Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

ポンピングプレーキは「ポンプを踏む」のとは違う

2010-04-16 22:53:30 | Weblog

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試験でのブレーキの踏み方は、
「ポンピングプレーキ」を基本と覚えてください。

ポンピングブレーキとは、
ブレーキを一気に踏まずに数回に分けて踏むことですが、
これから試験を受ける人は、
単純に「ブレーキを踏む回数は『3回』」と覚えちゃってください。

1回目のブレーキは「予告」です。
ブレーキペダルを軽く踏み、ブレーキランプを点灯させて後続車に報せることが目的です。
2回目が本当の「制動」です。
目的の速度近くまでしっかり減速させていきます。
3回目は「“カックン”の防止」です。
ブレーキ踏みっぱなしで目的の速度まで減速してしまうと、
乗員の上体が前のめりになる、いわゆる“カックン”になります。
そこで、目的の速度の寸前で一旦ブレーキを緩めるのです。
それから、改めてブレーキを踏み直して目的の速度に達するようにすれば、スムーズです。

なお、時間的・距離的余裕が無い場面では、
本制動の前に少なくとも「予告」の1回を踏むのだけはやってください。
また、逆に余裕が有る場面では、
「予告」→「制動」→「予告」→「制動」→…
というように、1回目と2回目を何度か繰り返しても良いでしょう。

これが基本です。
読んでお分かりのとおり、本当に「ポンプを踏む」ように踏むわけではないのです。
試験でもこのやり方で減点されることはありません。
むしろ、「本当にポンプを踏むようなポンピングブレーキ」は、
ABS搭載車がこれだけ普及するとその意味は無く、
また、乗り心地も悪くなるため、
免許取得後にそんなブレーキを踏む人は珍しいくらいです。(皆無ではありませんが)
そんな“免許を取るためだけのテクニック”を覚えても仕方ありませんから、
皆さんには、実践で使えるブレーキングを、
教習や試験でもやってもらいたいと思っています。


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