ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

王子

2007年05月26日 | Weblog
待望久しいスターの誕生。
男子ゴルフ界が、のどから手が出るほどほしいスター、
照準は「はにかみ王子」に決まったようだ。
「ハンカチ王子」の次は「はにかみ王子」か、へっ馬鹿
らしい、と思っている人間も数多くいるだろうが、恐
らく、これからマスコミ(主にテレビ)にしつこく登
場する一連の事態は、それらの人々を更なる「うんざ
り世界」へ引きずり込むことだろう。
嬉しそうな顔で「凄い」を連発する、みのもんた、福
留...の顔が容易に想像できてしまう。
典型的な「ゴルフ親父」だし、彼らは。
ああいう体質の人間が「報道番組的」なものに携わっ
ている日本の不幸。
待て待て、ちょっと話がずれてきた。
スターを作ってはしゃぐ、マッチポンプ的マスコミの姿
勢が目に余る、というか、鬱陶しい、というか、阿呆ら
しい、ということが言いたいことだった。
まあしかし、今から先回りしてうんざりしてもしょう
がないので、これからはなるべく目に触れないように
することを心がけ、そして「うんざり」を織り込み済
みにすることも心がけねばならない。
いつも同じことを言って同じ反応では、能がない。
少しは学習しないと。

それにしてもゴルフ界というものは、「紳士のスポーツ」
などとあまりに実態とかけ離れた「ゴミを捨てるな」と
同じくらい無意味な標語というか「枕詞」をつけるが、
今はそういうことも言わないのだろうか。
見渡してみると、どこに紳士が存在するのか。
皆気付いたのか、そんな人がいないことに。
プロの世界を見ていると、はっきり言って教養の無さ
そうな人間は何人も思い浮かぶが、その逆となるとは
てさてという感じである。
そんなことより、プロは成績が優先だから、人間性或
いは教養度などは二の次だから関係ないということだ
ろう。
一流のプロは人間性も一流などということは間違って
もないのでは。
これは別にゴルフに限ったことではないだろうが、ゴ
ルフは特にそういう面、つまり「紳士的」などという
美しいことを強調したりするからより欺瞞的に感じて
しまい、厳しく見てしまうのだ。
実際、体質的にそんな人間が集まりやすいものである
ということは感じているが。

要するに、個人的にはゴルフに対しては良い感情を持っ
てない、つまり偏見があるということなのだ。
絶対に好きになれないということに関しては自信があ
る。
ゴルフ場によって多くの森がなくなってしまった事実
もあるし、とても暢気にゴルフなんてやってられない
という気分だ。
一言で言えば、体質的に合わん。

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