ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

卒業公演まであと3日

2007年02月28日 | 演劇学校・舞台技術学校
舞台装置が出来上がって、明かり合わせという作業が丸一日かかって行われます。

今まで稽古場で練習していましたが、実際の舞台装置を使って照明や音響も入ってのきっかけ合わせや転換稽古の連続、いやがうえにも緊張の度合いは次第に上がります。

楽屋前にあるスケジュール表が作業の重要さを物語ってます。

1年間の集大成と連日の熱心な稽古の成果を披露する卒業公演は土曜日午後5時30分、日曜日は午後2時からです。

是非ご覧下さい。

卒業公演まであと4日

2007年02月27日 | 演劇学校・舞台技術学校
土・日と照明の吊り込みや位置決めが終わったあと、本日からはいよいよセットが搬入され、本格的な舞台づくりが始まりました。

平日朝からの作業のため、仕事をされている生徒は参加できませんが、参加可能な本科・研究科・技術学校・さらにはOBやピッコロ劇団員、プロのスタッフに講師の先生方も総出で作業が行われます。

残念ながら技術学校の美術コースがデザインを考え、プランしたセットはお見せできませんが、今まで図面でしか見たことがなかったセットが目の前で次々組み立てられる様子は、作業を忘れて思わず見入ってしまい感動する生徒も・・・

夜には明かり合わせも始まりました・・・あと4日。

ワレリー、Lマガジンに登場

2007年02月26日 | ピッコロ劇団
25日発売の「京阪神Lマガジン」に、来る3月8日から14日まで西宮北口駅前の県立芸術文化センターで上演される、兵庫県立ピッコロ劇団第27回公演「ハムレット」の演出家、「ワレリー、ベリャコーヴィチ」のインタビューが掲載されています。

大の関西好きのワレリーが語るお気に入りスポットや、まもなく上演される「ハムレット」への意気込み等を熱く語ってます。


広報☆古川


卒業公演仕込み開始

2007年02月25日 | 演劇学校・舞台技術学校
いよいよ本年度のピッコロ演劇学校・舞台技術学校合同卒業公演に向けての仕込みが始まりました。

24日は主に照明のセッティングやセットの下準備、25日は本科と研究科で装置が違うので、転換の段取りなど地味ですが必要な作業を、舞台監督の指示によりまる一日かかって行いました。


シェイクスピア・リーディング・コンサート

2007年02月24日 | 劇場の話題
今日はピッコロ劇団とPACオーストラによる、「リーディング・コンサート」を開きました♪
会場は西宮市立平木中学校と深津中学校の図書室。

ピッコロ劇団公演「ハムレット」のプレイベントということもあって、シェイクスピアの名作の朗読と、作品にちなんだクラシックの名曲を演奏。
生徒さんやご近所の方が集まってくださり、とてもアットホームな雰囲気。
 
県立の「劇団」と「楽団」の両方を持っているのは、全国でも兵庫県だけ!
今日はその二カンパニーの記念すべき初共演の日となりました。

写真は「ロミオとジュリエット」の朗読中。
左から 吉江麻樹・中川義文・樫村千晶(ピッコロ劇団)、北島佳奈さん・濱田尚子さん(PACオーケストラ)

会場を提供して下さった両校の皆様、準備お手伝い下さった西宮地元の皆様、ありがとうございました♪

以下は、ピッコロシアターで研修中のインターンシップ生の感想です。

目の前で朗読と演奏のコラボレーションを見ることができました。
曲は「ハムレット」で使わる曲“サラバンド”などが演奏され、朗読は本当に役を演じているかの様で、感情移入してしまいました。
物語の一部の朗読だったので、内容を知らない私はもっと深く「ハムレット」を知りたくなりました。
朗読と一緒に演奏されるヴァイオリンとコントラバスのハーモニーは、実際にハムレット」の世界にいるようで、普段は感じられない空間でした。
朗読と弦楽器だけでその空間にいるように感じられるのは、不思議な気分で、“実際に「ハムレット」を観てみたい!”と強く思いました。
皆さんもぜひ「ハムレット」観にきてください!   
(インターンシップ 萬代)

朗読と音楽の楽しさや、朗読しながらなので、お芝居の楽しさがとても伝わってきました。
目の前でPACオーケストラの方々のヴァイオリンとコントラバスを聴いて、とても感動しました。
まだ「ハムレット」の内容が分からないので、今度舞台を観に行って、どんな内容かしっかり楽しみたいです。 
(インターンシップ 沢口)


発泡スチロールで。

2007年02月21日 | 演劇学校・舞台技術学校
演劇学校の卒業公演まで後10日をきりました。
劇場のあちらこちらでは、稽古や準備に励む生徒達の姿が。

大ホール搬入口では、舞台技術学校〈美術コース〉の生徒たちが、発泡スチロールと果敢に格闘中でした。
なかなかの大作。何を作っているのかは、舞台本番のお楽しみ!

今ピッコロシアターは一年で一番慌しく、そして、ドラマチックな時期を迎えています。

広報☆古川

「ハムレット」記者会見

2007年02月20日 | ピッコロ劇団
今日は、芸術文化センターの大リハーサル室で「ハムレット」の記者会見を開きました。
会見の前に稽古風景も公開、ワレリーさんのエネルギッシュな演出を、記者さんにも見ていただきました。

ワレリーさんは、この作品について
「ハムレットの抱えている対立の構造は、常に世界を反映している」
と話されていました。

これは、会見最後の写真撮影でのひとコマ。
前列左から 岡田力、剣幸さん、ワレリーさん、橘義、平井久美子
後列左から 奇異保、内藤裕敬さん 

ワレリーさんはとってもチェーミングで包容力があります。
まわりはいつも笑い声が耐えません。


広報・古川

ハムレット 稽古中!

2007年02月18日 | ピッコロ劇団
『ハムレット』のお稽古が、芸術文化センター5階のリハーサル室で進行しています。

演出のワレリー・ベリャコーヴィチ氏は、全身をくまなく使って情熱的に動きをつけていきます。
「これは振り付けじゃあないんですよ。空気を含んだように…反応して…」
感覚的な表現に俳優達の動きが次々に変化していきます。
ガートルード役の剣幸さんは、さすがの貫禄。
ハムレット役の橘義もしなやかに…。

公演は3月8日(木)~14日(水)※12日休演 芸術文化センター中ホール
11日の回は残席僅か。良いお席はお早めに!