私は生粋の関東人なんですけど、上方落語って大好き。なので、米朝一門会と聞いて速攻チケットとりました
開口一番のりょうばさんは、59歳で亡くなった枝雀師匠の息子さんだそうです。「名前と顔を覚えてほしくて」と、りょうばです!りょうばです!と、連呼していらっしゃいましたアクションも大きくて、楽しい「強情灸」でした。
雀太さんの「代書屋」主人のゆったり感、ざこばさんのなんとも一本気で泣かせる「一文笛」、米團冶さんの華やかで美しい所作(幼少から日舞のお稽古されてたそうです)の蛸芝居、息もつかせぬマシンガントークなれど、なんか誠実さを感じる南光さんの「鹿政談」一門会だけあって、本当にバランスのいい落語会でした。大満足。
客席は業界っぽい方々がいっぱい。近藤正臣さんのお姿もありました。それはそれはかっこいい老紳士でした