『みちしるべ』 by 阪神間道路問題ネットワーク

1999年9月創刊。≪阪神道路問題ネット≫交流誌のブログ版。『目次』のカテゴリーからの検索が便利。お知らせなども掲載。

『みちしるべ』**「外に出よう」その為に足を鍛えよう!**<2018.7.&9.&11. Vol.101>

2019年01月10日 | 川西自然教室

「外に出よう」 その為に足を鍛えよう!

田中 廉

 「外に出よう」と書いたけれども、今回はその前の足の鍛え方。特にひざ痛の改善について、私がやって効果があったと思う方法をご紹介します。これはNHKの「ガッテン」で紹介されていた方法の変形です。変形というのは「ガッテン」の通りにやっていたと思っていたのですが、後で「ガッテン」の雑誌を買って調べたら少し違っていました。

 我流は風呂の湯船につかり、足を伸ばします。そして左右の足の膝のお皿を右足は右手というふうにそれぞれの側の片手で上下、左右、斜めに各々50回づつ押すのです。皿が固くて動きにくい時は、皿を押したときに動きやすい角度に足をすこし曲げます。だいたい数分で終わります。「ガッテン」流は、足を延ばして座り(別に入浴中とは書かれていないので、居間等でも大丈夫)、両手の親指を片方のお皿のフチにあてて、上下、左右、斜めの合計8カ所を5秒ほど押すのです。痛い場所はコリがあるので重点的に行います。

 何故、この方法で膝痛が改善されるかというと、膝関節の周囲にある「関節包」をほぐすことにより「関節包」が柔軟性を取り戻し、痛覚神経を刺激することが少なくなるからだそうです。しかし、この方法も万能ではなく、長く歩いた後や山で急な坂道を長時間歩いた時など、その後痛みます。しかし、上記のストレッチを行えば、またよくなります。

 膝痛に悩まされている人は、騙されたと思って一度試してください。効果はわりあい短期間で出ます。私の場合は1週間もたたないうちに膝の痛みがなくなりました。

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『みちしるべ』**おおまがどき・たそがれ時**<2018.7.&9.&11. Vol.101>

2019年01月10日 | 澤山輝彦

おおまがどき・たそがれ時

澤山輝彦

 各戸配布の兵庫県広報紙「県民だより」2018年12月号には、人も車も交通事故に遭わないために、という特集が組まれていた。特に、この時季の夕暮れ時は要注意とある。

 古くから、暮れの薄暗くなって行くころ、たそがれ時を、大禍時、大魔時、逢魔時(すべて「おおまがどき」)と言い、大きな禍の起こる時間と呼んだのである。県民だよりには日没前後1時間の「薄暮」は人影が見えにくく、帰宅時間と重なることもあって、交通事故が急増する「魔」の時間帯とある。まさに魔ものに出会う時間、街灯などでぐんと明るくなった二十一世紀にあっても、この時間は逢魔時なのである。さすれば現代の我々が、この時に出会う魔ものは水木しげる先生の画く怪しきものではなく、自動車なのではないか。そうだと言ってしまえば、優良なドライバーには申し訳ないが、人には魔がさす、ということもあるのだから。

 「県民だより」では夕暮れ時、夜間の事故を防ぐためとしてドライバー向けに、①早めにライトの点灯、②暗い道でハイビーム、③歩行者がいたら「横断するかも」が前提の三つをあげている。早めのライトの点灯、それはそれでけっこう。②のハイビームはどうだろう。私は歩車分離のない道での対向車のハイビームは好きではない。対向車のハイビームに目がくらむのだ。歩く先が一瞬だが見えなくなり、足元が不安になるのである。ここはハイビームにしなくてもよいと思う。スピードを落しさえすればいいのだ。歩道の無い住宅街の道路などでは、夜間は時速30kmぐらいで走ればいいのだ。これで制動距離も短くなり、事故防止に効果があるだろう。スピードを落として走行すれば「魔」は着かないのである。

 歩行者向けの事故防止策として、「県民だより」では反射材を身に着ける、と書いてある。子供ならともかく、大の大人がぴかぴかする物を身につけて、家路をたどるなんてあまり格好のいいものではないが、迷信的「おまもり」より効果があるのはたしかだ。装着できる人はすればいい。また夜間は明るい服装で外出とあるが、これも一日の流れがあるから朝の出かける時から夜間を想定して明るい服装をと決めることは難しい時もあるだろう。でも、明るい服装をするということは自己防衛のためにはそうするほうがいいにちがいない。「魔」ものは明るく白っぽいのを好まないのだから。

 交通事故にあわないために、広報紙でこんな特集を組まねばならないこと、なげかわしいことではないか。

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