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ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

花火大会

2008年08月15日 | Weblog


今朝は、6時前から湖畔に抜ける道は大渋滞だという。
理由は、「諏訪湖花火大会」があるからだ。
年々観客が増え続け、そろそろ飽和状態というところ
まで来ている。
器が限定されるので、これ以上増えると事故の危険性
が増すだけだ。
オークションでチケットが出回るしと(定価の十倍く
らい)、ネガティヴな要素が多くなったので、ここは
そろそろ考えなくてはならない、と別に関係者でもな
かった。
しかし、人は多い。
下手に車で来ると、帰りなど、諏訪を脱出するだけで
三四時間(普段は10分)はかかる。

楽しみにしている人も多いだろうが、個人的には毎年
のことなので、夏の風物詩として、ミンミンゼミが鳴
き始め、花火大会がありこれで夏も終わりか、という
感慨がある程度である。
地元の小中学校は、八月二十日前には夏休みが終わり
なので、夏休みの終わりと重なって、かつては花火大
会の終わりというのは非常に寂しいものであった。
その記憶が、少し、今でも追体験のように蘇ってくる
のかもしれない。

花火といえば、五輪開会式でCGを使ったどうので大
騒ぎしていたが、別に大騒ぎする問題でもないだろう
と思うし(後、口パクも)、それ以上に、びっくりす
るのは、あの開会式を見ていた人が多いことだ。
見る気も起こらなかったが(五輪不要論者としては当
然の態度である)、後でニュースを見ると、きれいな
CGで(煙が一切ない)、あれで本当に本物だと思っ
たのだろうか。
今だから、そう見えるのか、はたまた楽しみにしなが
ら見ていると本物に見えるのか何ともいえないのだが、
本物と思った人にとっては、騙されたという気持ちが
あるから問題なのだろうか、その辺りもよく判らない。
本物と思った人の感動を返せ、ということなのか。
もし、感動したのなら、とりあえずその時は感動した
のだからそれでいいのではないか、と思うが、落胆し
て差し引きマイナスということなのだろうか。
一番の問題は、映像を簡単に信じ込んでしまうその素
朴な目であると思うが。
感動を売り物にしている時は、特に注意が必要である、
というのは常識であろう。
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