ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

人形劇フェスタ阪神

2007年07月31日 | 主催事業
本日と明日、中ホールでは恒例の「人形劇フェスタ阪神」が行われます。
普段学校や地域で活躍されている人形劇のアマチュア団体が2日間にわたって集結、様々なステージを繰り広げてくれます。

今日は武庫荘総合高校の「児童文化」選択生やマジック、パペットショーなど多彩、普段テレビやゲームに慣れている子供たちも、食い入るように生のステージに入り込んで真剣な顔でみているのが印象的でした。

HP管理:安積

ピッコロフェスすたーと。

2007年07月29日 | 主催事業
今日から2007ピッコロフェスティバルが始まりました。

記念すべきスタートを切ったのは、<展示部門>の知的障害者習字教室「ひびき」さんによる作品展。

優しい色合い、グループの名前どおり心に響く言葉。
団扇に描かれた作品もあり、夏らしい季節感もいっぱい。
見学の人もたくさん来られて大賑わい。

「ひびき」さんの作品展は、8/4(日)まで。
午前10時~午後5時まで。最終日は4時30分まで。入場無料。

涼しい劇場で、芸術に触れるひとときをお過ごしください。

広報:古川

兵庫県立武庫荘総合高校の自主体験活動

2007年07月28日 | 劇場の話題
夏休み中、ピッコロシアターには多くの研修生たちがやってきます。
その第1弾! 昨日と今日の2日間、県立武庫荘総合高校より1年生2名が、研修中しました。

館内の見学・清掃・消防防災点検、DMの封入封緘作業、新聞のスクラップ、展示室の設営、そして、ピッコロ劇団の稽古見学・・・等々。
なるべく多くのことを経験して欲しくて、盛りだくさんの内容になりました。

二人の感想文をご紹介します。

ピッコロシアターさんに訪問して正解だと思いました。
事務作業はとても大変なのがわかったし、ピッコロ劇団の稽古を見学させてもらった時は、すごく興奮しました。
色々なことを経験させてもらえて、中身の濃い2日間となりました。 吉川


短い期間でしたが、滅多に経験出来ない事を体験させていただきました。
劇の稽古見学は胸が熱くなりました。
初めて劇団の稽古を生で、あんなに間近で見られたことがとても嬉しくて、やっぱり劇が好きなんだなぁ、と改めて実感しました。   江口

少しは劇場の雰囲気を感じてもらえたかなぁ。
ご来館の皆様も、ご協力ありがとうございました。

広報:古川

劇中音楽

2007年07月27日 | ピッコロ劇団
8月に上演される県立ピッコロ劇団ファミリー劇場「三匹の子ぶたのトンチンカン」は稽古もいよいよ本格的に行われています。
並行して美術プランの打ち合わせや衣裳の選定、小道具の品定めなど様々な作業があります。

そして劇を盛り上げるもう一つの要素「音楽」
今日は録音に向けてミュージシャンが集合、その数実に「13人編成」です。
その中には小学校5年生の双子のバイオリニストも・・・

音楽すべてを統括される氷見嘉章さんの指揮と指示が譜面からどんどん音に変わっていきます。
劇もさることながら、お芝居を盛り上げる音楽にもご注目下さい。

HP制作:安積

ピッコロフェスティバルの打ち合わせ

2007年07月25日 | 主催事業

いよいよ今年も夏の恒例、「2007ピッコロフェスティバル」の季節となってまいりました。

今年も7月29日から8月28日までちょうど1ヶ月間、演劇、音楽、バレエ・モダンダンス、作品展示など、地域で文化活動をされている様々な方々の熱いパフォーマンスをお楽しみ下さい。

さて本日は「中学・高校演劇の部」の舞台打ち合わせ。今年は8月14日~16日まで、15校が参加します。

その舞台を支える3人のプロが、真剣に熱心に顧問の先生や生徒などと綿密な打ち合わせを行います。

舞台はあらゆるジャンルをこなす「ハードアクティブな職人」吉永さん。

照明は表情豊かに照明効果を生み出す「明かりの魔術師」矢部さん。

音響は舞台技術学校講師もされている「音の知性派」林さん。

皆様、どうぞお見逃しなく!

詳細は「ピッコロフェスティバル」のページからアクセスしてください。

 HP担当:安積


別役実代表、副知事表敬訪問・・・モスクワ公演報告

2007年07月20日 | ピッコロ劇団
「場所と思い出」の出演者と別役実劇団代表が兵庫県庁を訪れ、齋藤副知事にモスクワ公演の結果を報告しました。

画像は齋藤副知事と談笑する別役代表、出演した孫高宏、木全晶子、そして制作助手を担当した文芸演出部の島守辰明などで、モスクワでの観客の反応や成果など和やかな雰囲気で行われました。

この後、県庁で記者会見を開き、別役代表は記者の質問に、

「モスクワの観客に受け入れられるか不安だったが、始まって間もなく笑いがおき、最後には大きな拍手を頂いた。いい演劇体験をしてもらえたのでは」と答えました。

広報☆古川

舞台技術学校の「クラシックコンサート実習」

2007年07月18日 | 演劇学校・舞台技術学校
今夜の舞台技術学校の授業では、大ホールをフルに使って、関西二期会や堺シティオペラ会員としてご活躍中のソプラノ歌手 高内祥子さん、そしてピアノに今井しづかさんをお招きして、「クラシックコンサート実習」をおこないました。

美術・照明・音響の3班にわかれて、美術班は出演者やスタッフとの進行確認を、照明班は調光室に入り照明操作、音響班は楽屋に特設した調整室に入り、ライブ録音を担当しました。

1学期間で学んだことをもとに、それぞれの講師陣の指揮のもとに真剣に実習に取り組んでおりました。
今後は、各自コースを選択し、2学期~卒業公演まで勉強を続けていきます。

残すところ1学期の授業もあと1回。それぞれの進む方向を見つけて進んでいってほしいものです。

舞台技術学校担当:小梶

別役戯曲、モスクワで出版される

2007年07月16日 | 劇場の話題
ピッコロ劇団が、チェーホフ国際演劇祭に参加したのを機に、別役代表の作品が露語に翻訳され、ロシアで出版されています。

写真のオレンジ色の表紙が戯曲集。
今回上演して「場所と思い出」と1981年に書かれた「病気」の2作品が収められています。

作=別役 実 翻訳=松川直子 監修=堀江新二

その下は、チェーホフ国際演劇祭2007のパンフレット。

モスクワのお客様の反応も上々だったようですし、別役作品がロシア語で上演される日も来いかも!?
大いに期待しています♪

広報☆古川

想像から創造へ  -演劇学校集中講義-

2007年07月15日 | 演劇学校・舞台技術学校
今回の合同授業のテーマは、「想像から創造へ」。
イメージを具現化していくお稽古です。
講師はピッコロ劇団の平井久美子さん。

まず、体を動かすゲームをしました。
ゲームを通じてみんなの表情が・・・すごく楽しそう!
でも、「遊ぶだけではなく、何を目的としているかを考えること」と先生。やはり目的意識を持つことは何においても重要なようです。

次は空間の使い方について。
お客さんが見ていて気持ちのいい空間の取り方、つまり、どこに立つか・何人立つかを考えていきます。さらに、体の向きはどうするのかも考えます。
これだけでも、いろんな道具や台詞を使わなくても関係を表現できる、ということを生徒達に体感してもらったり、客席側から客観的にもみてもらったりします。

これから小品発表会・前期発表会に向けてお芝居をつくっていく演劇学校生にとっては非常に大事なこと。生徒たちも真剣です。

それらを踏まえて、実践!

3つのチームにわかれてそれぞれ生徒が見た夢の話を聞き、夢のお話を舞台上で演じてもらいます。まさに想像から創造へ!です。

体を動かすゲームで行った動作を取り入れたり、空間をバランス良くうめたり・・・
早速実践に投入していました。素晴らしい!

今までとは違った授業内容に、生徒達も満足そうでした。
今回の授業を吸収して、ステキなステージを小品発表会・前期発表会で披露してくれるのでは・・・??今から楽しみですね。

演劇学校担当:米田

ピッコロ室内楽サロン

2007年07月14日 | 主催事業
今日は107回目の「ピッコロ室内楽サロン」でした。

「ピッコロ室内楽サロン」は室内の音響効果が良い小ホールを使って、2ヶ月に1回、次代の音楽界を支える若手アーチスト中心のシリーズものの演奏会です。

台風4号による雨足のスネアのおまけがありましたが、「大阪シンフォニック室内アンサンブル」による繊細で優雅な演奏に、大雨・強風の中、ご来場頂いたお客様もきっとご満足していただけたと思います。

次回のピッコロ室内楽サロンは9月15日(土)「トニーワン ブラス クィンテット」が登場します。バーンスタインの「ウエスト・サイド物語」などの名曲をブラスの響きでお届けします。是非、ご期待下さい!

事業担当:横尾