ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

兵庫県自治研修所で演劇ワークショップ開催

2010年08月26日 | ピッコロ劇団
8月17日~18日の2日間、兵庫県自治研修所主催の県職員研修の中で、演劇ワークショップを実施しました。
発信力・対話力・リーダシップ能力等これからの行政に求められる資質の向上を目指して、県職員38名が参加。
ピッコロ劇団員の本田千恵子、中川義文が講師を務めました。
 
     

ワークショップでは、ボールや棒を使ったエクササイズや文字を身体で表現したり、チームで1枚の絵を立体的に創ったり、最後にはその絵を元に前後のストーリーを受講者自らが考えて5分程度の芝居を創り上げました。
 
 
講師から色々な条件が与えられ、最後は「なんでやねん!」で終わるという設定だったので、どのチームも吉本新喜劇ばりのお笑い劇に仕上がっており、発表会は大いに盛り上がりました。
 
 
受講者の皆さんからは、「久しぶりに本気で笑った」とか「みんなの発想力に驚いた」「仲間の新たな一面が見られてよかった」などの感想をいただきました。
頭を使う研修が多い中、感性と身体を使った研修は新鮮に感じていただいたのだと思います。
 
ピッコロ劇団ではこうした演劇ワークショップを広く展開しています。
興味のある方はピッコロ劇団までご相談ください。
■兵庫県立ピッコロ劇団 (06)6426-8088
 
劇団部 重金

【放送情報】FM伊丹でピッコロシアター資料室などをご紹介

2010年08月22日 | テレビ・ラジオ情報

8月25日(水)朝11時30分頃から、FM伊丹の「ハッピーファミリー~伊丹ふれあい通り」に、広報担当の古川知可子が出演して、ピッコロシアターの資料室の活用法などについてご紹介します。

演劇や舞台芸術に関する入門書から専門書まで、西日本でNo.1の蔵書を誇り、また実際にピッコロシアターで上演された中学・高校の演劇部の台本も閲覧できる資料室です。

夏休みもあとわずか。秋の文化祭や演劇部の舞台発表にむけて脚本さがしに苦労している方に朗報です!
 
伊丹、また近隣の皆さま、ぜひお聴きください。
FMいたみのホームページの動画サイトでは、スタジオの様子もご覧いただけます。
 
ハッピーFMいたみのホームページはこちらから

広報☆古川


ピッコロシアター開館32周年!

2010年08月19日 | 劇場の話題
32年前の今日、1978年8月19日、ピッコロシアターは開館しました。
今年の夏は連日“猛暑”の報道が続いていますが、
古い記録を調べてみると、32年前の今日も気温は35度近くあり、晴天の暑い日だったようです。
 
 
さて、記念すべき開館日のプログラムは下記のとおり。
文化関係者ら300人が出席し開館記念式典が開催され、午後からは一般市民を招きお披露目をしました。
 
■ピッコロシアター開館記念式典<11時30分開演>
 □前奏
 □坂井時忠・兵庫県知事(当時)あいさつ
 □来賓祝辞
 □尼崎市吹奏楽団演奏
 □紙ふうせん演奏
 
 
 
翌日の各社新聞紙面には、
 「兵庫県立尼崎青少年創造劇場がオープン」(朝日)
 「きょうから多彩な催し-記念に演奏やフォーク」(毎日)
 「若者の文化の殿堂-尼崎『ピッコロシアター』オープン」(読売)
 「ぐんと広がる青少年の夢~こけら落としも華やか」(産経)
 「演劇文化の拠点に~ピッコロシアター開館」(神戸)
といった見出しで大きく紹介されています。
 
 
この日から27日まで「オープニングフェスティバル」として、地元の高校演劇・職場演劇・能・邦楽・バレエ・モダンダンス・日舞・民謡・・・など
様々なジャンルの舞台芸術が上演されました。これが今の「ピッコロフェスティバル」の前身になっています。
 
そして、今日のピッコロシアターは、大ホールではピッコロフェスティバルの「中学・高校演劇の部」が開催され、中ホールは同じくフェスの「大学・一般演劇の部」の上演、小ホールはコーラスの練習、別館のピッコロ劇団稽古場では、小学校公演〈おでかけステージ〉の稽古中、といった具合で、朝から若者たちで賑わい、まさに正式名称の“青少年創造劇場”そのものです。
 
これまでピッコロシアターにご来館・ご利用くださった多くの皆様、支えて下さった皆様に感謝しつつ、地域に開かれた劇場を目指し、明日から33年目へと進んでゆきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 
広報☆古川

ピッコロフェスティバル「中学・高校演劇の部」開催中

2010年08月18日 | 主催事業
連日の猛暑の中繰り広げられているピッコロフェスティバルも、いよいよ中盤を迎えています。
今日から3日間は大ホールにて「中学・高校演劇の部」を開催中です。
 
今年は、県内外から13校の演劇部が参加。
シェイクスピア原作のものから、生徒書き下ろしのオリジナル作品まで多彩なラインナップとなりました。
 
 
お盆休み返上で稽古した成果を生き生きと披露していて、思わず「若いってイイなぁ~」と声が出てしまいます。
 
トライやるウィークに受け入れた生徒が出演していたり、ピッコロ演劇学校・舞台技術学校の卒業生が演劇部顧問とし生徒を引率してきたり・・・
フェスには懐かしい再会もあったりします。
 
そして、上手袖から舞台を支える生徒も。
尼崎市立大成中学校の演劇同好会のメンバーがカゲアナを担当してくれました。
 
 
先週、ピッコロ劇団員の本田千恵子から指導されたことを確認しながら、丁寧に確実なアナウンスをしてくれていました。
今度は、出演する側で参加してくれるのを待っていますね。
 
ピッコロフェスティバル「中学・高校演劇の部」の開催は20日(金)まで。
各日とも開演10時。入場無料。
涼しい劇場で、生徒たちの熱いステージはいかがですか?
 
広報☆古川

演劇学校~オカンのぼやき3

2010年08月15日 | 演劇学校・舞台技術学校
8月は演劇学校生達も夏休みで授業はありません。
しかしながら、学校生達は2学期の発表会に向けた準備などでちらほらと顔を見せてくれています。

さて、ピッコロシアターでは、2010ピッコロフェスティバルを開催し、連日、演劇や音楽・展示など様々な催しものを行っています。

合唱・器楽アンサンプルの部が開催された14日は、本科28期生の一人が影アナウンスをお手伝い下さっていました。
今年は、中学生から80代の方まで幅広い年齢層となり、演奏曲も歌謡曲あり、童謡・唱歌あり…とさまざまなジャンルの演奏を楽しむことができました。

舞台袖のマイクの前で最初は、「影アナウンスの経験はないので、緊張します!!」と言いながらも、落ち着いたトーンでアナウンスをしている彼女を見ていると、少し頼もしい感じがしました。

今度は、どんな一面をみせてくれるのか…楽しみです。

演劇学校担当 小梶

【出演情報】FM尼崎に劇団員・原竹志、杏華、吉村祐樹が出演します

2010年08月14日 | テレビ・ラジオ情報
8月17日(火)10:25~ FM aiai(エフエム尼崎)『aiai モーニング アベニュー』の「ピッコロ劇団おっかけ!」コーナーでは、ピッコロ劇団おでかけステージ『ピッコロ版 銀河鉄道の夜』の稽古場からお送りします。
演出を担当する原竹志、ジョバンニ役の杏華、カンパネルラ役の吉村祐樹が稽古の様子などをご紹介。
 
 
おでかけステージはピッコロ劇団が県内の小学校の体育館にお芝居をもって“おでかけ”する企画。
今年は川西市・宝塚市・姫路市など、県内8校で公演します。
体育館という空間ならではの工夫が盛り込まれたステージが好評で、一般公開はありませんがピッコロ劇団の大切な公演のひとつです。
 
パーソナリティは山本晃子さん。
 
 
広報☆古川

中学・高校生がピッコロシアター・ピッコロ劇団を訪問

2010年08月13日 | 劇場の話題
今日は夏休みの課題「職業人インタビュー」のため、神戸市立六甲アイランド高校1年生の平川さんと増川さんの二人がピッコロ劇団を訪問しました。
ピッコロ劇団の<おでかけステージ>『ピッコロ版 銀河鉄道の夜』の稽古中の原竹志と杏華がインタビューに答えました。
 
 
 
平川さんも増川さんも演劇部に所属、将来は舞台関係の仕事を目指しているということもあって、俳優を目指したきっかけ、やり甲斐などについて熱心に質問。
「俳優になるために高校時代にやっておくべきことは?」という問いに、原も杏華も「良い事も、楽しい事も、辛い事も、とにかく色んな事を経験して、その時の感情や感覚を意識的に味わって」アドバイスしていました。
 
 
写真は、インタビュー後に稽古を見学する平川さんと増川さん。
 
 
そして、その時本館の練習室では・・・
尼崎市立大成中学校演劇同好会の1年生4名(吉村さん・毛利さん・大塚さん・寺坂さん)とピッコロ演劇学校本科生の堀本さんが場内アナウンス講座を受講していました。
講師はピッコロ劇団の本田千恵子。
 
 
 
 
言葉のつながりを確認しながら、鼻濁音・早口言葉などの練習を約1時間30分ほど行いました。
講習後に彼らもピッコロ劇団の稽古を見学。初めて見るプロの稽古を食い入るように見つめ、結局稽古終了まで見学して帰りました。
大成中学では、今年から同好会がスタートしたばかりとか。
部活動の参考になればいいですね。
 
彼らのアナウンスデビューは8月18日~20日、ピッコロシアター大ホールでの「ピッコロフェスティバル 中学・高校演劇の部」です。開演は各日10時から。入場無料です。
 
広報☆古川   
  

先生が演劇ワークショップを体験

2010年08月12日 | 劇場の話題
先週の木曜(5日)、ピッコロシアター小ホールで、現役教職員の皆さんを対象にした演劇ワークショップを開きました。
地元の小中学校の先生28名が参加。
 
 
演劇の手法を取り入れたゲームなどをとおして、普段は使わない筋肉や感覚を動かしながら
言葉以外の体や表情を使ったコミュニケーションの方法を学んでもらおうというもの。
講師はピッコロ劇団の本田千恵子が、助手は同じく劇団員の中川義文が務めました。
 
最初は「演劇ってどなんなことをするの!?」と不安そうだった先生方も、
次第に笑い声が起き表情も明るくなり、1時間30分のプログラムの最後にはグループごとにテーマに添った1場面を創り上げるほどに。
 
 
参加された先生方の感想を一部ご紹介します。
「子どものために何か得られたらと参加したが、自分がはまった。楽しい、おもしろい! もっとしたい!!」
「授業でも使えそうな内容でとても参考になった」
「今度は発声練習や演技の体験もしてみたい」
「最近は、小さな事ですぐにいさかいになることがある。
 今日の内容はお互いの心を開かせたり、結びつけたりするのに有効だと思った」
 
来年も夏休み中の開催を予定しています。
また、ピッコロ劇団ではこうした演劇ワークショップを学校・地域で広く展開しています。
講師の派遣もいたしますので、詳しくは、ピッコロ劇団(06-6426-8088)までご相談ください。
 
 
 
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【出演情報】Kiss FM(エフエム神戸)にピッコロ演劇学校生が出演

2010年08月04日 | テレビ・ラジオ情報
8月8日(日)21:00~ Kiss FM「バンディ’s What’s Going On!」(89.9MHz)
にピッコロ演劇学校本科の岸本さんと柳さんが出演します。
入学の志望動機や、授業の様子などをお話します。
 
パーソナリティのVandy石田さんは、以前に演劇学校の授業も見学して下さったこともあるので、二人の演劇への思いをうまく引き出して下さると思います。
現役学校生のナマの声を聞いていただける機会です。
ぜひお聴き下さい。
「バンディ’s What’s Going On!」http://www.ks-musicteam.com/vwgo/
 
 
広報☆古川

【出演情報】FM尼崎に和田友紀が出演

2010年08月01日 | テレビ・ラジオ情報
8月3日(火)10:25~ FM aiai(エフエム尼崎)『aiai モーニング アベニュー』の、「ピッコロ劇団おっかけ!」コーナーに、劇団員の和田友紀が出演します。

 
先日公演した「さらっていってよピーターパン」では、ワニ役で子ども達に大人気だった友紀さん。
あのコスチュームでのダンスはさぞ大変だったのでは・・・!?
そんな公演の裏話も聴けるかもしれませんよ。お楽しみに!
 

 
パーソナリティは、お馴染み山本晃子さん。
FMaiai(エフエムあまがさき)http://www.fmaiai.com/
 
 
広報☆古川