ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

無用門 

2013年06月14日 | トマソン

 

今まで何度となく通っていたのに気付かなかった「無用門」。まるでプレデターのようなカムフラージュ振りで、完全に見過ごしていたのだ。とここで疑問が。これは本当に出入り口だったのだろうか?形高さからすればそうなのだが、以前の店舗(タバコ屋)がどういう風だったのかは全く覚えてないので100パーセントの確信はない。いずれにしろ何かがあったというのは間違いない。敢えてこのタイルにしたのは、デザイン的なものなのか(嘗てのショーウィンドウに張ってるタイルに合わせ)はたまた単に余ったものを使ったのか、その辺りは不明。それと今気づいたのだが、右側のサッシのような出入り口も固められているように見える。ひょっとすると、相当珍しい無用門並列型(今考えたのだが良い言い方はないか)かもしれない。右側は改めてチェックしませう。

 

 

オマケの「無用門」。これはもう存在までも隠されている。

 

コメント (2)

富士山

2013年06月13日 | Weblog

 

雨が降ったり止んだりの梅雨らしい天気と言えば天気。富士山も小雨模様。世界遺産に登録される前から登山客はすでに増え過ぎ、ゴミ問題もいよいよ看過できないということで、どうやら入山料を徴集する方向に向かってるようだ。試算では5000円取れば今の半分くらいになるらしいが、これは飽くまでも試算。5000円だったら、十分の一くらいになるのではと個人的には思うし、象徴は矢張り遠くから眺めて楽しむのが良いと思う。近付きすぎるとあばたも見えて幻想も維持できないだろうに、何故にそんなに登りたがるのか全く理解できない。

 

 

コメント

修理屋の親父

2013年06月11日 | Weblog

 

近所のスーパーにちょっと買い物に行くといった場合便利なものは自転車で、しかもその場合より機能的なのはママチャリだ。家に一台あるのだが、どうもタイヤの調子が良くなく空気が抜けてしまう。パンクやムシが原因ではなくタイヤの何処かがおかしいのだ。多分そっくり換えれば良いとおもう。というわけで家のママチャリ(二十数年前ジャスコで買ったもの)は、以前も同じことがあったが再び乗れない状態となっている。仕方ないのでロードレーサーで行くことになるのだが、これだと、ちょっと買い物にという気軽さが今一つである。リュックも背負わないといけないし、サンダルと言うわけにもいかないしといろいろそれ用の装備が必要となってくる。どうしても大袈裟な感が拭えない。ならば、さっさと自転車屋に持っていって直してもらえばいいのにと言う話だが、近くの修理もする自転車屋の親父が、どうにも感じが悪く行く気になれないのである。

コメント

雑貨屋な人達

2013年06月10日 | Weblog

 

用がありT君のcafeに行くと、何やら人が溢れていた。文字通り溢れて外まで人がいるのだ。何事かと思ったら、貸切で、ある店のオープン記念をT君のところでやっていたというわけだ。こういう場合、そに集まった人を見るとどういう店かおおよその見当がつくものだ。今回の場合、ナチュラル素材の服を着た30代くらいがその中心だった。明らかに普通の勤め人とは違う雰囲気だ。今時の雑貨店でもやってそうな人に見えたが、後でT君に聞くと、ほぼそういう人達であった。オープンする店は、同じく30代が始める古道具屋ということらしいが、これをアンティーク雑貨屋と言い変えれば完全に今風の店ということになる。いずれにしろ、この辺りでこういう人達が集まってるのを見る機会(クラフトフェアなどでは普通と思うが)はほぼないので、何やら新鮮で珍しい光景と感じた。

コメント

思い込み

2013年06月09日 | Weblog

 

パソコンのキーボードには、埃がたまらないように、溝に合わせたプラスチックの網目状のものがある(正式な名称は何というのか)。今朝パソコンを拭いたとき、それも一緒に取れてしまい、改めて嵌めようとしたら、キーの溝に合わないではないか。左右逆かと変えてみるとそれでも合わない。こんなことがある筈はないと暫く同じようなことを繰り返し、やっと裏表が逆なことに気付いた。以上、思い込み(この場合、裏表が逆な訳ない)というのは真実を見る目を曇らすという話でした。

コメント

パリで逢いましょう 特集

2013年06月08日 | Weblog

 

昨日の「パリで逢いましょう」は、中谷美紀が案内するパリ二時間特集ということで見始めたら、総集編の合間に中谷美紀のパリ案内が挿入されるという、ちょっと新手の詐欺のような作りであった。実際は目先を変えた再放送のようなもので、中谷の部分は30分もなかったろう。しかし、彼女がフランス語をかなり話せるということは分かった。

で、その中谷部分で、デルフト焼きのアンティーク屋が紹介された。本人茶道を嗜む。これに関しては、以前何かの雑誌に彼女が書いた日本の伝統文化に関しての文章を見ていたので(これがタレントとは思えないしっかりした内容)、なるほどと思い見てると、デルフトの茶碗がほしいということであった。嘗て茶道の場で使ったらしく、それがいたく気に入ってパリに来たときに探そうと思ってた、らしい。しかしその店には茶碗はなく、その代わりに店主は、茶筒のように使われた(と本人は言っていたが真偽は不明)四角柱の焼き物を出してきた。個人的には、デルフト焼きだったら伊万里焼の方がずっと良いと思うのだが、その四角柱は殆ど伊万里焼か?というものだった。値段は4000ユーロ。約50万円。中谷美紀にとってはそれほど高いものでもないと思うが、彼女は高いと思ったようだ(表情からすると)。視聴者の99.9パーセントもそう思ったろう。多分、一桁少なければ即買ったと見た。

とまあ、部分ではちょっと面白いところもあったが、全体ではやはり新手の再放送の色が強かった。

 

コメント

庭の初トンボ

2013年06月07日 | 生き物 自然

 

昨日の記事で最後に紹介したのは、庭のブレたシロトホシテントウ(白10星テントウと書くと分かり易い)の写真だが、どうやら同じ木がお気に入りで、毎日ほぼ同じ所から顔を出す。そう言えば去年もこの木だった事を思い出した。それでもう少しまともな写真をと思い、今回はフラッシュを焚いて撮ってみた。元々木陰のやや暗い場所で、しかも葉の裏で大きさ4~5mmという撮る方としては厳しい条件なので、素直にフラッシュを焚いた訳だが、現時点(40-150mmのレンズ)ではこれが精一杯の写真である。しかも、若干ブレ補正も施した。

ところで、そろそろトンボも羽化が始まる頃だ。ビオトープのヤゴはまだその気配がないが、ひょっとしたら気付かないうちに羽化しているかもしれないと羽化殻を捜す。とんでもない所で羽化したり結構見落としがあるものなのだ。そしたら、やはり見つかった。しかも2頭分。鯉の池の脇の死角となる岩の側面と、同じく死角となるタンポポの葉裏だ。但し、これらはビオトープから孵ったものではなく、鯉の池で自然に孵ったものなのだ。鯉の池にはちょっとした浅瀬があり、鯉の口が及ばないように(そうしないと間違いなく食べられる)、10センチx20センチほどの、石で囲った深さ約5センチの水域があるのだ。その部分では毎年ヤゴが発生する。多いときには10頭ほど。そこの2頭が今年も羽化していたわけである。発生するのは、今のところオオシオカラトンボのみである。

 

コメント

春というより初夏の山

2013年06月06日 | 生き物 自然

 

日本代表、すっかり本田がいないと生きないチームになってしまった。良いのか悪いのか。いずれにしろ現オーストラリア相手にこの内容では、コンフェデのブラジル戦、0-3くらいでこてんぱにやられそうだ。特に、ボランチの守備力キック力(ミドルシュートの的確性)は、更なるレベルアップのために絶対必要と感じる。

毎年やらないといけないある場所の草刈をしてきた。斜面が多いので無理な体勢となり、変なところに筋肉痛が残る。草刈機は、最後の最後になって丸歯の中心がずれてグワングワンと唸り出した。振り回したとき、土に突っ込んでそうなったようだ。そしてその後、今年初の定点観察池に行く。池では、クロスジギンヤンマがパトロールしていた。蝶は予想したより少ない。他の虫も同じ。まだ時期的にはちょっと早いのかもしれないが、今年は天気が極端なので、例年とはパターンが違うような気がする。

 

この時期のトンボ、シオヤトンボ

 

イチモンジチョウ

クモガタヒョウモン

 

初めて見る甲虫

 

このところ、カメラのブレが気になる。撮ってる時点で気付いているのだが、今一脇が甘いようでピシッと決まらない。良い例が次のような写真。今年も庭で発見のシロトホシテントウ(庭で発生しているのかもしれない)。

コメント

ゆるキャラ流行り

2013年06月04日 | Weblog

 

ゆるキャラ流行りで、色んな自治体が、二匹目の泥鰌狙いで同じようなものを次から次と発表しているのだが、これだけ多くなると、どれも似たようなもので一つ一つのインパクトもなくなってるのが現状だ。一つ当たると直ぐ真似るというのは、自治体に限ったことではなく、企業も普通にやることだが、どうしても二番煎じの感は否めないし、大体成功しない。

そもそもゆるキャラというのは、狙ってやるものではなかった。作る側は本気でいい(可愛い)ものと思ってたものが、見る側からするとなんだか変と感じ、だが何故か心惹かれるといった類のものだった。一生懸命考えて残念な結果の、その過程を含めたところに哀愁をも感じたのがそもそものゆるキャラに対しての見方だったのが、今は最初からゆるキャラ狙いだ。当初のゆるキャラファンは、今の状況にはある種のあざとさを感じているはずだ。

自治体のゆるキャラに対しては、一過性の人気に過ぎないという一言しかないのだが、その一過性だけでも人気があれば話題になれば良しというのが自治体の一般的なスタンスで、例えば、連続テレビ小説或いは大河ドラマの舞台になるというのも同じく一過性なのだが、各自治体ににとっては物凄く大きな魅力であるのだ。

コメント

エリゼ宮のワイン

2013年06月03日 | 食べ物

 

新聞に、エリゼ宮(日本で言えば迎賓館)の所有のワインを競売にかけるというニュースが載っていた。財政引き締めの一環と言うことらしい。「エリゼ宮の食卓」という本にその所有ワインの内容など詳しく書かれていたが、相当なワインコレクションであることは間違いない。新聞の写真にはペトリュス(年代は1990年頃だったか?)が写っていた。縁のない我々としては、唯々高そうと声を上げるだけである。

エリゼ宮では、出されるワインの銘柄が招待する客の格を表していて、誰が来るのか分からなくても、ワインを見れば客の重要性(フランス政府から見ての)が分かるようになっているらしいが、招待された日本の首相などは、その辺りのことは、多分、全く分らなかったであろう。

コメント

テントウムシの羽化

2013年06月02日 | 生き物 自然

 

今年もナミテントウ(テントウムシ)が発生したことはこの前書いたが、今朝見ると、蛹化(さなぎ)したうちの一つが早くも羽化していた。その場所と言うのがちょっと危うい所で、それは鯉の池の浅瀬に置いた石の側面だったのだ。周りは水で、何故そこで蛹になったのだ、と思うようなところなのだ。雨が降ればもろ当たる所だし、湿気も多く蛹には適した場所ではないと思っていた。しかもそこにたどり着くには泳がないと行けない。水に落ちた幼虫がたまたま辿りつき、しかも餌を食べる段階は過ぎていて、後は蛹化するのみの状態だったという偶然が重なった結果なのだと思うが、そんなテントウムシが羽化していたものだから、ちょっと嬉しかった。羽化直後はこのように黄色一色だが、暫くすると模様が浮かび上がる。そして天に向かって飛んでいくのだ。それにしてもこのナミテントウムシの羽化は他に比べると早かった。ここより以前に蛹化したものは未だ蛹の状態だ。こんな環境だと羽化も早まるのだろうか。

コメント

フィリップ.グラス

2013年06月01日 | 音楽

 

今朝、FMから聞き覚えのある曲が流れてきた。イントロを聴いた時点ででムムッとなった。ポピュラーなものであればそういう反応はないが、滅多にかからなくて自分の好きなものの場合は即反応である。その曲と言うのは、「オープン ザ キングダム」というもの。フィリップ.グラスのアルバム「SONGS FROM LIQUID DAYS」に収められている曲だ。歌ってるのはダグラス.ペリーというクラシック畑の人。今でもこのアルバムは聴く。そのくらい好きなのだが、一体どれほどの人がこのアルバムの存在を知ってるのかと思うことはある。さし当たって、今まで周りで知ってる人には出会ってない。そんな曲がかかると、例えば、海外で自分の田舎と出身が同じ人に出会うくらいに嬉しくなる。音楽関係では、BSの「世界ふれあい街歩き」ロンドン編(2月15日記事)でかかったブライン.イーノの「Taking Tiger Mountain」と同じくらいの嬉しさがあった。

コメント