ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

劇団員亀井妙子 MONO公演「床下のほら吹き男」に出演

2009年01月31日 | 外部出演

劇団員の亀井妙子です。

今日(31日)から京都公演が始まる、MONO第36回公演「床下のほら吹き男」に出演します。

京都→東京→大阪→名古屋→北九州と旅してまわりますので、みなさまのお近くの街に訪れた際には、お越しいただけたら幸いです。

劇場でお待ちしています。

チケットのお申し込みはこちらから→[MONOホームページ

日程
京都:京都府立文化芸術会館
2009年1月31日(土) → 2月1日(日)
1/31(土)19:00
2/1(日)15:00
 
東京:吉祥寺シアター
2009年2月6日(金)→ 2月15日(日)
2/6(金)19:30
2/7(土)15:00/19:30
2/8(日)15:00
2/9(月)19:30
2/10(火)休演日
2/11(水)19:30
2/12(木)15:00/19:30
2/13(金)19:30
2/14(土)15:00/19:30
2/15(日)15:00

大阪:ABCホール
2009年2月19日(木) → 2月23日(月)
2/19(木)19:30
2/20(金)19:30
2/21(土)15:00/19:30
2/22(日)15:00
2/23(月)18:00
 
名古屋:テレピアホール
2009年2月28日(土)
2/28(土)14:00

北九州:北九州芸術劇場
2009年3月7日(土) → 3月8日(日)
3/7(土)18:00
3/8(日)14:00


「門 若き日の近松」記者会見

2009年01月28日 | ピッコロ劇団

今日はピッコロ劇団稽古場で第33回公演『門 若き日の近松』の記者会見を開きました。


出席者は、演出の西川信廣さん、客演の麻丘めぐみさん、劇団員の吉村祐樹、岡田力、平井久美子の5名。
新聞や雑誌などの記者の皆さんを前に、制作意図、作品の見どころ、公演への意気込み、など
作者、石川耕士さんの思いのこもった“手ごわいホン”とどう向き合い、現代と向き合う芸術、演劇ならではの遊びを入れつつ作品を作り上げていくか、それぞれに語りました。

記者の皆さんからの質問も活発に出されました。

お冴役の麻丘めぐみさんには、(姦通の疑いをかけられ、男女二人の逃避行の途中、という“色っぽい”部分のある役どころを)「演じるにあたって心がけておられることは?」といった質問も飛び出し、和気藹々としたムードで1時間ほどの会見は終了、その後公開稽古が行われました。

 

近松作品を彷彿とさせる人物・場面・名台詞がちりばめられ、近松の時代の人々が現代に生きていたら、どんな音の中をどんな装いでゆくのだろうか――そんな演劇的“遊び”も入った、JazzyでCoolでDynamic!な近松芝居、『門 若き日の近松』。ぜひ劇場で体験して下さい。

 

□公演日…2月24日(火)~3月1日(日)
□会 場…芸術文化センター中ホール
□お問合せ…兵庫県立ピッコロ劇団 06-6426-8088
※詳細はピッコロシアターHP トップページの自主事業のご案内から。

制作助手:佐藤


「門 若き日の近松」ホームページ 新企画登場

2009年01月24日 | ピッコロ劇団
県立ピッコロ劇団第33回公演「門 若き日の近松」上演までちょうど1ヶ月前に迫った本日、ホームページで客演の麻丘めぐみさん、演出家西川信廣さん、劇団員の岡田、平井、吉村などがお送りするビデオレターの公開を始めました。

また、近松ゆかりの名所などを劇団員風太郎がわかりやすくデザインした「近松のまちあまがさきマップ」も掲載を始めました。

この公演の楽しさを様々な角度から紹介をしております。
ホームページでも是非ご覧下さい。

もちろん!
ジャジーでクールでダイナミックな青春群像劇、ナマの舞台をお楽しみに。

HP管理:安積

歌謡ショー!!! 

2009年01月22日 | 演劇学校・舞台技術学校

今日はピッコロ舞台技術学校のオープンキャンパス、歌謡ショー実習が行われました。
出演協力は、ピッコロ劇団の劇団員中川義文さん、演劇学校OGの内海萌さん、演劇学校研究科のみなさん。
ラジオのDJ風のブースからMCも入り、なかなか本格的です。

今年はピッコロシアター開館30周年記念ということで、例年は30分のショーが1時間に拡大。
ショーの合間には、開館された当時に放送されていたCMを紹介するコーナーや、
その頃にヒットしていた曲のメドレーなども流れ、若い生徒のみんなには新鮮だったのではないでしょうか。


オープンキャンパスの参加者の方からはこんな感想を頂きました。

「舞台を支える裏方さんの実際の仕事、秒単位で行われる作業に驚きました」
「音のよさ、みなさんの動き、会場全体がじっくり見れてよかったです」
「ショーの演出も工夫されていた」
「バックステージツアーがよかった。これからも市民文化活動の力になって下さい」

オープンキャンパスにお越し下さいました皆様方、貴重なご意見をありがとうございました。

生徒のみんなにとっても少しほっこり。楽しい時間となった今日の実習。
この後舞台技術学校は、3月の卒業公演に向けて動き出していきます。
今日の実習も糧に素晴らしい舞台を見せてくれることと思いますので、どうぞお楽しみに!

舞台技術学校担当 中川


近松特集

2009年01月21日 | ピッコロ劇団
ただいま兵庫県立芸術文化センター展示室「ポッケ」では、『門 若き日の近松』公演にちなんで「近松特集」が展開されています。
 
尼崎市・近松研究所・NPO法人人形浄瑠璃文楽座など、各方面のご協力を得て 3月1日まで開催いたします。
 
『門 若き日の近松』に見え隠れする近松門左衛門の代表作品のあらすじや写真、また ピッコロ劇団の本拠地・尼崎市と近松門左衛門の関係などが展示されています。
 
観光地で見かける“顔だしパネル”もありますので、記念撮影なども楽しんでいただけます。
 
『門 若き日の近松』のご鑑賞にあわせてぜひ お立ち寄り下さい。
 
劇団部制作:田房
 

亀井妙子、第11回関西現代演劇俳優賞受賞

2009年01月20日 | ピッコロ劇団

 ピッコロ劇団の亀井妙子が、2008年度の第11回関西現代演劇俳優賞(現代演技論研究会 関西現代演劇俳優賞選考委員 太田耕人氏、九鬼葉子氏)の女優賞を受賞しました。
 
受賞対象となった出演作品は、
 
兵庫県立ピッコロ劇団「一軒の家・一本の樹・一人の息子」(作=別役 実 演出=佐野剛)
MONO「なるべく派手な服を着る」(作・演出=土田英生)
壁ノ花団「アルカリ」(作・演出=水沼健)です。
 
画像は「一軒の家・一本の樹・一人の息子」での亀井妙子。
 
 
 
2月3日に表彰式があります。
亀井の喜びの声はまた後日お伝えします。
 
広報☆古川

21年度室内楽サロン出演団体募集

2009年01月17日 | 主催事業
2ヶ月に1回、小ホールで行われている「ピッコロ室内楽サロン」
今回は「音登夢(おととむ)とゆかいな仲間たち」が出演。
第1部は生誕100年にちなんだ貴志康一の楽曲を、2部はクラシックの名曲を楽しいしゃべりを交えてお送りしました。

現在「21年度ピッコロ室内楽サロン」にこのような企画力、創造力溢れる演奏団体を募集しております。
詳しくはホームページをご覧下さい。

広報☆古川

OBたちの劇団「からここたち」公演のお知らせ

2009年01月16日 | 演劇学校・舞台技術学校

昨年春に劇団を旗揚げして、早いもので第二回公演をさせて頂くことになりました!!

今回は前回のジャン・ジュネのグロテスクな世界からうってかわって、現代の国内作品、ハートフルなドラマでございます。
・・・ベタベタな展開?いゃ?
乞うご期待☆☆☆


日々、色々とございますが、からここたち、らしい素敵でたまらない、人間の愛しい瞬間を探索しながら、皆様に面白い時間を提供出来るように精進しております(^-^)

是非ぜひいらして下さい♪



からここたち、第二回公演
『ホーム』
原作:西脇秀之
潤色・演出:村松瞳

出演:高田裕美、永長之衣 小野純子、劔持瑞貴、村尾敏彦、村尾尚子


―――北海道の田舎の小さな駅。
旅人達の人生が交錯する。

『最終、ありますか?』

『・・・最終なんかもうないよ』

―――それは、一生に一度のビッグイベントなのか。


場所:アトリエS-pace
(京阪野江駅下車、徒歩5分。地下鉄野江内代駅下車、徒歩10分)

日時
1月31日(土)
15時~/19時~
2月1日(日)
13時~/17時~

チケット代:
前売2000円
当日2300円


チケットは当日取り置きが可能です☆


高校教師佐藤です。 12月のまとめ

2009年01月15日 | 劇場の話題

ホームページをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。高校教諭佐藤です。

すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私、ピッコロ劇団第33回公演『門 若き日の近松』の制作助手として公演に関わらせていただくことになりました。それに伴い、デスクも本館事務所から別館に移動。また違った風景が見られることと思いますので研修報告をお楽しみに。

お正月は皆様いかがお過ごしでしたか?

ご実家に帰省された方、旅行先でお正月を迎えられた方、ご自宅で寝正月・・・と色々かと思います。

私も寝正月、の口ですが(笑)昨年の大晦日、久しぶりに実家でのんびりテレビを見ていると「年越し派遣村」のニュースがくり返し流れていました。

「おいおい明けましておめでとうございます、のあとの話題じゃないやろ」って感じですが、そのときふと頭をよぎったのは、今年度のピッコロ劇団公演のことでした。

『一軒の家・一本の樹・一人の息子』『桜の園』『三匹の子ぶたのトンチンカン』・・・こうして並べてみると、家を追われる、家を求める、バラバラな人々が集まり、また去っていく話であったな、と共通する特徴に気づいたのです。

「今日ほど人の情けにありがたみを感じたことはありません」と40代の元派遣社員の男性のコメントがテレビで繰り返されるたび、「これは何かの予言か?!と思うぐらいに時代を映したラインナップだったな」としみじみ思いました。私は演劇部の顧問として高校演劇の指導をしながら“高校生が感じた現代”を舞台に上げたい、と常々考えています。そうするとついつい「書き下ろさなくては」と思ってしまうのですが、年末にニュース映像を見ながら、過去に発表された戯曲であっても、現代を映すことができることを再認識して目から鱗の落ちる思いでした。

『門 若き日の近松』が現代に何を投げかけるのか――制作にかかわって芝居作りの現場でそれを見届けるぞ!と気合が入った瞬間です。

 

が、次の瞬間。時計は12月31日19:00を指し・・・そう、紅白歌合戦です。

 

おそらく今回の紅白ほど真剣に見た年はなかったと思います。ご贔屓の歌手が出ていたから?いえいえ。舞台照明を見るためですよ!!

来る1月22日(木)、ピッコロ舞台技術学校「歌謡ショー実習」に備えての勉強です。「(メモ取りながら)えっと・・紫から青に。ビーム出す、っと。今年紫ばっかりやな」「おっ、ジェロの“海雪”でイエローか!そうくるかー。」などなどブツブツ言いながら食い入るように見ました。歌手ほぼそっちのけ(笑)。

いやぁ、12月5日・6日の「軽音楽ライブ実習」では始めての歌モノ照明にアワアワ言うてただけだったので(汗)

「これ(照明機材)点けてみたらどうなるかな?もひとつパッとせんなぁ・・じゃあこれは?」と確かめながらやってたら、「(考えるのに)時間かけすぎ!!」って照明コースの生徒さんからはツッこまれるし。バンドの方は外部の方なので、待ってもらうわけにもいかず・・・「これは色々音楽の照明見て勉強せんと!」と思ったわけで。

演劇の照明とは違って、「盛り上げる・雰囲気を出す」部分が中心となるので、光の変化で盛り上げるやり方をイメージとして持っていないと、プランを立てられないんですよね。

 

でもね、NHKさん、経費削減はわかるけど・・・スクリーンの映像演出が多いんで真似できないっす・・・

今月はこの辺で失礼いたします。


劇団員 道幸千紗からのおしらせ

2009年01月14日 | 外部出演
明けましておめでとうございます。
劇団員の道幸千紗です。
今年もよろしくお願いします。

私は、昨年の11月から、南河内万歳一座の「なつざんしょ…-夏残暑-」に外部出演しています。
昨年は、大阪から始まり、千葉・東京・倉敷と旅公演に行ってきました!各地でお客様の温かい拍手を頂きました!ありがとうございました!

そして、いよいよ九州公演が始まります!
もちろん、芝居もどんどん変化して、さらにいい方向に向かっています!
九州の皆様、またもし九州にいらっしゃる際には、ぜひ観にいらして下さい!

南河内万歳一座「なつざんしょ・・・-夏残暑-」

北九州公演 北九州芸術劇場・小劇場
1/17(土)14時・18(日)14時
一般前売3000円 学生前売2500円

大野城公演 大野城まどかぴあ 大ホール特設舞台
1/24(土)18時・25(日)14時
一般前売3000円 学生前売2000円

長崎公演 長崎ブリックホール 大ホール特設小劇場
1/31(土)18:30・2/1(日)14時
一般前売 3000円 学生前売2000円

道幸千紗

P.S.写真は、上演前にアップをしているところです。私は今からフェリーに乗って小倉に行ってきます☆