ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

亀井妙子出演! え?準レギュラーに「たっちー」?

2008年06月30日 | テレビ・ラジオ情報

きょう放送のゲストは亀井妙子さん。
公演だけでなく、ワークショップや講演など多岐にわたって活躍する亀井妙子さん。

夏のワークショップの告知もさることながら、「ものまね」を披露。
器用なんですね。

負けじと先週出演の橘義も出演。
さて亀井妙子が指導する夏のワークショップは
こちらから

なお、このワークショップは他に森万紀・穂積恭平・山田裕・広瀬綾子も指導にあたります。

番組担当:安積


濱崎大介、高嶋好美がFMいたみに生出演

2008年06月25日 | テレビ・ラジオ情報
今日は、新人劇団員の濱崎大介と高嶋好美が、FMいたみさんに生出演、稽古中の「夜のキリン」についてお話しました。
 
作品の見どころや、それぞれの役どころについて抱負を語った二人ですが、パーソナリティーの広瀬奈美さんが特技・趣味について質問すると・・・
 
 
濱崎君は日本では馴染みのうすいバックギャモン(西洋双六といわれるボードゲーム)について熱く語り、高嶋さんはラジオ番組にもかかわらずパントマイムを披露し、スタジオを大爆笑させるというとても個性的な新人二人でした。
 
 
写真、左から高嶋好美・濱崎大介・広瀬奈美さん。
 
出演後、スタジオを出た二人。
リサイクルショップを目ざとく見つけ、衣装探しを始めた。
 
 
フレッシュさと、頼もしさをあわせ持つ大型新人達のピッコロ劇団デビューとなる「夜のキリン」お見逃しなく!
 
広報☆古川

むこうの扉へ

2008年06月21日 | ピッコロ劇団

県立宝塚北高校演劇科第22回演劇科卒業公演が行われました。

今年の作品はピッコロ劇団でもおなじみの児童文学作家、岡田淳さん作の「扉のむこうの物語」をもとにした「むこうの扉へ」

ピッコロ劇団の眞山直則・今井佐知子・吉村祐樹・橘義が、連日熱のこもった稽古が行われる学校まで出向き、一生に一度しかない高校生活最後の舞台の指導・サポートを行いました。

HP管理:安積


「夜のキリン」稽古開始

2008年06月20日 | ピッコロ劇団
6月20日(金)
ピッコロ劇団オフシアターVol.20「夜のキリン」の稽古が始まりました。
どの登場人物も誰かを思い、誰かに思われ、思うが故にボタンをかけ違える…
一人一人の人生が優しく細やかに描かれていて、読んでいるだけでもどの役にも感情移入してしまいます。
稽古場から事務所に戻ると、作者のしゅう史奈さんから、メッセージが届いていました。

上演時には東京から来て下さるそうです。


【上演によせて】  しゅう史奈 (海市工房)

よく言われること・・・
「あなたの作品はなんだか懐かしい」
えっ?どうして?

一期生でピッコロ演劇学校に入った時、初めて青いレオタードを着ました。
苦手なダンス、ドキドキのエチュード。
広い楽屋でくつろぎ、錚々たる先生に学べる事を、当たり前のように思っていた日々。

あの頃は、早く飛び立ちたくて、遙かな東京ばかり夢見ていたのに、
創作をするようになった私から溢れ出たのは故郷の言葉、街、人々の姿でした。
私に「子供」というあだ名をつけた先生、もじもじしていたレオタード、
初舞台の緊張、劇場への道でカエルがげろげろ鳴いていた事も、
すべてが作品の源になるなんて誰に想像できたでしょう。

「夜のキリン」は愛についての物語です。
私の作品が懐かしいとすれば、
それは故郷の街に、人に、大きく抱かれ、愛に包まれてきたからです。
「夜のキリン」が、縁ある【ピッコロ劇団】によって上演される事を、
嬉しく誇りに思います。

制作:田房

小学校の社会見学

2008年06月18日 | 劇場の話題

今日は、ピッコロシアターのお隣の上坂部小学校2年生155名が社会見学に来ました。


 
大ホールの舞台上にはピッコロ劇団が公演中の「一軒の家・一本の樹・一人の息子」の舞台セットが組んであり、客席に入った子供達から歓声が。
宇宙船に見立てたミラーボールが回ると今度は大歓声が。


質問コーナーでは、
「電柱は何で出来てるんですか?」
「黒い機械は何ですか?」(照明機材)などなど、新鮮な質問がたくさん飛び出しました。


これから、「子どもと楽しむ狂言会」やピッコロ劇団の「飛んで孫悟空」もあります。
またピッコロシアターに遊びに来て下さいね。
 
広報☆古川


新人劇団員、ラジオでデビュー

2008年06月16日 | テレビ・ラジオ情報
毎週月曜日のお昼、ピッコロ劇団員がパーソナリティーをつとめる「今井と山田。」

6月16日の放送では、ゲストコーナー「今週のおともだち」に、新人劇団員の高嶋好美と濱崎大介が出演。

劇団入団までの自己紹介から、お互いの第一印象、入団後初舞台となる「夜のキリン」に向けての抱負などを語りました。

番組担当:安積

サポートクラブ交流会

2008年06月14日 | 劇場の話題
今日は、「一軒の家・一本の樹・一人の息子」の終演後、大ホール1階ホワイエにて、兵庫県立ピッコロ劇団後援会<ピッコロサポートクラブ>の総会と交流会を行いました。

会員の皆様や、当日観劇されたお客様もたくさん参加してくださり、演出の佐野剛、出演者の森好文や森万紀からごあいさつの後、出演していない他の劇団員も加わり、後半は大ビンゴゲーム大会に。


大いに盛り上がり、楽しいひとときとなりました。

いつも支えてくださるサポートクラブの会員の皆様と直接お話できる貴重な機会。
劇団員にも大いに励みになったようです。

広報☆古川

「一軒の家・一本の樹・一人の息子」 初日

2008年06月13日 | ピッコロ劇団
いよいよピッコロ劇団公演が始まりました。
今日は、百合学院の生徒さんや大阪の看護師さん達がたくさん観にきてくださり、
華やかな雰囲気の中、幕を開けました。

客席には若い人達のクスクス笑い声があったり、
年配の方のアンケートには「身につまされて辛くなるくらい」という感想があったり・・・。

別役作品の可笑しさと、不思議さと、奥深さがつまった、一筋縄ではいかない、、まさに名作です。
他のジャンルでは絶対に味わえないこの感覚を、ぜひ生で体験してください! 

18日まで上演中。16日(月)は休館。

高校教諭佐藤です。 5月のまとめ

2008年06月08日 | 劇場の話題

ホームページをご覧の皆様、ひと月ぶりにお目にかかります、高校教諭佐藤です。

 

仕事振りはまだまだですが、4月当初の「次は何をしたらいいの!?」という状態もなくなり、無理なくできることから職員の皆さんのお手伝いをさせてもらってます。

 

私の普段の居場所は事務所受付側の一番奥なのですが、実はここ、劇場入口~楽屋への人の動きが一番良く見える場所でもあります。

日本舞踊の発表会であれば和装のご婦人方、バレエの発表会では若きバレリーナたち、といった具合に出演者・スタッフの方々が賑やかに行き交います。(チアリーダーがいっぱい、という日もあったっけ)

 

5月は「桂ざこば独演会」の時に、噺家さんの普段着姿を見て「うわぁ、今風や~」と妙に感心したり(いつも着物のわけがない…)、「あらしのよるに」の時には、里帰り公演を果たされた冠野智美さんと演劇学校生当時を知る職員の方々との暖かい交流が見られて、こちらまで暖かい気持ちになりました。

 

さて、その事務所前、今どんなことが起こっているかというと…

 

「毎日引越し」!…いや、本当は毎日ってわけではないんですけど、ベンチ、電信柱(別役実作品にはつきもの、ですね)などにまじって、冷蔵庫などの家具類がピッコロ劇団の劇団員さんたちの手によって運ばれてきては、また運び出されていく、という光景がくり返されています。

 

これ、13日に初日を迎えますピッコロ劇団公演「一軒の家、一本の樹、一人の息子」の舞台稽古の準備と片付けの様子です。

 

ピッコロ劇団は劇場向いの別館内に専用稽古場を持っているのですが、劇場は普段一般のお客様の創造活動にお貸ししています(上記日本舞踊・バレエ・演劇など)。

 

そのため、ピッコロ劇団は、一般のお客様のご利用の合い間を縫うようにして、「引越し」をして稽古を重ねているのです。

 

「そんな大変なことせんでも、自分とこのホームなんやから、置きっぱなしにしとけばええんちゃうの?」「代わりのもので済ませば?」「本番直前まで稽古場でええやん」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、上演の行われる場での稽古を大事にして、そこを作品世界の空気でいっぱいにするために面倒でもこうした努力が積み重ねられているのですね。

 

また、家財道具を抱えて路頭に迷う主人公の「男1」の気持ちを皆で追体験しているのかもしれません…

 

さぁ、間もなく初日です。その“空気”に身を浸しに、ぜひ劇場へお運びください。