ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

高校生のための稽古場見学会

2008年05月31日 | ピッコロ劇団
県立ピッコロ劇団公演「一軒の家、一本の樹、一人の息子」の稽古も連日行われておりますが、本日は兵庫や大阪の高校演劇部員を対象に稽古場を公開しました。

普段クラブ活動で行っている稽古とは全く違うプロの稽古に驚きながら、間近に見る高校生の視線は真剣そのもの。

本番まであと2週間、この稽古がどのように上演されるか、お楽しみに。

HP管理:安積

南武庫之荘中学校 「トライやる・ウィーク」の感想

2008年05月30日 | 劇場の話題

僕は、南武庫之荘中学校の生徒でトライやる・ウィークというのをした。

4日間ピッコロシアターの仕事を体験した。

 

チラシを封筒に入れたり、ピッコロシアターを回って、消火器とか防火扉の点検したり仕事は地味やったけどやさしい人ばっかりで結構おもろかった。

 

劇の稽古も見してもらった。

内容は難しくてよくわからんかったけど、台詞をとにかく覚えてて演技も上手くてすごいということはわかった。

この4日間で貴重な体験ができたと思う。

ここで体験したこととかを将来に向けて役立てていきたい。

南武庫之荘中学校2年 重松

 

 

僕たちは、トライやる・ウイークで4日間ピッコロシアターにお世話になることになりました。

 

初日は、すごく緊張していたけど、2日目からは、だんだん慣れていきました。

 

ピッコロシアターでの仕事は、チラシを何枚も封筒に入れたり、2000枚ぐらいの紙を、15枚ずつにまとめたりマメな作業が多く大変だったけど、終わったあとに、達成感を感じ、とてもやりがいのある仕事でした。

 

あと、職員の人たち全員が挨拶をしてくれて、とてもいい人たちだなあと、思いました。

 

この経験をいかし、立派な社会人になれるように、がんばりたいです。

南武庫之荘中学校  益田

★画像は最終日:音響スタッフ体験です。


森好文さん

2008年05月28日 | テレビ・ラジオ情報
兵庫県立ピッコロ劇団の「一軒の家・一本の樹・一人の息子」に主演する森好文さんが、FMいたみさんの『ハッピーエフエム』に生出演。
役作りや稽古場の様子をお話しました。
 
今回の好文さんの役どころは・・・
不動産屋にだまされ、買ったはずの建売住宅にも入居できず、そのことを家族にも話せず路頭に迷う男。
 
 
パーソナリティーの広瀬奈美さんの「同じ劇団員で、後輩でもある佐野さんの演出はいかがですか?」という質問に、森さんは「外部の演出家の方のパワーに引き出されるのも刺激があるが、佐野は同じ劇団員なので、遠慮なく言いたいこと言い合って、ディスカッションしながら稽古できてるのが楽しい」と答えていました。
 
日頃は物静かな好文さんですが、別役作品の魅力についてもたくさん語っていました。
 
「セリフは淡々と進むのですが、内面の感情の変化はとても大きい。
 
表に出ているのはその一部、氷山の一角という感じ。だからこそ別役作品は面白い」
 
劇団員の個性を知り尽くした佐野演出にも、乞うご期待!
写真は、森好文さんと広瀬奈美さん。
 
広報★古川

今井と山田

2008年05月27日 | テレビ・ラジオ情報

6月2日月曜日お昼12時より、FMあまがさき(82.0MHz)で劇団員による初のレギュラー生番組「今井と山田」が始まります。

来週の放送開始を前に、スタジオで機材の練習を兼ねたリハーサルを行う劇団員の今井佐知子と山田裕。

さてどんな放送が始まるか、お楽しみに。

HP管理:安積


「一軒の家・一本の樹・一人の息子」・・・稽古場から

2008年05月25日 | ピッコロ劇団
6月13日の初日に向けて、稽古場では連日熱い稽古が繰り広げられております。


ところでこのたび、「近所のひとびと」役で次の通り出演が決定しましたのでお知らせします。

佐々木恵美子/高田裕美/檜木順子/村尾敏彦/村尾尚子/村松瞳
(以上ピッコロ演劇学校OB/OG)

酒井ひとみ(千里金蘭大学)/出之口綾華(大阪芸術大学短期大学部)

どうぞよろしくお願いいたします。

制作:田窪

夜のキリン・・・始動する

2008年05月24日 | ピッコロ劇団

ピッコロ劇団オフシアターVol.20「夜のキリン」の舞台美術の下調べとして、舞台監督:サコさんと演出の島守辰明と制作:田房が、立花にある「水堂須佐男神社」にお邪魔しました。


「夜のキリン」は、ピッコロ演劇学校1期卒業のしゅう史奈さんの戯曲で、神戸の喫茶店が舞台なのですが、阪神尼崎駅前で40年以上愛され、07年4月に閉店した喫茶店「獨木舟(まるきぶね)」の調度品が、一部、水堂須佐男神社で活用されていると知り今回の舞台美術のヒントになるか…とお訪ねしたのです。



喫茶店「獨木舟」では、若い芸術家の個展や舞台なども盛んに行われていました。
また文芸作品の朗読会「獨木舟文学館」が定期的に開催されており、その出演者は演劇学校OBの竹崎利信さん。
竹崎さん…獨木舟さん…水堂須佐男神社さん…しゅう史奈さん…この出会いが、ピッコロシアター30周年・演劇学校25周年の夏、舞台でどうのように繋がって活きるか…



公演は7月18日(金)~21日(月祝) お楽しみに!

写真は趣のある調度品を見る舞台監督と演出。
お話をしてくださる宮司の上村武男さん。

制作:田房


あらしのよるに

2008年05月23日 | 主催事業
今日は、演劇集団円の円・こどもステージ「あらしのよるに」を上演しました。
平日の夜にもかかわらず、親子連れやお孫さん連れで、客席は大盛況。
この作品の人気の高さがうかがえます。

真っ暗な嵐のシーンでは泣き出す子が居たり、カエルの登場シーンでは大爆笑が起きたり、ヤギのメイが満月を見上げる最後のシーンでは、子どもたちは舞台に釘付け。

そして、カーテンコールではサプライズが!!
ウサギ役の冠野智美さんがピッコロ演劇学校出身であることが紹介されて、ごあいさつがありました。


冠野さん
「故郷のピッコロで演じるのが夢でした。8年ぶりにここで演じられて幸せです。
東京でがんばりながら、いつかいつかピッコロでと・・・(涙で言葉にならず)」

客席からもあたたかな大きな拍手が。
「冠ちゃんお帰り!」 客席の一番後ろで見守った職員達も感無量でした。


広報☆古川

母校で教える

2008年05月22日 | 演劇学校・舞台技術学校
明日の「円・こどもステージ」で8年ぶりに里帰り公演を行う冠野智美さんが、出身のピッコロ演劇学校で指導を行ないました。

教える立場になった冠野さんは授業前「緊張する」と何度も口に出していましたが、いざ授業になると教えると言うよりも一緒に身体を動かそうと、学校生の輪に飛び込んでいき、とても笑いの絶えない、その中でも基本について丁寧に説明する和やかな授業でした。

冠野さんは授業後「自分が案じていたよりもみんなからもらうものが多かった、今日の授業を受けたこと、この一瞬を大事に感じてくれたらいいな」と。

明日の公演を前に後輩から元気いっぱいもらったようでした。

冠野さんが出演する「円・こどもステージ『あらしのよるに』」は明日の午後6時30分から上演します。
是非お見逃しなく!

HP管理:安積

冠野智美さん

2008年05月20日 | 劇場の話題
ピッコロ演劇学校15期を卒業して、現在、東京の演劇集団円の座員として活躍する冠野智美(かんのとしみ)さんが、ピッコロに帰ってきました~!

冠野さんは、23日(金)18:30開演の演劇集団円 円・こどもステージ『あらしのよるに』に出演されます。

「あったかい故郷のようなピッコロで、大好きな作品を上演できるなんて、私ってなんて幸せなんだろう」と目を潤ませて話してくださいました。
今回のウサギ役は劇団のオーディションでつかんだそうです。

これは、冠野さんが新聞社の取材に応えている一コマ。

ピッコロ演劇学校を開設して25年の記念の年。
こうしてピッコロを巣立った人の活躍を見られて事務所のスタッフも感激ひとしお。


大ヒット名作『あらしのよるに』
当日券もご用意しております。
お見逃しなく!


広報☆古川