2023年4月7日(金)・8日(土)・9日(日)、ピッコロシアター 中ホールにおきまして
伊地知克介=作 岡田 力(ピッコロ劇団)=演出
ピッコロ劇団オフシアターVol.39『バックネット委員会』 全5回公演を上演いたしました。
ご来場いただいた皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました!
作者 伊地知克介さんと一緒に!
2023年4月7日(金)・8日(土)・9日(日)、ピッコロシアター 中ホールにおきまして
伊地知克介=作 岡田 力(ピッコロ劇団)=演出
ピッコロ劇団オフシアターVol.39『バックネット委員会』 全5回公演を上演いたしました。
ご来場いただいた皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました!
作者 伊地知克介さんと一緒に!
2023年3月11日(土)
恒例の、ピッコロ寄席「子どもと楽しむ落語会」を開催しました。
前半は、桂吉弥さんのご挨拶に始まり、
桂弥っこさんの「ん廻し」の後、
落語についての解説と、
普段は下座(げざ)で演奏されているお囃子を、
舞台上で演奏する趣向。
中入りをはさんで、
桂吉の丞さんが「胴斬り」を、桂吉弥さんが「隣の桜」を披露されました。
アンケートには、
「雪のとき、雨のとき、いろいろな音が楽器でできてすごいなと思いました。」(小2)
「ほんとうに人物がいるみたいでそうぞうしやすかった。また見たいです。」(小4)
「たくさん人が出てきたことが落語家さんが一人でしゃべるだけで分かった。怪人百面相みたい。」(小6)
「難しい言葉もありますが、意味を想像しながら聴いていて子どもにとって言葉の勉強にもなる。」(一般)
「ゲームやYouTube好きの孫が、飽きずに楽しんでいました。やはり生のステージはいいですね。」(一般)
などなど、多くの感想が寄せられました。
ご来場ありがとうございました。
来年も3月に開催を予定しております。大人も子どもも、皆で一緒に楽しみましょう~。
(業務部:田房)
兵庫県立ピッコロ劇団第75回公演 ピッコロシアタープロデュース「三文オペラ」
作=ブレヒト(谷川道子訳 光文社) 台本・演出=松本 修(MODE)
2023年2月17日(金)~19日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでの全5ステージが閉幕しました。
舞台写真と、18日(土)に行ったアフタートークの写真をご披露します。
皆様、ご来場ありがとうございました。
2022年9月30日(金)晴天
ピッコロシアター中ホールにおいて
シアタースタートを開催しました。
10年目にお迎えしたのは、
大阪を中心に全国で活動されている、
民族芸能アンサンブル若駒の皆さん。
作品は、乳幼児向け作品のパイオニア:つげくわえさん作・演出による
「はるなつあきふゆ あそぼあそぼ」です。
生の和楽器も心地よく、
わらべ歌も耳に優しく。
ねこちゃんとねずみちゃんが、
四季の移ろいの中で、
仲良くなっていくおはなし。
小さなお客様も、皆さん、楽しんでいただけたようです。
来年2023年は、9月15日に、くわえ・ぱぺっとステージの新作上演を予定しています。
お楽しみに!
業務部 田房
2022/9/3(土)
ピッコロシアター鑑賞劇場
「生演奏で紙芝居 グッドガールシンシア」を上演しました。
昨年6月の初演から、さらにブラッシュアップ!
演奏と朗読の息もますます合って、
お子さまも紙芝居に引きこまれていた様子。
2部のミニコンサートでは、
馴染みのある曲の数々に、
お客様が手拍子足拍子で参加する曲も含まれ、
会場一体となって盛り上がりました。
終演後は、
シンシアの“パパ”木村佳友さん、“ママ”木村美智子さん、現在の介助犬デイジーちゃんと、
出演者の川端裕美さん、大竹秀晃さん、ピッコロ劇団員の吉江麻樹で、記念撮影しました。
2022年8月6日(土)・7日(日)、ピッコロシアター 大ホールにおきまして
別役 実=作 平井久美子(ピッコロ劇団)=演出 橋本 剛=音楽
ピッコロ劇団ファミリー劇場『飛んで 孫悟空』 全4回公演を上演いたしました。
ご来場いただいた皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました!
また、8月6日(土)11時の回では、聴こえない方、聴こえづらい方にも楽しんでいただけるよう
日本語字幕付き公演も実施。
<撮影=森口ミツル>
また、12月24日(土)・25日(日)には、同演目を兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで上演いたします。
視覚に障害のある方の鑑賞をサポートする音声ガイド付き公演も実施予定です。
ぜひご来場ください。お待ちしております!(チケット予約開始は11月上旬予定)
2022年6月9日(木)15:00から
ピッコロシアター文化セミナー<101>
俳優・松竹新喜劇代表 渋谷天外さんに聞く『上方喜劇の魅力』を開催しました
最前列は閉じたものの 2列目以降は1席空けでない客席
平日昼間の開催にも関わらず 最後列まで 多くのお客様にお越しいただけました
天外さんは ユーモアを交えながら
お父様である先代の天外さんや 藤山寛美さんとの思い出を
貴重なお写真と共に語られました
また 劇団の未来のこと 若い俳優さん方への 厳しくも優しいお言葉も印象的でした
聞き手は 産経新聞文化部:亀岡典子さん
広く取材してこられた経験を活かし
時に脱線しそうになる天外さんのあふれるお話を
楽しくまとめてくださいました
ご来場の皆々様 ありがとうございました
業務部 田房
2022年4月1日付で、兵庫県立ピッコロ劇団に新劇団員が入団しました。
左から
中島深志(なかじまふかし/文芸演出部)
木下鮎美(きのしたあゆみ/俳優部)
岡島大祐(おかじまだいすけ/俳優部)です。
新劇団員をあたたかく応援いただきますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
2022年3月31日付で、大段満里子(文芸演出部)、金田萌果(俳優部)、田渕詩乃(俳優部)が退団しましたので、お知らせいたします。
2022年2月20日(日)『脚気にしやがれ!~近代日本最悪の病「脚気」奮闘記~』兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール 全5公演を上演いたしました。
ご来場いただいた皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
撮影:森口ミツル
〈ご来場者様のご感想〉
かつて未知の病であった「脚気」への対応の歴史は、コロナ禍への対応を迫られている現代の私達の苦悩ともリンクし共感ができるだけでなく、興味もわく素晴らしいテーマだった。またコメディ要素も含まれていた事も個人的にはとても好感がもてる。少しコメディ要素を入れたストレートプレイが今後も観たいと思いました。(兵庫県 40~50代)
舞台装置がとても好みだった。まず視界に入る時代感と大きさ、そして作中で椅子が仕舞われたり柱の間からベッド等が出てくる時にいい意味で視界に綺麗に入るようになっていて、でもそれがギミック風に見えて楽しかった。風刺も聞いていたし、人物のもどかしさや考えが観客も落とし込めたのでのめり込んだ。最後の発見は自分も思わずおおーと言ってしまいそうだった。(兵庫県 10代)
「脚気にしやがれ」よかったです。帰ってから小学4年の息子と「林太郎はかわいそうやったな」「でも、やっぱり麦飯を推進せなあかんわ」等など、話がはずみました。観劇しなければ脚気について、何も知らずに人生過ごすところでした。教科書で数行の話題に、こんなに多くのドラマがあるなんて、本当に勉強になりました。息子は「石黒は『スパカ~ン』って言ってた人や…。あの人はロバや…」と劇も俳優さんも楽しんでいるようでした。アコーディオンも心にしみました。ありがとうございました!(兵庫県 40~50代)
結果的に脚気の死者を増やしてしまった石黒や捨松の選択のように、麦飯派と守ったものは違うものの、個人が「社会」の中でいかに立ち回るか、という生き様が描かれていたのが印象的でした。脚気の歴史も、ひとりの英雄が全てを解決したのではなく、個々の人間の主張が波のように重なって形作られていったということを、群像劇という形を通して見ることができました。物語を味わいながら、現在をより深く見つめ直すことができるお芝居で、拝見できてよかったです。ありがとうございました。(大阪府 20~30代)
尼崎で生まれて育ったのに、今までピッコロ劇団に触れることがなかったけど、今回出会えて人生得した気分です!ありがとうございました!「脚気にしやがれ!」はとても難しいテーマでしたが、今のコロナと重ねてみることでとても深く考えさせられました。森鴎外は学生時代あまり興味を持つことはなかったのですが、今回新しい発見がいくつもあり、時間があっという間に過ぎていました。これから沢山の作品に出会えると思うと、楽しみで仕方がありません!(兵庫県 40~50代)
とてもおもしろかったです。時間の交錯が舞台の上で照明、音響、お芝居によって行われているにも関わらず展開についていけなくなる場面が全くなく、舞台に関わる方々の技術力を感じました。物語自体も、くすっと笑えてほろっと泣けて、知識にもなって、本当に素晴らしかったです。脚気について、森鴎外の文豪として以外の人生についても、知らなかったんだなと思いました。三坂さんのお芝居大好きです!(兵庫県 20~30代)
吉村祐樹さんの患者さんの熱演に涙がこぼれました。後だしジャンケンの立場にある我々がこの脚気奮闘記に対して偉そうなことは確かに言えませんが、今のコロナ禍について、ますます深く考えるきっかけになりました。平井久美子さんの着物の着こなし、亀井妙子さんの八重さんのしっかりしたセリフ、楠見薫さんの自害をせまるシーンのうまさ、堀江勇気さんのハンサムさ、そして三坂さんのスカパンの上をいく芝居、(三坂さんってなんでもできるんですね、さすが賞を頂くだけあるわー)色々感心しました。小雪まう寒い日でしたが、見に行ってよかったです。(兵庫県 40~50代)