小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

消防組合議会視察研修

2009年11月16日 | 研修報告
今日から1泊2日の行程で実施される若狭消防組合議会の行政視察に参加しています。
今日は米子市に本部が置かれている鳥取県西部消防局にて、消防組織の広域化のメリット・デメリットなどについて研修を行いました。

現在、国は市町村消防の広域化を進めており、平成19年度中に県に対し消防広域化計画を策定させて、平成24年度までの5年間でこの計画に基づく広域化の実現を求めています。
福井県ではこの政府方針に基づき平成20年3月に「福井県消防広域化推進計画」を策定しています。

この計画によると現在県内に9本部で構成されている消防本部を3消防本部に集約させる計画になっています。
具体的には嶺北北部、丹南、嶺南の3つです。
つまり、現在嶺南に2つある(若狭消防組合と敦賀美方消防組合)消防本部が嶺南の1本部に統合されることになります。

今回の視察先である鳥取県は、早くから消防を始めとした市町村の行政事務の広域化が進んでおり、昭和50年当時から消防本部は県内で3本部体制となっていました。
そこで、これまで県内3本部体制で運営してきた実績から、3本部体制のメリット・デメリットなどについて教えていただくというものです。