ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

あつまれ!ピッコロひろば

2007年06月24日 | ピッコロ劇団
今日は、朝10時30分から、三木市志染町公民館で、「あつまれ!ピッコロひろば」を実施しました。
これは、豊かな表現力や感受性などを育むため、演劇的手法を使った遊びやゲームなどを、小学生の子どもたちに体験してもらうワークショップです。

今回指導にうかがった劇団員は、亀井妙子、森万紀、穂積幸良、山田裕、広瀬綾子の5人。
三木おやこ劇場さんとの共催で実施したのですが、おやこ劇場会員以外の子どもたちもたくさん集まってくれて、「氷鬼」や「変身だるまさん」といったゲームであっという間の楽しい1時間30分を過ごしました。

ピッコロ劇団では、この「あつまれ!ピッコロひろば」を今年度も県内外各地で実施したいと考えています。

地域の公立文化施設や文化団体、小学校等、ともに主催していただける方を現在募集中です。

お気軽にピッコロシアターまでお問い合わせください。

劇団担当:田窪

演劇科卒業公演

2007年06月23日 | 劇場の話題
今日は毎年恒例の、兵庫県立宝塚北高等学校演劇科の卒業公演がありました。
大ホールは、生徒や卒業生やご家族やお友達で熱気ムンムン。

開幕すると、客席より更に熱いステージが。
とにかくよく稽古をしていて、力いっぱいの舞台。

終演後は、全員で舞台のバラシ。
これも授業の一環。
最後まで元気に片付ける姿は清々しい。

先生方や関係の皆様もお疲れ様でした。

なお、今回の指導にはこの演劇科長である演劇学校講師の秋津シズ子氏のもと、ピッコロ劇団からも文芸演出部の眞山直則を中心に、今井佐知子、橘 義、吉村祐樹も参加しております。

広報:古川

職業人に聞く

2007年06月22日 | ピッコロ劇団
ピッコロ劇団では公演以外にも演劇指導などに積極的に行っていますが、今日は県立武庫総合高等学校の「職業人に聞く」という授業の一環として、劇団員の亀井妙子が「演劇をやりたい人へ」と言うテーマで授業を行いました。

亀井自身の体験談や演劇を仕事にしようとしたきっかけ、演劇学校や劇団で学んだことなど、単に「演劇をやりたい」人だけでなく、演劇を通じて学ぶことや人の立場を思いやる心の話など、21人の生徒たちも熱心に聞き入っておりました。

HP管理:安積

アフタートークショー

2007年06月16日 | ピッコロ劇団
今日は、「場所と思い出」17時公演の終演後、アフタートークショーを行いました。

写真は、左から進行役の劇団部・田房。
劇団員の和田友紀、木全晶子、安達朋子、別役実さん、松本修さん、孫高宏、福島栄一、森好文の面々。

東京とピッコロとのお客様の反応の違いについて、別役さんは「東京よりこちらの方が反応が柔らかな気がするね。」と。
松本さんは「客席全員が同じところでドッと笑うより、今日の客席のように、世代間でそれぞれ違うポイントでクスクス笑う反応が僕は好きですね。」と話されました。

その他、東京公演での評判や、舞台美術からの別役ワールドの魅力、稽古場や舞台上での苦労話しなど話題は多岐にわたり・・・、約40分間なごやかなトークショーとなりました。

多くのお客様が最後まで熱心にお聞きくださいました。
ありがとうございました。
  
公演は、明日17日(日)14時と19日(火)14時の残すところ後2回。
舞台も絶好調です。どうぞ、お見逃しなく!

広報:古川

「トライやる・ウィーク」の感想

2007年06月15日 | 劇場の話題
今回「トライやる・ウィーク」で参加した尼崎市立日新中学校の政延さんは、記念にきれいな絵を描いてくれました。

そしてもう一人瀬戸川君はこの5日間の感想を書いてくれました。

「トライやる・ウィーク」の五日間(月曜日は学校)ピッコロシアターの仕事はしんどすぎる仕事は無かったし、特別簡単な仕事があるわけでもなかった。

実際の仕事は、地味でも重要な仕事が多くて、失敗をしないように注意を払って仕事に取り組んでいきました。

14日の水曜日、調光室や音響室など、普段行けないような所に行ったときは、どんな事をして光や音などを調整しているのかなども教えてもらった。

こういった普段行けないところに行った時はとても楽しかったし、嬉しくもありました。

別役実さんの作品「場所と思い出」を見れなかったのは残念でした。

演劇ワークショップ

2007年06月14日 | 劇場の話題
今週のトライやるウィークは、尼崎市立日新中学から2年生2人を受け入れています。

今日は、ピッコロ劇団員による演劇ワークショップの日。

文芸演出部の島守辰明を中心に、岡田力、中川義文、江口愛の指導で、1時間30分程度、小ホールで行いました。

これは、輪になってリレー方式で自由に物語をつないでゆくゲーム。
二人ともなかなか独創的で面白いストーリーを展開していて、劇団員も爆笑!

演劇って難しくない! 自由で楽しいことが少しでもわかってもらえたかな。

広報:古川

小学3年生

2007年06月12日 | 劇場の話題
今日は、尼崎市立上坂部小学校から3年生30名が劇場見学に来ました。

上坂部小学校はピッコロシアターのお隣にあります。劇場の前が通学路。
よくピッコロにも寄り道してくれます(笑)
・・・転んでケガをしたとか、「おトイレ貸してください」とか。

さて、大ホールの客席で舞台や劇場の説明を受けて、いざ舞台上へ。

「場所と思い出」の舞台セットが組んであるので、セットの階段を上がってみたり、照明機材を持ち上げてみたり。キョロキョロ。

「どの仕事が一番大変ですか?」という直球の質問に、ナビゲーター役の尾西課員も絶句。

「どの仕事も大変やし、でもみんなに喜んでもらえたら楽しいよ」と。
そう! まさに劇場の仕事はそうなのです。

夏休みは、ピッコロ劇団のファミリー劇場もありますよ♪

また、遊びに来て!!

HP管理:安積

松本修さん

2007年06月10日 | ピッコロ劇団
「場所と思い出」仕込み2日目。
舞台全面には砂が敷きつめられ、ベンチとバス亭。
別役ワールドのモチーフ達も勢ぞろいし、夕方から通し稽古を行いました。

稽古終了直後、演出の松本修さんを直撃。お話をうかがいました。

Q:東京・俳優座劇場で上演し、いよいよピッコロ公演です。
  更に稽古を重ねて、今日の通し稽古の手応えは?

松本
「東京から少し時間を空けられたのが、かえって良かったと思う。
台本を読み直したり、新しい発見があったり、新鮮に迎えられる。
本番までまだ3日あるから、もっとテンポが出てきて良くなるよ。」
    
Q:舞台美術も美しいですね。ピッコロの空間にバッチリ合っています。

松本
「うん。広い空間の中に、切り取ったようなエリアがぽっかり浮かび上がって、それが、より広がりを感じさせるセットなんだよね。」

Q:俳優座劇場からどれだけ飛躍できるか。ワクワクします。

松本
「僕、飽き性だし、同じ芝居したくないし、どんどん変えてゆく。東京公演から更に高いところ目指してるからね。
別役作品はこれまで色々なところで上演されてきたけど、今回は、文学座とも木山事務所とも、どことも違うテイストになっていると思う。
30年前の作品だけどちっとも古びてない、新鮮な魅力がある。
だからよりシアトリカルに照明や演技も、ビジュアル的な演出をしてます。」

Q:最後に一言。
松本
「とにかく客席に来てください!!」
    
と力強い言葉で締めくくられました。

公演は、6月13日(水)~19日(火)※18日休館。
前売券ご予約受付中です。当日券も発売します。
松本さんも言われたとおり、どこにもない舞台を創っています。
絶対お見逃しなく!!

広報:古川

放送情報

2007年06月09日 | テレビ・ラジオ情報

今朝から「場所と思い出」の舞台仕込みが始まりました。

今回は、客席までの舞台が飛び出した、いわゆる“張り出し舞台”になっています。

東京でも絶賛された舞台美術も今回の作品の見どころです!

 

 さて、午後からは、劇団員の孫高宏と一緒に神戸市長田区の〈FMわいわい〉へ。

「KOBEスクランブル」という情報番組に生出演して、公演のPRを。

画像は孫高宏とディレクターの金千秋さんです。

FMわいわいのホームページ

 

 その他、「場所と思い出」関係の出演情報です。

 

 ■NHK神戸放送 「ニュースKOBE発」

  放映日:6月12日(火)18:10~19:00

  内 容:別役さんインタビュー、稽古風景など

 

 ■ラジオ関西「谷五郎のラジ関アフターヌーン」

 放送日:6月14日(木)13:00~17:30  

 出 演:木全晶子

 

 ■NHK大阪放送 ラジオ「関西ラジオワイド」

 放送日:6月18日(月)16:05~18:00

 コーナー:旬の人、時の人インタビュー

 出 演:孫高宏

 

現在放映中のもの。

■ベイ・コミュニケーションズ(阪神ケーブルTV)「ねっとわーく阪神」 

 放映日:6月4日(月)~10日(日)一日数回放映あり

 出 演:孫高宏

 内 容:別役さんインタビュー、稽古風景等

 

皆様、ぜひチャンネルを合わせてみてください。

 

広報・古川


劇団員VS中学生

2007年06月07日 | 劇場の話題

今週は、「トライやるウィーク」期間です。
当劇場でも、尼崎市立南武庫之荘中学から生徒2名を受け入れています。


 
今日はピッコロ劇団員が指導して、演劇の手法を使ったゲームや身体訓練を体験してもらいました。


 
これは、ゲームを通して相手をよく見ることや、信頼関係やコミュニケーションを図っていく訓練になります。
(劇団員は、左から岡田力、島守辰明、大段麻里子、穂積幸良)
 
 
以下は、体験した生徒の感想です。
 
「運動するのは苦手だったけど、皆でやればとっても楽しかったです。
相手を信じる事の大切さや、広く世界を見る楽しさが、よくわかりました。」         (松川)
 


「今日は、劇団員の方々と楽しくゲームをさせて頂きました。
そのゲームの中で、『相手の目を見て話す事』『相手をきちんと信頼すること』
この二つを教えて頂きました。」   (木本)
 


広報・古川