急遽昼の部を追加した、ということで速攻GETしました。確か去年もあとから昼の部追加になったようですが、最初から2回公演にすればいいのにね。発売開始5分で奇跡的につながったけれど14列とは・・・と思いましたが、ほぼど真ん中席だったので、ストレス0でした。考えてみたら、いつも前方優先の姿勢だったためにこの劇場ではほとんどサイドしか座っていませんでしたが、千鳥席なのでセンターは本当に見やすくできているんですね。(サイドじゃ全然互い違いにならないの)
開口一番は5番弟子。志の彦くん「牛ほめ」マクラは練馬区出身の彼が恵比寿にひとり暮らしをはじめた話。2万円台のアパートで、駐車場より安いその部屋は鍵が南京錠。。。。「外出する時は外から、中にいる時は中から南京錠かけるんですけど、僕が中にいる時に誰かが外から南京錠かけたら、僕、外にでられなくなるんですね・・・」ツカミがうまいですね。お隣のご夫婦も大爆笑でした。
志の輔師匠のマクラはやっぱり尖閣諸島の衝突映像流出問題。英雄か守秘義務違反か、今問題にするのはそこじゃないだろう。。。て、私も同感。そんな師匠の一席目は「ディア・ファミリー」勤続30周年のお父さんに社長から送られた記念の品は鹿の剥製。とりあえず押し入れにいれようと思ったら荷物がいっぱいで。。という、どこの家にもありがちな風景。押し入れの中のサザエさん全巻を宝物にしているお母さんが可愛いです。
中入り後は、おなじみ松永鉄九郎さんの三味線と長唄。
続く師匠の2席目は「柳田格之進」
何度も聴いた噺ながら、師匠の絶妙な間と、柳田様の「武士の気品」に圧倒されました。すごい熱演。終わって時計を見ると17時5分をまわっていました。17時30分から夜の部の開場なので、多分予定をだいぶオーバーしてたんじゃないかと思います。ちょっと得した気分だけれど、師匠は大変だろうなあ。まあ、前座があるから心配ないかな。そろそろ正月PARCOの1カ月公演が気になります。とれるかなあ・・チケット。