ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

開催ご報告 ピッコロ室内楽サロン<179>Duo Luce Piano Concert vol.2

2019年07月24日 | 劇場の話題

ピッコロ室内楽サロン〈179〉Duo Luce Piano Concert vol.2 を開催しました。

バロックから現代音楽までの時代を、連弾の幅広い音域と豊かな音色で奏でました。

 次回ピッコロ室内楽サロンは9月14日(土)。

サックスとピアノによるアンサンブル 塙美里&水垣直子デュオリサイタル~時代を翔ける~驚くべき求心力、巧まざる多彩さをお届けします。

詳細 http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/event/detail/?id=275

どうぞお楽しみに。

 

 


やってみようプロジェクト『にほんごであそぼう』を開催しました

2019年07月23日 | ピッコロ劇団

7月21日、「やってみようプロジェクト『にほんごであそぼう』」を小野市うるおい交流館エクラで開催しました。

このプロジェクトは文化庁・日本劇団協議会が主催し、ピッコロ劇団・小野市うるおい交流館エクラ・小野市国際交流協会が協働して、小野市在住の外国人の方を対象に、コミュニケーションワークショップを7~9月に計4回開催するものです。

日本語を使ったゲームや表現活動を楽しく体験してもらうことで、外国人を含んだ地域コミュニティづくりを促進し、日本人と外国人がお互いに理解し合い、いきいきと共生する地域社会の実現をめざしています。

 

今回はその第一回目。劇団員の本田千恵子、亀井妙子、菅原ゆうきが講師としておじゃましました。

小野市在住の外国人の方と、地域の日本人の皆さん、あわせて40名以上の方に参加していただきました。

まずは自己紹介からスタート!名前と出身、「好きな日本語のことば」を話してもらいます。

じゃんけんゲームなどのあとは、日本語のことばを、体をつかって表現したり・・・

「だるまさんがころんだ」は特別バージョン。

ストップするタイミングで「2人で1匹の猫をつくる」「3人で1つの時計をつくる」など、お題が出されます。

下の写真は、全員で「かいじゅう」を表現しているところ。

日本語と、全身をつかって、あっという間に2時間が経ち・・・

最後はおひとりずつ感想を話してもらい、記念撮影を行いました。

たくさんの笑顔にあふれた時間となりました。

ご参加いただいた皆さんありがとうございました!

 


【出演者募集中】ピッコロ劇団「歌うシンデレラ」

2019年07月21日 | ピッコロ劇団

12/21(土)・22(日)に、兵庫県立芸術文化センターで上演する「歌うシンデレラ」の出演者(小2~中3)を募集中!!

楽しい歌やダンスでピッコロ劇団員と一緒に舞台に立ってみませんか?

たくさんの皆様からのご応募お待ちしております~♪

(写真は2018年「さらばドラキュラ」より、撮影:森口ミツル)

詳細→http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/event/detail/?id=269



インターンシップ生レポート

2019年07月21日 | 劇場の話題

去る6月25日から7月12日まで、神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部から、中国からの留学生3名を受け入れました。インターンシップ生の感想をご紹介いたします。

「ピッコロシアターで本当にたくさん勉強になりました。作業する時にチームワークの大切さや専門的な舞台芸術についてたくさん知識を教えていただきました。また、ピッコロシアターは公営劇場として営利を目的としないで、障害のある方々にもいろいろなサポートを提供していることが感動しました。私は日本の文化や芸術などに興味がありますが、まだ自身の知識が足りず、知識を豊かにするために本当にいい経験になったと思います。学校では学べない多くのことを学びました。職員さんとコミュニケーションを取ったり、話を聞いたり、日本文化の新しい知識もできました。3週間のインターンシップは本当に楽しかったです。みんなに大変お世話になりました。ありがとうございます。」リン・セツエイ(中肉)

 

「ピッコロシアターの3週間を通し、劇場の仕事から専門機器の知識、舞台芸術の稽古まで見学し、いろいろ知識を吸収しました。その中で印象に残ったのは『歌うシンデレラ』というピッコロ劇団の稽古の一部です。体の姿勢、表情、強く出すセリフなどの細かい所は、全神経を表すもので何回もやり直す様子を見ました。プロの世界に共通する点を認識しました。舞台は、劇だけでなくオペラ・日本の伝統芸能も鑑賞しました。お世話になりました。3週間ありがとうございました!」オウ・ロ(中国)

 

「ピッコロシアターに来て3週間が経ちました。時間はあっという間に経ち、日々、楽しかったです。一番おもしろかったのは、照明設備でいろいろ遊んだ時です。加法混色、減法混色などの原理が含まれていてきれいなスクリーンの背景色になっていることから『すごいな』と感じました。また、実際に目の前で見る演劇の練習を見て、演劇のすばらしさと演じる時の楽しさを感じられることができました。3週間、ありがとうございました」キン・ユウ(中国)


【受講生募集中】ピッコロ狂言教室「ちゃっと!狂言」

2019年07月15日 | 劇場の話題

 毎夏、リピーター続出の狂言教室「ちゃっと!狂言」を今年も開催いたします!

狂言に興味のある方、舞台芸術に触れてみたい方…

様々な世代の方と交流しながら、一緒に狂言づくしの4日間を楽しみませんか?

 

講師は大蔵流狂言方の狂言師、善竹隆司さんをはじめとするプロの狂言師の方々。

7/25(木)~28(日)の4日間で狂言を学び、最終日には舞台上で発表会を行います。

 

今回取り上げる演目は「以呂波(いろは)」と「柿山伏(かきやまぶし)」。

「柿山伏」は当教室では初めて取り上げる演目です!

 

小学4年生以上であればだれでも参加ができます。

舞台経験のない方でももちろんOKです!

 

申し込み締切は7/24(水)まで。

来館・電話・FAX・郵送などで受け付けています。

詳しくはピッコロシアターまでお気軽にお問い合わせください。

 

TEL:06-6426-1940 担当:木屋村(きやむら)


兵劇協50周年記念合同公演『大正七年の長い夏』に中川義文が出演

2019年07月15日 | ピッコロ劇団

兵庫県劇団協議会(兵劇協)50周年記念合同公演『大正七年の長い夏』に、ピッコロ劇団からは中川義文が出演します。兵劇協加盟劇団、個人加盟者、オーディションによる俳優陣と、総勢50名を超える出演者による熱気あふれる群集劇です。

舞台は大正7年の神戸。第一次世界大戦が引き起こした爆発的な好景気と、それに伴う激しい物価高騰に翻弄され、ついに暴発する大衆の姿が、同じ時代を扱ったピッコロ劇団『お家さん』とはまた別の角度から描かれます。

演出の岸本敏朗さんを中心に稽古も熱く進行中です。

 

ピッコロ劇団ファミリー劇場『歌うシンデレラ』と一部重なる日程ですが、ぜひあわせてご観劇ください!

 

兵庫県劇団協議会50周年記念合同公演『大正七年の長い夏』

原作=武田芳一  脚色=小田和夫・桜井敏  演出=岸本敏朗

8月2日(金)14:00/18:30

  3日(土)14:00/18:30

  4日(日)14:00

神戸アートビレッジセンター

〈全席自由・要予約〉

一般  前売3,000円 当日3,500円

中高生 前売2,000円 当日2,500円

 

お問い合わせ・お申し込み

兵庫県立ピッコロ劇団 TEL06-6426-8088


ピッコロ劇団『歌うシンデレラ』字幕付き上演に向けて

2019年07月09日 | ピッコロ劇団

『歌うシンデレラ』では、8月3日(土)11時の回は字幕付きで上演します。聴覚に障害のある方・聴こえづらい方にも舞台を楽しんでいただけるよう、セリフや音の情報を、字幕で表示します。

 

ただいま実施に向け準備中。

まずは技術面での打ち合わせを行いました。

集まったのは、演出家、舞台スタッフ、字幕担当スタッフ、職員、また今回字幕機材をお借りするミチヤシステムズさん。舞台での設置位置を確認し、表示の仕方についてもミチヤシステムズさんからアドバイスをいただきました。

 

演劇公演で、舞台横に字幕を表示するのはピッコロシアター・ピッコロ劇団として初の試みです。

これから上演まで、試行錯誤を重ねていきます。

 

 

また、劇団員と職員で、聴覚障害についての勉強会を行いました。手話を勉強している職員を中心に、障害の特性やコミュニケーションについて学びました。

 

手話のあいさつを実践!

 

 

さまざまな方に一緒に舞台を楽しんでいただけるよう、劇団員・職員一同、公演に向け準備を進めてまいります。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

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兵庫県立ピッコロ劇団ファミリー劇場

『歌うシンデレラ』

作=別役 実 演出=吉村祐樹(ピッコロ劇団) 音楽=谷川賢作

 

【字幕付き上演】

2019年8月3日(土)開演11時

※受付開始10:00 上演時間約90分(予定)

ピッコロシアター大ホール

一般2500円 高校生以下1500円 セット券(一般+高校生以下)3500円

★受付・客席内での手話通訳・筆談対応あり

 

公演情報はこちら

 

字幕付き上演に関するお問合せ・お申込み

ピッコロシアター 担当:古川・村田

TEL06-6426-1940  FAX06-6426-1943

theater@hyogo-arts.or.jp