ماء(マー)
沙漠の国に行くと、肌がカピカピになる。バックパッカーに挑戦して、ぬるま湯シャワーだけで廻った時は、ひどい目にあった。そこで出来るだけバスタブがあるホテルに泊まるようにしている。
ヨルダンでは久々に「お湯が出ればバスタブは目をつぶる」に挑戦した。一週間の旅だから良いと思ったのだ。ヴィタミン入り乳液やクリームなどをたくさん持って行ったが、あまり必要なかった。
空気もしっとりしていて、水も柔らかい感じでくせがなかった。
夏は暑いと思うが、気候としては悪くない感じであった。
思わず「永住してもいいかも~」と、友だちと口走るほど「水」が合う国であった。
写真は、ぺトラの水道。
ぺトラのあの有名な「エル・ハズネ」に向かうには、遺跡のゲートから30分は歩かなくてはならない。その道すがら、両側にあるのが水路である。
この長い道を、水の音を聞きながら歩いたらどんなにか気持ちがいいだろう。
現在ぺトラは、ディズニーランド状態で、ごみを落とそうものなら、さっと拾う掃除夫がごっそりいる。そのため恐ろしくきれいだが、4、5年前のひなびた感じの記事を散歩仲間のmiriyunさんが載せているので、ぜひ見比べていただきたい。
薔薇の都市と言われたぺトラの赤い岩肌はつるつるとしていて美しい。それも水で磨かれたものだという。
水路に沿っていくと、途中にダムもある。水が豊富にあった事が良く分かる。
この他にもヨルダンでは水の思い出がある。
アラビアのロレンスの泉など、昔は下まで落ちてきていた水が干からび、最近では山の上の方で湧いているといった所がけっこうあった。
湧水を見に行くのに、ロッククライミングと言うのもなかなかないだろう。
興ざめだったのは、沙漠でキャンプをしようと出かけたら、なんとテントの脇にシャワーもトイレも完備されていた事だろう。これではキャンプの意味なし![a]
風光明媚で変化もあるヨルダンは美しいですね。
奥の方まで行ってみたいですね~
薔薇の都市と称された地、また行ってみたいものです。