Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

切り始めるのが早すぎて戻し遅れる不思議

2016-08-10 16:29:03 | Weblog

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ハンドルを戻し遅れると、
右左折が終わっても車体がまっすぐ前を向いてくれません。

では、ハンドルを戻し遅れる要因は何だと思われますか。

この問いには、
「ハンドルを切り過ぎたから」と回答される人が多いかも知れません。
たしかに
ハンドルを切り過ぎたために右左折が終わっても戻し終わらなかった、
という例も皆無ではないでしょう。
しかし、初心者の場合、
逆に「切り足りなかった」ことが要因であるケースが殆どなのです。

「ハンドルが切り足りないから戻し遅れる」というのが
ピンと来ないかも知れませんが、
ハンドルが切り足りないと車がなかなか曲がっていかない、
車が曲がっていかないからハンドルをなかなか戻せない、
という症状が出るのです。

したがって、この症状が出る人は、
ハンドルを多めに回すように意識してみれば、
早めに戻し始めることができ、
右左折後に車体がまっすぐ向いてくれるようになると思います。

ところが、これにも落とし穴があって、
「ハンドルを多めに回そう」と気が急いてしまうと、
ハンドルを切り始めるタイミングが早すぎてしまうことがあります。
切り始めが早すぎると、今度は内輪差で脱輪しやすくなるため、
ドライバーの心理として、ハンドルを切るのを躊躇してしまいがちです。
結果として、これまたハンドルが切り足りなくなって、
やっぱり戻し遅れてしまうことにつながるのです。

これを踏まえて、
ハンドル切り始めのタイミングは変えずに、
切る量だけ多めにするように練習してみてください。


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合図が切れたら出し直す

2016-08-08 16:18:56 | Weblog

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合図(ウインカー)は、
発進や進路変更は3秒前から、右左折は30m前から出し始め、
その動作が完了するまで出したままにしてください。

これが、例えばカーブの先を右左折するようなケースでは、
カーブを抜けてハンドルを戻した際に合図が切れてしまうことが
よく起こります。

指導員:「今、左折の合図が出ていなかったですね」
教習生:「ハンドルを戻したら自然に切れてしまったんです」
指導員:「そしたら、なぜ出し直さないの?」
…なんてやり取りを何度見聞きしたことでしょう。

問題なのは、合図が切れたことではなくて、
合図が消えたまま左折してしまったことです。
それこそ(当ブログでよく言う)
“車に操縦されている”状態ですよ。

合図が切れるのは、自動車の便利な機構の一つであって、
そんなことは「合図なし右左折」の言い訳にもなりません。
ウインカーレバーをもう1回操作するだけのことなのですから、
合図が切れたら出し直してください。
そうしてこそ、
“人間さまが車を操縦している”と言えるでしょう。


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合格おめでとうございます!

2016-08-06 14:09:00 | Weblog

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16070S様

第2種運転免許試験合格のご報告ありがとうございました。

炎天下での受験、お疲れさまでした。
練習はすべて都内で行ったため鴻巣受験には不利でしたが、
基本が身に付いていさえすれば、
そんなのは大した問題でないことが
身をもって理解できたのではないでしょうか。

取得時講習は少し先になるようですが、
ここまで来れば一安心ですね。
今後の職業生活が充実されますことをお祈りしております。

おめでとうございました!


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ハンドルのてっぺんを握るのは左手? 右手?

2016-08-04 16:39:36 | Weblog

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直進バックの際は、
ハンドルのてっぺんを片手で握って、
後ろを見ながら進みます。

さて、それは左手ですか? それとも右手ですか?

左手で握った場合、
ドライバーは、窓から顔を出して後ろを見ることになります。
一方、右手で握った場合は、
左から振り返るようにして後ろを見ることになります。

実は、そのどちらも、
教本に載っている正しいバックの姿勢です。
前者は、路上に引かれたラインに沿ってバックするのに適し、
後者は、車の向きを調整しながらバックするのに適している、
と言われます。

そう考えれば、直進バックの場面では、
左手でハンドルを握るのが向いているような気もします。
が、教習や試験でのバックは、
ハンドルまっすぐか全部回すかのどちらかで対応できますから、
「ラインに沿って」も「車の向きを調整」も無く、
どちらでもあまり違いがありません。

それよりも、窓から顔を出すやり方には、
「視野が狭くなる」という大きなデメリットがあります。
そして、「自分が進む方を見る」のが運転の基本ですから、
心構え的な意味も含めて、パイロットアカデミーでは、
右手でハンドルを握って左から振り返るのをお勧めしているところです。

まあ、上に書いたように、どちらも正解なので、
今までの運転習慣を変えるまでの必要はありませんが。


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ドライバーは前を見てから運転席へ

2016-08-02 15:29:01 | Weblog

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車に乗り込む際には、
車の周囲(前後左右)を確認してください。
少なくとも、車の前だけは必ず見てから乗りましょう。

運転技能試験では、
前の受験生の試行を後部座席に座って見ていますので、
自分の順番が来たら、
左ドアを開けて降車し(その時に車の左側面を確認)、
後ろを回って(車の後方を確認)、
いったん運転席を通過して前を見て(車の前方を確認)、
それから改めて運転席のドアを開ければ(車の右側面を確認)、
これで車の周囲全面を見たことになります。

また、免許取得後の話になりますが、
長距離ドライブの途中で仮眠を取った場合は、
寝起きのまま走り出すのでなく、
いったん車外に出て(深呼吸の1つもして)、
車の前を確認してから、再発進するようにしましょう。
また、ドライバーチェンジする場合は、
これまで運転していた人が車の後ろを回り、
これから運転する人が車の前を回るようにすれば、
同時に周囲の安全確認ができますので、やってみてください。

なお、教習生については、
教習の都度、車の周囲を見回してから運転席に座ることを
習慣づけておいてください。
試験直前に形だけの練習をしても身に付きませんので。


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