍技術が未発達だったから、魚のような腐りやすい物はウチのじいさんがただで貰ってきていたようだけどね。」

なんと言っていいんでしょう。美味しい食材を口にできた夫をうらやましいと言うこともできないような気もします。

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 私が2005年3月にベトナム縦断したコースはサイゴン→ダラット→ニャチャン→ホイアン→フエ→ハノイというものでした。話がフエに及び、ホイアンを飛ばしてしまったので、戻ることにします。

 ベトナムを地理的に南北に分けるハイバン峠(Đèo Hải Vân、海雲関)を越し、南へと戻ります。政治の中心ハノイと経済の中心サイゴンは南北統一鉄道と国道1A号線が結んでいますが、(指摘がありました。以前の記述は「政治の中心サイゴンと経済の中心ハノイは、、」でしたが、明らかに間違いです。訂正します。2008年6月25日)ここハイバン峠では、鉄道は長山山脈(チョンソン山脈、Dãy Trường Sơn)が東シナ海にせり出す断崖の下を海岸に沿って迂回し、国道は峠を越えて行きます。峠を下るとダナン(Đà Nẵng)が、そしてホイアン(Hội An)が目に入ってきます。前回の旅行では訪れることができなかったダナンは、今回選択肢のひとつです。



 しかし、私がベトナムに行った2005年にこのハイバン峠の下を抜けるトンネル(Hầm Hải Vân、海雲山隧道)が完成し(2005年6月)、ハイバン峠を夫に見せることはできなくなりました。私はハイバン峠をオープンツアーバスで登り下った最後のグループに入るのでしょうか。峠からの眺めが素晴らしかった。高いところに登りたがる夫は悔しいでしょうね。

 ハイバン峠、正しくはハイヴァン峠ですが、ハイヴァンとは「海雲、中国語(Hăi Yún)」を意味し、殆ど毎日雲に覆われている峠のようですが、私が通ったときは晴れていました。やはり、私は「晴れ女」?夫は「君はカタカナのハレだね。」と言っていますが、どういう意味なのでしょう、、、

 ダナンの見所はまず「五行山(Ngũ Hành Sơn)」でしょう。結晶質石灰岩(crystalline limestone、大理石)でできていることからマーブルマウンテン(Marble Mountains)とも呼ばれ、5つの山、トゥイー山(Thủy Sơn、「水」山)、ホア山(Hỏa Sơn、「火」山)、モック山(Mộc Sơn、「木」山)、キム山(Kim Sơn、「金」山)、トー山(Thổ Sơn、「土」山)からなります。階段登りが好きな夫はこの中で一番大きいトゥイー山(標高108m)の階段を登り展望台に行きたいでしょうが、私たちは遠慮します。「~」と煙は高いところが好き? (関連記事「夫は高所恐怖症? in ペナン」)

(注) 五行山の「五行」は、五行思想の「五行」です。五行思想は、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素から成り、その元素が互いに影響を与え合い、その生滅・盛衰によって天地万物が変化・循環するという、古代中国に発祥した自然哲学の思想です。(注終わり)

 ダナンも多くの有名な都市と同じようににフランス統治時代に建てられたカトリック教会があります。ダナン大聖堂(Nhà thờ Con Gà、とんがり屋根に風見鶏がついている)です。ミサの時間帯(早朝と夕刻)には中に入ることができるようです。サイゴンには聖母マリア教会(Nhà thờ Đức Bà)が、ダラットにはダラット大聖堂(Nhà thờ Chánh toà、ここも風見鶏が名称となっている)、ニャチャンにはニャチャン大聖堂(Nhà thờ Chánh toà)が、フエには聖マリア救済教会(Nhà thờ dòng chúa Cứu Thế)が、ハノイにはセント・ジョセフ教会(Nhà thờ St.Joseph)があります。



 マタイによる福音書から
 ペテロは呪いの言葉さえ口にしながら、「そんな人は知らない。」と言い始めた。すると、鶏が鳴いた。ペテロは、「鶏が鳴く前に、あなた3度わたしを知らないと言うだろう。」と言われたイエスの言葉を思い出した。

 Danang Cathedral (known as the Rooster church)(ダナン大聖堂-「雄鶏教会」として知られている。)The cathedral was built for the city's French residents in 1923.(この大聖堂は、1923年にダナン市に居住するフランス人のために建てられた。)Today,it serves a Catholic community of 4,000 of Danang City. (しかし、現在ではダナン市の4,000人のカトリック教徒のためにミサが行なわれている。)

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 阮朝王宮の対岸、レロイ通り(Đường Lê Lợi)に面して立つ「クオック・ホック(Trường Quốc Học Huế)」(“Quốc”は「コク(国)」で、“Học”は「ガク(学)」です)にバイタクのおじさんに連れて行ってもらいました。



 「クオック・ホック」は、かのホーチミン(Hồ Chí Minh、「胡志明」、幼年時代「阮生恭」(Nguyễn Sinh Cung),青年時代「阮必成」(Nguyễn Tất Thành)と「阮愛國」(Nguyễn Ái Quốc),中国では「李瑞」(Lý Thụy))が学んだ男子校(息子も男子校だったのですが、いまの世代と違って天下国家を論じていたのでしょうか)なのだそうです。

(健人のパパの注) ベトナムの学校制度は、初等教育(小学校5年)、中等教育(中学校4年と高等学校3年)、高等教育(大学4年)が基本です。

 このうち初等教育の5年間が義務教育となっています。第5学年の終了時に全国共通の修了試験が実施され、これに合格すると初等教育修了証が授与されます。

 中等教育は、前期4年・後期3年で構成され、前期中等学校第4学年の終了時に全国共通の修了試験が実施され、これに合格すると前期中等教育修了証が授与されます。就学率は3分の2程度。

 後期中等教育を受けるには、日本と同じように入学試験を受けなくてはいけません。(就学率は3分の1程度)

 高等教育機関つまり大学への進学率は、10%程度です。

 Ho Chí Minh received a modern secondary education at a French-style lycée in Huế, the alma mater of his later disciples, Phạm Văn Ðồng and Võ Nguyên Giáp.(ホーチミンは、後にファン・バン・ドンやボー・グエン・ザップが学んだフエのリセ(フランス統治時代の教育機関で、高等学校)で近代的な教育を受けた。)

 Tháng 9 năm 1907, Nguyễn Tất Thành vào học tại trường Quốc Học, Huế, nhưng bị đuổi học vào cuối tháng 5 năm 1908.(1907年9月、グエン・タット・タインは、フエの「国家学堂」に入学するが、1908年5月退学処分を受ける。)

 胡志明15歳在順化国立学校読書時,已経参加了秘密的反法活動.(ホーチミンは15歳ですでにフエの国立学校に在学中、抗仏運動に秘密裏に参加していた。)(注の終わり)



 現在は、共学校になっていて、授業休みならば学生たちが見られるはずなのですが、木立の緑に覆われた校庭の向こうに赤レンガ造りの校舎が見えるのみでした。



 機会があれば、学生たちと話し合ってみたいものです。ドイモイ(Đổi Mới、1986年のベトナム共産党第六回大会で提起され、5か年計画の基本思想になっている、経済発展のための市場メカニズムの導入や対外開放政策)20年の成果についてどのような考えを持っているのか、かつての敵国アメリカに対する印象はどうなのか、、、

 日本の学生たちと違って、国の将来とかを話題にしてくれるのでしょうか。成熟してしまった国で若者たちに覇気を求めるのは残念ながら無理でしょう。満たされた生活に入れば保守的にならざるを得ないのです。

 ホーチミンは世界史の中でどう位置づけるかは別として、ベトナムをひとつの方向に導いた強力な指導者でした。

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アメリカに入国するには、US-VISIT (United States Visitor and Immigrant Status Indicator Technology)という出入国管理システムを通過しなければなりません。このシステムの下では、アメリカ入国の際に両手人差し指の指紋のスキャンと顔写真の撮影が必要となります。2001年の9・11テロで、アメリカは出入国管理を厳格に行う対策を立て、テロリストの活動を封じ込めようとしています。

このシステムが日本にも11月20日から導入されます(このシステムを採用する世界で2番目の国)。日本人には直接の関係はなく、日本の旅券を持っていれば、このシステムを通ることはありません。

「テロリスト、犯罪者、不法滞在をもくろむ者の入国を未然に防止することは、我が国の治安対策上、非常に重要であり、本年(2007年)11月20日に開始する個人識別情報を活用した上陸審査は、その目的達成のために大きな効果を発揮するものと考えております。そこで、新たな上陸審査を適正かつ円滑に実施できるよう、万全を期してまいります。」(鳩山邦夫のホームページより)

鳩山邦夫氏は、こんな発言もしています。(2007年11月3日)
「本当のことを、事実を言うと、みんながびっくりしてマスコミが騒ぐ。テロリストの怖いのが平気で日本をうろうろしている。私はその事実を知っているから申し上げている。」

日本に入国する外国人は、年間810万人で、そのおよそ9割は観光客です。いま日本の観光産業を支えているのは、外国人観光客。「日光東照宮」のある栃木県は、外国人観光客が減少すると大打撃になるそうです。北海道は、台湾の観光客が大勢「雪」を見にやってくるそうです。九州は、韓国からゴルフと温泉のパック旅行。

善良な外国人が日本を訪れることには、日本文化を知ってもらうという意味で喜ばしいことです。しかし、テロリストをはじめとする不良な外国人の入国は阻止したいもの。このシステムの導入は、なんとも言いがたいもの。指紋という生体情報をとられることは、大きな抵抗があります。

テロに怯える日が早く、過去のものとなってもらいたいものです。

(参考) 入国管理局ホームページの該当ページ(PDFです。)

      (健人のパパ)
埼玉県ふじみ野市で行われた「国際交流フォーラム」での有馬義信氏(東京入国管理局横浜支局警備部門統括入国警備官)の講演を聴いて

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私は学生時代、歯科助手のアルバイトをしていました。虫歯で通ってくる人たちを見て、歯の手入れの大事さを日々感じていました。ちょっとした手間をかけるだけで歯の健康を守れるのです。

そんなことから、我が子の歯磨きに目を光らせている私ですが、ここ数年ホームドクターの歯科医に伺ってはおりませんでした。しかし、近々3週間の旅行に出かけるので歯の点検に出かけてきました。

CMでも最近、歯周病の予防はよく耳にしますが、虫歯などがないとなかなか歯科医に行くきっかけがないのではないでしょうか?歯科医の先生のお話では、一般的には半年に1回の歯の健康診断が望ましく、50代以降には、3ヶ月に1度程度必要になる人もでてくるようです。

歯科助手のアルバイトをした時に、虫歯を治療せずにいたために、菌が骨に転移し、口腔外科に転院を薦められた患者さんがいました。また、ご近所で私と同じ年代のお父さんが虫歯が原因で脳髄膜炎になり亡くなりました。お子さんとキャッチボールなどする元気な姿をが見かけていました。このことはとても悲しい記憶として残っています。

虫歯は怖い病気なのだと再認識しました。それ以来、私自身は、歯科に虫歯がないと思えるときでも「歯の健康診断」に通うことに積極的になりました。

今日の診療では、治療方針の説明を受け、レントゲンを念のために撮ってもらい、私の歯の骨の状態の説明を歯科医から受けました。

その後、歯垢を先生にとっていただきました。数年経過しているわりには、プラークの付き方は、少ないそうで簡単に治療は終わりました。毎日歯磨きの後に丁寧に歯垢を取っているからでしょう。この習慣は上の息子にも受け継がれています。来週は、歯垢を突きにくくするために歯をきれいに研磨して完了です。また半年後位に歯の健康診断を受けることになります。

私自身は、子供の頃から乳歯・永久歯の虫歯と痛い治療でさんざん懲りています。私の母親はそれほど子供の歯の健康に気を配る人ではありませんでした。また、私の歯は、虫歯になりにくい質ではないようです。歯の健康に気を配るようになって、25年前に虫歯の治療をしてから子供を2人産んだ後もなんとか虫歯にならずに済んでいます。

こんなふうに手入れをしています。ご参考までに!

私の場合の歯の手入れ方法は、毎食後にすぐに歯を磨く。外出先でもです。その後にプラークを除去する器具を寝る前と食後出来る限り使用し、食物繊維が気になる時はデンタルフロスを併用、薬用デンタルリンスで口をすすぎ、仕上げの毛先の細かい歯ブラシで仕上げ磨きをする。高級な歯磨きや歯ブラシを使っているわけではありませんが、かなり時間をかけて、歯茎を傷つけないように手入れをしています。

夫は、うちの妻が何よりも熱心なのは、旅行と「歯の手入れ」と思っているかも。

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