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پست(ポスト)
イランにmitraが住んでいた時からの約束でペルシャ語の「ポスト」は碧が書いていいことになっていた。
というのも、テヘランで待ち合わせた私が、mitraに最初に聞いたのが「あれはポスト?」だったからと言っても良いだろう。
彼女は???と言う様子で「ポスト…かも知れない」と、実は今までポストを意識したことがなかったと言うではないか。
私などはどこの国へ行っても、先ずはポストとマンホールを見るので、ポストがわからないことにびっくりした。
もっともこの国も、当てにならない郵便事情。郵便物を出すのは郵便局に出向くのがあたりまえである。
ポストにはたくさん種類があるか聞いて、また彼女を驚かせた。
実は、この写真の奥にも写っている街頭募金箱が町のいたるところにあるのだ。mitraの追跡調査によれば、この募金箱はきちんと機能しているとの事。イスラーム社会では、収入の何パーセントかは寄付しなければならないことになっている。方法は個人の自由であるから、モスクに献金に行くもよし、浮浪者にあげるもよし、募金箱を見るたびに入れるのもOKである。だから機能しているのか!と一人勝手に納得したが、募金強盗はいないのか心配にもなる。
壊れた募金箱は見なかったので、ちゃんとしているのだろう…
と、すっかり募金箱の話になってしまったが、ポストの話をする時には切り離せない話題である。
このかわいらしいポストに投函したかったが、確実に届いてほしかったので、郵便局へ出向いたのは言うまでもない。
ポストが黄色いのは大好きなフランスの影響であろうか。[a]
でも、施される側はそれが当前だと思ってしまうので、観光客(彼らにとっては外国に観光で来る=お金持ち)にも直接施しを求めることで、自分の国のイメージを悪くしているということには気がついていないようですね。
こんな募金箱があったら、旅行先でも気軽に募金できていいですよね。
最近メールの発達のせいで、ポストの存在感がどんどん薄くなってしまいましたね。
そのうち公衆電話ボックスみたいに、一生懸命探さないと見つからない存在になってしまうのかしら?
50年後には博物館に行かないと見られなくなったりして…
それもネットのおかげかも。外国人は本当はどう思っているかを自分でみる事になったわけです。
もっとも、小銭でいいように彼らを操った、昔の外国人にも責任はあります。
>気軽に募金…それがまあ、いたるところにあるんですよ!こんなに沢山なぜ?と思うほど。
東京ではポストが確実に減ってきていて、結構不自由しています。
博物館だけ!それはイヤ~
エジプトみたいに「ツーリストポスト」と、もう観光客専用みたいな扱いもイヤだし…
は~ため息ついちゃいます。