小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

臨時議会

2009年11月20日 | 議会活動報告
【臨時議会】
臨時議会が開催されました。
議題は、人事院勧告に基づく高浜町職員の給与・ボーナスの引き下げと、町三役(町長、副町長、教育長)の年末ボーナスの引き下げの2議案です。
いずれの議案も賛成多数で可決しました。(私は両議案とも賛成)

【おおい町議会・高浜町議会振興協議会】
おおい町役場で開催された、おおい町議会・高浜町議会振興協議会に出席しました。
両町に共通する道路問題や鳥獣害問題について今後の取組み等について意見が交されました。

エネルギーフォーラムin敦賀

2009年11月19日 | 活動日記
敦賀市のプラザ萬象で開催された「2009年エネルギーフォーラムin敦賀」に出席しました。

このエネルギーフォーラムは、福井県原子力平和利用協議会(私は同会高浜支部の会員)主催で毎年開催されており、私も毎年出席しております。

今年は原子力発電所の高経年化・長期運転と安全性について焦点を絞り、基調講演とパネルディスカッションが行われました。

高浜発電所も1号機が1974年11月に運転開始以来35年、2号機が34年経過しており、30年以上経過した炉が2基あります。
あと5年程経過すると、1,2号機が相次いで40年を迎え、3,4号機が30年を迎えます。
こうした状況もあって、会場には数多くの参加者が熱心に講演などに聞き入っていました。

舞鶴市議会との振興協議会など

2009年11月18日 | 活動日記
【議会改革調査特別委員会】
議会改革調査特別委員会に出席。
今年12月に支給される議員の期末手当(ボーナス)について、町の一般職ならびに町長、副町長、教育長の引き下げと合わせて、引き下げるべきではないかについて議論しました。
私は今回の12月のタイミングで引き下げるべきと意見を主張しました。
結果、委員会の結論として、この12月の引き下げは見送り、これまで議会の報酬について横並びの調整を図ってきた嶺南4町と歩調を合わせて、今後の対応を協議することと決しました。

【舞鶴市議会と高浜町議会の振興協議会】
舞鶴市内のホテルで開催された、舞鶴市議会(保守系会派)と高浜町議会との定例の振興協議会に出席しました。
両市・町に共通する課題(道路問題、鳥獣害問題、病院問題、観光振興等々)について幅広い意見交換を行いました。

消防組合議会視察研修(2日目)

2009年11月17日 | 研修報告
消防行政視察2日目は、倉吉市に本部がある鳥取県中部の消防局にて研修を行いました。

鳥取県は『ひょうたん行政』と揶揄されるように、米子市を中心とした西部広域行政、鳥取市を中心とした東部広域行政と比較すると、人口の少ない倉吉市を中心とする中部広域行政の規模は小さく、ちょうど福井県における嶺南と同じ悲哀を感じさせるものがあります。

今回の視察テーマの消防行政広域化のメリット、デメリットについて(私見です)何点か触れておきます。

メリットとして職員配置の効率化があります。
消防の重要な業務のひとつに「119番通報」の受付業務があります。24時間、365日体制で業務に当たらなければなりません。(消防業務全般に言えますが)
当然、直勤務体制になりますのである程度の人員を専用で確保する必要があります。
この受付業務は、1日5件の受付でも30件の受付でも同じ人員が必要です。
広域化によってこの119番通報受付業務が統合化でき、結果として災害・救急現場に振り向ける職員を手厚くすることが可能です。
(消防業務は交替勤務ですから職員数の割りに常時勤務している人数が少なく、119番受付に当る人員でも小規模の消防本部では大きな負担です。)
他に資機材整備の効率化があります。
近い将来、消防無線のデジタル化(現在はアナログ無線)整備が必要となります。
多額の経費が必要ですが、広域化によって投資の効率化が図れます。

デメリットもあります。
広域化によって構成市町村の数が増えます。市町村間の財政状況の違いから、特に職員定数を増やして(経常経費が増加→構成市町村の財政負担増加)、消防力の強化充実を図ろうと計画しても構成市町村の足並みが揃わず、極端に言えば財政力の低いところに合わせなければならなくなる。
大型で高機能の消防車の導入が可能になる反面、そうした機材は人口の多い都市に配備され、周辺部の配備が疎かになる。
職員の人事異動の範囲が広がり、水利などの不慣れな地域へ配置転換されることに対する不安。

他にもいろいろな事柄がありますが、こうしたことをひとつひとつ検証していかなければなりません。

消防組合議会視察研修

2009年11月16日 | 研修報告
今日から1泊2日の行程で実施される若狭消防組合議会の行政視察に参加しています。
今日は米子市に本部が置かれている鳥取県西部消防局にて、消防組織の広域化のメリット・デメリットなどについて研修を行いました。

現在、国は市町村消防の広域化を進めており、平成19年度中に県に対し消防広域化計画を策定させて、平成24年度までの5年間でこの計画に基づく広域化の実現を求めています。
福井県ではこの政府方針に基づき平成20年3月に「福井県消防広域化推進計画」を策定しています。

この計画によると現在県内に9本部で構成されている消防本部を3消防本部に集約させる計画になっています。
具体的には嶺北北部、丹南、嶺南の3つです。
つまり、現在嶺南に2つある(若狭消防組合と敦賀美方消防組合)消防本部が嶺南の1本部に統合されることになります。

今回の視察先である鳥取県は、早くから消防を始めとした市町村の行政事務の広域化が進んでおり、昭和50年当時から消防本部は県内で3本部体制となっていました。
そこで、これまで県内3本部体制で運営してきた実績から、3本部体制のメリット・デメリットなどについて教えていただくというものです。

大浜ひろい

2009年11月15日 | 活動日記
【和田浜清掃】
ここ数日間の北風で和田浜に海藻類が打ち上げられています。
朝から和田観光協会員による海藻類の清掃作業が行われましたので参加しました。(写真)
約1時間の作業で概ね海藻類は取り除かれました。

【大浜ひろい】
和田浜の清掃が終わった後、中寄海岸まで移動し「大浜ひろい」に参加しました。
「大浜ひろい」の様子は『高浜町白クラブ』というブログをぜひご覧ください。

つーるdeアトム 交流会

2009年11月14日 | 活動日記
城山荘で開催された「つーるdeアトム」の交流会に参加しました。

「つーるdeアトム」とは、原子力の立地地域と立地地域をランニングや自転車走で繋ぎ、立地地域間の横の連携を深めていこうとするイベントです。
明日、高浜町をスタートして敦賀まで、ランニングと自転車走が行われますが、今夜はその前夜祭として交流会が開催されました。

交流会では、「モーリーロバートソン・トークライブin高浜」と題するモーリーロバートソン氏の基調講演がありました。
モーリーさんが日本全国を行脚して感じたことで、これまで地方の東京化によって失ってきたもの(例えば方言もそのひとつ)の中には、経済的な利益としては計算されないが、実は素晴らしい価値があったということなどを紹介する内容で非常に興味深い講演でした。

その後の懇親会では、音海和太鼓クラブによる和太鼓演奏の披露(写真)などがあって非常に盛り上がりました。

心の生涯学習

2009年11月13日 | 活動日記
夜、おおい町の「きのこの森ふるさと交流センター」で開かれた、モラロジー心の生涯学習セミナーに参加しました。
多数の熱心な参加者と共に講義を聴講してきました。

講義の中で、昭和天皇御製の歌が紹介されていました。
昭和天皇が、いかに人格の陶冶に努力されていたかが良く伝わり、非常に印象に残りましたので手帳に書きとめました。
以下にその歌を紹介します。

「日々のこの わがゆく道を正さんと かくれたる人の声をもとむる」(昭和天皇)

東京へ

2009年11月12日 | 活動日記
町議会の議員有志で上京。
県の東京事務所と松宮衆議院議員の国会事務所を訪問し、高浜町の課題、特に高浜病院問題と電源交付金について説明させていただきました。

ところで、昨日から行政刷新会議のワーキンググループによる事業仕分けが始まっています。
対象事業として電源交付金も俎上に上がっており、我々としては気になるところです。
事前の予測がつきにくく、まさに1時間1本勝負的に仕分けが行われていくということで、今のところ、立地自治体としてはただハラハラしながら成り行きを見守るほかありません。
できるだけ情報収集には努力しなければと考えています。

県の東京事務所、松宮衆議院議員国会事務所ともに、我々の説明を熱心に聞いていただき、政権交代に伴う今後の町政運営に関しての様々なご示唆をいただきました。ありがとうございました。

日帰りでの出張(自腹です)でしたので、自宅には日付が変わってから帰り着きました。

戦没者合同慰霊祭など

2009年11月11日 | 活動日記
【高浜町戦没者合同慰霊祭】
高浜町戦没者合同慰霊祭に来賓として参列しました。
毎年この時期、高浜町連合遺族会の主催で、明治以降祖国に殉じた英霊を顕彰するため開催されておられます。
大東亜戦争の敗戦から64年。遺族の高齢化とともに風化されつつある戦争ですが、わが国は64年前にあのアメリカと戦争をしていたのです。
日本人として大戦から学ぶべきことは数多くあると思います。まずは正確に(正確な)歴史を学ぶことが大切です。

【地域医療合同会議】
高浜病院で開催された地域医療合同会議に出席。
高浜病院の今後について議論を行いました。
政権交代により、これまでの社会保険病院の売却方針が一転、今後とも公的病院として存続することになります。
しかし、これまで合同会議で行ってきた、高浜町の地域医療を考える議論が無駄だったということはなく、むしろ今後ますますその必要性が高まってくることを確認しました。