ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

【当日券情報】いるかHotel公演

2012年08月31日 | 主催事業

明日、明後日の劇団いるHotel公演の当日券はそれぞれ開演の1時間前から、ピッコロシアター2階大ホール前で販売します。

シェイクスピアなのに関西弁?!
女優だけで演じる大好評の新釈・シェイクスピアシリーズ。
谷省吾演出による、女優だけの、関西弁の、シェイクスピア喜劇!
ご期待下さい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ピッコロシアター鑑賞劇場 いるかHotel15周年記念公演

「 からッ騒ぎ!~沙吉比亜喜劇(シェイクスピア‘s comedy)~」

作= ウィリアム・シェィクスピア
構成・演出=谷 省吾

2012年

9月1日(土)18:00開演

9月2日(日)14:00開演

ピッコロシアター 大ホール

<全席指定>
前売券 3,000円 当日券 3,500円
高校生以下 2,500円(要証明書)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


【掲載情報】神戸新聞で劇団員・眞山直則インタビュー

2012年08月30日 | ピッコロ劇団
<兵庫×仙台 熱い二人芝居 演劇人の絆 共同制作>
 
として2012年8月25日付け神戸新聞朝刊で、ピッコロ劇団オフシアター「扉を開けて、ミスター・グリーン」について紹介されています。

劇団員・眞山直則が演出や抱負についてお話しています。神戸新聞のサイトからもご覧いただけます

 
広報☆古川

バリアフリーコンサート

2012年08月27日 | 主催事業

2012ピッコロフェスティバル最終日の今日8月26日(日)
なごやかな雰囲気の中、バリアフリーコンサートが開かれました。
障がい者と健常者が一緒になって楽しむコンサート。



どうしても障がい者というだけでレッテルを張られる事がありますが、一人一人一生懸命、音楽と向き合う姿は健常者と障がい者に隔たりのないものでした。

ゲスト出演の聖和大学短期大学教授 宇都宮 正人さんのピアノ演奏になると食い入るように見つめ、聴き入る障がい者の方が印象的でした。

最後は全員で「今日の日はさようなら」を合唱。
暖かくアットホームなコンサートになりました。

業務部 菅原


インターンシップ生が「虎と月」PR

2012年08月25日 | ピッコロ劇団

8月22日に受け入れたインターンシップ生3人が、ピッコロ劇団公演「虎と月」の稽古を見学し、舞台の見どころなどを紹介するPR文を書いてくれました。稽古場の様子と一緒にご紹介します。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中島敦の「山月記」は高校生の時に教科書で学びました。不思議で悲しい物語ですが、とても印象に残る物語でした。舞台の「虎と月」は、「山月記」がベースになっています。
舞台の練習風景を見学したりスタッフの方の話を聞いて、小説ではなく舞台を見ることで、また新たな「山月記」の魅力を発見することができるのではないかと思いました。
「虎と月」は「山月記」の主人公 季微の息子や新しい登場人物が描かれており、新しい物語となっていますが、「山月記」の謎に満ちた不思議な雰囲気は変わらず、自分も謎を解く旅に参加しているような気持ちになりました。
また、重要なテーマとして息子の成長があります。自分も虎となってしまうのではないか?という不安を感じながらも旅を通して父を知っていく中で成長をしていきます。
「山月記」を知っている人も知らない人も「山月記」の謎を知る冒険物語として、息子の成長物語としても「虎と月」を楽しむことができると思います。(神戸外国語大学 3年 上田) 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○「虎と月」の練習を見ていて、一人一人が役の中に入り込み、気づけば自分も役の中にいるみたいだった。途中で終わってしまい、まだ続きを見たかった。
○役者さんに話を聞いた。その役になりきるために徹底的に調べると言っていたので、聞いている自分も、さすが役者さんは凄いと思った。本番では見ている自分も入り込めそうだったのではやく本番も見たいです。
○練習中でもけじめがついていて、楽しそうだった。本番では見ているひとも楽しい気持ちになりそうな気がしました。
○ピッコロ劇団の俳優さんに「俳優は大変ですか?」と聞いた所、「健康管理や、勉強したり覚えること等たくさんあり大変です」と言っていました。それを聞いてとても感動しました。これからも頑張って欲しいです。(県立武庫荘総合高等学校1年 松田)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「虎と月」という作品はとても奥深い作品だと思います。なぜなら、この作品にでている俳優一人一人が稽古をしていても意見を出し合ってディスカッションをしあっていてすごいと思ったからです。
僕たちは、ピッコロ劇団員の中川義文さんと野秋裕香さんにインタビューさせてもらったんですが、とてもいい方たちで僕たちのあまり仕事に関係がない「休日は何をしているんですか」という質問にも真剣に答えてくれました。その中でも中川さんたちは好きで俳優をやっていて、僕たちの「もし俳優じゃなかったら何をしていましたか?」という質問に中川さんは「俳優関係の仕事しかやらない」といったことを答えて下さってそれがとても印象に残っています。ですから、この「虎と月」という作品もとてもいい物になるんじゃないかと思います。この作品を知っているという方も知らないという方もぜひ見てほしいと思います。(県立武庫荘総合高等学校1年 木下)


【放送情報】 劇団員眞山直則が仙台から電話出演します。

2012年08月24日 | テレビ・ラジオ情報
明日、15時20分からのFM尼崎「ピッコロ通信」は、仙台で稽古中の劇団員の眞山直則が電話生出演し、仙台×尼崎共同制作「扉を開けて、ミスター・グリーン」についてご紹介します。
仙台での稽古の様子や抱負をお話しします。
FM尼崎ホームページ
http://www.fmaiai.com/

扉を開けて、ミスター・グリーン 仙台市内で稽古開始!

2012年08月19日 | ピッコロ劇団

9月にピッコロシアター、そして仙台市・せんだい演劇工房10‐BOXで上演する兵庫県立ピッコロ劇団オフシアターVol.27「扉を開けて、ミスター・グリーン」の稽古がはじまりました。

稽古場は、仙台公演の会場でもあり、今回10周年記念特別公演として共催してくださっている10-BOXの一室をお借りしています。

9月13日の稽古初日には、ピッコロ劇団の眞山直則(演出)、吉村祐樹(出演)、そして今回仙台からご出演いただくベテラン、戸石みつるさんのほか、こちらも兵庫からご参加いただいた翻訳の平川大作さん、10-BOXの施設長・八巻寿文さん、担当の吉川信寛さんが出席。また、ちょうど仙台を来訪されていたアーツエイド東北の設立・運営に尽力されている神戸のギャラリー島田・島田誠さんもお知り合いと稽古場を訪ねてくださいました。少人数ですが、まさに仙台と兵庫のアートに携わる人間が集い、交流し、これから作品を創っていきます。

稽古のスタートにあたって八巻さんは「いろんな支援のかたちがあるが、一緒に創ろうと声をかけてくれたのがうれしい。出会って、理解して、話し合って、深めていく機会としたい」と話してくださいました。

ピッコロ劇団の眞山直則、吉村祐樹が、戸石みつるさんの胸を借り、10-BOXという素晴らしい環境で創り上げる「扉を開けて、ミスター・グリーン」に、ぜひご期待ください!

劇団部 田窪


稽古初日「虎と月」

2012年08月17日 | ピッコロ劇団

今日から、ピッコロ劇団第44回公演「虎と月~中島敦『山月記』から10年後~」の稽古が始まりました。

高校の教科書でもお馴染みの中島敦さんの短編小説『山月記』をご存知ですか?
『虎と月』は、『山月記』から10年後、虎に変身して姿を消したという父の真相を探るため14歳に成長した息子が旅に出る…という物語。
『ジョーカー・ゲーム』などで知られる人気作家・柳広司さんの小説で、今回、ピッコロ劇団が初めて舞台化します。

ということで、まず、『山月記』を読み直すところからスタート。
作品の時代背景や地理的な確認をしました。
写真は、当時の中国の地図を広げているところ。

 

もともと『山月記』は、唐の時代に書かれた中国の変身譚『人虎伝』に想を得て、人間の心の深奥を描きだした傑作と言われてます(1942年発表)。
『人虎伝』から『山月記』へ、『山月記』から『虎と月』へそして、小説『虎と月』が舞台「虎と月」へと――

脚本・構成は、角ひろみさん。
「螢の光」で第4回近松戯曲賞受賞。
昨年、ピッコロ劇団で上演させていただきました。

演出は、ピッコロ劇団の鈴木田竜二。
数々の演出家の現場を経験した凄腕舞台監督が満を持して演出家として本公演デビューとなります。

新しい作品の立ち上がる様子を随時ご紹介します。
また、劇団員ブログ【稽古場ダイアリー】もご覧ください。
http://ameblo.jp/piccologekidan/


広報 古川


宝塚市立学校教頭研修会

2012年08月16日 | ピッコロ劇団

今日は、宝塚市立学校の教頭先生たちの研修会ということで、演劇ワークショップ、バックステージツアーなどを行いました。

ワークショップの講師は、ピッコロ劇団の本田千恵子。
山田裕と道幸千紗が助手を務めました。

初めて体験する演劇ワークショップに、始まるまでは不安と緊張の様子だった先生方も、いざ、体を動かし出すと明るく生き生きとした表情に。
普段はなかなか使わない筋肉と感覚を使う約3時間。

写真は、グループに分かれて小作品を創り発表しているところ。
何のシーンか分かりますか?


皆さんなかなかの発想力で、笑いが絶えないワークショップでした。

ピッコロ劇団では、こうした演劇ワークショップの企画や講師派遣など、様々なご要望にお応えしています。
子ども対象のものから大人まで、お気軽にご相談ください。
ピッコロ劇団 06-6426-1940

広報☆古川


劇団員の本田千恵子より

2012年08月15日 | ピッコロ劇団

ピッコロシアター鑑賞劇場

いるかHotel15周年記念公演
「からッ騒ぎ!」~沙吉比亜喜劇~
9月1日(土)18時/2日(日)14時
ピッコロシアター大ホール

この公演にピッコロ劇団員の本田千恵子が客演することになりました。
稽古場の本田からレポートが届きましたのでお知らせします。

『女子力!!』 

こんにちは。劇団員の本田千恵子です。
私、9月1日&2日にピッコロシアター大ホールで行われます、
いるかHotel15周年記念公演『からッ騒ぎ!』に出演いたします。

演出の谷省吾さんとは、以前からピッコロ演劇学校で一緒にお仕事をさせて頂いておりますが、演出と役者の立場で作品を作るのは初めて。
(谷さん演出の演劇学校卒公で、ちょこっとだけ女子高生のフリして踊ってたことはありますが<笑>)

今回、演劇学校のOBや現役生が多く出演しております。
本科主任講師の私と、現役の本科生が互いに役者として共演するのは初めてのこと。
なかなか刺激的です(笑)

そして、舞台美術のプランナーは、ピッコロ舞台技術学校の卒業生!
谷さんも演劇学校の卒業生ですし、スタッフも学校でお世話になっている方々が多く、まるで、演劇学校&技術学校のもう一つの合同公演みたいです。

『からッ騒ぎ!』の出演者は全員、女。
男役も女役も、すべて女性が演じます。
だから私は今回、男役。(予想的中(笑))
しかも私の演じるレオナートには、ヒアローという可愛らしい娘がおります。

物語は、レオナートの邸や、その近辺で繰り広げられます。
恋あり、勘違いあり、策略ありの喜劇です。
場面の多さや、谷さんの日々繰り出す注文に、役者陣は悪戦苦闘しながらも、14日には初めての通し稽古が行われました。

そう!
しかも関西弁なのです!!
女だし、東京出身だし、しかも久しぶりの出演だしぃ~!!の私には、越えねばならぬ山ばかり(苦笑)
でも頑張ります。
写真はダンス稽古中の私。
体力では負けない!と若いメンバーに囲まれて、日々奮闘しております。

お時間がございましたら、是非いらして下さい。
サッカーのなでしこの様に、女子力を結集して、幕を上げたいと思います。

皆さまのご来場を心よりお待ちいたしております。

本田千恵子


ファミリー劇場「不思議の国のアリスの帽子屋さんのお茶の会」

2012年08月04日 | ピッコロ劇団

今日、ピッコロ劇団ファミリー劇場「不思議の国のアリスの帽子屋さんのお茶の会」公演初日でした。

暑い中、たくさんの子ども達、ご家族が観に来て下さって大ホールは大賑わい。

不思議の国で始まる、不思議な仲間達の、不思議なお茶会。
さぁ。あなたも出てみませんか?

公演は明日5日(日)までです。
明日は11時と15時の2回公演です。
開演の1時間前からピッコロシアター大ホールで当日券を販売します。
全席自由 一般2700円 中学生以下1700円 セット券3700円

ご来場お待ちしております。

広報☆古川