ピッコロ劇団第34回公演「Not About Nightingales -C監房棟の男たち-」
今日からピッコロシアター大ホールに移っての準備に入ります。
1ヶ月お世話になった稽古場での最終稽古を夕方までで切り上げ、午後6時から照明機材の搬入が始まりました。
大ホールの舞台がどんな風に変わっていくのか、ワクワク。
初日は今週金曜日からです。
様変わりした大ホールの舞台をぜひナマで確かめてみてください。
ところで、前回の稽古場日記の写真が「古びた引き出し」だったのを覚えていらっしゃいますか?
日記の内容とどう関係があるのか疑問に思った方もおられたかも。
今回の舞台小道具の1つなんです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、傷や、色の焼け具合など使いこんだ感じのこの風合い。いざ探すとなると、なかなか見つからないものなのです。
舞台の小道具は、過去の公演で使ったものに色をぬったり、加工して作り直したり、小道具専門の会社から借りたりすることが多いのですが、今回のこの引き出し(書類棚)はイメージに合うものをどうしても見つけられなかったところ、劇団員スタッフ(角朝子)が神戸の雑貨屋さんの店頭でめぐり合いました。交渉の末、お店(Likelike=神戸市中央区)のご好意でお借りすることができました。感謝。
制作:大段