ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

パリで逢いましょう 特集

2013年06月08日 | Weblog

 

昨日の「パリで逢いましょう」は、中谷美紀が案内するパリ二時間特集ということで見始めたら、総集編の合間に中谷美紀のパリ案内が挿入されるという、ちょっと新手の詐欺のような作りであった。実際は目先を変えた再放送のようなもので、中谷の部分は30分もなかったろう。しかし、彼女がフランス語をかなり話せるということは分かった。

で、その中谷部分で、デルフト焼きのアンティーク屋が紹介された。本人茶道を嗜む。これに関しては、以前何かの雑誌に彼女が書いた日本の伝統文化に関しての文章を見ていたので(これがタレントとは思えないしっかりした内容)、なるほどと思い見てると、デルフトの茶碗がほしいということであった。嘗て茶道の場で使ったらしく、それがいたく気に入ってパリに来たときに探そうと思ってた、らしい。しかしその店には茶碗はなく、その代わりに店主は、茶筒のように使われた(と本人は言っていたが真偽は不明)四角柱の焼き物を出してきた。個人的には、デルフト焼きだったら伊万里焼の方がずっと良いと思うのだが、その四角柱は殆ど伊万里焼か?というものだった。値段は4000ユーロ。約50万円。中谷美紀にとってはそれほど高いものでもないと思うが、彼女は高いと思ったようだ(表情からすると)。視聴者の99.9パーセントもそう思ったろう。多分、一桁少なければ即買ったと見た。

とまあ、部分ではちょっと面白いところもあったが、全体ではやはり新手の再放送の色が強かった。

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 庭の初トンボ | トップ | 思い込み »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事