Passion(キリストの受難)
沖縄旅行の時に市場で売っていたパッションフルーツを買った。食べるのは初めて。大事に持って帰ってきて切ってみると種を含んだオレンジ色の粒がぎっしり。独特の芳醇な香りがある。さっぱりとした甘みに爽やかな酸味が加わり、日頃、口にしている果物とは異なった魅力的な味。種も気にならず食べることができた。
南国に育つ果実のイメージとして「パッション=情熱」だと思っていたが、沖縄の食に関する本を読んでいるとパッションフルーツの説明に「キリストの受難という名前の果物」と書いてあって驚いた。早速、辞書をひいてみると「Passion」には「情熱、激情」の他に「キリストの受難」という意味がある。南米で最初にこの果物を見つけたのが宣教師で、十字架に似た花の形から名付けられたそう。
今度の日曜日(4月4日)は復活祭。二日前の金曜日は、まさにキリスト受難の日である。ギリシャの暮らしが今でも残っている私は、この時期になるとパッションの意味を考える。そして復活の日は友人に「おめでとう!」と電話をするのが恒例だ。(さ)
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みんな見たいんじゃない?
花芯の部分が十字になっているので、時計草とも言われているらしいです。
復活祭は最大の祝祭という感じで、どこの家も家族や親戚が集まって羊を焼いてお祝いします。全ての店が閉まっているし昔の日本のお正月を思い出しました。この時期はギリシャ正教というものを強く意識させられましたね~。懐かしいです。
キリスト教国に住んだ経験がないので、復活祭の様子を思い浮かべるのがなかなか困難なのですが、その前後はギリシャ神話の世界のギリシャから、正教のギリシャへとイメージが変貌するんでしょうね。
十字架を思わせる花の形といい、まさにキリストの受難という言葉にふさわしいですね。
私も春はギリシャの復活祭が懐かしいです。
ショーウィンドーに飾られたきれいな蝋燭や肉屋にぶら下がった羊など思い出しますね。
花が十字架に似ているだけではなく、身もどことなく卵に似てますよね。
この時期、復活祭一色のギリシャを懐かしく思い出してます。
今頃は皆綺麗な蝋燭を準備して、復活の時を待っているのでしょうね。