ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

【出演情報】FM尼崎に劇団員・野秋裕香が出演

2011年10月29日 | ピッコロ劇団
10月29日(土)昼3時20分から、FMあまがさきの「AMA 尼崎発信のMusic&Artist」に、劇団員の野秋裕香が出演し、先日公演が終わった「しんしゃく源氏物語」の左近役について、また、現在稽古中の「ピッコロ版 銀河鉄道の夜」の稽古についてお話します。
FMあまがさきのホームページはこちらから
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西播磨オータムフェスタin光都にピッコロ劇団出演

2011年10月28日 | ピッコロ劇団
10月29日(土)・30日(日)10~16時
播磨科学公園都市 芝生広場で開催される「西播磨オータムフェスタin光都」にピッコロ劇団の孫高宏・佐野剛・岡田力・高家礼子が出演し、〈子どもの携帯電話の使い方〉をテーマに分かりやすいお芝居を上演します。

1回目 11:20~
2回目 14:55~ 約30分間の上演。

芝生広場にお集まりください。小雨決行。
 
 
 
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「エレジー~父の夢は舞う~」公演間近

2011年10月23日 | 主催事業
10月1日に岐阜県・可児市から始まった「エレジー」。
ピッコロ公演もいよいよ28日(金)に迫ってきました。
  
80年代の清水邦夫の最高傑作。
「家族」とは、「老い」とは、「きずな」とは?
今の時代を先取りするような冴えた筆力で、
笑いと悲しみの中で親子や兄弟関係など、
様々な人間のあり方を描きます。
  
舞台写真が届きました。
その中から2枚をご紹介します。
主演の平幹二朗さんの対象的な表情。
一枚は好々爺のようで、もう一枚は孤独に耐えているようにも見えます。
 
今まで狂気や激しい役を演じることの多かった平さん。
今回の役どころについては、HPの「エレジー」のところに平さんの自身のコメントを掲載していますのでご覧ください。
  
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第35回読売文学賞受賞作品
「エレジー ~父の夢は舞う~」
作=清水邦夫 演出=西川信廣作=清水邦夫 演出=西川信廣
10月28日(金)14:00
ピッコロシアター 大ホール
〈全席指定〉一般5,000円 高校生以下3,500円
上演時間=2時間45分(休憩15分)
当日券は開演1時間前より販売
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今日のピッコロ~演劇学校特別講義~

2011年10月02日 | 演劇学校・舞台技術学校

10月2日(日)11時から歌舞伎俳優の片岡秀太郎先生による「上方歌舞伎の美について」という授業が開講されました。歌舞伎俳優の方に講義をしていただくのは、演劇学校開講から約29年の歴史の中でも初めてとのこと・・・。

片岡先生は、歌舞伎の歴史、上方歌舞伎と江戸歌舞伎の見せ方や感覚の特徴・その違い、女形の俳優として気をつけておられる所作、歌舞伎の殺陣などの実演を交えながら、やさしく丁寧にお話しくださいます。

普段の生活の中では、なかなか歌舞伎と触れ合える時間が少ない学校生も、あたたかく丁寧に話してくださる先生の世界に知らぬ間に引き込まれてしまい、4時間あったはずの講義時間も本当にあっという間に過ぎて行ってしまいました。

最後には、殺陣の方や女形の歩き方などの基本の所作を教えて下さいました。

特に合同発表会で和服を着ることになった、研究科生は先生の所作を食い入るように見つめていたのが印象的でした。先生もおっしゃっておられましたが、これを機会に学校生にとって、歌舞伎の世界がもっともっと身近な世界になればいいな・・・と思います。

演劇学校担当 小梶