昨日の記事で最後に紹介したのは、庭のブレたシロトホシテントウ(白10星テントウと書くと分かり易い)の写真だが、どうやら同じ木がお気に入りで、毎日ほぼ同じ所から顔を出す。そう言えば去年もこの木だった事を思い出した。それでもう少しまともな写真をと思い、今回はフラッシュを焚いて撮ってみた。元々木陰のやや暗い場所で、しかも葉の裏で大きさ4~5mmという撮る方としては厳しい条件なので、素直にフラッシュを焚いた訳だが、現時点(40-150mmのレンズ)ではこれが精一杯の写真である。しかも、若干ブレ補正も施した。
ところで、そろそろトンボも羽化が始まる頃だ。ビオトープのヤゴはまだその気配がないが、ひょっとしたら気付かないうちに羽化しているかもしれないと羽化殻を捜す。とんでもない所で羽化したり結構見落としがあるものなのだ。そしたら、やはり見つかった。しかも2頭分。鯉の池の脇の死角となる岩の側面と、同じく死角となるタンポポの葉裏だ。但し、これらはビオトープから孵ったものではなく、鯉の池で自然に孵ったものなのだ。鯉の池にはちょっとした浅瀬があり、鯉の口が及ばないように(そうしないと間違いなく食べられる)、10センチx20センチほどの、石で囲った深さ約5センチの水域があるのだ。その部分では毎年ヤゴが発生する。多いときには10頭ほど。そこの2頭が今年も羽化していたわけである。発生するのは、今のところオオシオカラトンボのみである。