開口一番
堀之内 立川らく兵
転宅 柳家喬太郎
仲入り15分
五目講釈 柳家三三
紺屋高尾 立川志らく
調布かあ・・・遠いな~と思いましたが、大好きな落語家さんが3人一度にご出演ということで、行ってまいりました。
調布って、ずっと昔に車でサンリオピューロランドに行った以外ほとんど未踏の地ですが、ホールは駅に隣接という感じだし、新宿から準特急などもあり、1時間かからずに着きました。案ずるより行くが易しです。
さて、開口一番は志らく一門の最終兵器(・・・と、いつか志ら乃さんが言ってた)らく兵さん。粗忽を治そうと神田から堀之内の妙法寺へ行くはずが逆方向の両国へ行ってしまい・・・という滑稽噺。環七沿いのあのお寺だ!私もこの粗忽を治してもらいに行こうかな。
喬太郎さんはマクラで「この3人が一緒にやることはほとんどないんですよ。」と。そうですよね~と、お得感を確認しました。
色っぽくて楽しい「転宅」でした。
三三さんは、秋葉原の小さいホールで、なかなか出演者と認識してもらえなかったというマクラから、講談をふんだんに取り入れた「五目講釈」。忠臣蔵を語りはじめた居候の若旦那の講談が、しゃべっているうちに大岡忠相や清水次郎長や寅さん、ドラえもんになって、最後に泉岳寺にたどりついて大爆笑。うまい!さすが三三師匠です。
トリの志らく師匠は、「持ち時間が30分なんで」と、マクラなしで紺屋高尾に突入。いつもながら可愛らしくてはんなりした高尾太夫にうっとりでした。でも、志らくさんのマクラ聴きたかったな。