去る令和3年3月7日、ピッコロシアター大ホールにおいて、令和2年度ピッコロ舞台技術学校〈体験プログラム〉受講生14名による「学習成果発表会」を実施しました。
第一部は「研究発表」と題し、美術コース・照明コースは美術模型と明かりを使ったプレゼンテーション、音響コースは無声映像に効果音を付ける音編集を行いました。
第二部では３コース力を合わせて、合同作品『扉』を上演。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般のお客様には見てもらうことが叶いませんでしたが、半年間の学習の成果を存分に発揮し、素敵な舞台を作り上げました！
4月開講予定の令和3年度学校生、絶賛募集中です！
詳細→https://piccolo-theater.jp/school/addmission/
【後期選考】
申込締切：4/7(水)
試験日：4/10(土)10時～
ピッコロ舞台技術学校の卒業生の活躍はこちらから！
2月19日（金）～21日（日）、ピッコロ劇団第69回公演 ピッコロシアタープロデュース「波の上のキネマ」全5公演を上演いたしました。
（撮影：森口ミツル）
ご来場いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
〈公演アンケートより〉
・原作でも感動しましたが、舞台でも涙がポロポロ流れて、極限状態でアートが人の心を潤す素晴らしさを感じました。マスクを取りながらの「smile」は、コロナの世界があける未来への希望の光に感じました。感動をありがとうございました！
（大阪府 40～50代）
・人は文化や娯楽無しでは生きていけないということを改めて感じることが出来た舞台でした。｢映画｣を題材にした舞台を作るのはとても難しく大変だったと思いますが、演劇でしか表現できない世界観にとても惹き込まれました。
（大阪府 10代）
・原作を読んでいましたが、それを充分活かしていて本当に感激でした。涙が出ました。最後は立ち上がり拍手しました。原作で出てくるスマイルの歌、舞台での皆さんの声に泣きました。原作で知った過酷な歴史、それを舞台で皆さんの動きや声が表現されて素晴らしい劇になっていました。どうかまた再演して下さい。
（兵庫県 60代以上）
・オープニングの映画の主人公たちが織り成す名場面集にびっくり仰天大満足 うわあ、楽しいー！！ 私が生まれ育った尼崎の立花。育った塚口、武庫之荘。今日出てきた地名にどれだけの愛着があるか。今日の演目はコロナ禍でがんばっている自分へのプレゼントのようでした。
（兵庫県 40～50代）
・オープニングから映画の世界に引き込まれ、キャストの熱量に圧倒され、最後まで一緒に追体験させて頂いたような気持ちになりました。構成も素晴らしく、芝居と歌と映画を余すことなく堪能させて頂きました。ラストシーンは、一生忘れないと思います。
（兵庫県 60代以上）
ピッコロ劇団員の風太郎と田渕詩乃が、第23回関西現代演劇俳優賞を受賞しました。
風太郎は、オンライン版「おはなしBOX」と「とっととといてよ！ シャーロック・ホームズ」〔作＝早船 聡（サスペンデッズ） 演出＝平井久美子（ピッコロ劇団） 音楽＝園田容子〕における視覚障害者のための音声ガイドの成果により、第23回関西現代演劇俳優賞 大賞を受賞しました。
田渕詩乃は、「とっととといてよ！ シャーロック・ホームズ」のハドソン夫人役の演技により、第23回関西現代演劇俳優賞 奨励賞を受賞しました。
本賞主催者である現代演技論研究会の皆様はじめ、ご鑑賞いただいた皆様、ピッコロサポートクラブの皆様、日頃からご支援いただいている全ての皆様に厚く御礼申し上げます。
劇団部 河東
