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ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

今週のゲストは長期研修中の佐藤先生。

2008年11月18日 | テレビ・ラジオ情報
毎週お楽しみいただいている「今井と山田。」
今週のゲストはいつもの劇団員ではなく、事務所で長期職場体験学習をされている、大阪市立咲くやこの花高校演劇科教諭の佐藤貴幸さん。

学校と劇場の環境の違いや、ピッコロ演劇学校生としても学ぶ立場ならではの苦労話なども。

そして「さちこのやっちゃいな!」のコーナーでは歴史の教師らしく、来年2月に上演する「門 若き日の近松」にちなんだクイズ形式での頭のトレーニング!

歴史を理解してこそ稽古にも力が入るというもので、歴史の教員免許を持っている山田はもとより、全然予備知識がなかった今井は少々パニック?

ですが佐藤先生のわかりやすい解説で今井も納得!
いつもの番組とはひと味違った新鮮な内容でお送りしました。

HP管理:安積

劇団員亀井妙子の公演情報

2008年11月17日 | 外部出演
ピッコロ劇団員の亀井妙子です。
私は20日から上演の 壁ノ花団 の「アルカリ」という作品に出演します。
 
 
劇場は、私が何度か芝居を見に行ったことのある京都の アトリエ劇研 というところです。
 
 
ピッコロシアターに来てくださるお客様にも同じようなことを聞いたことがあるのですが、自分が見に行ったことのある舞台に立てるのはなんだかうれしいものです。
 
アトリエ劇研は閑静な住宅街に突如として現れます。
地下鉄の駅を出るとどちらを見ても山に挟まれていて、海のある街で育った私などは異国とまでは言わないまでも、ちょっと電車に乗っただけでこんなに違う土地に来た感覚を味わえるのかと思ってしまいます。
駅から歩いて行くと疏水の分流もあります。これがまたほかの土地にはない空気を運んでくれます。
紅葉には少し早いのでしょうか…。六甲あたりは今が見頃らしいですね。
来週あたり京都もいい感じなんじゃないでしょうか。
 
いつもピッコロシアターにいらしていただいているお客様にも、ぜひ見に来ていただけたらと思います。劇場でお待ちしています。
                                                                 亀井妙子

壁ノ花団 第四回公演「アルカリ」 作・演出 水沼健
出演 内田淳子  亀井妙子  金替康博  F.ジャパン

京都公演 アトリエ劇研
11月
20日(木)19時半
21日(金)19時半
22日(土)15時/19時
23日(日)15時/19時
24日(月・祝)15時
一般/前売2,800円 当日3,000円 学生/前売2,000円 当日2,200円(当日要学生証)
ペアチケット/5,000円(壁ノ花団のみ取り扱い・要事前予約) 【日時指定・入場整理番号付自由席】

チケットのお申込みはこちらから 壁ノ花団

芸術文化センター前でイルミネーション合同点灯式のお知らせ

2008年11月16日 | 外部出演
阪急西宮北口駅周辺地域“にしきた”を光でつなごうと、今年もイルミネーション合同点灯式を開催。今年は新たに阪急西宮ガーデンズが加わって、光のつながりがいっそう拡がります。

式典前イベントでは、毎年恒例の西宮市主催まちかどコンサートのほか、CMやTVドラマなどの音楽を多く手掛けるアーティスト、奥野勝利(まさとし)さんのライブなど、ステキな音楽を皆さまにお届けします!

そして!司会をピッコロ劇団員の道幸千紗がつとめます。

“にしきた”がつながる感動の瞬間を、是非ご一緒に!

◆日時 2008年11月22日(土)17:00から
◆場所 芸術文化センター前 高松公園(雨天時:芸文センター1F)
◆スケジュール
17:00~17:30 奥野勝利ライブ
17:40~18:00 まちかどコンサート
18:05~ 点灯セレモニー
18:20 終了予定
*時間が前後する場合がございます。予めご了承ください。

◆出演
☆アンサンブル・ビリカ(女声合唱)
☆奥野勝利(ミュージシャン)*TVドラマ・CMなど多数作曲(日産エルグランド、カネボウなど)。
☆道幸千紗(司会)

主催:西北活性化協議会(アクタ西宮振興会・にしきた商店街・兵庫県立芸術文化センター・阪急西宮ガーデンズ)

★画像は昨年のイルミネーション・・・今年はどんな感じになるでしょうか?お楽しみに!

トライやる・ウィークの感想

2008年11月14日 | 劇場の話題
11月11日から14日まで、尼崎市立成良中学校2年生と園田東中学校2先生のの職場体験学習「トライやる・ウィーク」が行われました。
初の5人受け入れでしたが、無事終了しました。
それでは参加した中学生の感想です。

☆ピッコロシアターで、トライやる・ウィークを行って色々な事を学びました。
それは、舞台技術の仕事や演劇などです。
照明器具や音響機材など色々な事を細かい所まで優しく教えて下さってとても嬉しかったです。
そして、あまり見ることの出来ない舞台裏を見せていただいて嬉しかったです。
やっぱり、裏方さんがあってこそ舞台が成り立っているのだなと思いました。
裏方さんの仕事は大変な事ばかりなのに、技術スタッフさん達は真剣でありながらも楽しそうだったので、楽しみながら仕事を出来るなんてすごいなと思いました。

私は将来、舞台やテレビの裏方の技術スタッフになりたいので、ピッコロシアターに来て良かったと思っています。
そして、この経験を生かして将来、ピッコロシアターの技術スタッフさんのような誰にでも優しく、信頼されて、真剣に仕事をしながらも、楽しみながら仕事が出来る技術スタッフになれるよう一生懸命頑張ろうと思います。

ピッコロシアターで働いている方々のおかげで、とても楽しいトライやる・ウィークになりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!  (福田)



★僕がこの四日間、トライやるウィークでピッコロシアターの職場体験をしていて、心に残った活動内容は二日目の舞台裏見学です。
普段演劇で見ることの出来ない音響調整室や奈落などを見ることができました。
奈落ではほとんど物置状態になっていることも分かりました。

ほかにもいろいろな活動押しました。
チラシのシールはりは地味でとても疲れました。
ピッコロシアターの方々はいつもこんな作業をしているんたなと思いました。そして、もっと頑張ろうと思いました。                                      
ピッコロシアターで働いている方々はとても楽しそうでした。
僕は働くことはとてもしんどいことだと思っていました。でもこのトライやるウィークで働くことの楽しさや、やりがいを学びました。

僕はまだ将来の夢はまだ決まっていません。
でもこの四日間でなにかわかったように気がします。またこのような体験ができたらいいなとおもいます。(山本)


◎ピッコロシアターで、尺貫法を習い舞台ではメートル法ではなく、尺貫法を使うと知って今まで、昔話の中でしか聞いたことがなかった尺や寸は、まだ使っていたんだ思い、びっくりしました。
実際、尺貫法を使いながら、舞台に段をつくったりすると、思っていたより違和感がなく、1尺は30.3センチと覚えておこうと思いました。

大ホールを見学にまわった時、私は音響や照明さんの機械に興味があり、プロの部屋に入った時は、たくさんのボタンがあり、どうやって操作するのかなと思いました。
音響や照明さんの部屋以外にも、舞台の袖にある照明器具や、めったに上がれないところまで上がり、舞台を上から見れたので、ピッコロシアターにトライやるウィークに来てよかったと思いました。

この経験を今後の劇活動生かし、いい劇を創りたいです。(蛭子)


■トライやる・ウィークで4日間ピッコロシアターにお世話になりました。
一番印象に残っているのが舞台見学。
普通は見ることのできない音響室や調光室のほかにも、舞台上部の照明器具を点検するとき以外、ピッコロの方も入らないような場所まで案内していただきとても良い経験をさせていただきました。

劇「ヘンゼルとグレーテル」の準備風景も見学させていただきましたが、ほんの少しの細かい違いでおおきなセットを最も良い場所になるまでなんども微妙にずらしていらして、セットもこだわらなければ良い舞台は作れないのか、舞台を作るのは、役者さんだけではないと改めて感じました。

華やかで大掛かりな仕事ばかりではなくお知らせの手紙作成など地道なこともあり、たくさんの人が一つの舞台に努力されていると学びました。

四日間たくさんのことを経験させていただきありがとうございました。(川本)

◆大ホールを案内していただいて音響室や映写室など普段じゃ絶対見れない所をたくさん見せていただきました。
客席を見下ろせる場所、さらにステージを真上から見下ろせる場所なども見せていただいてすごく良い経験が出来たと思います。

合間にはダイレクトメールのシール貼りやパンフレット作りなど地味な作業も楽しくって、4日間あっという間でした。

ピッコロシアターへ来て他じゃできない貴重な経験、他じゃ見れない景色をたくさん見せていただいて本当に良かったと思います。(定金)


高校教師佐藤です。 10月のまとめ

2008年11月10日 | 劇場の話題

ホームページをご覧の皆様、ひと月ぶりにお目にかかります、高校教諭佐藤です。

 

先月の研修報告で、「研修も折り返し地点」と書きましたが、ピッコロシアターが開設しているピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校は1年間の折り返し地点で学習成果の発表会を行います。

 

演劇学校<本科>は9月28日に「小品発表会」を、演劇学校<研究科>と舞台技術学校は10月25日・26日に「合同前期発表会」を、という具合。

 

そこで今月は、「発表会特集」ということでお付き合いを願います。

 

さて、演劇学校<本科>「小品発表会」ですが、これは先月の研修報告で少し触れておりますように、仕事としては広報関係のお仕事のお手伝いをしました。

サンテレビの劇場取材でも生徒インタビューや稽古の模様を撮影していただいたのですが、放送が上演の当日(!)ということで、宣伝マンとしては(教師やろが)少々残念でした。

 

後は出演者としての感想になってしまうので、もはや研修報告ではなくなってしまうのですが…企画を立ち上げ主演者を募り、出演者の予定を調整して稽古場をおさえ、稽古を繰り返し、稽古の進行に合わせて台本も書き直し、衣装・小道具をそろえ(時には自作し)、上演を行う舞台での場当たり・稽古・ゲネプロ(上演と全く同じことを行うリハーサルのこと)を行い、上演…という一連の演劇制作の流れを、全くの演劇初心者もいる本科生が試行錯誤しながら経験する、貴重な機会であると感じました。…ゴホン、なんかいつもより硬い文になっちゃったぞ(苦笑)。

 

次は「合同前期発表会」。私は研修の一環として舞台技術学校の授業準備や授業記録をとったりしながら、学校生の皆さんと一緒に授業を聴講し、照明コースの実習に参加させていただいています。

 

前期発表会の準備が始まり、「技術学校のみんな、いよいよだね。頑張って!」と劇場職員さんの目線で眺めていたら、ある日

 

<舞台技術学校担当 橘副課長>(上演)当日、(舞台)裏入ってくれる?」


「え、いいんですか!?」

 

「<橘>事務所的にはOKよ。」

「で、でも…出てない授業とかあるんで段取りわかりませんよ?」

「<橘>舞台上に置く照明機材を引っ込めるのと、色(照明のカラーフィルター)換えぐらいらしいから。」

 

ってなことで当事者に。

 

で、現場に入ったら

 

「<照明コース講師 藤原本子先生(以下“藤”)>途中で出て行くのも不細工やから、役者さんと一緒に踊りながら出て行って、役者さんと一緒に機材抱えてハケて。」

 

「お、踊るんスか!?」

「<藤>そんなんこうスケートするみたいにヒョイヒョイと…」

(出演する研究科生:「ダンスすごい練習したのに…」)

 

「・・・・・・(汗)」

 

「<研究科講師佐野剛先生>あー、舞台に出る人はターバン巻いてね。(照明機材を)赤子を抱くようにして。」

「たた、ターバンなんて巻いたことないっス!んで、こんなでかくて重い赤子はいねぇ!」

「<藤>本科生でしょ!?(役者の勉強してるんでしょ)」

 

動揺のあまり、簡単なはずの段取りをトチりまくり、街中の場面なのに王様の顔を出現させてしまったり(機材のコンセント差し替えを間違えて)しました(泣)。

やっと全ての段取りの確認が終わってカーテンコール練習。

「うんうん。みんなお疲れ様~」と眺めていたら、

 

「<舞台監督サコさん>あれ、佐藤先生は?何やってんの!出ないと!」

 

「ええっ、出ちゃっていいんですか?(おずおずと舞台へ)」

 

「<藤>どこに立っとんや!?どこに照明つくかわかってるやろ!!(怒)」

「はは、ハイー!!」

 

いやはや、私は各方面にご迷惑をおかけしまくりでしたが、研究科生の演技と衣装、美術コース生がまさに“体をはった”力作影絵、音響コース生が狭くて暑い特設ブースから奏でたリアルな生音の数々、各場面の情景を美しく表現しつつも影絵を殺さないよう苦心した照明コース生の照明プラン…全てが一体となって見事に童話的な暖かい雰囲気の作品が仕上がりました。

 

その現場に暖かく受け入れていただけたことに感謝しつつ、今月の報告を終わります。


高校演劇阪神大会結果速報

2008年11月09日 | 劇場の話題
【優秀校】
 県立伊丹西 ◎『あらま星』 木村有希・作 五ノ井幹也・潤色
 県立西宮今津 ◎『手まり唄』 江口愛里・作
 県立武庫荘総合 ◇『洗濯周辺三十路娘。~Around Thirty~』
            庄司智美・能勢美穂・作

上記上演校は15~16日にたつの市アクアホールで行われる県大会に出場します。

【優良賞】
 県立伊丹北 ◎『紙の上から、今日は…』
 武庫川女子大附属 ◎『ギ カゾク』HAMA YUI・作
 県立西宮 ○『商い破れて山河アリ 敵か味方かオバタリアン』
 神戸女学院 ◎『トナカイトナカイ』
 雲雀丘学園 ◎『記念写真』

【創作脚本賞】
 県立武庫荘総合 ◇『洗濯周辺三十路娘。~Around Thirty~』
            庄司智美・能勢美穂・作
 武庫川女子大附属 ◎『ギ カゾク』HAMA YUI・作

HP管理:安積


亀井妙子がNHK-FMの「FMシアター」に出演。

2008年11月08日 | テレビ・ラジオ情報
劇団員の亀井妙子が、今夜10時からNHK-FM FMシアターで 平成20年度芸術祭参加作品 作=土田英生 音楽=サキタ ハヂメ 「あの人の声が聞こえた」に出演します。

家庭を省みず自分勝手だった男が、離婚して3年。初めて男の部屋を訪れた元妻と娘が発見する男の意外な一面。留守番電話に録音されていた様々なメッセージから、男の生きざまをたどる感動の家族ドラマ。

是非お聴き下さい。

広報☆古川

塚口のまつり2008

2008年11月08日 | ピッコロ劇団
ピッコロシアターは今年開館30周年を迎えましたが、ご近所の塚口さんさんタウンも今年オープン30周年!
そんなピッコロシアターと同じ年のさんさんタウンで、「塚口のまつり2008」が賑やかなに開催されました。
 
ピッコロ劇団もゲスト出演。
「三匹の子ぶたのトンチンカン」チームが舞台でクイズ大会を行い、優勝した子どもたちに公演の招待券などをプレゼントし、大いに盛り上がりました。
 
 
写真は、FMあまがさきで絶妙のコンビネーションをみせる今井佐知子と山田裕が司会進行。
ブタとオオカミになりきる和田友紀、今仲ひろし。
 
 
クリスマスの本番もお楽しみに!
 
 
広報☆古川

救急法講習会

2008年11月06日 | 劇場の話題
ピッコロシアターでは、すでにAED(自動体外式除細動器)を設置しておりますが、お客様に不測の事態が起きたときに対応するため、様々な訓練を定期的に行っております。

今回は「救急法講習会」
日本赤十字社のインストラクターを迎え、気道確保や人工呼吸、AEDの迅速な取り扱いなどを2時間にわたって実習を中心に全職員が受講しました。

こういう状況にならないのが一番望ましいのですが、もし来館されているときになにかありましたら、遠慮なく職員にお声がけください。

HP管理:安積