いろいろなコーヒーの試飲をさせていただきました。フレンチプレスで淹れたもの、ゴールドドリップで淹れたもの、日本に2台しかないというサイフォンを半自動化したような「Alpha Dominche(アルファ・ドミンチェ社)」のコーヒー抽出装置「スチームパンク(steampunk brewing system)」で淹れたもの(スチームパンクの日本最初の導入は、「村澤智之」氏がディレクターを務めるTHE COFFEESHOP ROAST WORKS でした)、といろいろと試飲し、最後にエスプレッソ、カプチーノで締めくくりました。
このスチームパンクというコーヒー抽出装置は、“A $15,000 American-made machine is the latest entrant to the craft-coffee world”という記事が見つかることから、150万円程度するようです。
抽出方法それぞれに特徴があります。私の舌が敏感過ぎるのか、フレンチプレスとゴールドフィルターで淹れたコーヒーには雑味を感じてしまいました。夫も私も一番気にいったコーヒーは、フルーツの酸味を感じる、2013年ブラジルレイトハーベストCOE(2013 Brazil Late Harvest Cup of Excellence)3位の「ファゼンダJR(Fazenda Junqueira Reis、ジュンケイラ・ヘイス農園)」でした。
カップ・オブ・エクセレンス(COE)とは、各生産国において、その年の最高のコーヒーを選出するために開催される、国際的なコーヒー品評会(competition and auction program)です。「カップ・オブ・エクセレンス(COE)」ブラジルは、ブラジルにおける品評会です。
その順位は、第1位、農園“Sítio São Joaquim”(サン・ジョアキム)」、第2位、“São José”(サン・ジョゼ)、第3位、“JR (Junqueira Reis) ”(ジュンケイラ・ヘイス)でした。第3位のコーヒー豆を入手した丸山珈琲の創業者「丸山健太郎」氏は、日本スペシャルティコーヒー協会の理事であるとともに、カップ・オブ・エクセレンスの国際審査員なのだそうです(Kentaro has been a part of many of the Cup of Excellence juries over the years.)。
大手ではなく、日本の一地方のコーヒー屋が、一番高値をつけたということで、当時海外でもちょっとしたニュースになったようです。コーヒー豆の生産者からは、正当な値段をつけてくれた、という評価を受ける一方、商社などからは、素人が買い付けに手を出すから、市場価格を無視して恥をさらした、と思われたようです。2012年に始まったメキシコCOEでは、2012年の第1位「ラス・フィンカス・デル・ススピロ(Las Fincas Del Suspiro)」を落札します。
四分表から、曝露群の発症率を A /(A+B)で、非曝露群の発症率を C /(C+D)で求めることができます。この曝露群の発症率を非曝露群の発症群で割ったものが相対リスクになります。例えば、曝露群の発症率が0.3で、非曝露群の発症率が0.1だとします。0.3/0.1=3 で、相対リスク(RR)は、3 ということになります。