ホーチミン市(Ho Chi Minh City、HCMC、Thành phố Hồ Chí Minh、サイゴン)からプノンペン(Phnom Penh)へは、ベトナムの国道22号線を70kmほど、カンボジアの国道1号線を170kmほど、合わせて240km(150mile)ほどをバスで進まなければなりません。国境での手続きにかかる時間、フェリーでのメコン河渡河にかかる時間、道路の混雑状況など不安定な要素があるので、バス会社は所要時間を6時間としていますが、プラス1時間ほどは想定しておいた方がよいようです。ホーチミン市とぺノンペンの間を列車は走っていず、飛行機はこの区間を飛んでいますが、空港へのアクセスにかかる時間、チェックインやバゲージ・クレームにかかる時間を考慮に入れると、時間の節約にはならず、またバス料金の10倍以上の出費も覚悟しなければなりません。
アンコール・ワットやアンコール・トムなどの「アンコール遺跡群」の観光拠点となっている「シェム・リアップ(Siem Reap)」から長距離バスで南へ4時間ほどのところに「カンボジア王国(Kingdom of Cambodia)」の首都「プノンペン(Phnom Penh)」があります。ベトナムのホーチミンからシェムリアップに行くには、まず東西に走る道路で西進し、プノンペンへと向かいます。プノンペンからは南北に走る道路を北進し、シェムリアップへと向かいます。L字状に道路を進むわけです。
何かを感じたペン夫人は、近くにいた人たちの手を借りて、その流木を拾い上げようとします。大木だったので、ロープがかけられ、川の中から徐々に引き上げられます。ペン夫人はその木を覆っていた泥を拭い去ります。すると、木の幹の洞から、4体の青銅製の仏像と右手には棍棒を左手には法螺貝を持った石像(a stone statue of Divinity、「ヴィシュヌ神像」?)が1体現れます。
WHOが「世界におけるインフルエンザ流行状況」を報告していますが、2013年1月4日の最新の報告に気になる記述があります。アメリカではインフルエンザが原因と考えられる小児の死亡が2012年52週(12月26日~1月1日)には2例あったが、いずれもB型のインフルエンザに感染していたというのです。“Two influenza-associated pediatric deaths were reported (compared to eight in the previous report); both were associated with influenza B viruses.”
この時期に検出されたインフルエンザウイルスの大半はA(H3N2)であったそうですが、インフルエンザ陽性検体2961のうち、79%はA型のインフルエンザであり、21%がB型インフルエンザだったようです。“In the USA, the majority of influenza viruses detected were A(H3N2), however influenza B accounted for a larger proportion than in Canada. Of the 2961 influenza positive specimens in the last week of 2012, 79% were influenza A and 21% were influenza B. ” 5人に1人はB型のインフルエンザに感染していたということになります。
B型のインフルエンザウイルスのサブタイプを決定したところ、115検体のうち、3価のインフルエンザワクチンに採用した「山形系統」のB/Wisconsin/1/2010の類似株が69%であり、残りの31%が「ビクトリア系統」であったようです。“Of the 115 influenza B viruses characterized 69% were B/Wisconsin/1/2010-like of the Yamagata lineage, the B virus component of this seasons trivalent influenza vaccine, and 31% were of the Victoria lineage.” B型のインフルエンザに感染すると、その30%ほどがインフルエンザワクチンに採用されなかったビクトリア系統ということになります。ビクトリア系統は、0~4歳、60~70歳群において、抗体保有率が低いことから、この年齢群に属する人はインフルエンザ感染に特に注意する必要がありそうです。
2012~2013年シーズンのインフルエンザウイルスからは、いまのところ、耐性ウイルスが発見されていないといいます。“Since 1 October, none of the 526 A(H3N2), 39 A(H1N1)pdm09, or 226 B viruses have been resistant to neuraminidase inhibitors.” 発症しても、症状を緩和させるのに有効な薬剤があり、その効き目が現在のところ損なわれていないというのは安心といえます。
ホーチミン市でほぼ東西に走る「ファングーラオ通り(Pham Ngu Lao Street )」とその南に並行して走る「ブイビエン通り(Bui Vien Street)」。それと交差して、ほぼ南北に「デタム通り(De Tham Street)」が走っています。ファングーラオ通りとブイビエン通りにはさまれた地域には安価に宿泊できる宿が集中しています。外国人バックパッカーが集まってくる地域であり、旅行代理店や食堂も散在しています。