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ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

アカデミー授賞式

2013年03月18日 | 映画

 

今更ながらアカデミー賞の授賞式を見た。いつも思うが、この授賞式そのものがショウで、ミュージカルありの華やかなものとなっていているので、どうしても日本のしょぼいアカデミー賞と比較して見てしまう。所謂、田舎のファッションビルは一生かかってもパルコにはなれない図式である。であるが、この本家の華やかな授賞式が素晴らしいとは全く思ってない。自分の医療費も払えない何千万と言う貧困層が現実にありながら、一部の成功者の華やかなショウ(虚栄の市にも見えなくもない)がそんな現実などないが如く行われている。この現実を見ると、アメリカンドリームなんて言っても、結局は名声と大金だけの世界、その先にあるのはドラッグセックスだけだろうと思ってしまう。そしてそんな世界をちょっと清めようとする行為がチャリティー、と皮肉な見方しか出来ない。まあ、そんな世界だからこそ人を惹き付けるとも言えるが。

それとは関係なく今回の授賞式で気になったのは、プレゼンターに登場したサンドラ.ブロックの顔。マイケルジャクソン化、或いは郷ひろみ化してないかかなり気になった。あとは助演男優賞のクリストフ.ヴァルツと同じく助演女優賞のアン.ハサウェイの感激ぶりが印象的だった。それに関連して、殆ど全ての受賞者が盛んにスタッフ関係者に対してお礼を述べていたが、本当に皆そんなに謙虚なのかとちょっと疑問に感じた。

 

 

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