pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

シェルブールの雨傘@シアタークリエ4列下手

2014-09-07 23:59:00 | 観劇/コンサート

脚本・作詞:ジャック・ドゥミ
音楽:ミシェル・ルグラン
演出・振付:謝 珠栄

出演 井上芳雄 野々すみ花 鈴木綜馬 大和田美帆 出雲 綾 香寿たつき  ほか

ストーリー
 車の整備士として働くギイ(井上芳雄)は、伯母のエリーズ(出雲綾)と二人暮らし。
恋人のジュヌヴィエーヴ(野々すみ花)との結婚を夢見るが、
ジュヌヴィエーヴの母で傘店を経営する、エムリー夫人(香寿たつき)は若い二人の仲を認めようとしない。

ある日エムリー夫人のもとに税金の督促状が届く。
店を維持するため手持ちのアクセサリーを売りに行った宝石店で、
母娘は宝石商のカサール(鈴木綜馬)に出会う。
カサールは二人の窮地を察し、宝石を買い取ると申し出るのだった。

一方、ギイは兵役で二年アルジェリアに行くことが決まり、別れを惜しむかのように二人は愛し合う。

ギイが旅立って数か月。ジュヌヴィエーヴは彼の子を妊娠していると知る。

足の悪いエリーズの世話をする看護師のマドレーヌ(大和田美帆)もまた、
ギイの帰りを密かに待ちわびていた。

そんな中、ジュヌヴィエーヴはカサールにプロポーズされるが…。


初演から5年。前回のジュヌビエーブさんは素敵なお声ながらちょっとイメージ違うなあ・・・と思っていましたが、今回の野々すみ花さんはばっちりですね映画のドヌーヴさんとは違った意味で可愛いお嬢さんでした

ギィ、井上くんは5年を経てもう、素晴らしい存在感。様々な舞台を経て、歌声だけでなく素晴らしいオーラを放つようになりましたねえ。。。彼が登場するだけで、舞台が輝きだすと言っても言い過ぎではないと思います。圧倒的な歌声と客席を釘づけにするすごいオーラを感じます。何よりあの気品あんな人が修理工場にいたら車壊してでも通っちゃいます。戦場で倒れ、ジュヌビエーヴと叫ぶシーンには圧倒されました。

そして、今回何の予習もしなかったので綜馬さんが登場した時には本当にびっくり!皇帝陛下!じゃない、ジュヌビエーヴの夫となる宝石商カサール氏この方の気品に満ちた歌声もまた健在でした。

追加公演だったということで、カーテンコールでは井上くん、野々さん、綜馬さん、伯母役の出雲さん、大和田さんからご挨拶がありました。綜馬さんは楽譜の難しさを歌って語られました客席大爆笑「まさか井上くんと女性を取り合うことになるとは。。。」発言にまた爆笑。エリザベートでは親子でしたからねえ、閣下

そうですよね。台詞、ぜ~んぶ歌ですから

謝先生の演出・振付なので、ダンスもいっぱいで、照井くんをはじめとして俵くん、秋園さんなどの素敵なダンスを堪能しました。井上くんの修理工場のダンス、戦場のダンスシーンもかっこいい!

でも、前回は日生、今回はクリエということで舞台はちょっと狭い感じ。オーケストラも高い位置にあってキャストからは指揮者が見えず、香寿さんも「タイミングが計れず大変でした」とおっしゃっていました。

今回、キャストはみんな素敵でしたが、何といっても子役ちゃんが可愛かったカーテンコールで深くお辞儀したあと、そのまんま落ちてる紙ふぶきで遊んじゃうギイの息子フランソワくんの可愛さにハート持っていかれました

ソワレだったので、終演ちょっと延びて19:50。速攻で帰宅して21時内野さんの「おやじの背中」、22時から井上君の「そこをなんとか2」、深夜0時から舞台「ビッグ・フェラー」充実した一日でした~


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